劇場公開日 2003年5月17日

めぐりあう時間たちのレビュー・感想・評価

全49件中、1~20件目を表示

4.0【82.2】めぐりあう時間たち 映画レビュー

2026年1月15日
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鑑賞方法:VOD

スティーヴン・ダルドリーの手による二〇〇二年の映画「めぐりあう時間たち」は、二十世紀文学の深淵に触れたヴァージニア・ウルフの精神を、三つの時代の重層構造へと転生させた野心的な文芸映画である。本作は、映画という媒体が持ち得る洗練された工芸品としての性格を極限まで突き詰めており、十九世紀的演劇性と現代的編集技術が高度な次元で融合した稀有な一作である。
作品の完成度を考察する。本作の白眉は、ピーター・ボイルの編集が「日常の反復」という視覚的リズムによって、異なる時間をひとつの意識体へと昇華させた点にある。洗面、卵を割る音、花を飾る動作といったモチーフが、時代を超えて共鳴するシームレスな転換は、時間芸術としての映画の優位性を存分に発揮している。しかし、この洗練は同時に、映画が本来持ち得る「生の無秩序さ」を去勢し、すべてが運命論的に収束していく箱庭的な調和をもたらした。構成は完璧であり、観客の情動を一定の方向に導く設計図は極めて精緻だが、その整合性の高さゆえに、既存の映画技法の集大成という枠組みを脱するまでには至っていない。脚本のデヴィッド・ヘアは、ウルフの思想を普遍的な「生の問い」へと整理したが、文学的な台詞回しが俳優の身体性を規定し、映像言語が語るべき沈黙を言葉で埋めてしまった点は、文芸映画の宿命的な限界を露呈している。
役者の演技において、本作は三人の主演女優による競演が核心を成す。
ヴァージニア・ウルフを演じたニコール・キッドマンは、特殊メイクによる外見的変化以上に、精神の均衡を欠いた人間の「焦点の合わない視線」を克明に演じ、アカデミー主演女優賞を獲得した。彼女の演技は、常に死の磁界に引き寄せられる作家の孤独を、冷徹なまでの様式美で表現している。その表現は高度に計算されたテクニックの産物であり、理知的なアプローチによって、神経症的な作家像に圧倒的な説得力を与えた。
ローラ・ブラウン役のジュリアン・ムーアは、戦後アメリカの幸福という神話の中で窒息していく主婦の絶望を、抑制された静止の演技で描き出した。彼女の瞳に宿る空虚は、言葉による説明を排してなお、観客にその深淵を見せつける。本作において最も純粋な映画的表現を担っているのは彼女であり、静かなる崩壊を体現したその手腕は、見る者の肺腑を突く。
クラリッサ・ヴォーン役のメリル・ストリープは、現代のニューヨークを舞台に、過去の亡霊と闘う女性の焦燥を多層的に演じた。彼女の演技は、日常的な動作の中に深い愛情と諦念を滲ませる卓越したものであるが、その老練さは時としてキャラクターの切実さを上回り、技巧の高さが際立つ結果となっている。
リチャード・ブラウン役のエド・ハリスは、病に蝕まれた肉体と、崩壊していく精神の極致を見せた。彼の窓際での最期は、本作における悲劇の絶頂であり、その凄絶なリアリティは助演の枠を超え、作品の倫理的支柱として機能している。
晩年のローラを演じたトニ・コレットは、クレジットの最後を締め括るに相応しい重厚な存在感を放つ。過去に下した非情な決断と、その結果としての「生き延びた者」の矜持を、彼女はわずかな出演時間で完璧に定着させた。
映像と美術に関しても、一九二三年の沈鬱な褐色、一九五一年の偽飾的なパステル、二〇〇一年の冷涼なブルーという色彩設計は、それぞれの時代の閉塞感を補完し、物語を美学的に統一している。フィリップ・グラスによるミニマル・ミュージックは、反復する日常の虚無と、逃れられない運命の足音を旋律化した。特定の主題歌を持たず、通奏低音のように流れ続けるこの音楽は、映画全体をひとつの巨大な意識体へと昇華させている。
総じて「めぐりあう時間たち」は、二十一世紀初頭のハリウッドが、文学という高尚な素材を、最高の技術と人材で料理した至高の成果物である。その美しさは、完成された墓標のような静謐さを伴っている。良質な文芸映画というジャンルの完成型として記憶されるべきだが、その足取りはあまりに典雅であり、既存の美意識に忠実な、極めて保守的な傑作である。
作品[The Hours]
主演
評価対象: ニコール・キッドマン、ジュリアン・ムーア、メリル・ストリープ
適用評価点: A9
助演
評価対象: エド・ハリス、トニ・コレット
適用評価点: B8
脚本・ストーリー
評価対象: デヴィッド・ヘア
適用評価点: B+7.5
撮影・映像
評価対象: セイマス・マクガーヴェイ
適用評価点: B8
美術・衣装
評価対象: マリア・ジャーコヴィク、アン・ロス
適用評価点: A9
音楽
評価対象: フィリップ・グラス
適用評価点: A9
編集(加点減点)
評価対象: ピーター・ボイル
適用評価点: +2
監督(最終評価)
評価対象: スティーヴン・ダルドリー
総合スコア:[82.2]

