劇場公開日 2004年2月28日

マスター・アンド・コマンダーのレビュー・感想・評価

全18件を表示

4.5Complimenting Your Intelligence - A Rare Gem

2021年2月24日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

楽しい

知的

Weir presents a narrative that can be deconstructed as a Hollywood epic adventure film while putting us on deck with a crew in a way that feels convincingly like we are in real history. Crowe plays a captain on a royal mission at odds with his crew, and we muse on Western culture's origins in the Commonwealth realms of Europe breaking off into New World settlements. Swashbuckling dialogue ahoy.

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Dan Knighton

3.5【75.8】マスター・アンド・コマンダー 映画レビュー

2026年1月18日
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鑑賞方法:VOD

映画史における海洋冒険映画の系譜を遡れば、1930年代の『戦艦バウンティ号の叛乱』から近年のファンタジー色豊かな『パイレーツ・オブ・カリビアン』まで、海は常にスペクタクルとロマンの舞台であった。しかし、2003年にピーター・ウィアー監督が世に送り出した『マスター・アンド・コマンダー』は、それら過去の遺産とは一線を画す「徹底した考証によるリアリズム」という一点において、ジャンルの極北に位置する金字塔である。パトリック・オブライアンの小説を原作とし、ナポレオン戦争下の1805年を舞台に、英国海軍の帆船サプライズ号とフランスの新型艦アケロン号の追撃劇を描いた本作は、第76回アカデミー賞において作品賞を含む10部門にノミネートされ、撮影賞と音響編集賞を受賞した。映画全史という広大なパースペクティブにおいて相対的に本作を捉え直すと、その評価は「完璧な再現」という称賛と同時に、物語の「保守的な構築」という二面性に集約される。
作品の完成度について深く考察すると、本作の最大の特徴は「映画を歴史資料化する」ほどの執念的な再現性にある。ピーター・ウィアーは、CGが一般化した時代にあえて実物大の帆船を建造し、実際に海に浮かべて撮影を敢行した。この選択がもたらしたのは、単なる視覚的な迫力ではない。船という閉鎖空間における木材の軋み、湿気、階級社会の重圧、そして死と隣り合わせの日常という、19世紀の海軍生活を体感させる「匂い」の再現である。編集においても、戦闘の喧騒と南太平洋の静寂を対比させることで、観客をサプライズ号の乗組員の一員へと変貌させる。しかし、この「正しさ」への固執は、映画的な飛躍やカタルシスを抑制する結果も招いている。かつてのデヴィッド・リーンが『アラビアのロレンス』で描いたような、風景を心理描写へと昇華させる劇的なダイナミズムに比べると、本作は極めて職人的で、工芸品的な精巧さに重きを置いた完成度であると言える。映画的な嘘を排除しすぎた結果、物語の起伏が資料的な正確さに埋没している点は、純粋なエンターテインメント作品として見た場合には評価が分かれるところであろう。全史を通じても、これほどまでに「娯楽」を「記録」の域まで高めた作品は類を見ないが、それは同時に映画が持つ奔放な熱量を奪う諸刃の剣ともなっている。
