劇場公開日 2025年12月26日

白の花実のレビュー・感想・評価

全32件中、1~20件目を表示

4.0若手3人の今後に期待大。坂本悠花里監督の“目利き力”にも敬服

2025年12月27日
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鑑賞方法:試写会

悲しい

癒される

まず主要キャスト3人の瑞々しい魅力がいい。寄宿学校に転校してくる主人公・杏菜役の美絽(みろ)は2008年生まれ、本作が映画初出演で初主演だそう。踊りが上手く杏菜と同室になる莉花役の蒼戸虹子は2009年生まれ。莉花の親友だった栞役の池端杏慈は2007年生まれ。思春期特有の繊細さと儚さを体現し、作品世界にぴたりとはまっている。演技力は発展途上で、現在16~18歳ということは学業との兼ね合いもあるだろうが、3人とも2、3年すれば映画やドラマでよく見かける存在になっていそう。本作が初メガホンの坂本悠花里監督は目利きの力も確かなようだ。

寄宿学校に転入してきた異能の美少女という設定がジェニファー・コネリー主演の「フェノミナ」のようで、女生徒たちのダンス発表会が恒例行事になっているのは「エコール」を想起させる。ダンスに関しては、序盤の莉花、終盤の美絽、それに中盤の湖畔での野外レッスンにおける生徒たちのパフォーマンスが美しく印象的に描かれるものの、完成したダンス作品を発表する場面がないのは物足りない。とはいえ、発表会でのしっかり振り付けされた群舞がハイライトになると映画の主題がぶれるかもしれず、やはり未完成で親密さのある身体表現が本作にふさわしいのかも。

本作の脚本と編集も担った坂本監督、次作も楽しみに待ちたい。

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高森郁哉

3.0思春期の少女の心の脆さを描くのなら・・・・・・・

2026年1月25日
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鑑賞方法:映画館

知的

女性監督(坂本悠花里)による思春期の少女の心の機微を丁寧に描くと言えば聞こえは良いが・・・・・・・
確かに女性ならではの視点で耽美なビジュアルに繊細な感情の移ろいを描いてはいるが、本作のテーマでもある”なぜ莉花が屋上から飛び降りたのかー?”をきちんとストーリーの中で描くべきだったのではなかろうか・・・・・・・!?
でないと劇中、杏菜が母親に問う少女時代の苦悩に対する改善法(=大人になると苦悩を内包する旨の発言)の答えが、生きてこないと思うのだが・・・・・・・
この部分は実はこの作品の中での大きなファクターに成り得る所で、ここを丁寧に描かないと幽霊物語になってしまう様な気がします!!
(ラストの莉花の魂もこれでは昇華しない気がします。)
あと栞演じる池端杏慈が上戸彩を彷彿とさせる美しさで今後の活躍が楽しみです!!

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ナオック

1.5雰囲気だけ

2026年1月15日
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最近の日本の若手監督はみんなこんな感じなのだろうか?
技術の進歩のせいで映像だけがやたらと綺麗。いかにもグレーディングちゃんとやりました感はあるが、あの程度なら今時ちょっとした映像クリエイターなら普通に誰でもできる。肝心のストーリーや演出が全く練られていない。陳腐なセリフ、意味不明の人物描写。現実感の乏しい学校、おまけに安っぽい人魂?の表現。何もかもがウソくさく、主題も曖昧なまま終わってしまう。深読みする気すら起きない。
雰囲気だけは悪くないので、今後に期待という事で星半分おまけでつけておくが、猛省を促したい。

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nahaha

2.5あきらかなドーピング族がよくわかる

2026年1月14日
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映画.comのドーピングコメントが炙り出される映画ですね。
大人の事情はわかるが、あまり過度な持て囃しはよくない。実力以上の何かを求めてオヂたちが若い女性監督に熱を注ぐのももうやめたほうがよい。メインのプロデューサーはせめて女性が良かったのでは?
途中から話が逸れていくところは面白かったが、ちゃんと練られていないせいか全てが浅薄に感じる。特に台詞

