ブリジット・ジョーンズの日記のレビュー・感想・評価
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私が友達なら止めてる
…と、思ってしまう戦車のようなヒロイン。元気を貰えそうと思い、観てみましたが。。。
しかし、マークの様な人がちゃんとありのままを見てくれて、良かったね。
ブルーのスープ、、、仲間とはいえ
よく飲めるよね (゚д゚)!Σ(゚Д゚)
バラ・マーケットはもう一人の主人公
最新作(第3作目)を観た後に第1作を振り返ってみると、ブリジットがシリーズ一貫してロンドン・ブリッジ駅近くにあるバラ・マーケットのエリアから一向に引っ越していないことに驚かされた。
自宅周辺もすっかり景色が変わり、今や古風な建物と近代的なモニュメントが混在するオシャレなスポットと化した。もちろん賃料も桁違い。あの場所にあれほどの生活空間を維持し続けるのはある種のファンタジー。
でも嬉しいのは、15年前からブリジットの一風変わった価値観が、一向にブレていないということだ。マークとダニエルが殴り合うのもこの場所。ブリジットが裸同然で飛び出すのもここ。ちょっと変わっているけどやっぱり惹かれてしまう。それがブリジットの魅力であり、バラ・マーケットの魅力でもある。そうやってシリーズを俯瞰すると、この街はいわばブリジットの内面や個性を象徴するもう一人の主人公だったことに改めて気付かされるのだ。
【75.1】ブリジット・ジョーンズの日記 映画レビュー
シャロン・マグワイア監督による2001年の「ブリジット・ジョーンズの日記」は、21世紀初頭のロマンティック・コメディ映画史において、一種の「パラダイム・シフト」を引き起こした作品である。映画全史という広大な文脈で本作を相対化すれば、1930年代のスクリューボール・コメディが持っていた洗練された機知と、1990年代のハリウッドが完成させた非現実的な様式美、その双方に対する英国的な「リアリズムによる解体」として本作は位置づけられる。ジェーン・オースティンの「高慢と偏見」を換骨奪胎した構造を持ちながら、そこに現代女性の生々しい自意識と醜態を注入したその手法は、古典の永続性と現代の消費性を止揚させた脚本術の極致と言える。
作品の完成度を深く考察するならば、本作の本質は「不完全性の徹底的なアイコン化」にある。従来のロマンス映画が「欠点のない男女がいかに結ばれるか」を描く憧憬の装置であったのに対し、本作は自己嫌悪や社会的な失策という負の要素を映画的魅力へと反転させた。しかし、この「共感」という劇薬は、公開から時を経るほどに、当時の風俗や価値観という限定的な枠組みに縛られる危うさも孕んでいる。初見時に爆発的な熱量を持って受け入れられた「等身大の焦燥」が、再鑑賞時にある種の既視感や停滞感として現れるのは、本作が映画芸術としての普遍性よりも、時代の精神を鮮烈に切り取る「瞬間風速」に特化した構成をとっているからに他ならない。
キャスティングと演技の質は、本作を単なる消耗品のコメディから、歴史に残るキャラクター映画へと押し上げた最大の要因である。
主演のレネー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズ役)は、本作において文字通り身を削る演技を披露した。テキサス出身の彼女が、完璧な英国発音と身体的な変貌を経て体現したブリジットは、単なる滑稽なキャラクターを超え、現代人の孤独と希望を一身に背負うアイコンとなった。彼女の演技の白眉は、醜態を晒した後の「虚脱」の瞬間に見せる、言葉にならない哀愁の表出にある。第74回アカデミー賞主演女優賞ノミネートという事実は、コメディというジャンルが不当に低く評価されがちな映画祭の歴史において、彼女の体現したリアリズムがどれほど卓越していたかを証明するものである。