監督・演出・編集の観点では、ピーター・ウィアーの抑制の効いた演出が光る。彼は異文化や特殊環境における人間の順応を描くことを得意としてきたが、本作では軍艦という浮遊する階級組織を一つの社会として描き切った。脚本・ストーリーは、敵艦を追うという単純なプロットに、博物学的な知的好奇心と軍事的な規律の対立を織り交ぜており、物語に厚みを持たせている。映像・美術衣装は、Wikipedia等の記録にもある通り、ボタン一つに至るまで当時の様式を再現しており、その徹底ぶりはもはや狂気的ですらある。
役者の演技については、主演のラッセル・クロウの存在が不可欠である。ジャック・オーブリー艦長を演じた彼は、当時『グラディエーター』で確立した英雄像をさらに深め、部下から「ラッキー・ジャック」と慕われるカリスマ性と、勝利のために非情な決断を下す指揮官の孤独を完璧に体現した。クロウの演技は、甲板を歩く足取り一つに19世紀の英国海軍の伝統を宿らせており、特筆すべきはその肉体的な説得力である。彼はバイオリンを奏でる繊細さと、白兵戦で剣を振るう荒々しさを同居させ、理想のリーダーシップという概念に血肉を通わせた。彼が放つ圧倒的な「艦長としての重圧」は、映画全体に規律という名の緊張感を与え続けており、それは現代の俳優が容易に模倣できるものではない。単なる役作りを超え、当時の海軍将校の精神性そのものをスクリーンに刻み込んだ彼の演技は、本作を単なるアクション映画から一流の人間ドラマへと昇華させた最大の要因である。
助演のスティーヴン・マチュリン役を演じたポール・ベタニーは、軍医であり博物学者という、暴力の世界における「理性」を象徴する難役を演じきった。オーブリーの親友でありながら、時にその軍国主義を鋭く批判する彼は、観客の視座を相対化させる重要な役割を担っている。ベタニーの静謐な佇まいと、ガラパゴス諸島で見せる子供のような好奇心に満ちた眼差しは、血生臭い戦闘が続く本作に知的な安らぎと哲学的深みを与えており、助演として完璧な調和を見せている。
続いて、トーマス・パリングス役のジェームズ・ダーシーは、若き士官としての規律と精神的な脆さを繊細に表現した。彼の端正な顔立ちが戦火の中で汚れ、苦悩に歪んでいく過程は、本作における数少ない「青春の喪失」というドラマティックな側面を支えている。軍隊という巨大なシステムがいかに個人の内面を削り取り、再構築していくかという残酷な側面を、彼はその震える視線と佇まいだけで雄弁に物語っており、物語の悲劇性を深める一翼を担った。
さらに、バレット・ボンデン役のビリー・ボイドも高く評価されるべきだ。『ロード・オブ・ザ・リング』の陽気な印象を完全に排し、艦長の影として機能する忠実な操舵手を、装飾を排した無骨な演技で務め上げた。彼のプロフェッショナルな佇まいは、サプライズ号が単なる撮影セットではなく、実際に機能する軍艦であることを観客に信じ込ませる。職人気質の船乗りとしてのリアリティを映画に付与し、作品の解像度を底上げすることに成功している。
クレジットの最後の方に登場する重要な脇役、5人目として挙げるべきは、キリック役のデヴィッド・スレルフォールである。彼の演じる艦長専属従僕は、士官たちの高潔なドラマの裏側にある「卑近な現実」を司る象徴的な存在だ。不機嫌そうに愚痴をこぼしながらも、揺れる船内で完璧に食事を用意する彼の振る舞いは、過酷な航海における唯一の人間味あるユーモアとして機能している。この「生活の匂い」こそが、本作のリアリズムを単なる学術的な再現に留めない、生きた血を通わせる要素となった。
音楽については、特定の主題歌という形ではないが、ルイジ・ボッケリーニの「マドリードの帰営信号(夜警)」や、ヨハン・セバスチャン・バッハの「無伴奏チェロ組曲第1番」といった既存のクラシック音楽が、実質的なスコアとして機能している。これらはオーブリーとマチュリンの精神的連帯を示す重要な演出装置であり、野蛮な海に文明の灯を灯す役割を果たしている。劇中で二人が楽器を奏でるシーンは、本作における最も美しい瞬間の一つであり、言葉による説明を排して二人の絆を完璧に表現している。
総括すれば、本作は映画全史において「再現の美学」を極めた一品であり、映画が現実を模倣するのではなく、過去そのものを召喚しようとした稀有な例である。その完璧主義ゆえに、現代的なエンターテインメントとしては重厚すぎるかもしれないが、歴史を肌で感じるための映画としては、今なお右に出るものはない。ピーター・ウィアーという至高の職人が作り上げたこの帆船は、今後も色褪せることなく映画の海を航海し続けるだろう。

