拘束のレビュー・感想・評価
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子役はすごいが受け入れがたい
こういう映画は得てして子役がうますぎる。
うますぎるので、これが実話かと思うとほんとうにしんどいし、いったい子役にどんな演技指導をしたのか考えてしまう。
こういう事件が実際に起こり、なぜ起こってしまったのか、こういうことが起きない社会にするにはどうすればよいか、考えるためにとても意味のある映画だとおもう。
でも、演じている子どもたちに、この映画に関わらなければ知らずにすんだ凄惨な事件の概要を、子どものうちはまだ知らなくていいこの世界の暗澹たる一面を知るきっかけを結果的に与えてしまっていることに、やっぱり少し抵抗を感じる。
みたあとに少し調べてみたら、被害者の母親はこの映画の公開やアカデミー賞ノミネートに強く反発していたようだった。
被害者遺族にうけいれてもらえていないのならば、やはりつくるべきではなかったのだろうか、とずっと考えている。
重厚な30分
10歳の少年2人が、子どもを誘拐&◯害したとして事情聴取を受ける様を描いた作品。
少し気弱で繊細そうなジョンと粗暴さが伺えるロバート。対照的な2人が別々に事情聴取を受ける中で、ウソが真実かわからない回答をしていくが…。
普通に見てれば、主犯は悪い親分で子分の言い分こそが…と思いたくもなるが、どこか狡猾にも見えるその振る舞いに背筋が凍る。
連れ出した理由はわからない…子どもの心というのは、或いは大人のそれよりも複雑なのかもしれません。そして、やはり母というものは肝が据わっているな…。
なぜ彼は色付き?…に答えない、答えられない大人の姿も印象的。実際どこまでが本当なんでしょうね。
そして、成人と同じ…というのはとても良いことだと思った。日本もそれでいこうよ。
…とは言え、これって他人事じゃないですよね。自分も子供の頃、いつの間にか輪の中に謎の小さい子が混じって来たりすると意地悪な友達は塩対応したりしてましたからね。本作の状況とは全然違いますが。
子どもの世界も複雑だ…。
短編を観るのは粗初めてだったが、中々にはまりそうです。短くとも濃厚で良い作品だった。
嘘をつくのは罪の意識があるから
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