ザ・ピックアップ 恋の強盗大作戦のレビュー・感想・評価
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アマゾンMGMの傾向
近年のAmazon MGMスタジオは、
特定の傾向を持つ作品群を送り出している。
メガヒットは狙わないかもしれないが、
映画を愛する観客ならば確実にその質の高さに納得、
そんな職人的な技術に裏打ちされた作品である。
本作の魅力は、総合的な技術の高さにある。
カーチェイスも過度にCGに頼らず、
ドライブ感のある撮影と編集で魅せる。
シナリオ、役者の芝居、撮影、照明といった、
映画を構成するあらゆる要素が高い水準で保たれており、
技術的な破綻が少ない。
もし本作が1980年代に公開されていたなら、
映画館の看板作品として普通に興行にかけられていたであろう、
良質なジャンルムービーの風格を備えている。
予算は決して潤沢ではないのかもしれないが、
主軸となるのは、アメリカンジョークを交えたウィットに富んだ会話劇と、3人の男女が騙し騙され、心を寄せたり引いたりする駆け引きのパターン。
こうした機微を描くには、優れたシナリオ、的確な演出、
そして役者の高い芝居の技術が不可欠であり、
本作は見事にそれを実現している。
地味かもしれないが、隅々まで丁寧に行き届いたウェルメイドな作品。
Amazon MGMが提供するこうした質の高い作品群は、
映画ファンにとって見逃せない存在となっている。
一方、
スマホやタブレットネイティブの映画ファンにとっては、
やや退屈かもしれないが、
たまにはこういう手堅く上質なエンターテイメント、
というのも、
映画を見る喜びをもたらすかもしれない。
❇️『ダッセー放題やな。本当に!』しらんけど
ピックアップ 恋の強盗大作戦
🇺🇸ニュージャージー州 アトランティックシティ
❇️『ダッセー放題やな。本当に!』
㊙️どんな話なの❓
『現金輸送車を襲う悪党。相性の悪い輸送車の二人。みんないがみ合いながら思惑を遂行するワチャワチャ犯罪コメディー』
◉66点。
★彡よく考えるとなんじゃこの展開?
軽く見るには面白いかった。
🟢感想。
1️⃣『思ったより軽く楽しめテンポが良いな。』
★彡コメディーとしてみれば楽しめる。
2️⃣『ハッピーエンドなのか?ようわからん。』
3️⃣『1980年台の映画を見た気分』
★彡褒めてます。
4️⃣『結局、全員悪党感否めない。』
★彡まぁコメディーだしいいっか!
🫶👊🦺🌫️🎰🚛🛣️💵🧰❤️🩹💍💋🛫
現代社会へ
2025年の作品
解説にはアクション・コメディとある。
このような映画は過去にもいくつかあったように思ったが、リメイクではなくオリジナルということのようだ。
しかし、どうしても感じてしまうのが過去作品
つまり、今のアメリカが求めているモノがこの作品の中に描かれているのだろう。
一応、皆ハッピーエンドとなる。
そして、この現金輸送車強奪の首謀者ゾーイはバリ島に逃れた。
この物語の動機 ゾーイの想い
それは父が守り抜いたものを、カジノがコラテラルダメージとしてしか受け止めなかったこと。
「あのお金が、汚れていないとでも?」というゾーイのセリフに彼女の思惑が込められている。
因果応報
ゾーイにとって大切なものを奪われた代償を、復讐という形で成し遂げた。
ここに感じるのが「アメリカンヒーロー」
わかりやすい正義と悪という構図に、お金という代償を求めたこと。
昨今の政治による格差社会に対する代償を、人々が熱望しているのだろうか?
ゾーイはセキュリティに扮し、カジノ銀行へ潜入した。
その際父のことで声をかけられた。
日本人であれば、思いとどまるのだろう。
しかしゾーイの意思は固かった。
毒を持って毒を、悪を持って悪を制する。
これをコメディとして描くことで、バカバカしさのオブラートへ包んだ。
決して為せないことを成すというアメリカンドリーム
現金輸送車強奪もまた、決してできないこと。
似たようなことが何度も映画化されてきたが、それはシリアスさとして描かれた。
しかし今回コメディにしてまた似たようなことをした背景には、アメリカ社会の格差を感じる。
ダークヒーロー
既に何が正義かわからなくなっている社会で、人々が欲し喜ぶものが、このダークヒーローなのかもしれない。
コメディだが、カーアクション含めてそれなりの迫力。
エディ・マーフィは笑わせません
欲しいのは車
てっきり現金輸送車の襲撃強盗かと思ったら中盤から一捻り、真相は観てのお愉しみ・・。まあ、カーアクションはたっぷりだが同じようなシーンばかりだから見どころはエディ・マーフィとピート・デビッドソンのコメディタッチのバディアクションということですかね。
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