助演陣もまた、この人間ドラマを古典的気品と現代的毒気の混じる傑作へと補完している。
ダニエル・クリーヴァー役のヒュー・グラントは、それまでの「内気で善良な英国紳士」という自身のパブリック・イメージを鮮やかに破壊した。彼の放つ不誠実な色香と、相手の心理的隙を突く饒舌な語り口は、ロマンティック・コメディにおけるアンチ・ヒーローの系譜に新たなページを加えたと言える。
マーク・ダーシー役のコリン・ファースは、抑制の効いた静かな演技で、誠実さという名の狂気を孕んだ男を体現した。彼が放つ「ありのままの君が好きだ」という台詞が、甘ったるいファンタジーに陥らずに済んだのは、彼の佇まいに宿る厳格なリアリズムがあったからである。
ブリジットの母、パメラ・ジョーンズを演じたジェマ・ジョーンズは、中年の危機と自己解放をどこか滑稽に演じ、物語に家庭劇としての奥行きを与えた。
そして、クレジットの最後に名を連ねるジム・ブロードベント(コリン・ジョーンズ役)は、英国演劇界の重鎮らしい包容力で物語を支えた。娘を無条件に肯定する父親という普遍的な愛を、最小限の台詞と眼差しだけで表現した彼の存在は、本作の人間ドラマとしての品格を決定づけている。
映像・美術衣装、そして音楽の統合もまた、批評に値する。ブリジットが身につける場違いなバニーガールの衣装や、マーク・ダーシーの悪趣味なトナカイのセーターといった視覚的記号は、キャラクターの不器用さを象徴する見事な道具立てである。音楽面では、主題歌となったガブリエルの「Out of Reach」が、ブリジットの届かぬ想いを象徴する調べとして作品を貫き、全編を彩るポップ・ナンバーは、彼女の情動を代弁する装置として完璧に配置されている。
結論として「ブリジット・ジョーンズの日記」は、一人の女性の個人的な記録を、現代人の孤独と再生の神話へと昇華させた傑作である。初見時に与える爆発的な共感は、時間の経過と共に冷静な評価に晒される宿命にあるが、それこそが本作が特定の時代の空気を、誰よりも純粋にパッケージングした証左である。本作は、アカデミー賞や主要映画祭での高い評価が示す通り、ロマンティック・コメディというジャンルが持ちうる「真実味」の限界を押し広げ、映画全史において「欠点だらけの人間が救済される権利」を宣言した記念碑的作品なのである。
作品[Bridget Jones's Diary]
主演
評価対象: レネー・ゼルウィガー(ブリジット・ジョーンズ役)
適用評価点: A9
助演
評価対象: ヒュー・グラント(ダニエル・クリーヴァー役)、コリン・ファース(マーク・ダーシー役)、ジェマ・ジョーンズ(パメラ・ジョーンズ役)、ジム・ブロードベント(コリン・ジョーンズ役)
適用評価点: B8
脚本・ストーリー
評価対象: ヘレン・フィールディング、アンドリュー・デイヴィス、リチャード・カーティス
適用評価点: B6
撮影・映像
評価対象: スチュアート・ドライバーグ
適用評価点: C7
美術・衣装
評価対象: ジェマ・ジャクソン、レイチェル・フレミング
適用評価点: A9
音楽
評価対象: パトリック・ドイル
適用評価点: B8
編集(加点減点)
評価対象: マーティン・ウォルシュ
適用評価点: +1
監督(最終評価)
評価対象: シャロン・マグワイア
総合スコア:[75.1]
バニーの衣装は持ってたの?
