ストールン・ガール 真実の行方のレビュー・感想・評価
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哀しき奪還
4歳の娘を誘拐されてから8年。同じように誘拐された子ども達を取り戻す仕事をしながら、遂に自身の娘の情報を掴んだが…と言った物語。
序盤から娘がさらわれてしまい、犯人は元夫で間違いない!…と息巻くマーラだったが…。
よくわからないのですが、親ならどんな手で子どもを連れ去ってもモーマンタイなんすか?
んで、ママに会えるよ!…なんてひと言で子どもも素直になるもんなのかね…。そしてやり方も強引過ぎw
ツッコミ所は多々あれど、レバノンはベイルートへ。ロブソンは元より、現地の女性達もどこまで信頼して良いのやら、この辺りの疑心暗鬼感はたまらないですね。
また現れた新たなる刺客(?)。そして明かされる真実。なるほど、そういう事か…。
このテの作品での相関や因果関係は複雑になりがちだが、本作は非常に分かりやすく、それでいて充分に納得のいくプロット。そりゃ皆協力も渋るわ。
絶対悪や絶対正義が前面に出ていない分、モヤモヤする結末だし、まぁ良くない言い方だが、最悪の中の最善というか全登場人物にとっての落とし所なのかな…。
…いや、カールさんは!!!!????
やっぱ納得いかんわッw!!
そうこう言いつつ、謎多き序盤に一気に視界が拓ける終盤、そしてどうしょうもない歯痒さに苛まれる良作だった。
大怪獣
4歳の娘を元夫に誘拐された!という米国人女性が8年の歳月をかけて娘と再会するためベイルートへ乗り込む話。
夫婦だった頃やそれ以降の関係性とか人間性や行動みたいなものを何一つ見せず、早々に娘が失踪して始まって行き、絶対元夫が攫ったのよムキーッ!な展開でミサンドリー的な感じを禁じ得ない作品だな…と。
そしてお仕事をする中で、片方の言い分しかみせないことを仄めかしてはいるけれど…というところで、言いたいところはわからなくはないけれど、と思っていたら、なんとまさかのそういうオチ!?
最後っ屁みたいな自分のことは棚上げなモンクを言っていたけれど、寄り添っていれば自分も一緒にそこにいたのかもね…。
ということで、見ている側の感情の上げ下げがありつつも、どの方向に転がってもモヤモヤが残るユニークな作品に感じた。
社会派サスペンスの秀作
自らを【正義】と…その毒っぽさを少しも省みない母親が哀しい
そりゃぁね…元夫に娘を“誘拐”されて、国外にトばれて早8年…
その心中は筆舌に尽くし難いでしょう。
他人が子供を連れ去れば当然誘拐«事件»として司法も動けるけど、
実親ともなれば…司法も簡単には動けない。
ましてや、元夫にも妻にも云えない重大な理由を抱えといたら。
勿論…んなこたぁ、元妻には関係ねぇよ!の一言で終わる話しなんだけども、
それと同じことを、無自覚なまま我が子にもしてしまうジレンマ😢
「ママは死んでしまった」と嘘を付かれたのは気の毒だし酷い事だけど、
それでもフルに心血注がれて、十二分に安心・安全・裕福な環境で幸せに暮らせていたら、
娘がああ云う態度を…突如現れた[ママを名乗る女]に対してしまうのは仕方が無いと思う。
生き別れてから8年…絶望しながらも懸命に血反吐吐く想いで探してきた!って得意満面・自信満々に云われても…
だから?それで?私には私の生活がもう根深く構築されていて、温かく優しい友人知人に囲まれて幸せなんですけど!って云われたら、
グゥの音も出ないもんね😰😢
つか、、
今作の立場が逆転して、
連れ去ったのが【母親】で、被害者が«父親»だったなら?
ここ迄映画になったかね?
特に日本人女性と結婚して子供が出来た後…離婚した外国人Xハズバンドからの“誘拐”被害を訴える声って多いんでしょ?
ああ…やっぱツイフェミが黙ってないか?あぁ?🤬
母と父の異なる愛
■一言で表すと
子どもにとっての幸せは子ども自身で決める。
■ あらすじ
父と娘アミナと暮らす母マーラは夫カリムに失望し、離婚をしていた。カリムとアミナの面会も止めようとしていた。ある面会日の翌日アミナは失踪をした。マーラはアミナを探すため、首都ワシントンで活動を続け、子どもを親元へ連れ戻す活動をしているロブソンと出会う。ロブソンと供に活動をしながら、アミナを探し続けること8年、夫カリムの行方を掴んだ。
■ 10項目評価
ストーリー :★★★★
構成・脚本 :★★★
演技 :★★★★
演出 :★★★★
映像美 :★★★
音楽・音響 :★★★
テンポ :★★★★
世界観・雰囲気 :★★★
感情の揺さぶり :★★★
余韻・後味 :★★★
■ よかったところ
・実話ながら、個人情報があるなかよく作られた作品である。
・8年後のアミナの演技がよかった。
・親のエゴについて考えさせられていた。
■ いまいちなところ
・重点をマーラがアミナとの向き会い方にしてほしかった。
・時系列構成が少し雑なところがある
・カリムの父としての良さを描いてほしかった。マーラ視点の作品になっている。
■ 考察・感じたこと
・マーラのエゴが強すぎる、シングルファザーに育てられたからこそ、アミナを幸せにできる自信はあったが、アミナは常に父といるのを楽しみにしていた。
・マーラは自信ありながらも、お金に対してはなかった。裁縫を仕事にしており、大好きな父の薬代も払うのに精一杯であった。強いエゴで生きている感じてしまう。
・ロブソンの相棒の犠牲が可哀想すぎる
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