鶴の里物語
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地方創生をテーマに地域の魅力を描くふるさと映画祭シリーズ。舞台は北海道東部に位置する鶴居村、日本一美しい村のひとつにも選ばれており、太古から変わらぬ原風景を今に残す、釧路湿原はじめ、丹頂鶴や動植物など鶴居だけにしかない美景観が広がります。物語は村の出身者の若者が小学校の廃校を知りなんとか取り壊しを防げないかと奮闘するお話で、実際に廃校となった小学校をリノベーションした珍しいビール醸造所Brasserie Knotが2021年に創設された実話をベースにしているそうです。
映画には出て来ませんでしたが代表を務める植竹 大海さん、富良野や全国各地でビール醸造所の立ち上げに関わったのち、より技術を磨くためカナダへ渡るもコロナ禍でやむなく帰国、それならば自分でビール醸造所をやろうと決意。北海道の中でもクラフトビールの醸造所があまりなかった道東で、と構想。醸造所に適した物件を探していたところ、廃校になった茂雪裡小学校に出会います。天井が高く、建物の中に柱がない体育館は条件がピッタリ。鶴居村で収穫されたブドウを使ったクラフトビールなど限定商品も随時展開。茂雪裡地区の水源である阿寒岳の伏流水を使っているのも特徴で、麦の殻などの廃棄物は牛の飼料として利用可能。「鶴居村の基幹産業である酪農に役立ててもらえるなら、ここでやる意味があったんだと思えます」。鶴居村の人々に温かさにも触れ、「よそ者の自分たちを受け入れてくれて、ビールのファンにもなってくれて地域に愛されるのは本当にうれしいです、ここで事業を始めて、本当によかった」と語っています。
映画は前半40分が本編で後半40分がメイキングという珍しい構成です、メイキングといっても出演者のインタビューがあるくらいで画面は本編の再現でした。確かに鶴居村の魅力は伝わりますが、自然保護よりビール工場による故郷創生に寄っている感、タイトルが鶴の里なんですからもっと丹頂鶴を見せて欲しかった。