映画史における冷徹な相対評価に基づき、ご指摘の懸念点を踏まえた採点根拠を詳述します。
採点根拠の分析
1. 助演の評価(A9→B8への下方修正)
当初の評価ではアンサンブルの調和を重視しましたが、映画全史における「助演」の定義(例:『ゴッドファーザー』のロバート・デュヴァルや『ダークナイト』のヒース・レジャーのような、作品の格を一段引き上げる圧倒的な個の力)と相対化した場合、本作の助演陣はあくまで「世界観の構築を助ける歯車」として優秀であるに留まります。ポール・ベタニーを除けば、個々の演技が映画史を塗り替えるほどの衝撃を持つわけではないため、リアリズムへの貢献度を加味したB8が妥当なラインとなります。
2. 編集の評価(リー・スミス:+1の根拠)
編集の加点理由は、本作が「2時間超の閉鎖空間での物語」でありながら、観客に退屈を感じさせない「静と動のリズム管理」に成功している点にあります。特にアケロン号との最初の遭遇戦におけるカット割りは、混乱を可視化しつつ戦況を把握させる論理性を持ち合わせています。ただし、映画史を揺るがすような革新的な編集技法(例:『勝手にしやがれ』のジャンプカットや『地獄の黙示録』のオーバーラップなど)は存在しないため、職人芸としての堅実な仕事を評価し、微増の+1としています。
3. 映画全史における相対的な立ち位置
本作は「歴史の完璧な模写」としてはSランクですが、「映画芸術としての独創性・革新性」においては、古典の名作(黒澤明やオーソン・ウェルズら)と比較すると保守的と言わざるを得ません。脚本がB6(平均点)に留まるのは、ストーリーが単線的であり、文学的な深みよりも軍事資料的な正確さに寄っているためです。
作品[Master and Commander: The Far Side of the World]
主演
評価対象: ラッセル・クロウ
適用評価点: A9
(評価点9 × 乗数3 = 27)
助演
評価対象: ポール・ベタニー、ジェームズ・ダーシー、ビリー・ボイド、デヴィッド・スレルフォール
適用評価点: B8
(評価点8 × 乗数1 = 8)
脚本・ストーリー
評価対象: ピーター・ウィアー、ジョン・コリー
適用評価点: B6
(評価点6 × 乗数7 = 42)
撮影・映像
評価対象: ラッセル・ボイド
適用評価点: S10
(評価点10 × 乗数1 = 10)
美術・衣装
評価対象: ウィリアム・サンデル、ウェンディ・ストーテ
適用評価点: S10
(評価点10 × 乗数1 = 10)
音楽
評価対象: イヴァ・デイヴィス、クリストファー・ゴードン、リチャード・トニェッティ
適用評価点: B8
(評価点8 × 乗数1 = 8)
編集(加点減点)
評価対象: リー・スミス
適用評価点: +1
(小計105 + 1 = 106)
監督(最終評価)
評価対象: ピーター・ウィアー
総合スコア:[75.8]

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honey

4.0ペリー来航より少し前の時代の物語。

2025年12月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

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孔明

3.5海洋冒険活劇!

2025年5月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

興奮

 1805年、ナポレオンに対抗するイギリス。戦艦サプライズ号艦長オーブリーは、その統率力と人格で部下に信頼が厚い。過酷な大海原を乗り越え、武力に勝るフランス軍アケロン号との戦いを繰り広げる。
 中世ヨーロッパのお話は、あまり楽しめないかなと思ったら大間違い。面白い海洋冒険活劇!未知の巨大生物が出てきたら、ちょっと違う作品になってしまうので、出ないで良かった。オーブリーが完全無欠ではなく、悩むところも描かれていたのも良いです。
 水兵「右手のないものはどうすれば」少年士官候補生「失礼だぞ」というシーンが好きです。階級社会のなかでのユーモアあり。

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sironabe

4.0帆船は風が全く無いと漂流する事になるのか

2023年2月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

帆船は風が全く無いと漂流する事になるのか

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いのしし

2.0本が悪い

2023年2月1日
スマートフォンから投稿

なんか脚本が悪い気がする。
ストーリー以外がめっちゃ良いから凄く奇妙な感じ。
ストーリーとか展開は幼稚だなと思った。あんまり賢くない人が本書いたらこうなりそうって感じのストーリー。

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Tetz

3.5指揮官の哲学

2022年12月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.7
19世紀初頭の海の上の戦争。その迫力を描くと共に、艦長という指揮官の生き様が深く描かれている。船員の命を預かり、また命を懸けさせる指揮官の背中をリアルに描く。ラッセル・クロウにハマり役の主人公像だ。
子供も乗船し、大人と同じ思想で、他国と命のやり取りをする時代背景は、少なからず驚かせる。
戦争映画だけではなく、指揮官の哲学の掘り下げ。ピーター・ウィアーらしい、地に足がついた脚本と演出である。