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honey

5.0凄い映画

2025年10月12日
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語彙がなくて凄いしか言えないのがもどかしい。
メリル・ストリープも、ニコール・キッドマンも、ジュリアン・ムーアも、みんな凄かった。

病気の妻のために生活と人生を捨ててまで田舎に移り住んだのに、あんなに大声で自己主張したあと、間髪入れずに「じゃあロンドンに帰ろう」と言ってくれた夫がいて、ヴァージニア・ウルフがうらやましい。
病気のせいなのか?あんなに偏屈であんな面倒くさそうな女を愛し、そばに居続けてくれる夫がいるなんて、どんな僥倖…

愛してくれる夫と子がいて、世間的に満たされてると思われるのに、辛くて逃げたいローラ・ブラウン

あんなに幼くても母の言動に敏感で、自殺をやめて戻った母に「I love you 」と言える子に育ったリチャードが、

若くして出会えた、共に人生最良のときを過ごせた愛する女を「ダロウェイ夫人」と呼んで閉じ込め、彼女の人生を圧迫し続けることになる皮肉というか…

そんなクラリッサは、苦しみながらもリチャードに寄り添い続け、彼の作品を肯定して、生活も支えている。

傷付けても愛される人たち、ヴァージニアウルフ、リチャード
苦しんでもがいても生きる人たち、ヴァージニアの夫、クラリッサ
己の業に正直に生き、報いを受けたまま生きるローラブラウン

リチャードは、両親が不仲だったわけでもなく、おそらく虐待なども受けていないだろうが、幼いころ彼の存在を丸ごと受けとめ愛してくれる人に恵まれなかったと思う。父は母に盲目で、母は自分で精一杯で。
リチャード自身に何も落ち度はないのに、愛されなかった弊害は、リチャードに降りかかる。
毒親を持った子が背負わされる理不尽。
でも彼はクラリッサに大切にされた。

人工受精で授かったクラリッサの娘は、聡明で優しい。彼女が愛する人と幸せに生きられますように。

色々考えさせられて、まとまらない。

とても深くて、凄い物語。

2002年公開らしいが、そのとき母と観に行った記憶がある。母のチョイスだろう。
そのときはむずかしい映画だなと思った(それ以外に感じ取ることができなかった)記憶がある。
母は何を思ってこの映画を観たいと思ったのだろう。

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くー

3.5それしかなかった

2025年7月18日
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める

4.5すっかり魅了されました 【バラの映画】

2025年5月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

1923年、小説『ダロウェイ夫人』を書く女バージニア、1951年『ダロウェイ夫人』を読む女ローラ、2001年『ダロウェイ夫人』と呼ばれる女クラリッサ。
それぞれの場所でパーティーを開く女達の「その日」が、絡み合うように描かれます。

