エレクトリック・ステイトのレビュー・感想・評価
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ロボットvs人類 でも、悪いのは人類…
人類に支配されていた自律型ロボット達が、自由を求めて人類に反旗を翻したが、ロボット達が破れた。ロボット達は、砂漠にある高い壁に囲まれた『エレクトリック・ステイト』と呼ばれる制限区域に閉じ込めらた世界が舞台。通常のロボットVS人類の構図の映画なら、ロボットが勝利し、人類が世界の片隅に追いやられた所からの復活劇という展開が多い中、本作はその逆で、むしろ、冷徹な冷徹と愛情溢れるロボットというシチュエーションが、面白い。
人類が創り上げた、安全な場所でヘッドキャップで操縦する、ドローン式人型ロボット兵器によって、壊滅的な打撃を受け、何とか生き残った自律型ロボット達。その風貌は、私達が幼き頃に夢見ていたような、ブリキで造られたアナログ感覚なロボット。デジタル全盛期において、1970年の大阪万博の『フジロボット館』で観たよう、懐かしさと郷愁を誘う。
自動車事故で両親と弟を亡くし、孤児となった少女ミッシェルは、ある日、『コスモ』というアニメキャラのロボットと出会う。そのコスモからは、亡くなったはずの弟の存在を感じ取ったミッシェルは、コスモと共に、弟を探す旅に出る。その旅の途中で、トラックで密輸業をしているキーツと相棒のロボット・ハーマンと行動を共にする。
ロボットとの戦争後、ロボットは危険な存在とされた中、ミッシェルは、『エレクトリック・ステイト』のロボット達を仲間に付けて、弟の奪還とロボットの自由を求めて立ち上がる。そして、その行き着く先で、ドローン式人型ロボット兵器を生み出した会社による、邪悪で卑劣な企みを知る中、姉弟愛の溢れたクライマックスへと導かれていく。
本作の主人公・ミッシェルには、『ストレンジャー・シングス』でイレブンを演じたミリー・ボビー・ブラウンが演じている。個人的にも大いに期待している女優で、これから益々、活躍していくと思う。そして、一緒に闘う相方のキーツ役には、『ジェラシック・ワールド』のクリス・プラットと、見逃せない取り合せ。しかし、それ以上に、ユニークで一つの事に特化した数々のロボット達も、立派な出演者だ。
SF×ロボット作品をこれでもかとぶち込んだ良作
ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」、ニール・ブロムカンプ監督の「第9地区」、ジョージ・A・ロメロ監督の「オブ・ザ・デッドシリーズ」、ベゼスダ・ソフトワークス開発のゲーム「Falloutシリーズ」、手塚治虫先生の漫画「鉄腕アトム」の良い部分をごちゃ混ぜにしてできた様な良作だと思う。
ただ、これは私が知ってる作品を例にしたものであり、他にも色んな作品の良い所を汲み取っているのかもなと。
〜作品の感想〜
仲間側のロボット達が可愛くて、勇ましいのが凄く良い。
特にハーマンは終始お茶目で、戦闘時がカッコ良すぎるし、後半の戦闘でトリプルF○ckはシンプルに笑った。
好きなシーンは敵側のロボット(人間が遠隔操作している)と味方側のロボットの会話で
敵「死にたいのか?」
味方「生きていなければ、死ねない」
死の概念を純粋なロボット側が発するのに、人間よりも人間らしい考えに至っているのが突き刺さりました。
ラストの終わり方は私は好きでしたね、、、あぁ、綺麗な終わり方させたなって。
〜最後に〜
何はともあれ、冒頭の私が例えた作品が好きな方は、是非一度観てもらいたいですね。
思ったのと違ったと言われても、観るのは自己責任なので。
宣伝トレーラーから想像してた話とは違った
思ってたより湿っぽい話だった。
ロボット・人間間での戦争後という題材は最近多いように感じる。
センター社がカスなのは大前提として、なんか主人公の少女にもあんまり感情移入できないのが惜しいと思う(定期的にノンデリでイラつくところがある笑)。
詳しく語られていないので事情は分からないが自我の芽生えたロボットたちが暴力で権利を訴えたのもそこそこ野蛮だし、応戦して勝利した人間側が全てのロボットを迫害したのもこう…この世界の生命体、全体的にどことなく嫌だな…。
当初
配信ならターゲットを絞れると言う強み
配信生活3週目突入。何か最近、外に出るのが億劫になっちゃって。しかも7月に入ってからは暑いし。
しかしですよ。前々から思っちゃいたんですが。シカゴ裁判辺りから。劇場映画、配信会社作品に負けちゃうんじゃない?
