28年後... 白骨の神殿のレビュー・感想・評価
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とんでもないことしてる…
まず前提として前作鑑賞必須映画だ。私はシリーズものは「前作観てなくても楽しめる!」と言われていても過去作全部観てから新作に臨みたい面倒な性格なので、本作から入るという可能性は微塵も無かったのですが、もし本作から観てると驚くだろう。
それくらい前作の説明は排除している。というかあらゆる説明を排除しているのでスパイクやジミー、ケルソン博士やアルファがどんな存在かも分からないままその関係性が"分かってこそ理解できる"ストーリーが冒頭から語られる。だからこそ前作から7ヶ月という非常にスムーズな劇場公開が求められたし、実現できたのは素直に凄いと思う。
と、いうことで前作観た私個人の感想だが「よく分からんけど良かった!感動した!」である。
前作もそれまでの『28日後…』『28週後…』というシリーズの家族愛という要素は踏襲しつつも、いわゆるゾンビものにある家族愛(ゾンビものに限らずアクション映画をはじめ"映画"というものに必須ともいわれるお決まりの家族描写)とは一線を画す踏み込んだ関係性や死の描写。肝心のストーリーも少年スパイクの成長、葛藤とともに化け物の跋扈する世界でのサバイバルには、単純にゾンビものとして括ることが憚れるほどドラマが中心だった。
その上で続編である本作。主人公はキービジュアルからもわかる通り(元?)医者のおっさんです。なんなら前作から登場しているゾンビのアルファです。その2人のやりとりには前作描かれていた少年と母親の切ない哀愁の漂う家族愛にも通じるようなドラマがあり、並行して語られるスパイクに襲いかかるジミーの壮絶な支配。そして終盤、医者ケルソン博士の狂喜乱舞にブチ上げさせられるという感情の右往左往に疲弊と感動が激突大バトル。
ラストも前作同様続編への期待を高めてくれる良いスパイスでした。必見です。
人間がいるだけだ
正直、全く面白くなかった。むしろ、腹立たしいまである。
前作で主人公だったスパイクは、様々な成長があったはずだ。命の危機や母親との別れを経て人間として大きくなっていることを期待していた。けれど、今作ではオロオロしてゲロ吐いてるだけにしか見えない。
前三部作の第二弾というのはわかるが、前作でスパイクの物語に感動した自分としてはそことの乖離に付いて行けなかった。
ジミーズはとにかく不快だ。そう見えるように作っているのだろう。けれど、「ゾンビによって崩壊した世界」で生きているにはあまりに不自然に見える。他の人たちが防壁を築いて隠れ住んでいるのに、あんな装備であちこちを放浪できる理由がわからない。
イアンも……あのノリノリのパフォーマンスが……意味がわからない。俺はカルト映画を観ていたのか……?
静謐で壮大な前作に比べて、今作は混沌としている。次作でそれらを総括する大きな仕掛けがあるのかも知れないが、正直期待していない。
面白かった。パンデミックから28年経った世界で生きる人達がメインの...
面白かった。パンデミックから28年経った世界で生きる人達がメインのお話。ゾンビとの対決はなし。ケルソン先生大活躍だし、カルト集団ジミーズの面々も良いキャラしてた。感染者の治療にワクチン以外のアプローチが出てきたのも面白かったな。
ジムをもう少し早めに出してほしかった
次作
三部作の第二部にありがちな作品
ダニー・ボイル監督とアレックス・ガーランド脚本コンビによるサバイバルホラー、28シリーズの「28年後」三部作の第二部。今作はダニー・ボイルは製作にまわり、監督はニア・ダコスタが担当。脚本は引き続きアレックス・ガーランドだ。
前作のラストで感染者に襲われそうになった少年スパイク(アルフィー・ウィリアムズ)が謎の金髪集団「ジミーズ」に救われたところからの続きが本作。前作の振り返りもなければ28シリーズの舞台の説明もなく始まるので、完全にリピーターターゲット。初見だとまるで分からないだろう。
三部作の第二部というのは第一部で始まった物語の主人公やキーマンのその後が描かれ、より世界観を深掘りし、完結編に繋げる役割で、始まった物語の結論は何も出ないのが常。今作もその役割を全うしている。
今作の役割は2つ。前作の最後に登場したジミーズとは一体何者なのか。スパイクどうなるのか。白骨の神殿を作り本土で生き延びているドクター・ケルソン(レイフ・ファインズ)はその後どうなるのか。
ジミーズはジミー・クリスタル(ジャック・オコンネル)が率いる悪魔崇拝のカルト集団で行く先々で残虐な儀式を繰り返す。スパイクは成り行きでジミーズの一員となり、行動を共にする。