死の気配がまとわり付く女達の苛立ちや悲しみ、決断の行方を、大女優達のしっかりした演技で観せてくれました。
良い妻・母を演じ続けるローラが特に痛々しく、心に残りました。

それなりに歳を重ねた今、出会えたことを感謝したい作品です。

とっつき難そうで、長年ちょっと忘れた振りしてました。
そういう訳で、観終わってから激しくも美しいバージニア・ウルフを誰が演じているのか知って、もうね、ビックリ。
凄いものです。アカデミー賞でしたね、忘れすぎ、失礼しました。

❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿ ❀ ✿

〜バラポイント(加筆)〜
死の気配の傍らには、これでもかとバラの花が。
香りにむせ返るようです。

【バラの映画】
2015年、広島県福山市の市政100年の際、映画館を中心に集まった有志で、市花に因み小冊子〚バラの映画100選〛を編みました。
皆でバラに注目して観まくり、探しました。楽しい時間でした。
若い方から「ゴジラ対ビオランテ」が紹介され大拍手!

2025年、世界バラ会議に因んで、私選のバラ映画10を紹介します(一部レビュー加筆)。
アフリカの女王/アンタッチャブル/エド・ウッド/ゴーン・ガール/素晴らしき哉、人生!/ダ・ヴィンチ・コード/Dolls/プリティ・ウーマン/めぐりあう時間たち/めまい

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グッドラック

4.5時間軸が何十年も前後する巧みな構成。交差しない一日。3人の女性の生きざま。

2025年5月13日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD
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琥珀糖

4.0【3人の世代を超えた『ダロウェイ婦人』の生と死の香り漂う一日を描いた作品。名匠スティーブン・ダルドリーによる見事な作品構成、且つ脚本が絶妙に上手い、格調高き哀しき作品でもある。】

2025年1月13日
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悲しい

知的

難しい

ー ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ婦人』を書架の奥から引っ張り出して来て、色々と確認しながら、観賞。-

■1941年、英国サセックス。作家のヴァージニア・ウルフ(特殊メイクをしたニコール・キッドマン)は、夫に感謝の言葉を綴った遺書を残しポケットに石を入れ、川に入って行く。

■1923年、英国リッチモンド。ヴァージニア・ウルフは浮かない顔で、『ダロウェイ婦人』の粗筋を考えている。精神を且つて病んでいた彼女は、少しその症状が出つつあるのか、憂鬱そうな顔をしているが、姉のヴァネッサ・ベル(ミランダ・リチャードソン)には秘めたる想いを持っていて、彼女がロンドンへ帰る際にキスをする。

■1951年、米国ロサンゼルス。ローラ・ブラウン(ジュリアン・ムーア)は、何処か満たされない思いを抱きながら、夫ダン・ブラウン(ジョン・C・ライリー)の誕生日ケーキを息子リチャードの手伝って貰いながら作るが、上手く行かずにそのケーキを捨ててしまう。
 友人のキティ(トニ・コレット)が訪れるが、彼女は子宮筋腫である事を告げ、ローラは彼女に涙を流しながらキスをする。
 そして、彼女はリチャードが”お母さん、行かないで‼”と叫ぶ中、車をあるホテルに向けて飛ばす。部屋に入ると彼女は愛読書『ダロウェイ婦人』をベッドの上に置き、更に数種類の薬の入った瓶を置き、横になるが水に呑み込まれる夢を見て我に返り、家に戻る。だが、この出来事はリチャードの心に傷を残してしまう。

■2001年、米国ニューヨーク。クラリッサ(メリル・ストリープ)は、HIVに犯された友人リチャード(エド・ハリス)の受賞パーティーの準備をしているが、リチャードは若き時にクラリッサと若き時に暮らした想い出に浸って、厭世観漂う表情をしている。

