兄を持ち運べるサイズにのレビュー・感想・評価
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嘘つきで金に汚い兄
ある日、滋賀に住む村井理子に警察から電話がかかってきた。それは、何年も会っていない兄が死んだという連絡だった。発見したのは、兄と暮らしていた息子の良一との事。兄は離婚してて親族は兄の息子と娘だけで2人とも未成年だったため、仕方なく理子は宮城県の多賀城市へ向かい、警察署で7年ぶりに兄の元妻・加奈子、その娘・満里奈と再会した。兄たちが住んでいたゴミ屋敷のアパートを3人で片付け、養護施設に居た良一と会いに行き・・・さてどうなる、という、村井理子のノンフィクションエッセイを原作にした話。
体が弱く、嘘つきで金に汚い兄、オダギリジョーが適役だなぁ、と感じた。
柴咲コウ、満島ひかりとも上手いなぁ、とは思ったが、特に引き込まれるほどの魅力は感じなかった。
時々笑える所もあるが、それ以上でも以下でもなく、普通。
鑑賞動機:タイトル6割、この座組4割。
相変わらずダメな人役のハマり具合が凄まじいオダギリジョー。
行きの新幹線でもう原稿書き始めてたのか。メタ!
柴咲コウも満島ひかりも、複雑な心境とうつろう感情を自然に見せて、すごいねえ。子役二人もよくや…って良一はあの子かそうか。成長したねえ、うんうん。
回想シーンだとかなりひどい兄貴に思えたけど、そこからの挽回というかユーモア混じり繰り出される諸々で、じんわり胸の内が暖かくなる。
火葬場が空くまで数日かかるから、冷蔵してもらっていた記憶。骨壷が暖かかったかはもう覚えてないや。
憎まれっ子、、、
こんなん泣いてしまう
家族って…
オダギリジョーだからギリギリ耐えられた
まず家族をテーマにした映画なのに主人公の家族がよそよそしすぎる。。
なんなんだこのリアリティのない家族は…。
そのくせ演出がくどくて無駄に長く感じるんですよね。
例えば主人公の心の声がテキストでいろんな場所に現れるんですが(よくMVで見る演出ですね)「私、作家/エッセイストやってます」アピールが強すぎてもうええてという気分になりました。
あとネタバレにならない程度で話しますが、ラストでそれぞれが故人と向き合うシーンがあるんですが、何故か同じシチュエーションを順番にやっていくという謎の演出でこれもちょっとだるかった。
でもオダギリジョーには不思議な魅力があり、オダギリジョーだからな…というよくわからない理由で許せてしまう不思議な映画でした。
あ、満島ひかりと娘役はすごく自然な感じで安心感があります。
男ならある一つの料理にこだわりを持つ
御骨の温かさが感じられた映画でした
あらためて兄の存在を知る
面白い
理由は分からんのやけど胸にスッと入ってきて琴線にも触れる映画。
宣伝見ている限りではコメディかと思っとったけど全然違た。
ただ椅子の隙間から遺骨をパスされるシーンは笑た。
満島ひかりの演技久しぶりに見たけどやっぱ凄いな
ダラダラ3時間映画と違って
すみません。家族に嘘ついていますがなにか⁉︎
大嘘つきのクズ兄と、堅実なエッセイストの妹。ところが物語が進むにつれて、嘘が本当だったり愛のある嘘だったり、気が付いたら涙腺が崩壊してました。
アバンで少年が机に向かって本を読んでいる場面。想像と違う始まり方に一瞬「スクリーン間違えた?」と思ったけど、すぐにキャストの名前が出てきたから合っている事を確認。自分は間違えたことないけど、大きな単館からシネコンに移行してからは、昭和20年代世代は結構間違えているみたいです。
ある日家族の団欒の中で村井理子(柴咲コウ)に警察から電話が掛かってくる。実兄(オダギリジョー)が死んだので遺体を引き取りに来て欲しいとのこと。子供の頃は母親に溺愛されていた兄に子供ながらに嫉妬していた理子は、ダメ兄でも両親が鬼籍に入っているので自分しか役目を果たせないからと自宅の滋賀県からダメ兄の終焉の地、宮城県の多賀城市に向かう事を決めます。
