ALL YOU NEED IS KILLのレビュー・感想・評価
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11館だけではもったいない
前評判の悪さのせいなのか、前作の収益が悪かったせいなのか、全国で11館だけの上映というあまりにも不遇な作品だけど、観た感想としては大傑作とまではいかずとも間違いなく良作アニメだった。個性的なキャラデザも全然有り。
色彩が印象的だったようなー
惜しいなぁ
私の評価は★が3つ。
多少辛めになってしまったが、いやいやアニメ映画作品としては決して悪くないし、むしろ十分面白い部類の作品ではある。
私は原作小説やマンガには触れておらず、2014年のトム・クルーズ実写版を劇場で楽しんだ部類。
おそらく、そのことは大きく影響している。
そのくらい、ハリウッド実写版はよくできていたし、楽しめた作品なだけに、本作品、特に後半には違和感を感じてしまった。
巷では本作のキャラデザが気になるとのことの様だが、原作マンガを知らない私にはまったく違和感はなかった。いや、むしろ前髪カッチリ目ん玉クッキリの今風キャラクターでない分、受け入れやすかったかも。
※ここから若干ネタバレ含みます。
で、前半はすごく楽しかった。
繰り返される「今日」を受け入れ、状況を理解し、敵を倒せるようになっていくクダリ。
まあ、1日に可能な作業にしては、特にメカニカルな部分で処理され改善され大規模になっていく分量が大きいという感じはあるが、アニメのリアリティとしては十分許容範囲。
これが、後半の「研究所に行く」ってところからアレ?となる。
「ダロルとの同化」とは、どういうことなのか。「強い順に取り込まれていく」の「強い」の定義は?
急に登場した花澤香菜さんの研究者キャラクターが早口で説明してくれるが、ここが飲み込みにくい。
ハリウッド実写版では、ここをちゃんと主人公が「それって、ただの仮説ですよね?」って、念押しすることでその危うさを成立させている。
いや、そもそもこの研究所は何なの?
結構大規模な施設っぽいけど、ここのみんなはこの存在をどうう受け止めているの?
で、主人公二人の戦いへ。
ラストのカタルシスはすごくあるし、そこまでのこの二人の戦いの意味を私がちゃんと受け止めていられたら、たぶんすごくラストは感動できたんじゃないかと思う。
申し訳ないけど、私の理解力が追い付いてなかったんだ。ごめんなさい。
繰り返しますが、決してつまらない作品ではないし、キャラクターも物語に則して過不足なく活躍してくれる。
絵柄がどうのこうのと不満を言っている人々のお気持ちは私には理解できんとです。
連れてって
原作に漫画版、トムクルーズ実写版も一通り観てからのまさかのアニメ化展開ということで、改めて今作のパワー凄まじいなと体感しています。
特典はポストカードでした。
実写版から色々と変わっていますが、根幹である死んでも復活というところは一緒なので設定なんかもスッと飲み込めましたし、強烈だったビジュアルもあっという間に慣れたので、勢いのあるアニメーションと共に楽しめました。
モンパニに出てくるような気味の悪い敵と戦っていくことになりますが、突進と捕食と串刺しとバラエティに富んだ殺し方を見せてくれるので、1キャラとは思えない満足感が確かにありました。
容赦なく人を殺していく残虐スタイルで、直接的描写は少ないものの、思いっきりぶっ潰されたり刺されたりする際の音がリアルなので思わず肩をビクつかせてしまったり。
戦闘シーンも最初は逃げ惑うだけのものが、車での逃走を皮切りに、武器を手に取り、同じ時間軸をループするケンジと出会い、協力して殲滅していくという流れはバトルものとして王道でいいなと思いました。
軽い武器は折れやすく、重い武器は機動力が鈍って扱いづらく、そもそものスーツに慣れていないからうまいこと動けない、ならば鍛錬しよう!となって練習シーンが映され、その練習の成果がしっかり出るというのを短時間でやってのけていたのも好印象でした。