◆感想<Caution!内容に触れています。>

・今作は、ヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ婦人』の内容と、ヴァージニア・ウルフが終生苦しんだ精神病及びレズビアンの性癖を、1951年のローラ・ブラウン、2001年のクラリッサの一日と連関させて描いている。

・クラリッサと言う名は、『ダロウェイ婦人』の名前であり、ローラ・ブラウンの息子リチャードは2001年のクラリッサの若き時の恋人である。
 又、リチャードと言う名は、ダロウェイ婦人の夫の名でもある。
 そして、リチャードは母の行為から受けた心の傷などもあり、クラリッサに”感謝の言葉を述べて”窓から身を投げるのである。
 そこに駆け付けた、老いたローラ・ブラウンは”誰も私を許さないでしょうが、私は死よりも生きる事を選んだの。”とクラリッサに告げるのである。

<今作は、3人の世代を超えたヴァージニア・ウルフの『ダロウェイ婦人』の、生と死の香り漂う一日を描いた作品なのである。
 名匠スティーブン・ダルドリーによる見事な作品構成、且つ脚本が絶妙に上手い、格調高き、哀しき作品でもある。>

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NOBU

4.0忘れられない映画

sさん
2024年9月14日
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悲しい

鑑賞後のこのプチ鬱な感覚は思春期以外でなかなかないと思う

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s

5.0タイトルなし(ネタバレ)

2024年8月14日
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ぞうみゃお

3.5ダロウェイ夫人とは?

2024年7月15日
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ぷにゃぷにゃ

5.0ヴァージニア・ウルフや原作へのリスペクトに溢れる死と生を対置したドラマ

2024年6月5日
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徒然草枕

4.0劇場公開時鑑賞。

2024年1月21日
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時代の違う三人の主人公を並行して描く話。構成からしてもう好き。かなり時代が離れるけど、どう関連づけるかねえ、ぐらいの頭で入ったら、なかなかの歯ごたえでたじろぐ。
三者三様の演技をまたじっくり味わいたくなった。

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なお

2.0難し過ぎ

2024年1月1日
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プライア

4.0時間の不思議

2023年9月16日
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知的

「長い一日」ってあるものだ。何気なくすごした一日はあっさり過ぎてしまうんだけど、自分にとってとても意味のあった日、大事なことがあった日っていうのは、とても長かったって、感じる。
この映画の中にでてくる時間は、3人それぞれの「長い1日」だ。

「運命のいたずら」という言葉がある。この作品では、ウルフに「あの人を殺さなかったから代わりにあの人に死んでもらう」といわせていたが、何かがこうでなければ・・・という可能性はいくらでもある。誰かの気がちょっと変わっただけで、他の誰かの運命が大きく変わることもある。信じられない奇跡的な時のめぐりあいを経て、私たちは今自分の周りにいる人たちと一緒にいるといえるかも。

それにしても~今回は3人の女優、配置が絶妙!
ニコールは’20年代の英国、J・ムーア、フィフティーズのLA、そして現代のNYはやはりM・ストリープ。ぴったりでしたね~

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らいぴゅう

5.0時間と記憶を巡る複雑にして稀有な作品

2023年8月20日
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とても複雑な構成。冒頭で描かれるのはダロウェイ夫人を書いた作家のヴァージニア・ウルフが死を選ぶシーン、そして彼女の遺書。そして詩人のリチャードが父母と過ごす場面、母のローラはダロウェイ夫人を読んでいる。そしてリチャードと以前つきあっていたクラリッサは、その名からダロウェイ夫人とからかわれ、彼女は編集者としてリチャードとつながりを持っている。リチャードは病み、希死念慮を抱きつつ生きている状態…。時間も場所もさまざまな彼らは、希死念慮という共通点をもつといってもいいだろう、クラリッサはそれを抱くリチャードと向き合いつつ、その状況にもう耐えられないと感じている。
ローラは、夫にこの暮らしが幸せの理想形だと強調されますます苦しみに囚われる。違う、これじゃないと感じつつそこに居続けるもどかしさ、自由がないと感じる息苦しさ、そして本当に欲しい愛はこれじゃないという疑念、そこから彼女が何を選択するか。詩人リチャードは母やクラリッサを自分の本にどう描いたか、また彼には何が見えていたのか、何が彼を苦しめ、そして支え、どの瞬間が彼にとっての最愛の貴重な時間だったのか。現代を生きるクラリッサにとっても同様に。時間と記憶を巡るストーリーはかなりぶっ刺さるので、思い入れが強くなる。