これって劇場未公開ですよね。でもルッソ兄弟監督作なんですよ。スタッフも豪華。音楽はBTFのシルベストリ。キャストも凄い。ロボット役の声優陣もビックリするくらい。ウッディ・ハレルソンとかアンソニー・マッキーとかいるんですよ。もう普通の劇場版より、金かかってます。
でもでもでも。
冷静に考えるとマーケティング、と言うか宣伝広告費は無茶苦茶低い。ディズニーとか、マーケティングだけで100億くらい使っちゃいますから。そう言う意味では効率的だし、クオリティにも文句ありませんでした。
物語は若干ラノベ感が漂ってます。お花畑とまでは言えませんが、ジュブナイル的な甘チョロ展開あり。
ですが、流石にルッソ兄弟。主題は明確だし、ちゃんと泣かせどころも作ってますし、こりゃ限定一週間の劇場公開、なんてのもやって欲しい。配信オンリーは勿体なさすぎるw
カモンカモン以来、初めてウッディ・ノーマン君を見ました。順調に成長してるみたいで。この子、次のピーター・パーカー役に推しますw
生命維持装置のSWが切られる前に、意識の一部、若しくは全部をロボットに逃がしたクリストファー。ミシェルと無事再会できますように!
楽しかった。
かなり。
バーチャル世界の人間
子供向けのロボットファンタジーかと思ったら意外に深い話だった。人の道具だったロボットはやがて権利に目覚め反乱するというのはよくある話だ。そして、ある優れた人物の能力で人類はロボットに勝つ。人間は巨大企業の作ったバーチャルマシンに作業を任せて生活している。しかし、収容施設の砂漠に閉じ込められたロボットは平和に生きたいと望んでいる。
死んだはずの天才の弟のアバターのブリキロボットが現れて、弟を探す姉の話だ。生きることは何なのかをロボットと対比することで問うている。最近のAIの発達は、ロボットが指示によって動く単なる機械から、自分で考え、進化する機械になりつつあることを予測させる。そのとき人は機械と何が違うのかを問われる。生存に何のプラスにもならない多くの負の人類の非合理的な行動はロボットにどう判断されるのだろうか?
「エレクトリック・ステイト」自由を求めて蜂起して敗れ、塀の中に隔離...
感想メモ
話自体は普通かな?しかしロボットが良い!!色々なロボットが出てきて楽しい、満足
ピーナッツ伯爵、野球ロボ、ピアノタコスロボ、郵便配達ロボ、ヘアカットロボ、アイスクリームロボ、デカ猫ロボ、ゾンビロボ等々、最後の総力戦は最高
弟の脳みその容量がデカすぎて超スーパーコンピュータ!処理能力最高!ってこと?
スイスイ話が進んでいって理解が追いつかない所もあったが流れで見れる
ロボット以下の人間に出会ったから、でマスク置くのカッコいいな
センターの社長の微笑みながらブチギレてる顔好き
クリス・プラットは良い人の役がハマるね、絶対根が良いヤツだもん、ハーマンとの掛け合い好き
ヘイ、デジタルマスクを外して外の世界を見よう、周りの人と触れ合い、ハグしよう、と終わり方はありきたりなメッセージ風
感情の旅>設定
感情移入してないつもりでも、いつのまにか胸の奥に静かに沁みこんでくる映画だった。
ただ、兄弟愛や友情にスポットが当たる一方で、弟の正体やロボットとの関係、過去の出来事などは曖昧なまま。
とんとん拍子の展開や個々の設定どうなってるんだってとことか、ガバガバ警備にはツッコミつつも、別れのシーンやちびハーマンの再登場には、悲しみとやさしさが溶け込んでいてじんわり泣けた。荒廃している場所でも面白い小道具や個性が光り、クスッと笑える瞬間もたくさんあった。
そして何より印象的だったのは、観ている最中に感じた“既視感”。ショッピングモールの廃墟、地下基地、敵本部への潜入、人と機械のつながり。どこかで見たような風景の連なりが、まるで夢や記憶の中の物語をなぞっているようだった。まさに“初めて観るのに懐かしい”映画だった。(個人的にはSAOやニーアオートマタ等を彷彿させた。)
あとは、全員ハッピー!な映画かと思いきやしっかり死別があり、喪失や選択の重みを突きつけられた。
“悲しみを抱き、覚悟を決めそれでも歩いていく”
そんなメッセージがじわっと胸に残る作品だった。
なかなかのスケール
捻りがなさすぎる。全然ワクワクしない。
とにかく脚本が短調、単純。
せっかくの豪華キャスト、面白いテーマ、キャラクターが全て台無し。
正直ほぼクリスとミリーの存在感だけで
成り立ってる作品だと思います。
なんだろな、如何せん背景描写が薄い。
そのせいで主人公除く登場人物の行動動機が全然見えてこない。
グラフィックノベルが原作とのことだけど
年代を90年代にする理由が見当たらない。
それだったら年代は現代設定にして、ディストピア感を強くした方がまだ良かったと思う。
戦後のはずなのに割とまともな生活描写しかないから主人公達が今の世界はクソと言ってても全然共感もできない。
スマホやIT機器に頼り切りの現代に対する警鐘もあるかもわからんが、ストーリーが陳腐故に響かない。
大人が見るとどうだろうか?