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映画BARシネマーナ

3.0微妙です

2022年6月13日
PCから投稿

海戦映画ではなくどちらかというと船内の人間ドラマが主題でした。
古きよき時代の英国の栄誉がよく描かれています。描写も丁寧だし重厚な大作風の作品です。
しかし、何か決め手がないというかドラマチックもサスペンスも希薄です。
賞の候補になったりしたそれなりの佳作なんでしょうが、圧倒的な面白さ、或いはジワジワした感銘も受けません。故に良くも悪くも3点です。

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越後屋

4.0見どころはピピン!ゴンドールの攻防戦をさぼって、こんな海にまで来てたのね

2020年9月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 これはキャラの予習が必要な映画だと思う。字幕に頼っていると、誰が誰だかわからなくなります。ウォーリーが流されてしまった!と言われても、「誰?それ」なんて考えていると既に置いてけぼりを食らっちゃいます。翻訳にはほとんど名前が出てこないので英語にもガマンして名前を聞き取らなくてはならない。。。辛いところだ。

 全体的には細かい描写へのこだわりも見られ、ツッコミは入れさせないぞ!といった製作側の意図が窺える。しかし、中盤はのんびりとガラパゴス諸島での観光旅行気分になり、ダーウィンが登場するのはもっと先ということも考えると時代考証はあっているのだろうか?などとつまらぬ疑問が頭をよぎる。また、野球も出てきたような気がするが、これもそうだ。細かいところにこだわりがあるものの、はてなマークが出てきましたね。

 しかし、昆虫のナナフシをヒントに上手くラストにからめ、迫力ある戦闘を楽しませてくれました。☆はちょっと甘め。

【2004年2月映画館にて】

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kossy

3.5なんだか素敵な映画

2020年8月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

戦闘は少ないけど、妙に気品があってリアリティでいい映画だったよぅ

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ぽじのふ

3.5操作性のよい船への愛

2019年12月8日
Androidアプリから投稿

海洋冒険小説が原作なので 主人公はそれを期待される人物像だった

作家にインスピレーションを与えたのは、トマス・コクランで ナポレオン戦争で大胆に活躍した艦長である(作戦に工夫が感じられる…)
特に、スループ〈スピーディー号〉の時の戦果は華々しい
彼の性格の残念なところ(かなり協調性に欠ける)は
作家達が修正し 別人にしているので人間ドラマを期待しては駄目かも

海洋国家英国の誇りと 操作性のよい船への愛が感じられる作品だった

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jarinkochie

3.01 つの軍艦の記録物語

2019年4月29日
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としておもろいがメッセージは感じず。迫力の映像と音声に圧倒される。

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マルボロマン

2.5映像は素晴らしいが…

2019年1月4日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

映像は迫力とリアリティがあって素晴らしいのですが、ストーリーはあまり印象に残らなかったです。

登場人物が多い割にあまり個性を感じません。オーブリー艦長の凄さもいまいち伝わってこなかったです。
良かったのはマチュリン船医と、今作の癒しブレイクニーくん。

気になったのは、船員の死や負傷に物語における意味や原因に深みがないところ。
特に最初の死には不快感しかなかったです。更に次の負傷の原因が雑すぎて驚きました。リアリティを求めた結果でしょうか…

オーブリーとマチュリンの意見の対立や関係性は良かったですが、少し展開がだれているようにも思いました。

ラストはおっ、と思わせる展開があって良かったです。
ただ、ガラパゴス諸島にもちゃんと行ってあげてほしいですね。

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きーとろ

4.0ナポレオン時代の海での戦い

2018年7月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

艦隊戦があるものかと思ってましたが、1対1の船と船の戦い。大砲の威力だったり、海での戦いであったり、リアリティに寄った、当時はこうだったかもという気がしてきます。
最後の決戦シーンも圧巻です。裏の裏のかきあいが面白い。まさに艦長通しの頭脳戦でもあるのが面白い。
最後にやはり敵の艦長は一枚上手だな、と感じるとこらもいいね。

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夢見る電気羊

4.0この艦がわが祖国。

2017年11月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最初はちょっと船漕いじゃうゆったり感でしたが。