現代を生きるメリル・ストリープが演じるクラリッサの周囲の人物は、恋人のサリーに元恋人のリチャードと、ダロウェイ夫人をなぞらえているかのよう。でもリチャードというよりピーターでは?と思うので、あえてなのかな、なぞらえすぎないように。彼はピーターでもありセプティマスでもあるわけだし。

ヴァージニア・ウルフの遺書は世界一美しい遺書と言われているけど、彼女の遺書には愛の言葉はない。幸せだったことと優しさへの感謝とはあるけれど。クラリッサはサリーと暮らすがそこに愛はあるのだろうか、傷を舐め合い時間を共有しても、愛は過去にしかないのかもしれない。そこを突き詰めナーバスに捉えることには苦しみもあるけれど、鈍感が正しいとも思わない。

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ターコイズ

4.0観客を選ぶ映画だ。好きな人にはたまらないだろう。

2023年2月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

METで上演された同名オペラの口(目?)直しに、DVDを借りてきて鑑賞した。やはり、名作だ。
作家ヴァージニア・ウルフやその代表作「ダロウェイ夫人」が好きな方にとってはたまらない作品だろう。また、予備知識なしにこの映画を鑑賞しても何を言おうとしているか分からないと思う。私も元ネタの「ダロウェイ夫人」を読んでいるとき、よくわからなかった。人間の心の動き(メンタル疾患を含む)を味わう映画で、根底には死への誘惑と生の渇望がある。おまけにバイセクシュアルも絡んでくるからややこしい。改めてみて、挿入される音楽が素晴らしい。現代音楽作曲家のフィリップ・グラスが担当している。R・シュトラウス辞世の歌が使われ効果的だった。やはり、原作者の原作本「めぐり合う時間たち」を読んでみなければと感じた。

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いなかびと

2.5何だか苦しくなった

2023年2月21日
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みんな幸せになりたいのに…

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jiemom

4.0ダロウェイ夫人〜心の渇き

2022年10月29日
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知的

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こころ

4.0バージニア・ウルフ

2022年10月28日
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1923年、作家のバージニア・ウルフ(ニコール・キッドマン)は新作を執筆中、1951年、妊娠中の専業主婦(ジュリアン・ムーア)は人生に疲れていた。
2001年、女性編集者(メリル・ストリープ)は余命僅かな友人作家(エド・ハリス)のためにパーティを企画していた。
三人の演技を見ているだけで大満足でした。

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いやよセブン

3.0自分で解釈したい人向き

2022年6月18日
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大正のLON、終戦後のLA、現代のNY、三つの時代の無関係な三人の女性の生活が同時進行で進みます。
三人にどういうつながりがあるのか、関係がありそうにもなさそうにも思えますし、様々な設定が何故必要なのか?どこにどう話としてつながるのか?知恵袋に質問多く、回答も様々です。

つまり、それぞれ独立した三つの話の関係性や、何のためかよくわからない設定なんかに、理屈つければ説明できるかも?というタイプの作品なので、「自分で想像するのが好き派」の人は自分なりに解釈して面白いと感じるんでしょう。一方、「はっきりしてくれよ派」の人は、「その解釈こじつけじゃねえ?」ってなります。

換言すれば、よくも悪くも普通の人には「何いいたいのかよくわからないの」作品なので、好き嫌いがハッキリ別れます。評論家なんかにはウケるんでしょうが、一般受けはしません。

話の展開が早いのでそこそこ面白いですけどね。

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越後屋

5.0フェミニズム映画

2022年3月4日
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テン
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