ブリジットは美人なのかかわいいのか、良識があるのか、無いのかも区別が付かないどこか捉えどころが無い女性で、好きになってしまいそうだが好きになったらなったで苦労しそうな女性だ。
地に足が付いているようで付いてないのかわからないのいは時折彼女の行動が意表を突くことが多いから。
また、流されて行ってるくせに時折しっかり意思を示す。
やっぱり捉えどころの無い女性だ。
だから、ある意味、ドキドキ感満載のコメディである。
かと言って大きな感動があるわけでもない。
ラストシーンがなければ観て損した映画かも知れない。
続編があるようだけれど観てみたくなるような終わり方で良かった。
町中で、もし、レニー・ゼルウィガーを見かけたら息をのむくらい美人なんやろな。たばこをプカプカ吹かしてるかもわからんけど。今の時代、そんなことないか。
大好きな1作目
ロンドンで暮らす32歳、お酒とタバコが好きなぽっちゃりブリジットジョーンズが、生活を正して痩せてちゃんとした恋人を作ろうと奮闘する。
やることがハチャメチャで恥ずかしい失敗ばかりだけど、前向きな彼女を応援したくなる。デカパンも青いスープもブラジルヒップも笑った。
レネー・ゼルウィガーの役作りは素晴らしいし、 “just as you are”コリン・ファースが格好良かった。女たらしの嘘つきヒュー・グラントも素敵で憎めない。
4作目を観たあとのちょっと切ない気分で、久しぶりに1作目を鑑賞したけど、3人が若くてとても魅力的で、幸せな作品だった。
時代を感じるコンプラガン無視ラブコメ
今夜(2025/11/30)観ました。
過去に数回観た事がありましたが、だいぶ期間があいていい感じに忘れていました(笑)
『ラブアクチュアリー』に似通った作品で、英国アクセントが新鮮です🇬🇧やっぱり米国人はイヤな奴として登場します(笑)
本作は30過ぎの女=ブリジットを女の負け組として表現していますが、演じるレネー・ゼルウィガーは、可愛らしいお嬢さんなので、ビジュアル面ではその設定は破綻しています。ヘビースモーカーで大酒飲みでだらしない辺りで挽回している印象です。
余談ですが、いわゆるブサメンが一発逆転して美しい女の人と結ばれるストーリーはよく耳目にしますが、逆はまだ巡り逢った事がありません。本作は確かに“そちら寄り”ではありますが、男性のそれには遠く及びません。邦画ではありそうですが、洋画にあるのでしょうか🤔
職場の上司(ダニエル)が、キザだけどとにかく配慮のできるヒュー・グラント似(笑)のイケメンで、ブリジットと特別な関係になるくだりや、幼馴染みのマーク弁護士とのすれ違いなど、完全にブリジットのおせっかいおばさんになって「ムキー!💢」ってなりながら観てました(笑)ブリジットもマークもアプローチがヘタ過ぎなんです😅
失恋したブリジットを慰める友人達は彼女にとって何よりも大切な宝物でしょう。かなりクセがありますが😶
お母さんの不倫相手の顔の色(胆汁色、真っ赤、紫色)や、実演販売の卵剥きマシンの意味深な形状と仕組みに爆笑を奪われました😂お母ちゃんの引きつった笑顔もやばいです(笑)
クライマックスのジェットコースターを思わせる疾走感は、最近の映画でもそうそう体験できないと思います。ヒロインをただ走らせるだけじゃ表現できません✖︎
100分を切る尺、無駄のないキャスト、懐かしい名曲とも再会できますし、価値ある名作かと思います。
セクハラ叔父さんとか、いつでもどこでも喫煙とか、イラっとする場面はありますが、タイムカプセルと割り切って、この際眉間に皺を寄せながら楽しんでしまいましょう(笑)
続編はだいぶ前に観ましたが、今年公開された最新作はまだ観ていません。機会があったら観てみようと思います👀
不器用な女も男も、恋愛に関するちょっとしたヒントやキッカケになるかも知れない映画です🎬
BGN良き
タイトルなし(ネタバレ)
ブリジットが結構バカ&ドジでストレスがあったけどそれはそれで愛嬌もあるからそれなりに愛せるキャラ。
それよりブリジットの友達3人とマークがいい奴らでそっちが好きになる。
浮気をするということが全く理解できないので誰に感情移入すれば良いかわからなかったので途中まで中々ノレなかった。
あとブリジットのお母さんが他責ババアで受け付けなさすぎてしっかり目に嫌い。
三十路に入ったシングル女性の人生模様
話が楽しい。主人公ブリジットの恋や仕事の成り行きはもちろん、彼女の母親の生き様も娘に負けないくらいアクティブでおもしろかった。
主演のゼルヴィガーさんってイギリス人だったかな、というくらいイギリス英語が流暢だったのと、「シカゴ」の時ってスレンダーだった気がするけど⁈と思ったら、本作でのむっちりダイナマイトボディが役作りだったと知って驚いた。そして、ヒュー・グラント氏のクズ男っぷりがハマりすぎていて、エンドロールでも笑った。
ママに選んでもらったようなダサかわいいセーターはこの映画をきっかけに流行ったのかも…。それから、「勝負下着」って外国でもあるんだな、と興味深かった。
レネー・ゼルウィガー全身全霊の演技
ブリジット流ブルースープのお味は?