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ビビ

3.5保護者会以降は良かった

2026年1月7日
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ルームメイトの自殺とその後の学校のざわついた空気を受けて杏奈が出した答えを、セント・オブ・ウーマンよろしく保護者会でしっかり表明し、両親や周囲との関係性も少しだけど上手くいくようになり、悩みながらも少しずつ成長していく杏奈を丁寧に描けていた点は良かったのではないか。リカが死んだ原因がよく分からないままなのはそれはそれでありだと思う(本作の、結局他人についてあーだこーだ言ったところで何も分からん、もっと自分のこと考えろよというメッセージにはぴったり)が、唐突に父親の話が出てきたり、幽霊映画としても人間関係映画としても社会派映画としても中途半端過ぎるところはやや残念。霊感についてはラストシーンの演出から逆算して必要だったのかもしれないが、いまいち掘り下げられていないし、杏奈の人格形成への影響という意味ではちょっと弱い。あと噂話の演出があまりにも舞台芸術的過ぎて少し萎えてしまう。
演出次第ではもう少し良作になったと思うと少し残念、あと20分長ければもう少し消化不良は治ったかもしれない

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アヤックス

3.5だれが殺した?クックロビン

2026年1月2日
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イバラニカ

4.0美少女がいっぱい そして門脇麦 美しい世界観

2026年1月2日
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癒される

ドキドキ

カワイイ

門脇麦が好きだ。あの子は貴族以来、押している。
今回もわき役ではあったが素晴らしい。
なかなか雰囲気がBLの反対のGLっぽい。
湖、寄宿舎、女子高、なかなか設定が面白く映像は美しい。
良い時間だった。

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KSクッキー

3.0閉ざされた女学生同士の繊細な思いが描かれる

2026年1月1日
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鑑賞方法:映画館

全寮制のミッションスクールを舞台の話ではあるが、昔はこういった隔絶されたような私立高校は、裕福だったり、家族の宗教観だったり、特別な家庭の子どもたちのものとして存在していたように思う  それでも全寮制がゆえに、生活指導なども厳しかったのだろうが、それに従順な子どもばかりではなく、一人ひとり様々な背景を持って成長していくわけで、この作品のような葛藤をみんな抱えているに違いない
若いときは生徒の思いに共感していたのが、親の年代になると共感していた気持ちを忘れ、管理する思いが強くなる  矛盾や疑問を持つことはあたりまえのはずなのに、従順さから殻を破ってしまうことに、親も学校も管理にまわる
他の方が「櫻の園」との比較を述べられていたが、女学生同士の中の日常が、繊細によく描かれていたと思う
河井青葉さんは娘を持つ母親役がこのところ多いが、未熟な親をよく演じられている
門脇麦さんも、こういう役とても安定されていました
(12月31日 テアトル梅田にて鑑賞)

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chikuhou

3.5これはなかなか異色。 まあキレイな取り方してファンタジーとしておこ...

2025年12月31日
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知的

斬新

カワイイ

これはなかなか異色。
まあキレイな取り方してファンタジーとしておこうかな。なかなか出せない絵面でもあると思う。
人物だけで観れる
繊細な感じは期待した通りだったけど
途中から結構な動き方で、意外性あったわ。
ストーリーや設定も特にあえてクリアにしなくて良い世界だと思った。

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とりから

2.0過日の思路

2025年12月31日
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難しい

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uz

1.0私は違った

2025年12月31日
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“美しい少女の残像”てんこ盛りでっせ!みなさん好きでっしゃろ?みたいな作品。

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すぅ

3.0テーマと雰囲気は良いがやや散漫。

2025年12月30日
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sugsyu

2.0睡魔との戦い

2025年12月30日
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Oyster Boy

3.5思春期特有の、、、

2025年12月30日
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カワイイ

原作がないならもう少しドキドキする展開があった方が、、、「かじつ」と言われるとね。

ストーリーを知らずに見たので、まさかホラーなの?と心配しましたが。

池端杏慈さん目当てでしたが、何年後かこのひとどこかで見たと思える女優さんが沢山出てくるといいですね。

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だるまん

3.5ゆっくりしたテンポ感が辛い

2025年12月29日
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鑑賞方法:映画館

全体にテンポゆっくりの進行で余白を多く作りつつ、
画面の変化も少なくしているのは、
見る側にじっくり想像させようという意図だとは思うが、
少女たちの表情の変化が小さく、背景などの画、構図もあまり特徴なく
残念ながら受け取るものがほとんどなかった。

