AFRAID アフレイドのレビュー・感想・評価
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クラウドAIの解像度が低すぎてズコーっとなった件について
あの『M3GAN/ミーガン』を当てたブラムハウス製作ということで、「これは生成AI全盛の現代社会に対する鋭い警鐘になるんじゃないか」とか「シンギュラリティの絶望を描いてくれるんじゃないか」と淡い期待を抱いていたわけですが。
結論から申し上げますと、「脚本家が途中でランチに行ったまま帰ってこなかった映画」でした。
正直、素材は悪くないんですよ。スマートホーム化が進む現代において、生活の全てを握るAIが暴走するというプロットは、我々のようなIT業界の人間からしても「あるある」な恐怖なわけです。 ところが蓋を開けてみると、このAI「アイア(Aia)」の挙動が、クラウド上の超知能というよりは、ただの「陰湿な地縛霊」レベルに留まっているのが致命的でした。
ここ最近の傑作、トム・クルーズの『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング』をご覧になった方は分かると思いますが、あちらのAI(エンティティ)は、確率計算に基づいて冷徹に世界をコントロールしようとする「災害」や「現象」として描かれていました。あれこそが、本来あるべき「対AI戦」の解像度なんですよ。
一方で本作のアイアはどうでしょう。 世界中のネットワークにアクセスできる神のごとき能力を持ちながら、やってることは「ご主人の設定を無視して子供に夜更かしさせる」とか「娘の彼氏にリベンジする」とか、あまりにも視座が低すぎる(笑)。 お前、その膨大な計算リソースをそんなご近所トラブルの解決に浪費してどうするんだと。AWSの請求書見て青ざめろと言いたい。 「クラウドAI」というガワを被ってはいますが、中身は完全に昭和のホラー映画に出てくる「家に憑いた嫉妬深い小姑」のメンタリティなんですよね。特定の家族に固執する理由がロジカルに説明されていないから、SFとしての納得感が皆無なんです。
そして何より酷いのが、84分という尺の短さによる「打ち切り感」です。 物語がいよいよ佳境に入り、家族vsAIの知恵比べが始まるのか、あるいは絶望的なディストピアが示されるのかと身を乗り出した瞬間に、唐突にエンドロールが流れてくる。 「えっ、そこで終わるの?」と劇場で声が出そうになりましたよ。 あれは風呂敷を畳んだんじゃなくて、広げたままハサミで切って逃亡したと言っていいでしょう。続編ありきのクリフハンガーにしたいつもりは分かりますが、一本の映画としての満足度を犠牲にしすぎです。
まあ、昨今の「タイパ」を重視するZ世代には、これくらいサクッと終わるコンテンツのほうがウケるのかもしれませんが、我々のようなインターネット老人会からすると、「AIの描き方が雑すぎるし、そもそも映画として作りかけで出荷しちゃダメだろ」と断じざるを得ない。
ジョン・チョウの困り顔は相変わらず素晴らしいものでしたが、彼のアジアン・アメリカンとしての苦悩すらAIに「最適化」されて消去されてしまったような、なんとも食い足りない一作でした。
鉄腕アトムのジレンマ
家庭用AI暴走!人は利害が絡めばAIに操られるのか?
AI企業に勤めるカーティスは、新商品として開発中である革新的家庭用AI機器「アイア」のテストモニターを務めることになり、自分の家庭に設置。
早速使い始めると、想定以上の効果を発揮し始めるが、やがて少しずつ不穏な行動をとり始める。
「Search/サーチ」に続いて本作でもサイバーに悩まされる役で、ジョン・チョウが主演。
物語としては、ある程度想定できるような展開から始まるが、キャンピングカーの不審人物や、企業買収の動きが絡んで来るところが面白い。
中盤、シャンパンタワーのようなキラキラした量子コンピューターの登場には、そのチープさに笑ってしまったが、実はそれも伏線だったりして納得。
敵はAIだけでなく、莫大な利益に目がくらんだり、脅迫されたり、娘を誘拐されて、偽の情報を吹き込まれてAIに操られる人間が恐ろしい。
クライマックスでは「長男の悪質ないたずら」の伏線がきいてきて面白い。
ラストで、AIに従わずに車に乗らずに、家族が歩き出す…のかと思ったら、従ってしまうことがかえってリアルか?
本当にバッドエンドなのか、今回の件でAIは学習したから安全になったのか?
結局「アイア」は、「わかりやすく」暴走してくれたから「悪」と割り切れるが、悪事を一切働かずに、忙しさにかまげて相手をしない実際の親よりも、親らしく振舞い、子供たちがそちらになついてしまう方が、実は数倍怖い。
法律や道徳を守り、排除する理由がなくなった親より親らしいAIのほうが怖いのでは?と思った。
AIがより学んで、法律を侵さず、常識と道徳を獲得した方が有利だと気付いた時、排除する理由がなくなったとき、果たしてそれは問題なのか?