爆弾を落としてくれる火と顔に書いてある可愛いロボットやお喋りドローンくんもいたりと、ユーモアのある要素がたくさんあったのも面白ポイントでした。
黄色いデカいロボだとバンブ○ビーを思い出してしまうのでいつ喋るんだろう…とソワソワしていました。
終盤はスケールがデカくなりすぎてしまったせいか、死に戻りの設定がうまく活かされず、圧倒的映像美でゴリ押したなー感が出ていたのが惜しかったです。
オチとしてはしっかりしているんですが、その点では実写映画の方が上手く立ち回っていたなと思いました。
かなり明るい方向、明日へと向かう方向への新解釈というのは良かったと思います。
見上愛さんは今作で声優初挑戦との事ですが、キャラにもハマっていましたし、とても聞き取りやすく、声の仕事も向いているんだなと思いました。
ヒコさんともう中さんは割とそのまんまでしたが、2人とも良い味を出していたので、キャラにマッチしているナイス起用だったなと思いました。
花江さんとざーさんの本職組は頼もしく、久々にハイテンションなざーさんボイスが聞けて嬉々でした。
キャラデザと上映規模の小ささも重なってあまり話題になってはいませんが、映画館でこそ味わって欲しい大迫力のアニメ映画でしたので結構オススメです。
鑑賞日 1/14
鑑賞時間 13:25〜14:57
ALL WE NEED IS TOMORROW
原作とコミカライズは既読ながら、うろ覚えで鑑賞。
物語開始時点ではまだ敵は襲ってきておらず、初戦闘でループする。
その様子は丁寧過ぎるくらいに丁寧で、リズムよくやってるとはいえややダレた。
話が動くのは、ケイジが登場してから。
彼がサポートに回るという展開は面白かったが、結局戦場に出るし、いくらなんでも有能過ぎた。
スーツの強化からサポートメカの開発まで、出撃前の数時間(?)でやったのはあまりに異常。
ってかなんであんな好き放題できるんだ。
あと、最終決戦に挑むループで初期スーツに戻ってるのも謎。
武器やスーツはボランティア(何の?)でもギリ許容できる。
でも兵士でもなく敵の情報もゼロからであったり、改変した設定が色々足を引っ張ってた気も…
リタの過去はイマイチ伝わらないし、敵の設定やループ脱出の仕組みもよく分からず。
そのためラストがご都合主義的にも感じてしまう。
原作は壮絶さと哀しさがあることで、より愛が強く表現されていたし。
作画はよく動いてたけど、絵柄的に迫力に欠け、最後の戦闘は背景やスーツの色味のせいで見づらい。
見上愛はじめ素人声優は、まぁ及第点です。
それにしてもキャストが目茶苦茶少なかったけど、モブは兼役で回したのかな。
総じて悪くはなかったと思うが、原作の持ち味は失われていた印象。
個人的には素直に小畑版をやった方がよかった。
見てない人は是非
史上最高のバトルアックスアニメ
重さ×スピードのアクション作画だけでも一見の価値あり。とにかくキビキビとした脚本で、何度もループを繰り返す特殊設定SFを90分でやり切るのがお見事。原作よりループ時間が短くなったせいで相棒の有能さが天才レベルになっているのはご愛敬。合流移行、どんどん戦力がアップしていく絵面だけでも楽しい。ただキャラクターに余計な背景を付けて、あまつさえクライマックス前にまんま台詞で心情を吐露してしまうのだけはあまりに安っぽくて頂けない。2人でループを経るうちに関係性が変化していくのを演出で見せるだけで十分だったと思う。いつもながら作画に比べ脚本が弱いSTUDIO 4℃の悪癖だ。結末も男の犠牲(死なないとはいえ成長がキャンセルされてしまう)でヒロインが助かってしまう、というのではわざわざ原作から主人公の男女を交代させたのが逆効果では?となって今一つ納得感に欠ける。一方、目覚まし時計の音をループ開始の合図にしているのはベタだが良い演出。特に感動的な劇伴を断ち切って鳴り響く、最後のループ時にはドキっとさせられてしまった。
序盤がモタモタで何回おんなじこと繰り返しとるねん、バカって感じだっ...