一方ケルソンは感染者の遺体を葬る儀式を続けながら、アルファー化した感染者のサムソンを実験台にウィルスを鎮める方法を研究している。その中でサムソンにある変化が見え始める。
2つのパートは終盤で重なり合い、ストーリーが大きく動き出す・・続く・・
今作でも一瞬登場した一作目「28日後・・」の主人公ジム役のキリアン・マーフィー(オッペンハイマーでアカデミー主演男優賞)が完結作では再登場する予定。そして最終作の監督はダニー・ボイルに戻ることが予想されるので期待して待つこととしよう。
前作とは全く違う作品
海外「では」高評価だが、売上は失敗
海外ではシリーズ最高のデキという評価が多い一方で、恐怖の要素が少ないという声も確かにあった。赤字ラインは超えたものの、興行的には成功とは言いづらく、今のところ前作の3分の1ほどの勢いになってしまっている。
このズレは、「前々作から間が空きすぎたこと」、「過去作をきちんと観ていないと細かい伏線が分かりにくいこと」、「28年後という設定に強くこだわったこと」が重なった結果だと思っている。
多くの人が観たかったのはゾンビに襲われて世界が壊れていく瞬間だったはず。でも、監督たちが描きたかったのは、そこから28年が経った世界がどうなっているのか、その物理や価値観の変化だったのだろう。
私も前半は展開が遅くて、これは退屈に感じる人が多いだろうなと思いながら観ていた。今さら過激なサイコ描写を長々と見せられても、過去作にもいくらでもあるし、現実の世界のほうがよほど過酷ですらある。前作を踏まえて、もっと突き抜けたキャラクターを期待していた気持ちもある。それでも、この作品が今までとは違うゾンビ映画の形を模索していることは伝わってきた。中盤に入ってからは、その意図が見えてきて自然と緊張しながら観ていた。つまり「ゾンビとは何なのか」という問いだと思う。
肉体が腐っているなら五感も衰えているはずなのに、音がしただけで人間を正確に見つけるという描写には、以前からずっと違和感があった。映画だからそういうものだと自分に言い聞かせてきた。でも本作は、それに別の視点を与えてきた。それを最終章でどう繋げるのか。それがラストに(初代の人間が再び関わることも公表されている)、どんな形で変化していくのか素直に楽しみにしている。
これでこそ28日後シリーズ
抱腹絶倒のカルト作品
レイフ・ファインズの慈悲に満ちたまなざし
予告やポスターのケルソンの姿がどういう状況なのか全く知らないままに鑑賞したので、まさかの展開に笑いが止まりませんでした。ちょっとワクワクしながらあれこれ準備するケルソン「ボリュームは11か」、精一杯の悪魔風衣装とメイク、工夫を凝らしたショーに無音で拍手を送りました。
そんな彼がついに死んでしまったことには心が痛みましたが、そこへ現れるサムソンの逞しい姿。ケルソンを力強く抱き上げ歩いていく、多分未来へ向かって。彼こそが未来。
そして忘れた頃にやって来る我らがジムことキリアン・マーフィ。なにより彼の身につけているセーターの清潔さや温かさのある部屋、そこにいる正しく育てられたであろう娘の姿にやっと体の力が抜けました。何しろ今までの心のよりどころのケルソンはヨウ素まみれ、サムソンは血肉まみれだった。清潔感、ワスレカケテマシタ。
この映画には人々が感染者から逃げ惑ったり戦ったりする姿はほとんど映らない。それが不満な人もいると思うけど、28年の経過を感じさせ、そしてこれから先の未来を感じさせてくれる、このシリーズにとってとても重要な、とても素晴らしい作品だと思います。
時には退屈なエンドロールが、今回は心を落ち着かせ立ち上がる為の必要な時間になりました。何を期待して観に行くかによると思うけど、私には最高でした。
悪魔などいない。人間がいるだけだ。
『28年後...』の衝撃的なラストで登場したカルト集団「ジミーズ」。彼らと感染者(ゾンビ)の激しい戦いを描くアクション映画かと思いきや、突きつけられたのは想像を絶する光景だった。 これほどまでに「人間の残虐性」を見せつけられるとは。
リーダーのジミー・クリスタルには、キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』のアレックスを強烈に想起させられた。「幼児性」と「残虐性」が同居し、純粋な「快楽」や「娯楽」として暴力を楽しむ姿は、あのアレックスと全く同じだ。
程度はともあれ、誰しもが持っている心の黒い部分。極限の恐怖、不安、集団心理、そして悪魔への依存や儀式...それらが重なったとき、この「構造」はいとも簡単に立ち上がってくるのだと思う。
そんな狂気と対極にいるのが医師ケルソンだ。真理を追究する科学者であり、音楽や芸術を愛する理性的な存在。アイアン・メイデンの曲に合わせて彼が優雅に踊るシーンは圧巻だった(流石はレイフ・ファインズ!)。