本シリーズはこれ迄観る機会なく、今回が初見です。
2001年の作品ですが、考えてみると約25年の間に世の中の価値観も随分変わりました。
結婚観、女性の社会進出と管理職、様々なハラスメント、嫌煙。ゲイの友人トムは色眼鏡で見られてるし、黒人やアジア系は本作に一人も登場しません。
もちろん今でも変わっていないことも、いっぱいあるでしょうけど。
コメディとしては諧謔やテンポも悪くなく、やや無理矢理な箇所もありますが、全体的に面白くまとまっていると思います。冒頭のE・カルメン「ALL BY MYSELF」がキャッチーです。
レネー・ゼルウィガーは愛らしく、かつ演技力も折り紙付きです(「ザ・エージェント」「コールド・マウンテン」で実証済)。
英国俳優陣も豪華でコリンはあくまで堅物に徹し、ヒューは酷い奴だけど何故か憎みきれないんですよね。
シリーズに追いつくには、既に四半世紀の周回遅れですが、ブリジット自身と彼女を取り巻く世の中の価値観がどう変わっていくのか、それを映画はどう反映しているのか、そのあたりにも注目して、出来るだけフォローしていきたいと考えます。
1人の女性
冒頭から自然に感情移入できる感じが良い
今年の春に第4作が公開されたシリーズの第1作。何がそんなに面白いのか、試しに観てみました。
お話しとしてはくだらないけれど、面白かったです。
イギリスのちょっと巨乳の少しお馬鹿女子が自然体で幸せを掴むラブコメディ。
何処にでもいそうなキャラ設定とありがちな家族設定で、冒頭から自然に感情移入できる感じが良いのでしょう。
ま、カジュアルなシンデレラ物語ということもできますね。
やっぱりレネー・ゼルウィガー
レニー・ゼルヴィガーの独壇場‼️
独身で、ヘビースモーカーで、ちょっとポッチャリなロンドンのキャリア・ウーマン、ブリジット・ジョーンズ‼️恋愛が絡まない限り仕事はテキトー、部屋は汚い、ダイエットは三日坊主、服装もセンス無し、ないない尽くしで男が見るとげんなりなヒロイン、ブリジット・ジョーンズ‼️レニー・ゼルウィガーが体重を10キロ増やして挑んだブリジットがとにかく魅力的‼️バニーガールの扮装でパーティーに出たり、テレビカメラにお尻のアップを撮られたり、下着姿で雪の街中を走り回ったりして、まさしく「セックス・アンド・ザ・シティ」の真逆をいく独身OLの赤裸々白書みたいな映画で、リアリティありすぎですね‼️「こういう人、いそう」と思わず共感させられる‼️しかしコリン・ファースという、すべてを許してくれる優しい恋人とちゃっかり結ばれるラストなど「ダメ男映画」ならぬ「ダメ女映画」の決定版ですね‼️
2001年
ありのままのブリジット
日本語吹替版での鑑賞も悪くありませんが、個人的にブリジットに扮するレネー・ゼルウィガーのオリジナル音声のほうが好きです。
裏話ですが、レネーがキャスティングされるまで2年間に及ぶ“ブリジット探し”が行われていたそうです(パンフレットによる)。
日常的に行われるホーム・パーティー、ラブライフ(恋愛の状況)について聞く習慣、親離れして一人暮らしするのが常識のイギリスのロンドンが舞台。
主人公のブリジットは映画の中で、きちんと生活していましたし、鑑賞者には心の内をさらけだしていますから、とてもわかりやすくて感情移入もしやすく楽しむことができました。
二人の男性どちらかを選ぶことができる状態にある贅沢な主人公でしたが、愉快で正直者で周囲に貢献できるようになりたいと願っていて、一生懸命なのにちょっとドジで愛せるキャラクターだから面白い作品になっているのだと思いました。
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