楓のレビュー・感想・評価
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世界を見る“視覚”というものを物語の重要な要素に裏設定
本作が秀逸なのは、スピッツの名曲を映画的に再構築している点にあります。恋人の恵と一緒に巻き込まれた事故によって、ヒロインの亜子は世界が二重にぼやけて見える視覚の後遺症に悩まされています。
愛する恵(双子の兄・涼)が二人に見えることと双子という設定が重なり合うのです。それはまるで、亜子がなんとか涼に恵を重ね合わそうとするが決して重ならない現実を表しているように見えます。また涼は、恵がかけていた“メガネ”をかけることによって恵になりすまそうとすることとも符合します。
さらに世界を記録する“カメラ”というものも、もうひとつの重要なアイテムとなっています。恵と亜子が最初に出会った高校時代、屋上で空を見上げる亜子をカメラで撮影したのは誰だったのか――。天体観測が趣味だった恵と一緒に新しい星を発見しようとしていた亜子。そんな亜子の想いを受け止めようとする涼の職業はカメラマンです。彼らの想いはやがて、スピッツの作品世界のように宇宙へと広がっていきます。
映画は“世界”をカメラで撮影し、再構築して人々を感動させることができる媒体であり、総合芸術の一つです。スピッツの宇宙(名曲)を本作は映画というもので捉え直し、愛する人の“声を抱いて”新たな人生を歩いていこうとする男女の葛藤を描いています。
伏線回収のされ方はよかったけど
大人としては
彼(兄)の死を受け入れない女性が求める未来とは?
未来を諦めた女性と過去を生きる男性の触れ合いが奇妙な関係性を作り上げる。
観てる側には、どうしてという疑問を残したまま進む入れ替わり生活。周りの友人達により公になることでボヤけていた焦点が合ってくる点は、中々捻ってて面白いが大人の物語としてはモヤモヤ感が残る。
紐解かれ、過去を知ることで未来への扉が開かれる流れは納得できるのだが、なんだか心を掴まれなかった。
やはり前半部分の行動心理が自己中心的なのと、彼と過ごした時間がそのことで覆すほどのことだったのか?それが最後まで残ってしまった様な感じ。
切なくも素敵な作品でした。
楓
役者は良いけどストーリーはちょっと弱い。
福士蒼汰が大人になってすごく良い演技だった。
福原遥もいつも通りかわいい。
石井杏奈はショートでちょっとイメージと違う元気めの役どころ。
そのほか脇役陣もしっかり。
でもストーリーが弱いかな・・・
単調で、展開もちょっと読めて。
キーワードの「バターが溶けて・・・」もちょっと意味不明。
最後結局NZへ会いに行って再会、はネットフリックスの「初恋」と被る。
楓がエンディング含めて3回聴ける。
でもやっぱり福永遥は映画向きではないのかな、と思ったり。
公開している映画館が少ないのは、結局人気が出なかったんでしょうね、この作品。
伏線回収に驚き
スピッツの「楓」という曲は知りませんでした。ですから曲のイメージに似合った作品か否かは、解りません。
涼(福士蒼汰)の時おり見せる悲しそうな表情が、良かったです。切なさに満ち溢れていました。学校の屋上での亜子(福原遥)のしぐさや表情にも胸うつものがありました。
ラストでは、2人が共に人生を歩んでいくように感じました。
嫌だったのは日和のキャラですね。演じた石井杏奈さんは好きな女優さんですが、あの日和のキャラは退いてしまいますね。亜子の病院まで行ったりして…そこでの亜子との会話が、ひとつのポイントになるわけですが、あれじゃストーカーもどきです。違う描写ができなかったのかしら?
モヤモヤあり
涼の健気さに泣けました。
利き手じゃない左手でノートにびっしり「須永恵」の文字を練習するシーン。恵として生きる覚悟が見えました。
それに対して亜子はうーん……でした。恋人が亡くなって不安定になっているのはわかるけど、最初から涼と分かっていながら恵として接していたのにモヤモヤ。
最後も会いに行ってどうするんだろって思ってたら終わっちゃいました。あの頭ポン切なすぎませんか?亜子はもう恵と重ねずちゃんと涼だけを見られるのかな……。
涼くんが幸せに生きられることを願います。
福士蒼汰さん、福原遥さんはもちろん、宮沢氷魚さんがとてもよかったー!!
気がつくと涙が…
楓
これも病プロイテーションなのか?