母に甘えていたダメ兄は、母に末期がんが見つかった事を知ると母を置いて東北に逃げ出して母の死後に急遽帰宅、喪主を務めた理子に香典の分け前をねだるクズ兄っぷりを最大限に発揮します。
最近送られてきたダメ兄からのメールは、湯沸かし器が爆発したからとか、生活費を全額寄付したからとか、息子の良一にピアノを習わせたいからとか、天職が見つかったので給料日まで金を貸してくれとか、胡散臭い理由の借金の催促ばかり。
現地に到着したら、ダメ兄と離婚した加奈子と良一の姉の満里奈と合流して、ゴミ屋敷の整理に着手します。そこであれほど憎らしかったダメ兄が、自分や加奈子や満里奈と楽しく過ごしていた頃の古ぼけた写真を壁に貼っていたのを見つけてダメ兄を憎んでいた気持ちが混濁するのです。
子供の頃喫茶店を経営していた両親の帰りを待ちながら寂しくなってダメ兄と自転車で店に様子を見に行く理子。親が元気に働く姿を見て安心します。帰り道に巡査に止められて「子供が夜遅くに出歩くな」と注意されますが、アドリブの嘘で「妹が星空が好きなんで夜に天体観測に出掛けるんです」と言って巡査を煙に撒いたりします。なんだ、優しい嘘もつけるじゃん。
その後も、良一が募金箱に少ない小遣いを突っ込んだり、児童養護施設でピアノを弾いていたり、ダメ兄の住んでいたアパートの外を見たら、本当に湯沸かし器が爆発して無くなっているのを見たりしたら、ダメ兄は嘘をつかずに家族を大事にしていたことも知ります。
自分が特に好きだったのは、アパートで良一、加奈子、理子がそれぞれの心の中にいるダメ父・ダメ夫・ダメ兄に逢って涙するシーンと、新幹線の中で弁当を食べながら分骨するシーンです。
いつもは綺麗な役どころの柴咲コウも満島ひかりも、すっぴんに近い控えめなメイクで、現役主婦像をちゃんと作っていたのも魅力的でした。
泣いた
兄が急死して、その後片付けに奔走する4日間。
兄役がオダギリジョー以外では成立しない映画でした。
いい加減でおちゃらけてて、嘘つきで借金まみれ・・・
いつも妹の理子(柴咲コウ)はその嘘の借金の言い訳に、
迷惑をかけられてウンザリしていました。
そんな兄貴が突然、病気で急死する。
それも滋賀県から遠く離れた宮城県の多賀城市。
滋賀県に住む妹の理子は作家です。
とりあえず本の締め切りやらを片付けて多賀城市に向かった。
家族が他県で急死したら?
いったいどうしたらいいのでしょうか?
兄の死の連絡を受けた妹がその後片付けに奮闘する四日間を、
心情や現実をリアルに描いた映画です。
ちょっとしたHOW TOものとして役に立ちます。
まず一番大事にこと。
残された息子の良一(小学校5年くらい)の身の振り方。
このことは意外とすんなりと行きます。
兄の別れた妻(満島ひかり)が、引き取ることに。
良一本人にもなんの不足もありません。
(普通はこう簡単には行きません、母親が再婚してたり、
(経済力が無かったり、子供に情が無かったり・・・)
■
もう一つはアパートに残された遺品と、ゴミ屋敷と化していた、
その部屋の後片付け。
不潔になっていたので大変なことに。
あともう一つは、
★亀のカメ吉の身の振り方・・・
兄が離婚の際にどうしても渡さながった良一。
意外なことに彼はお父さんが大好きでした。
海に浮かぶ麒麟(きりん)をみたり(???)、
図書館で寛いだり、
お父さんが作る焼きそばが大好きだったり・・・
いいパパだったのは、本当に良かった。
最後に元妻の加奈子の言った名言をひとつ。
■
お金の無い家族に、幸せな家族はいない、
果たして、この名言を覆す現実はあるでしょうか?
◆
ポロリとしたり、身に積まされたり、ちょっと切なかったり、
いい映画ですが、中野量太監督の「浅田家!」や
「湯を沸かすほどの熱い愛」に較べると、
ややこじんまりとした印象でした。
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