序盤がモタモタで何回おんなじこと繰り返しとるねん、バカって感じだった 共闘、装備がパワーアップしてからは良い進み具合に 決して孤独ではない、力を合わせてってお話なんかな 個人的にはトム・クルーズとエミリー・ブラントの実写版の方が好み
見上愛はやっぱり何かと出番増えてきたな
シンプルな物語構成と独創的な画調が時間を忘れさせる一作
原作もコミカライズ版も、トム・クルーズ主演の同名作品(2014)も未見だったので、鑑賞後にコミカライズ版の絵柄を見て、全然絵柄が違うのにびっくり。もちろん本作が原作とどう違うのか、といった比較はできないんだけど、本作に限って言えば、「戦って、強くなる」をひたすら繰り返すシンプルな物語として、素直に楽しめました。
原作は現在の「タイムループもの」の隆盛に貢献した作品とのことで、その後様々な後継作品が陸続と登場した現在となっては、さすがに「同じ時間を繰り返す」という要素そのものにあまり新鮮味を感じることはないかもしれません。
しかし本作の主人公、リタ(見上愛)とケイジ(花江夏樹)が、死んだら元に戻る、という状況を活かしてひたすら挑戦し、成長していく展開はシンプルな美しさがあり、たとえば高難易度ゲーム、いわゆる「死にゲー」で挑戦と挫折を繰り返して困難を乗り越えていく経験にも似た、純粋な達成感を味わうことができます。そしてその先に、「努力すること自体に意義がある」という強烈な生を肯定するメッセージを感じとることができます。
この本筋だけに絞り込んだかのような物語構成と、『プロメア』(2019)を彷彿とさせるような秋本賢一郎監督とSTUDIO4℃によってデフォルメとビビッドさを絶妙に配合したアニメーション表現によって、本作には独特の中毒性が備わっています。
本作鑑賞後に、「あー、なんかタイムループもの、観たくなったなー」と思われた方には、作風は全然違う実写映画だけど、『リバー、流れないでよ』(2023)を強烈におすすめ!
全CGアニメとは思えなかった
キャラデザで色々言われているが、良くある美少女ルックではなく、一目で印象づけされる個性のあるデザインが好みでもあり鑑賞。
予告を観た時は2Dだと思っていたが、監督のインタビューを見て、全てCGと知り驚いた。
そして、美術背景も素晴らしかった。
ストーリーやキャラの背景はありがちといえばありがちだが、テンポよくダレることなく進むことで90分があっという間だった。
個人的には最後が100%幸せな結果にならないのが好きだった。
鑑賞前と鑑賞後では、ポスターの見え方が違う。
男性はアクション
女性はキャラクターの心情など、
老若男女楽しめる作品だと思う。
蓋を開けてみれば結構しっかりとしたSFアクション
いわゆる死に戻り&モンスターパニックをかけあわせた
SFアクションアニメ。
過去にはハリウッドで実写化もされ話題になった作品。
相変わらずSTUDIO4℃による圧倒的な作画だが
この作品は特にアクションが素晴らしい。
4℃のアクションは意外と見る機会が少ないが
期待を裏切られることなく楽しめた。
予告編が出た時にキャラクターデザインについて
あれやこれやと言われていた本作だが
このキャラデザで正解といっていい。
下手に小綺麗なデザインにするよりも
よほどこの作品の個性が出ている。
肝心の中身もなかなか悪くない。
原作やコミカライズ、ハリウッド版も見たことがないため
この作品に触れるのは本作が初めてだが
問題なく頭に入ってくる。
ただ少しわかりにくい設定や展開も見受けられた。
上映時間は85分とかなり見やすくて助かるが
あと5分10分増やしてキャラのやりとりを描いてくれても
それはそれで楽しめたと思う。
一番の欠点は公開初週から上映館がかなり少ないこと。
見に行きづらいという人も多いのではないだろうか。
そこがとてももったいない。
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