福原遥出ていれば、それだけで星が五つです。
純粋で悪意の無い役を全く嫌味に見えず演技できるのは、すでに職人技。でも、そろそろもっと多面性のある人格を演じて欲しいです。事務所が許さないと思うけど、きっと出来るはず。
公開されているあらすじから、バラしていないネタがあるのは分かっています。そこで、福士蒼汰は監督の指示なのか、全く顔の表情だけで、双子のどちらか分かるように演技をしています。ここは上手い。でも、残念ながら、これのせいで先が読めてしまいました。原作は小説じゃないみたいだけど、小説だとここがノイズにならす、もっと楽しめたかもしれません。
そもそも同棲している訳なので、顔を近くで見てたり、体のいろんな所も見てるんだから、福士蒼汰のニキビ跡の形の違いや、ホクロの位置で分かるでしょう。わからない前提のカマトト作品とするか、清い関係の高校生の話に止める必要がありました。分かっていながら、知らんぷりして、一緒に寝るなんて、私には無理です。
観客には最初からネタを割った上で、お互いの苦悩を描いた方が良かったのでは?それでも、事故後に精神障害が残ってるのではなければ気づくし、気付かれないから不安でしょうがないですよ。なので、作品としては、中学生で観ていたらすごく感動できたかも知れません。
良かったところ
・石井杏奈は敵役なのですが、ギリギリ嫌味にならず、とても良かったです。
・10代の亜子役の方、声質は違うけど、福原遥の喋り方を上手く寄せてて、笑ってしまいました。それを抜いても良いです。
気になったところ
・日本での星空と、朝焼けなどの映像が綺麗に見せようとしたせいで、上品さに欠けている気がしました。その辺はクロエジャオとかテレンスマリックとか。
・合成も光源が一致しておらず不自然。小さい時のホームビデオはAIでしょうか。
・梶野の仕事は何ねしょう。在野の研究者?理系の人間はあそこにあんなオブジェを置かないよ。
・コレは結構致命的なんですが、服が綺麗すぎる。スタイリストが借りてきたやつみたい。明け方、海岸沿いならダウンのロングコートで、襟がテロテロに汚れていないとね。もしくは、これはおとぎ話だよというサインか?遙様が可愛く見れればどうでも良いとも言える。
・double visionは左が内斜視か思ったら、手術は右でした。
・術後、回復した視覚で何が変わったか、明確な表現がなかった。じゃあ、その設定不要じゃない?
・マンションの屋上のおばさんは何だったのか?
・福士蒼汰は結構年上に見えた。高校の先輩は無理。
・タイトルの楓が中途半端。似てるくさいことの象徴なのに、木も出て来ない。
・涼のカメラは50mmの単焦点みたいだけど、その画角は取れないよ。
・初対面の女の子に頭ポンポンするのは、遊び慣れてるぞ
原点の理由はプロデューサーのせいだ、多分
私史上最悪の駄作では無いのか?と悩んでいます【ネタバレ】
大好きなスピッツの『楓』をモチーフ?にした作品と聞いて、しかし評判を聞かない、大ヒットしているので有ればSNSも TV観なくても、自然と耳に伝わってくるもの。
しかし公開して時間も経ち、そろそろ観ないと劇場では観られなくなるのでセゾンの日の今日観てみた。
行定勲監督作品、好きなスピッツの楓、劇場CMもそれなりに、、、
しかし、何故だろう?
冒頭の事故のシーンから、怪しさが立ち込める。
福原さんの仕草の違和感?あー、オッサンになったし受け入れられないのかな?笑💦
あのもしかして双子?って違和感、途中々々で出てくる『バターが溶けて流れ込んでいく!』ってなんやねん、歌詞にあったかな?ってぐるぐる🌀するし、細かなシチュエーションだけど、商売道具のカメラの扱い、レンズに指掛かって無かったか?笑😆
親であれ、ドツくだろう!
100歩譲って、『スーパービーバー染谷さん』や
『十明さん』のパターンの楓を流して、ノスタルジックというか萌えるポイントはあるよ、でもさ。
全体的にどんでん返し?、伏線回収の実は最初の出会いは○○だったとか、わかりやすいし、、、何が駄目だったかた言ったら、この内容で“啜り泣く女性“がいた事に愕然としてしまった、もうスタート時にこっちは怪しさ満点💯、脚本のレベルも相当低いよね?
スピッツ好きのファンで、興行収入行くと思ったのかな?
