兄を持ち運べるサイズにのレビュー・感想・評価
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映画館の大きなスクリーンで見る必要があるのかな?
ストーリーも面白いし、俳優の演技も素晴らしかった。
兄は自分の感情や考えをストレートに、何のフィルターもかけずに表現し行動してしまう、ある意味で問題児。普通の人ならば、考えが浮かんだとしても行動するには躊躇してしまうことを平気でやってのける。自分に嘘はないが、これは悪い面。一方で良い面として、とことん優しい。やりたいか、やりたくないか、兄の行動原理は一貫している。兄の悪い面にうんざりしている妹は、兄の死に直面し後始末をしていく中で、兄への気持ちと、家族の絆について気づいていく。ストーリーは面白かった。柴咲コウ、満島ひかり、オダギリジョーの大御所はもちろん、映画初出演の青山姫乃の初々しい演技にも好感を持った。
ストーリーも面白いし俳優の演技も素晴らしい。けれども私には映画館の席に座っていて⁇の感覚が‥。特撮が素晴らしいわけでもなく、原作がエッセイのせいかストーリーは淡々と進んでいく。これを映画館の大きなスクリーンで見る必要があるのかな?星2つ落としたのは単純に私の映画に対する嗜好の問題です。
良い映画だったけど、予告で見ていたまんまの映画だったかな。。
宮城県の多賀城市が舞台の映画。
公開翌日、仙台市の映画館でオダギリ・ジョーが来ての舞台挨拶があったんですよね。
よく行く映画館からの会員向けメールで知って、予約を試みたんですが開始5分で席は埋まってしまい、ちょっとモタついてしまった私はチケットが取れなかった。
この映画館だけではないだろうと思って、いろいろ検索してみるとその日は仙台市内の他の二つの映画館でも舞台挨拶が行われていた。
時間的に合わなかったので舞台挨拶はあきらめ、あらためて家の近所の映画館に見に行ってみた。
オダギリ・ジョーって昔からなんとなく気になる俳優さんなんですよね。
映画では『メゾン・ド・ヒミコ』『ゆれる』『たみおのしあわせ』、ドラマでは『時効警察』『リバースエッジ 大川端探偵社』あたりが好きだったし、印象に残っている。
深夜食堂の役みたいな変わった謎なキャラクターが合うイメージ。
この映画の主人公は柴咲コウ演じる妹。
妹目線で話は進む。
ホント、ダメな兄。
家族に迷惑を掛けてばかり。。
嘘だけはついていなかったみたいだけど、これはダメでしょうと思ったかな。
兄が死んだ後の骨壺を持ってかえるまでの4日間の話。
オダギリジョーだからこそ、ダメダメな兄を愛嬌たっぷりに演じれたのでしょう。
兄を持ち運べるサイズに〜呪縛じゃなく支え〜
「兄を持ち運べるサイズに」を鑑賞しました。
川崎アートセンターでしたが、観客は7割程度。
映画の集客の厳しさが、サブスクリプションの時代と繁栄を感じます。
SNSの宣伝は世界中に広がるが、興味のない人には届かない。
良い映画が世間に伝わらない寂しさ。
情報過多なのに人にキャッチされない。
矛盾を感じる時代になりました。
そんな事を感じながら、上映を待ちました。
さて、この作品は、実話を基に作られています。
お金を無心して、迷惑ばかりかける兄を持つ妹。離婚した元妻とその子供達の、訃報連絡から葬儀と後処理の数日を描いています。
駄目だけど人情家の兄役に、オダギリジョー。
妹役に柴咲コウ。元妻役に満島ひかり。その子供役に青山姫乃。
作品は賛否が分かれていましたが、私は鑑賞して良かった作品でした。
美談すぎる、感情移入できない。
そんな意見が散見していました。
しかし兄妹の不仲や、感情のこじれは、リアルを追求するとエンタメにはならない。
家族の不仲や不穏は、近い存在であればシリアスな物語になります。
この作品はリアルでネガティブな感情を、前向きでポジティブな感情に昇華させています。
兄への想いはリアルで、再会はファンタジー。
亡き者声は聞こえない。
こちらの声もとどかない。
敢えてのファンタジーだと理解しました。
亡き者を美化しない尊さ。
美化しない事によって、浮かぶ人物像。
そこに現実味を感じます。
人間の多面性を、コメディとファンタジーに寄せて演出してあります。
亡くなった兄に、妹、元妻、息子達が想像しながら再会するシーンが終盤にあります。
本当に素晴らしいシーンでした。
みんなの心に住む、それぞれの兄。
感謝とその答え。
ファンタジーとリアリティの狭間にあったのは、涙でした。
柴咲コウはふっくらしたかな?と思ったら、この作品の為に主婦に寄せたようでした。プロ根性に脱帽です。
このキャラクターも、パブリックイメージとは逆の役柄で幅広さを感じました。
特に良かったのは、満島ひかり。
感度の高いお芝居で、喜怒哀楽が魅力的に映りました。
「ラスト・マイル」とは違うキャラクターで、新たな一面を垣間見ました。
もう直ぐ過ぎ去る一年。
過去に過ぎ去った人が、思い浮かんだ1日でした。
65点ぐらい。甘め評価
ダイノジ大谷ノブ彦 映画会、にて観賞。
大谷さんの映画会に通ってまして、そこで取りあげられたから観た。
そうじゃなかったら、自分の感性だったら、観てない(笑)
邦画キライなので…
事実に基づく話で、原作があって、疎遠になった兄がいて、家族の話で…
ホノボノしてて、家族モノやホッコリ系が好きな方は好きなんでしょうね(笑)
悪くないけど、自分はタイプじゃないです(笑)
オダギリジョーさん演じるダメ兄貴ですが、動物に優しいみたいだし悪い人じゃない、憎めないな…(笑)
満島ひかりさんの演技は初めて観たけど、演技うまくて綺麗で、いい役者だと思った。
韓国映画でも案外ありそうな話だけど、これが韓国や台湾の映画だったら文化が違うので興味深く感じて、喜んで観るんだろうな…
そう思いました(笑)
家族
リアルな感情移入
家族の絆
実は今週月曜日に父が急逝したんだ。福岡にずっと住んでいた人だったから、遺体の引き取りから諸手続きをし、荼毘に付し、遺骨を持って東京に帰ってきた
私の場合は「父を持ち運べるサイズに」だ笑
散々家族に迷惑をかけ、好き勝手に生きた父。幼少期に父と母が離婚したため、私の中では父に甘えた記憶はほとんど残っていない。それでも、もうこの世で無条件に甘えられる人がいなくなる現実を前にすると、私は哀しい。切ない
映画は原作者も主演も女性。優しい目線で作られている。ファンタジーの要素が多く、死をユーモアに描いている。死という誰にでも訪れる現実を丁寧に描いてる点に共感できた
死は怖くない!
