劇場公開日 2025年1月24日

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おんどりの鳴く前にのレビュー・感想・評価

全73件中、1~20件目を表示

3.0のどかな風景の中の腐ったコミュニティ

2025年1月25日
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ニコ

3.5悲と喜の混成

2026年1月13日
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ルーマニア国内の映画祭ゴポ賞において6部門を獲得したそうで、映画祭の大人っぽさに感心した。日本の映画界でこのように地味で玄人っぽい映画が賞を取ることはあるのだろうか。
ただしこの映画は先日(2025/12/08)なくなってしまった原田眞人監督のデビュー作さらば映画の友よインディアンサマー(1979)を彷彿とさせた。もちろん無関係の映画なので設定は違うが、川谷拓三のような朴訥な男性が、ある程度のんきな展開から、荒々しい非業へ向かっていくところが似ていたと思う。

いつものことだが「おんどりの鳴く前に」とは、日本の配給社が勝手に付けたタイトルで、映画の本質とは異なる。原題Oameni de treabaは善良な人々という意味だそうで、Men of Deeds(功績ある人々)という英題も原題の意味を踏襲している。
邦題の特徴として、かならず意識高い系の題がつけられる。概して外国の題は即物的にそのものを表すが、おそらく配給社の文系職員がつける邦題は、かならず彼または彼女のセンスが介入してくる。
邦題にたいして何度も言っていることだが、あなたのセンスを求めていない&他人様の映画に勝手な題をつけるな&そのまま実直にカタカナ表記してほしい、という話である。
日本に輸入されて勝手につけられた邦題が、日本人観衆の賛同や合意を得たという実態は見たことも聞いたこともない。
そもそもおんどりが鳴くシーンは人間の不規則さ不可解さに対し、規則的で無垢な雄鳥の鳴き声という、対比として置かれたユーモア(映画内の仕掛けの一つ)でありそれを題にしたのは無粋だった。

この映画はコメディとジャンルされている。主人公は、可笑しくもあり哀れでもあり、かれの悲喜劇的なトーンが暗い物語に可笑しさをもたらしている。こういう話は日本人にはできない。日本人は悲か喜かどっちかに振るのであって、どっちつかずのトーンを醸成することができない。
いや、できないというか、そういう感覚をもっている人がクリエイターになりにくいという感じなのだろうか。一つの例をもって言うのは牽強付会だが先日見たルックバックというアニメの感性は外国的だったので、おそらく日本では単純な人ほどクリエイターになりやすいという感じなんだろうか。

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津次郎

2.0ルーマニアの片田舎で発生した殺人事件。 うだつの上がらない警官が、...

2026年1月5日
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単純

難しい

驚く

ルーマニアの片田舎で発生した殺人事件。
うだつの上がらない警官が、裏に隠された真相に巻き込まれていくサスペンス。
主人公にあまり魅力を感じず、話の展開もさほどなく、いまいちはまれませんでした。
ただ、ラストの展開は衝撃的でした。

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あつし

3.0関わった全員が不幸になる

2026年1月3日
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釣りに行きたいモブ三人衆がよかった

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zzzzz

3.5長閑さに隠された真実

2026年1月3日
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悲しい

怖い

驚く

ルーマニアの小さな村。
絶景ではないけれど豊かで美しい自然。
裕福ではないけれど満ち足りた人々の暮らし。
細やかで平和な暮らしの裏側に隠されていたものが、よそ者の赴任とある事件をキッカケに暴き出されます。

共同体の秘密と、村の警察官の個人的な過去の傷跡。
その2つが絡まって紡ぎ出された物語。
世界中のどこの小さな共同体でも、人々の生活を上手く回すためには程度の差こそあれ似たような秘め事があるのかしれないという恐ろしさを感じました。

劇場公開時に見逃していた作品を配信で観ることができて良かったです。

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さとうきび

4.5素晴らしい邦題

2025年12月22日
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ほのぼのと始まって、じわじわ怖い・・・乾いたような、ファーゴに近いところもある、やや、救いはあるかも・・・

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Nana Shinozaki

1.0退屈

2025年12月18日
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単純

何の捻りもない想像通りの話でした。
こっち系の国の映画は最初から最後まで異様に暗いのがやっぱり苦手かな…
最後応援呼ばないのも意味わからないし川入るのも意味わからないし
何もかも嫌になったのかな

