恋愛裁判のレビュー・感想・評価
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唐田えりかさん、竹中夏海さん、そして中村優子さん、端々まで考えつくされた配役
深田晃司監督の最新作。いつも聴くラジオ番組では随分前から話題に上がっていましたが、その話になると毎回やや突っ込んだ話になりがちで、こちらは“ネタバレ”の危険回避のため(そこだけ)聴かぬようにするのが大変。とは言え、劇場で流れていたトレーラーは観ていたため、作品で扱われている事柄くらいは判った上での鑑賞です。
で、観終わってなるほど。。本作、内容について触れないように気を付けようにも、それについて自分の考えを述べようとするだけで、もうネタバレしかねないくらい評し方が難しいことが解ります。
ちなみに私自身は、アイドルに限らず、人にしろ団体にしろ何かの対象を“推す”ということを殆どすることがないタイプ。勿論、若かりし頃は多少の課金や、数える程度の“現場(ライブや試合など)”も経験ありますが、ケチだったりガチなことが苦手なこともあって、私には大変に距離を感じる文化です。
ただそれでも、本作で起こることは概ね想像ができて殆ど意外性を感じないし、その展開についても「やむを得ないか…」とついつい丸め込まれそうになります。ですが、作品の後半にある展開中に一言、さらりと“聞き捨てならない言葉”が聞こえてどうしても引っかかっていました。ところが、結末に至りちゃんと“それ”を回収してくれたように感じる山岡真衣(齊藤京子)の決意とその後に、彼女が「守りたかったもの」が解って救われた気がします。(中村優子さんも、流石のいい仕事。)
アイドル、芸能プロダクション、運営、そしてファン。どの立場にも手落ちな部分が見えつつも、一番の問題はその関係におけるバランスの“極端”ともいえる悪さ。にもかかわらず、それを問題視することなくシステム化されており、いざひずみが生じると当然その負荷は弱い部分に掛かる。本作において楽曲の振付を担当し、また劇中における振付師役として出演もされている竹中夏海さん。竹中さんは実生活においてもアイドルのために様々活動をされているようですが、彼女たちに犠牲を払わせないためにも、より実践的なサポートとバランスの改善が必要なのだと改めて気づかされます。
そして、「すべてのジャンルはマニアが潰す」。昨年末もまたアイドルイベントでの事件がニュースになりました。おそらく、その都度システムの見直しはされているとは思いますが、繰り返されるのには根本的な問題があるはずであり、その文化を守るも潰すもそれはファンの理解と言動に掛かっているはず。ちなみに、今作では「ハッピー☆ファンファーレ」のチーフマネージャー・矢吹早耶役として、当人も過去に騒ぎの的になったことのある唐田えりかさんがキャスティングされていますが、唐田さん、どのシーンも状況に応じた演技は随所に素晴らしかったです。で、なるほど、出直しやセカンドキャリアについても含めて考えるべきことはいろいろあり、本作はそれらが見事にまとまっていると感じます。
あと最後に一点、間山(倉悠貴)の“曲芸”には正直戸惑いも感じましたが、振り返ればあれは「(あの時の)真衣にはあのように見えていた」のかな、と思って(一応)納得しましたよ!(最後だけちょっと投遣?w)
恋愛も、裁判も、アイドルも、全部中途半端にしか描かない。
なんや薄っすいなぁ
裁判劇を見たかったかな
主人公の思いはそれなりに描かれていて、
これはこれで、物語としては成り立っているんですけど、
ガチガチの裁判劇を見たかったかなって思いました。
契約か、人権かという大きな論点もそうだけど、
損害賠償の理由としては、契約を守らなかったっていうより
突然、逃げ出して、仕事に穴を空けたことによる
実害のほうもあるわけで・・・
それも事件との関連性とか、主人公側の言い分もあるだろうし、
論点がいっぱいあるのに、もったいないって思いました。
後、契約違反っていいながら、
契約に関係がない彼氏もいっしょに訴えられているのに
追及はあっさり。そりゃ和解ですよ。
っていうか、彼氏も一緒に訴えたこと自体無理かも。
そうすると、彼氏との関係を描けなくなるわけだけど、
共犯性とかそういうところも、裁判でもっと掘り下げられたと思うし、
そうすることで、主人公と彼氏の考えのズレも
深く描けたのではないかなって思ってしまいました。
アイドルが恋愛をするのは「罪」か否かを考えさせる映画です
5人組アイドルグループ「ハッピー☆ファンファーレ」の人気メンバー・山岡真衣(齊藤京子)が、所属事務所との契約書記載の「恋愛禁止条項」に反する行動を取ったとして、所属事務所から裁判で訴えられる状況を描いた社会派映画です。カンヌ国際映画祭の「プレミア部門」出品作品です。
・主演の齊藤京子は日向坂出身だけあって、主役アイドルについて違和感なく演じていました。
・この映画の中では、今のアイドルを取り巻く状況をよく映画の中で反映させていたと思います。「上演後は会いに行けるアイドルという感じでファンがサインを求める」「お気に入りのアイドルのCDはファンがまとめ買いをする」「様々なアイドルグループがあり、人気アイドルグループになるまでは時間がかかること」など。