なぜなら細胞が死んでも、記憶の中で魂は、心は生き続ける。前向きなメッセージ
思い出を胸に前に進んでいく姿に涙
柴咲コウさん演じる主人公が、オダギリジョーさん扮する亡くなった兄の幽霊?に翻弄されながらも、兄との思い出を振り返っていくというストーリー。
なぜか家族愛に触れて泣きたい気分だったことと、
監督の作品『湯を沸かすほど熱い愛』を観て号泣した記憶があったので、鑑賞しました。
狙い通り、しっかり感動して泣いてしまいました。
最初はどうしようもない嘘つきな兄だと思っていたのが、
物語が進むにつれて、本当は優しい嘘をつく不器用な兄だったことを思い出していく過程が描かれています。
信じたいけれど、信じられない。
人間関係の構築は兄妹間であっても簡単なことではないとリアルに感じられ、切なくなりました。
しかし、人生は続いていくもの。
残された人々が、思い出を大切に胸にしまい、新たな生活に前向きに進んでいこうとする姿に涙してしまいました。
兄の人生の結末は少し悲しいものでしたが、そのどうしようもない人間性をオダギリジョーさんがうまく演じていたと思います。
嘘と思いやり
故人への想いを持ち運べるサイズに
主人公の柴咲さんが、兄の死によって残された(元)家族との
葬儀や身辺整理による交流を通じて、
ときに過去に想いを馳せつつ、長年疎遠だった兄の知らなかった一面を知り、
気持ちに区切りを付けて一歩を踏み出すまでを描く。
特別に感動するエピソードが盛り込まれているわけではないが、
遺族たちの心の動きを丁寧に辿っていく展開、構成がすばらしい。
愛憎半ばの曲線的な感情の移ろいが
細かいシーンの積み重ねや小道具で表現されている。
元妻の満島さんの喜怒哀楽の入り混じった複雑な表情や
男の子の表情にもすごく引き込まれたが、
なによりお金にルーズで問題児の兄のカウンターとして
基本しっかり者の柴咲さんのちょっとユニークなキャラクターが滲み出るシーン
(子供に諭される。葬儀屋とのやりとり。本作品のタイトル命名。分骨 等)が、
時折いいアクセントになっていて面白く、
かつ映画全体の色調を明るく、鑑賞後感を爽やかにしていると感じた。
人との向き合い方
「湯を~」や「長い~」ほどではないが…ハンカチは必須
配信で「湯を沸かすほど熱い愛」「長いお別れ」を観てとても感動したので、中野量太監督の新作はぜひ劇場でと思い鑑賞。
観終えて正直なところ、トータル的には「湯を~」「長い~」ほど心奥底まで染み入るほどの号泣的感動はなかったが、それにしても何度かふいにグッときて自分だけなのか周りもなのかわからないがハンカチの出番あり。
出演陣みな良い演技をしていたと思うが、特に満島ひかりさんの演技は圧巻。「First Love 初恋」でその演技力は認めていたものの、本作でもその実力は全開。少しヘンテコなストーリーだが、彼女の演技で一気に引き締まる。
いずれにしても「家族」を描かせれば、ここ最近でいえば中野量太監督でしょう、といったところでしょうか。
死んだ人は思い出すと生き返る
柴崎コウを映画で観たのは、実に、まだ彼女は歌手だと思っていた頃の「黄泉がえり」以来では。歳を重ね、満島ひかりの義姉役が板につくようになったなぁ。
夜更けの電話を受けて家族に「兄が亡くなった」と言わずに「兄が死んだ」と言わせているところに、それなりの感情があると臭わせる演出は良かったのか、ちょっと冷たすぎたのか。最後に自分の中の兄に救いを求める会話に繋げるための最初の布石だったのかな?
アパートで死んだ兄を生き返らせる3人のお別れの儀式と、地下鉄の駅で松葉杖のお父さん達を見たサラリーマンが「ノーサイド」と言うシーンだけは少し冗長な構成にも思えたけれど、やはりオダギリジョー贔屓の私としては、その風体や演技と、この作品のカメラと出演者全員への演出に好印象を持ってしまうのでした。
共感できる?できない?
ある意味で死んだ人と向き合う話
なんだろ?この映画の幸福感、鑑賞中ずっと微笑みが絶えない
ガリバー旅行記
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