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汚いおじさん

5.0「こりゃタランティーノだなぁ。思ったよりも悪くない❤」

2025年12月18日
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チネチッタ

4.0腐敗と人間の醜さを感じ

2025年12月16日
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ルーマニアの辺境の村で起きた殺人事件を描いたサスペンス映画。
普段はのどかで何も起こらない狭いコミュニティで起きた殺人事件。
捜査する中年警察官は村長の意向もありことなかれ主義的な行動。
新人警察官が本気で捜査しようとするのを止める始末。
この中年警察官はこの村で生活していくうえで村長には逆らえない。
腐敗と人間の醜さをだんだんと感じていき板挟みになっていく。
物語は割と静かに淡々と進んでいくが
この中年警察官の心情の揺れが凄く気になっていく。
ラストは今までの進み方が嘘のように
怒涛のシーンが続き最後はツラい気持ちで終わってしまった。

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tom

4.0覚醒した腐敗警官

2025年12月13日
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本作の舞台となったルーマニアがEUに加盟してからというもの、それはそれはひどい汚職が蔓延し、官僚の腐敗たるやウクライナのそれにまさるとも劣らないレベルに達しているという。カンヌのパルムドーラーであるルーマニア人映画監督クリスティアン・ムンジュウが証言しているので、ほぼ間違いないだろう。おそらく自由主義になっても共産主義時代の支配システムをそのまま移行したがために、ソ連というタガがはずれた途端、今まで押さえつけられていた欲望が一気に吹き出してしまったからではないだろうか。

この映画に描かれているルーマニアは、同じ共産主義国家だったC国の現状ととてもよく似ている。GDPの3割を賄賂が占めていたというだけあって、地方政府の腐敗ぶりは目を覆わんばかり。売れもしない電気自動車や太陽光パネル、乗車客の全くいない地下鉄駅に人口よりも数倍多い住居建設。作れば作っただけ中共から補助金がもらえるというのだから、不正が蔓延らないわけがない。しかも、共産主義の最たる悪癖、“競争”という自動チェックシステムが働かない分、バブルがはじけ飛ぶまで突っ走ったつけがここに来て一度に噴出してしまったのだ。

そこへいくと、本作の舞台ルーマニア僻村の村長や神父、その取巻き連中が犯した罪なんて可愛いものだ。煙草や酒の密輸、果物の窃盗、酔っ払いの殺人、被害者の妻や新米警官への暴行…本作の主人公警官のイリエが変な気を起こさないよう、以前から欲しがっていた果樹園の権利を無償提供(つまり賄賂)し、夕食まで振る舞って抱き込もうとするのである。「世の中白黒つかないグレーなことばかり」と公言して憚らない検事も、冤罪だろうがなかろうがはなっから気にもしていない。もともと警官という職務を全うする気などサラサラなかったヘタレのイリエだったが…

しかし、単独で殺人事件の捜査をしていた新任のヴァリが何者かに襲撃され、密かに思いを寄せていた被害者の美人妻に軽蔑の眼差しを向けられた瞬間、イリエの中で何かが変わったのだ。覚醒したのである。果樹園経営で生活基盤さえしっかりすれば、一度は失敗した幸福な家庭をまた築けるかもしれない、という甘い目論見が吹き飛んでしまったのだ。人間の性根が腐っていれば、その手で作られる果実もまた腐敗していることに気づくのである。

ラスト、ダーティ・ハリーと化したイリエは一人で悪党一味と対峙する。はたして、孤立無援のイリエはクリント・イーストウッドになれたのだろうか。はたまた“水上歩行”するイエス・キリストのごとく、イリエはグローバリズムがもたらした腐敗に対して奇跡を起こすことができたのだろうか。ドロドロとしたフォークミステリーかと思いきや最後は古き善き時代の西部劇でしめくくる、意外性抜群のシフトチェンジが“そんなに悪くない”1本だ。

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かなり悪いオヤジ

1.0見終わっても何も残らない映画

2025年12月13日
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笑える

初めの掛け合いで脱落しそうになったが、そのあとは見やすいし、わかりやすい。ただ、何のひねりもないし、見どころは最後の銃撃シーンかな。

ただ、見終わっても何も残らない映画。時間が二時間消し飛んだ感じ。

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Koji

3.5村長こわい

2025年12月10日
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なんかもっとおどろおどろしいの想像してたら意外とシュールな感じだった。