・アイドルというものは、ファンに対して「疑似恋愛感情」を抱かせるようにして、人気を得て、CDやグッズ、コンサートチケット等を販売させるものなので、アイドルが「本当の恋愛行動」を取るという事は、アイドルとしての「価値」を低下させる行為となるので、所属事務所が契約違反で裁判に訴えるという事は理解できますが、私も大学で「法律」を学んでいるので、映画の中では、予想していたとおり「日本国憲法による基本的人権」として、恋愛することは自由なはずであり、山岡真衣が所属事務所を「逆提訴」したことは、「そのとおり(笑)」と思いましたので、特に驚きはありませんでした(所属事務所からの和解案を蹴っての逆提訴は勇気のある行為だったとは思います)。
・この映画の中で、「唐田えりか」が、所属事務所のアイドルが「恋愛行為など」を行わないように監視している「マネージャー役」を演じていたのがご愛敬でした(東出くんとのその後はどうなったのかが映画を観て気になってしまいました)。
・この映画は、昨今の日本のアイドルを取り巻く状況を考えさせる「佳作」として、あまり深刻にならずに観られる作品だと思います。
齊藤京子さんの声
ストーリーは想像していた内容に近かったのですが、裁判の結末ははっきりしないで終わってます
主人公の選択に対しての思いは観る人それぞれ違って当然だと思います
映画としては充分に楽しめて良かったです
特に初めての齊藤京子さんの声がこの作品にピッタリというか良すぎました
(気がついたこと-本作の内容とは関係ないけど🙇♂️)
ハッピーファンファーレの5人で知っていたのは梨紗役の小川未祐さんだけ
彼女は「海辺の金魚」(小川紗良監督)の主演女優として認識してました
たしか音楽活動をしたいということで所属事務所を辞めた経験があったと記憶してます
劇中でも終盤グループを抜け楽曲を提供する立場になってましたし、自作の曲を披露してたりしてます
アイドルのセカンドキャリアを描いた映画「つんドル」(穐山茉由監督)の主演は深川麻衣さん(マイマイ)
アイドルの卒業を描いた映画「ファンファーレ」(吉野竜平監督)の劇中グループ名もファンファーレで、作品のHPには深田晃司監督のコメントがありました
マネージャー役唐田えりかさん、かつて恋愛問題で話題になってた方ですが好きな女優さんなのでまた違う作品で
意地
これだけ自分とは遠い世界の話なのに、まぁ、色々考えさせられる作品である
勿論、アイドルにもなった事もなければ、所謂"推し活"のような生活もしたこともない 当然、その社会や組織にも属していなければ働いたこともない 住む世界がまるで交わらない題材である
契約と幸福追求 其れを年端もいかない子供に押しつけ、ビジネスに変える やってることはキャバクラと変わらない商法 みせかけの情愛で釣って金をせしめる これのどこが健全なのかと勘違いしてしまう世界だ
そんな中で生き残るには"意地"と"逞しさ" それしかこの魑魅魍魎が跋扈する世界で生き延びれない
サバイバル作品であるということは良く理解出来た
敗訴
恋愛裁判
恋愛シーンも裁判シーンも物足りなかった。
冒頭アイドル齊藤京子を久しぶりに見て少しウルッと来たがその後涙腺がキツキツのまま映画を見終えてしまった。
隣の席のオタク(lv.5)の鼻息とわかってます笑いがきついかったのと劇場を出る時に後方から聞こえたこりゃ問題作だな笑というおじさんの声に腹が立った。
結局裁判に勝ったのか負けたのかわからないし
多分負けたんだろうけど控訴した理由もよくわからなかった。
テーマとしては惹かれたが
劇中のセリフの通りファンが悲しむなら
アイドルは恋愛をするべきじゃない。
これに尽きる気がする。
ななか役のエビ中の子が可愛い
齊藤なぎさみたいになりそう
佐々木舞香はこの映画を見て反省してほしい。
齊藤京子の演技はノイズにならないレベルで上手だったし
映画的な演出もあったとは思う。
決定的な
エピソードが、パラパラ立ち読みした監督著の原作本から抜けている。それ抜きにしても淡々と進むのは、アイドル=消耗品の表現だろうか。
齋藤京子さん、幸薄感〜!あの髪型も幸福になれないヘアスタイル。
期待外れ
良くも悪くも抑えに抑えられた印象
監督らしいリアルで生々しい雰囲気の漂う作品でしたが、モチーフがかなり派手めであったため意識的に作られたような絵なんかもあったような─それが効果的であったかどうかは別として⋯
見た目きらびやかな世界を、なるべく地味に淡々と捉えようとしている意図が見て取れました。なので、もしかしたら非常につまらないような作品に思えるかもしれません。派手さの裏側の対比というのでしょうか。
ただ、淡々と展開していくなかでしっかりと事は起こって、うまい具合に音楽と絡めながら表現されていたので、要所での劇的効果は抜群だったと思います。もっとも、この作品を肯定的に見ていた自分の感想ではありますが─
善悪とか良し悪しの結論はほとんどなく、誰も貶められることなく物語というか時間・時代が等しく進んで行っている感じが良かったです。劇的な感じとかドラマティックなところは、自分としてはそれほど感じませんでしたが、それにゆえにじわじわくるものがありました。何となく終わってしまった最後なんかも非常に好きです。
恋愛禁止のアイドル契約は憲法違反か、と云う裁判ですかね
最近、元日向坂46の齊藤京子さん主演のテレビドラマをみて彼女の演技が意外に良かったので、この映画を観てみました。
恋愛禁止のアイドル契約は憲法違反か否かと云うストーリーだけど、まあストーリーは筋め通っていてそれなりな楽しめました。
東出昌大と不倫して芸能界から一時干され気味だった、唐田えりかさんも出てました。
存在感ある演技してました。
アイドルのそれからとこれから
アイドル現場のリアリティー
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