特に印象的だったのは、ケルソンとジミーの対話シーンだ。ジミーが一瞬だけ見せた柔和な表情は、彼が少しだけ心を開いた証のように感じられた。おそらく彼は、初めて「まともな人間性」を持った大人と会話ができたのではないか。もし幼少期にこのような大人が近くにいれば、彼はあのような怪物(サイコ)にならずに済んだのかもしれない。
恐怖と不安を取り除けば、サムソンのように(モルヒネによるものだが)人間性が回帰していく。ケルソンは薬物療法だけではない、人間性を取り戻すための「何か」を探りたかったのではないだろうか。 この問いが完結編でどう結実するのか、今から楽しみでならない。
うーむ、残念
The Number of the Beast
前作からのスパンが早いなーと思いつつも結構気になる終わり方をしたので今作ではどう転ぶのかを期待して鑑賞。
ニア・ダコスタ監督なので、「マーベルズ」ではなく「キャンディマン」を作った際のらしさが全開になればなぁと願望も込めて。
3部作の真ん中ということもあり、後々の伏線となるような要素が多いためか、アルファとの対峙のシーンがかなり少なく、ほぼカルト集団であるジミーズが狂っている様子がメインで映されるので、コレジャナイ感が前半は強いですが、後半からのスパイクの奮闘やケルソン先生の大立ち回りなど見どころが一気に押し寄せてきてテンションがかなり上がりました。
前作でパルクールしまくってた集団が実は悪魔崇拝しまくってる集団という事が分かってからの前作から引き続き生き延びているスパイクが大変な目に遭ってるところから始まりますが、放った一撃が死に直結するというのを短時間でやってのけたので容赦の無さが序盤から感じ取れました。
序盤のアルファ襲撃からの脊髄引っこ抜きは笑えるやつでテンションが上がりましたが、アルファの暴れ方が前面に出ているのって本当序盤のみなので、これがずっと続けば良かったのになとは思ってしまいました。
納屋での民間人を襲うシーンはかなりしっかり映しやがるので思わず目を背けてしまいそうになるくらい、腹を割いて皮膚を引っぺがすという狂気の沙汰をやってのけているので非常に趣味が悪いです笑
絶望的な状況の中でもどうにかこうにかして生き延びる策を見つけた妊婦がワイヤーをぶん投げてジミーズの1人の頭に突き刺したのは非常に爽快でしたし、炎で奇襲をかけるところなんかは鬱憤ばらしに最高でした。
ジミーの悪魔崇拝、覇王崇拝がまるで理解できない領域なので、最初から最後までコイツは何に取り憑かれているんだい?となりつつも、そのラリっぷりが最後まで貫かれていたのは、小さいサークルの中でも崇められる要因なのかなと納得はしてしまいました。
サムソンが徐々に感情を持ったり、言葉を理解したりして、ケルソン先生と交流していく様子はなぜか微笑ましさが勝つという不思議な時間になっていました。
ちょこんと座って星空を眺めていたりするシーンのギャップは中々に萌えでした。
今作の最大の見せ場はケルソン先生が覇王となって大音量の音楽に合わせ大暴れしてくれるシーンですね。
そこまでは空気が重かったんですが、轟音が鳴り響き踊り狂うケルソン先生が来てからの盛り上がりは異常でしたし、スパイクに気付いてからのファインプレーなんかも良かったですし、ジミーを磔に持っていくまでの流れなんかもスムーズで蹴散らしまくるのも良かったです。
強いて言うならばジミーはもっと酷い目に合わせても良かったんじゃないかなーと思いました。
脊髄を抜き差ししたりしても良かったのでは?
次回作では親子がどう絡むのか、サムソンは敵になるのか味方になるのか、妊婦はどこに行ったのか、アルファとの決着はつくのか、たくさんの謎が解決されるであろう3作目も楽しみではあります。
欲を言えばヘリコプタープロペラでスパンスパンみたいなスカッとしたやつが見たいなぁ…なんちって。
最終作も待っております。
鑑賞日 1/20
鑑賞時間 13:55〜16:00
ファン限定ゾンビ映画かな
「ゾンビとどう対峙するか」
まさに覇王降臨。歓喜と感動の嵐。
一周し、キリアンマーフィーに…
遂にキリアンに戻ってきた!で?まだまだ続くんてすか?!感染ゾンビ物なら何とでも物語は続きますが…前作が期待ハズレだったもので…今回も一応見とくかってな感じ。期待はしてなかったんで無難な星3.5です。前回アーロンテイラー活躍せず、今回は【レイフ・ファインズの舞い】ドクターの積み重ねてきた結果が?!あの薬の配合、誰が引き継ぐの?!アルファの変化誰が目撃したの?!シリーズのファンだから、続くなら観ます!!
全125件中、1~20件目を表示
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