とにかく序盤は全然やる気もない働かないイリエにイライラしてたんだけど、殺人事件が起きてから村長含むヤバすぎ集団がやりたい放題でビックリ。長いものに巻かれていたイリエも堪忍袋の緒が切れて悪を成敗するんだけども、戦い慣れてないからか銃撃戦も鈍臭くてそこがリアルで良かったな〜!イリエは多分元々正義感溢れる警察官だったと思うんだけど、過去に何かあって無気力警察官になっちゃってたんだね。イリエがシャツのボタンしっかり閉めて制帽かぶるあたりは覚悟を感じたし痺れました!面白かったです。

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ゆみな

3.0感想メモ

2025年12月9日
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ヒラめ

3.5本当に痛そうなイリエ

2025年12月9日
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すんこ

4.0なかなかすごい

2025年12月8日
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楽しい

興奮

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吉泉知彦

3.565点

2025年12月8日
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ま

3.0正義も所詮人間の欲

2025年12月7日
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世の中には白黒つかなくていいことがある。
ルールに固執していては仕事は片付かない

映画序盤のこの言葉がやけに記憶に残っている。

何にしても、「どちらが正しいか」「何が正解か」考え始めてしまうけれど、実は「世の中には白黒つかなくていいこと」というか、白黒つかないことの方が多い。よく言う、どちらも正しいくて、どちらも間違っているというやつ。

それでもヒトが何が正かを求めてしまうのは「欲」がヒトに寄生して離れないから。

正義で行動する者と規則に従う者どちらも魅力的に見える作品が多いが、どちらもただ自分の「正しい」と思っているモノに従って行動しているだけ。

正義で行動している者はルールに反して正義という名の欲で動いているだけ、
ルールに従っているモノは自分の利益や「欲」とたまたま利害が一致しているだけ。
主人公は「欲」に従い、他人に自分の正しさをぶつけている。

規則は誰にでも同じように課されるけれど、
「正義」という名の自分勝手な「欲」は人によって姿を変えるし環境や場面で色を変える。

人は規則と欲の間でいつも揺れ動いている。
正義も人間の欲でしかない。ということに気づくと少しだけ悲しくなった。

人は誰しも心の中にヒーローがいるはず。でもそのヒーローも自分勝手な欲の押し付けと思うと胸が痛い。

この映画は、そんな揺らぎを映し出し、観る者に問いを残す作品だった。

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れっどべるべっどケーキ

2.5なんの捻りもない

2025年12月5日
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退屈を我慢して観続けても盛り上がらずに終わる映画
多分観たことすらすぐ忘れてしまう映画
こういう映画を絶賛してる人とは合わない

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承太郎

3.0退屈なタランティーノ

2025年10月1日
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夜勤明けでの観賞もあって、一瞬寝落ちしてしまいました
それも他殺死体の発見あたりで
焦ったがしかし眠気は治らない
オープニングから1時間近くもルーマニアの田舎の村で働く覇気の無い中年男の警察官の村の権力者に忖度した日常が続くだけ、新人警察官にもあまり仕事を教えると言うよりは村の仕来りを語るだけなのでそりゃ眠くなるよ
ダラダラとした無風状態で生暖かく眠気との戦いでした
若い部下が襲われた辺りから彼の目が覚め始めたと同時に私の眠気もおさまる
それまで村の権力者の言いなりなへタレな中年警察官がヤル気を出し始めることで自分も脱皮しようとする
緊張感のある銃撃戦はショボいがリアル

主要国では無い国の映画の作り方はその場の流れを重要視してる気がする
リアル過ぎて隙があり、穴だらけだが噛み締めれば味が出る類いのモノかも

頻繁にほっつき歩くおんどりが特に意味はないが妙に重要に思う

タランティーノは言い過ぎ

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水饅頭こわい

4.0おんどりは2度夜明け前に鳴く

2025年8月18日
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「おんどりの鳴く前に」一見平和に見えるが、実は権力者の暴力と金に抑圧されているルーマニアの田舎村の物語。君は波風立てずに生きるの?それとも抗うの?と観客に問う構成。こう書くとゴリゴリの社会派映画なんだけど、基本はブラックコメディで終盤のグダグダのバイオレンスシーンがこれまた秀逸なエンターテイメント作品。おすすめです。

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ピンボール
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