船医がアクシデントで撃たれた前後から面白くなりました。
動植物の宝庫・ガラパゴスに行くか行かないかで艦長ともめて。
治療も兼ねて行ってから、いろんな発見をするという。

ラッセルの迫力満点の演技が、オスカーノミネートも納得でした。

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ゆき@おうちの中の人

3.0圧巻の戦闘シーン

2015年5月17日
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船医役のポールベタニーに惚れた!
ナポレオンの活躍した時代の、フランス艦とイギリス艦(こっち視点)の戦いです。
シーンはもっぱら海上。船同士の戦闘の映像は圧巻でした。
組織の上に立つ人間の苦悩が伝わってきました。
疲れたけど観た後なかなか爽快でした。

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コーヒー牛乳

5.0素晴らしいリアリティ

2014年11月20日
Androidアプリから投稿

興奮

知的

まず、この映画は、パトリック・オブライアンによる原作小説ファンのために作られたものです。そう言い切っても良いでしょう。
帆走軍艦の時代を舞台にした小説は、欧米では一ジャンルを形成しており、日本で言えば時代小説のようなものです。それなりにこの手の小説を読み、当時の英国海軍や帆船の知識があれば、楽しめる内容ではあると思いますが、原作の少しクセのある設定を知らないといろいろと不満を感じるであろう作品となっています。
帆走軍艦の時代小説は、日本でもホーンブロワーシリーズなどいくつも訳出されています。それらの作品を読んだ感想では、痛快時代劇といったものが多く、日本の時代小説の秀作のような深みはありません。
しかし、この パトリック・オブライアンによる原作シリーズは、当時の音楽、学術などの詳細な知識や、小説としての質の高さから欧米で絶大な人気を得ているものです。
その小説の世界を本物の帆走軍艦を用いて再現したところに、この映画の価値があるのであって、その他の観点からの評価は、はっきり言って意味がありません。
今見ることができない帆走軍艦のディテールや、聴くことのできない大砲の玉が飛び過ぎていく音など、小説を読み想像するしかなかったものを実感する。そのためにこの映画は作られたのです。
補足すると、本作品は、小説の設定や一部の筋を使用して、新しい結末を作っています。原作ファンにとっても満足のいくストーリーであると感じました。
さらに補足すると、原作のマチュリンは、トカゲをイメージする顔をした小男であり、ポール・ベタニーのような長身ハンサムではありません。しかし、不満を感じさせない出来です。
最後に、原作シリーズの1作目マスター・アンド・コマンダーを是非お読みください。(本作品の原作は10作目です。)ラッセル・クロウも本作品に出演するためにシリーズ全作を読んだそうですから遅くはありません。

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こうめい

2.5予想と違う~。

2008年10月27日

知的

観に行く前の予想と、観に行った後の感想が、これほどかけ離れた物になるとは正直考えていませんでした。いや、作品のデキがどうこうというレベルではなく、予想していたジャンルの映画ではなかったという点でなのですが…。
 もっと派手な“海洋スペクタクル”物かと思っていたのですが、何だかすごく“地味な”印象を受けました。宣伝でやっていたほど、少年たちが話しのメインになるわけでもなく、画面も何となく全体的に暗い感じがして、期待していたワクワク感とはまったく異なるテイストの映画でした。何よりもガラパゴス諸島が出て来た辺りから、作風がまるで「野生の王国」…今風で言うと「どうぶつ奇想天外」か?と思わずツッコミをいれたくなるような展開で、この辺でかなりテンションが下がってしまいました(こういう展開がお好きな方もいらっしゃるでしょうが…)。ですから、せっかくクライマックスの海戦シーンが始まったというのにもうその頃にはかなり疲れておりまして、あまりのめり込むことが出来ませんでした。ラストシーンにしても何か釈然としない(これはご覧になってから、お考えください)ものが残りました。テンポが悪いというか、長すぎるというか、少なくとも観終わった後に“スカッ”とした感じを期待していた吾輩にとっては、何とも消化不良のような作品でした。
 「いまを生きる」「グリーン・カード」は好きなのですが、前作「トゥルーマン・ショー」でも今回のような感想をもってしまった吾輩は、ひょっとしてピーター・ウィアー作品とは相性が悪いのかも…?

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mori2
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