物語の大事な要素であるダンス、
ミッション系の学校という設定、鬼火の存在、
いずれも要素としての濃度が薄く、消化不良な感じ。

同世代が見ると共感する部分が多いのだろうか。

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HK

1.0世界観的なものに少し違和感

2025年12月29日
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キリスト教系の寄宿女学校が舞台。
あまり面白くなかったです。
世界観的なものに少し違和感がありました。
主人公を演じた俳優と、主人公の同部屋の女学生を演じた俳優が、あまり上手ではないと感じながら観ていたことが、影響している気がします。
もう一人の主要人物を演じた池端杏慈さんは、雰囲気があって良かったです。
寄宿学校の教師を演じた門脇麦さんも良かったと思います。

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ねこたま

3.0若い映画

2025年12月29日
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単純

門脇麦さん、終盤の見せ場の演技はさすがでした。主役の美絽さん、綺麗で雰囲気がある方でした。映画初出演で、まだ17歳とのことで、大化けして欲しいです。

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TT

1.5寒い

2025年12月29日
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終始、火で炙られているような緊張感はあるものの、最後まで火が点かない映画だった。
物語の途中にはいくつか「着火点」になりそうな要素が用意されているが、どれも決定打にはならず、期待だけが積み重なっていく。

ラスト30分で何かを取り戻すのかと思ったが、自殺の原因も曖昧なままで、残るのは消化不良の余韻だけだった。
考えさせられる余白というよりも、鑑賞後に考えること自体があまり面白くない余韻だったように思う。

約1時間半、ほぼ同じトーンが続くため単調さも否めない。
また、自殺した人物が中盤以降ほとんど登場しないため、終盤で唐突に現れても同じ制服を着ていることもあり「誰だっけ?」となってしまい、物語に入り込む上でのノイズになっていた。

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画面の旅人

3.0ごきげんよう

2025年12月29日
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難しい

今時こんな学校があるのかと思うような
全寮制のカトリック女子高
杏菜の反抗期とオカルト的な霊感と
哲学的な思想もありつつで話が進む
結局自殺の原因を暴くわけでもなく
友達をかばって中途半端な内容
それが思春期と合っているのかな
栞が波留に似ていて将来期待

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かちかち

3.0【”ごきげんよう。”今作は令和版拗らせ女子が集うスピリチュアル「櫻の園」であり、一人の悩める女子高校生の心の成長物語でもある。今作の幽玄耽美的ファンタジックな世界観は魅力的でありましたよ。】

2025年12月29日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

<Caution!内容に触れています。>

ー 「櫻の園」:吉田秋生の漫画を基に、創立記念日にチェーホフの「桜の園」を上演するカトリック系女子高生たちの恋心を描いた1990年の中原俊監督の作品である。

  勝手な推測だが、今作が初長編の坂本悠花里監督は、上記作品を意識して今作を製作したのではないかな、と鑑賞しながら思ったのである。

<理由>

  1.作品の舞台がカトリック系女子高である事。(”ごきげんよう。”と儀礼的に挨拶するところもソックリである。但し、「櫻の園」では校門を出る際に、学校に向けて言う。)

  2.アンナとリカとシオリの関係性が、「櫻の園」で鮮烈に描かれたように、微妙に憧れと恋心を繊細さを絡ませた趣で描かれている事である。

  物語世界は、皆が認める演劇の主役であるリカが、ある日自殺した事で展開していくのであるが、彼女の霊魂が、生きる事に意味を見出せず死んだように生きるアンナの中に入った事で、彼女がリカが遺した日記と共にリカが抱えていた”秘密”に気付き、生の尊さに目覚めて行く過程が、中々だったのである。

  但し、二時間の間、ずっと観客を魅了するところまでは到達してはいないかな、とも思った部分が少しあったので、偉そうで申し訳ないが、評点は3とさせていただきます。

  坂本悠花里監督は、今作を公開するまで前作の短編から6年掛かっているとの事である。大変だったと思うけれども、今作の幽玄耽美的ファンタジックな世界観は魅力的であったので、次作を待ちたいモノである。-

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NOBU