Netflixで何やら面白そうなオススメが出てて
ストレンジャーシングスのミリーボビーブラウンが主人公ともありみてみることに。
まあ、こんなレベルがNetflix限定で見られるようになると配給会社や映画館の売り上げが下がっちゃうのかなとは思った。
映像のクオリティは高かったな。
多分小中校生向けなんだろうと思う。
ストーリー自体はどこにでもあるようなものだった。
これを大人が見るとかなり無駄に突っ込みたくなるので、
自分も純真な心は無くなって心が薄汚れてしまったのかなと思った。
なので色々思うところはあるのでこう言う子供向けのものに
おかしいだのなんだの言うのは粋じゃないからあまり書くのはやめておく。
こういうのは少年少女に向かってメッセージを送るものなので。
映像はすばらしいが脚本が単純すぎる
1990年代という近過去のアメリカを舞台に、ロボットが大反乱を起こして人間が鎮圧した後の時代を描く。ガジェット感満載の小道具・大道具や、テンポ良く事件が起きてあちこちへと動く前半は、楽しい。『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』が下敷きになっているようでもあり、ところどころ『スター・ウォーズ』シリーズを連想させる場面もあったり。舞台設定や構図的に、パロディというかパスティーシュ作品なのかなと思う。そう思って見れば、それなりに楽しめる。しかし後半、敵との直接対決あたりから、あまりに単純な勧善懲悪図式が際立ちすぎて、作品世界に入り込めなかった。仮想空間より現実世界が大事という最後の教訓的メッセージも、底が浅い。
面白かった!そして楽しかった! キャラクターデザインがとにかく良い...
お金かかりすぎ
ロボット工学三原則が使われているのと根底にロボットは意識をもつのか?というテーゼがある。さいきんみたザクリエイターにも同類の主題があったしA.I.やI, Robotやアリータやエクスマキナやウォーリー等々多くのロボット映画に偏在するモチーフであろうかと思う。
このことは本作にも出てくるセリフ「ロボットには感情がない」によって骨抜きになるにもかかわらず、ロボットエンタメは常に「ロボットには感情がない」を忘れさせる仕組みを併走させる。結果「「ロボットには感情がない」と言ってしまったら始まらない」が「ばかばかしいと思ったら楽しめない」と同じ意味になってくる。
ミシェルはロボットのメモリーに残った弟を捜してディストピアへ危険な冒険をする途上でキーツに会い、ともにロボットの本拠地へ乗り込む。──のだが、エンタメやサービス業に従事していたロボットばかりが徘徊している荒野を行くかれらの冒険はテーマパークのアトラクションに興じているようにしか見えない。
弟の記憶を携えているコスモは子供向け映像芝居ロボットゆえコスモ内のセリフしか話せないし、ロボット側の首領は遊興施設でピーナッツ販売をしていたと思しきミスターピーナッツである。総じてこの世界にはテーマパークのスタッフロボットみたいなのしかいない。が、ばかばかしいと思ったら楽しめないし、お金をかけたVFXに抜かりはなく映画は痛快でもありサウンドトラックもごきげんだし姉弟愛にはグッとくるものがあった。
エンドゲームのルッソ兄弟が演出し、ミリーボビーブラウンは勝ち気で、クリスプラットは軽いけど頼りがいのある、いずれもこれまでにやってきたようなキャラクターをやっていて、ジュブナイルの世界観にするすると入り込むことができた。
SFだが時代は1994年と設定されているのでノスタルジックな未来像になっている。未来でもレトロを加味することで大人と子供が同時にターゲットできる。
スウェーデンのグラフィックアーチスト兼作家のSimon Stålenhagが2018年につくったグラフィックノベルThe Electric Stateの映画化だそうだ。
imdb6.0、RottenTomatoes15%と73%。
大衆からはOKの評価を得たが、批評家からは否定された。理由として多かったのは原作と違うこと。元ネタになったグラフィックノベルはもっと陰鬱で象徴的で詩的だが、映画は派手なバンブルビースタイルのプロットと極彩色のキャラクターに作り変えられている、とのことだった。人間とロボットのありきたりな概念と対立、からの説教じみた筋書きも酷評された。確かに独創性はなかったと思う。
しかし大衆としてはミリーボビーブラウンもいてクリスプラットもいて、ふつうに楽しんだという感じになった。ニューロキャスターの仮想世界に入り込んでばかりいないで生身の人間と向き合うべきだ──という提案は現代のスマホ・ネット依存にも置き換えることができる健全なメッセージ性もあった。
ただし製作費を知ったら誰しも目を丸くするだろう。The Electric Stateは3億2千万ドル(2025年時の換算で475億円)かかったそうだ。これは歴代高額製作費映画トップ10に入ってしまう。
製作費ついでの余談だが、さいきん日本アカデミー賞という意図不明アワードで侍タイムスリッパーという映画が作品賞をとったそうだ。製作費は2,600万円。低予算のインディーズ映画が作品賞をとったのは番くるわせなんだとか。無風状態の日本映画界に話題性をつくるためにわざと意外な映画を作品賞に選んでおきながら番くるわせとは?自演とはこのことだ。また「正体」の監督が監督賞だそうです。なんかお金もないし才能もないし何にもない。もうほんとに貧しい国なんだな日本て──と思った。
全32件中、1~20件目を表示