映像作品、ピンポイントで観たらそりゃ綺麗✨とはなるよ。
でもさ、動画、一連のシーンの連続で、流れを感じて作品とするよね?
もしかしたら、単純に色々と楽しく観られなくなってしまった?と嘆いて他の人の星4とかをチラ見に、同様の方もいて、その方も年齢、性別を追求して自分自身が駄目なのか?と書いているので多分違うのだとは思う。
子役の子達も悪くない、でも高校生時代からの現在地点(福士蒼汰さん、福原遥さん)との整合性も無い、せめて中学時代なら何とか?かも。
切り取って、写真を見ると思ったら綺麗✨って思います♪
※6度目の国宝で、このモヤモヤをスッキリさせて帰宅したいと思います♪
楓となれば見逃せない。。
暗黒星雲でした 次は奏だと思う
星好きなのでこの映画を観に行った。スピッツの楓からなぜ星をみる人の話?と思ったが、楓のMVで円形座席のプラネタリウムでM1投影機をただ眺めているスピッツメンバーがずっと映っていたので、そこからの着想だろう。安易にプラネタリウムを舞台にしなかったのは正解だと思う。
チラシで殆どネタバレしている、そこからアッというオチに持っていくのか…と思いきや想像出来る範囲だった。
二人の出会いの高校の屋上に居たのが弟じゃなくて兄で、実は最初になりすましてアコと付き合ったのは弟の方だったんだよーというのは殆どの観客が気付いていたと思う。それを言わず身を引き最後まで黙っていた兄(涼)の男前さ、奥ゆかしさがあって、兄は被写体の良さを自然に引き出すカメラマンになりました!という話し。
アコはバターのおまじないをケイ(弟)が覚えてないってバーテンダーに言ってたけど、宮沢氷魚から聞くまで気付かなかったって鈍すぎない?
全体的に重い感じ、冬の話しだからどんよりとした冬型性低域圧にずっと覆われっぱなし。喪失がテーマにあるからかもしれないが、監督の作家性?テンポ感は無いし、ゆったりだけどどこで息継ぎをしたらいいのかわからない、深呼吸したらもっと苦しくなりそうな感じがした。弟ケイが後ろめたいものを抱えたまま死んでしまったからかな。
ということは、結局はまんまと行定監督にはめられただけだと思う。
・冬の定番90年代エバーグリーン「楓」
・令和の人気音楽プロデューサーYaffle
・評価の高い脚本家 高橋泉
・息を呑むVFX技術に、韓国クリエイターのオシャレ美術(猫が導いた秘密の青の天文台も素敵だった)
俳優陣も悪くないし、これだけ揃っていてもう少しくらい冬の星々の様なきらめき感があってもいいようなものだけど、そうならないのはこの監督だからだ。
たまに挟まれた真っ黒な画面…あれはニュージーランドの星空の中にある暗黒星雲(コールサック)なのだ。銀河鉄道の夜でカムパネルラが落ちて行った真っ暗闇だ。それがこの監督が描く星空なのだと思った。
極めつけ酷いのはエンドロールでやっと出たと思ったデカポ湖の星空…現地ロケのようなので実写を期待していたけどやっぱりVFXなの?だよね。それでもいいからもっと見ていたかったー!!南十字を確認しようと思ったら秒で消えた!あれはショックだった。星空はチラ見せだけかー。映像センスアピールで終わった…。この映画に星空を期待した私が間違ってました。
☆良かった点
・アコが別れたあとも一人で軽自動車に重い機材を乗せ彗星を探すために夜明け前の海辺に通っているとこ。(寒過ぎるし、危ないから。実際はそんな甘くはない、これはあくまで映画です)
・双子の部屋が物語が進むにつれ間取りがわかってきて、最後には天体観測仕様というスペシャルな部屋なのがわかったとこ。
・たぶんハッピーエンド。ちょっと複雑だけど。
映画に関わる方々の、愛情が伝わる作品
悲しみの先の光
片想い。。。遠まわりして辿りついた恋。。。叶う
恋愛って、繊細、心の揺れ動き感じる。。。
はじめから、僕は、君の事が気になり、好きだったんだ。。。(片想い)
叶わぬ恋。。。。
思いもがけずに、かたちはどんなんでも、君の側に居られる。。。
シアワセなんだ。。。
でも。。。
人を好きになるのは、せつないこと。。。
過程はどんなことが起きようとも。。。
辿り着けた。。。君との両想いに
感動🥹涙。。。
全184件中、1~20件目を表示
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