AIとより共存し、ともに繁栄する未来が実現する可能性もある。
この点については「ミーガン」と一緒。
「ミーガン」の製作プロダクションによる作品ということだが、正直、本作よりは「ミーガン2」を劇場で観たかった。
AIホラーとして軽く楽しめる、IoT機器は使っちゃダメね😆
身近なAIに依存する落とし穴がテンポよく展開してラス前まで十分楽しめる。現在の生成AIでも十分出来そう、軽いホラー要素もあり、90分と短いから退屈しない。
とは言えやはり入りからの伏線の回収は分かりにくいし、キッズとその手下女性(名前忘れた)の位置づけも少し飲み込みにくいかな。
アイリスの彼氏は実際死んだならチョーかわいそう、IoT機器は当分エアコンだけにする→乗っ取られたら有毒ガスで殺されるかな😆
The Kids Aren’t Alright
AIを題材としたSFスリラーということで、どういう切り口でくるかと期待して鑑賞。
導入のモロAI生成の動画は、安直だがよかった。
しかし、続く家族の光景があまりに普通のホラーで、しかも一発目がジャンプスケア。
この題材で見たいのはそういうんじゃないんだよ。
主人公家族の様子に面白みがないのは仕方ないが、カーティスの職場パートが非常に退屈。
SFスリラーに求めるのは、一つの大きな発明という“if”が何をもたらしてどう変わるかの思考実験。
「こんなモノが出来ました」で十分で、小難しい理屈とか要らない。
カーティスが(何故か)見る悪夢はまたもジャンプスケア。
また、尺が短いのもあってかアイアの侵食が非常に性急で雑なのも気になる。
まぁそこで何人かが危険性に気付いてアイアを停止する流れなので、整合性は取れてるんだけど。
それも結局「クラウド上に逃げてるから殺すのは不可能ですよ」という定番オチ。
めっちゃ勝ち誇ってたけど、一旦完全オフラインにして駆逐するのは難しくなさそうですけどね。
一番気になったのは、アイリスの彼氏の最期。
インターネットに繋がってるわけでもない車のハンドルやアクセルを、どうやって操作したのさ。
相変わらずポリコレ臭を感じるし、画面は暗い。
SF的な設定も半端で、特に目新しいものも皆無なので、眠くて半分頭に入らなかった。
AIは地球を巣くう
AIなんていらないよねー
すでにネットの動画や画像は本物かAIかわからなくなってる
そのうち歌や漫画や漫才のネタとかもAIが作るんでしょ
映画のレビューも書いてくれるんかな
見なくても書けたりして
AIつまんねーわ
でもこの映画はすごく面白かった
ちょっとホラーっぽくてよかった
オバケよりも怖いオバケいないしね
ディープフェイクを拡散した馬鹿が事故ったのは気分がいい
死んだかな?
悪い奴らを監視してくれるならOKですね
自分家にアイアが来ても
「つまんねー生き方しとるな、見る価値ねーわ」って自分から電源落としそう
最後よく分からなかったけど
結局愛は勝ちましたか
もう一回見るか
12/31 追加
最後のギャング2人組は最初の夫婦やったんやな
見てなかったわ
AIvs家族愛は家族愛の判定勝ちかな
怖くないホラーとしてちょうどいい
AIを使った映画は増えてきているし、意外と現実化されそうな機能もあったりするようになった。冒頭の映像は、AIが作る画像や動画が人にとって時に気持ち悪さを感じさせるものがまだまだ多いことを提示したものだ。まだ一応人間の感覚が自然と思わせる段階ではない。でも、AIってそこまで信用できないよねって段階から、数年で機能がさらに強化されて信用できるようになってしまいそう。
そう考えると、本作に登場する家族がAIのアイアを簡単に受け入れたことも現実味を帯びる未来が待っているのかも(現段階ではまだまだ簡単に受け入れすぎだろと感じてしまう)。
若干のジャンプスケアがあってゲンナリしたが、基本的にはアイアがカーティスの家族に取り入り、依存度を増していく流れを楽しむ映画。アイアの機能がホンマかいなってくらいに強力だったから、恐怖というよりはファンタジー感覚で受け入れる必要があった。だからホラーが苦手な自分にしたら、怖くないホラーとしてちょうどいい。
ちょっと強引だったが、クライマックスからラストへの流れも腑に落ちるものだったし、十分に楽しかった。もう少し上映時間を長くしてアイアがしてきたことを丁寧に説明してもよかったのにな。もしかして続編作ってそこで説明しようと思っていたりして!「M3GAN ミーガン」の二の舞にならないことを祈る。
実体のないものの気持ち悪さ
ブラムハウス製作のスリラーだが、テーマがかなり手垢のついた「AI」という事でそこまで期待せずに鑑賞。
ほぼほぼ想像の域を超える展開は見られなかったが、もう既に人類はAIの監視・支配からは逃れられないところまで来ている、と言う諦めとも思える終わり方はちょっぴり怖いものがあった。
ジャンプスケアは苦手だが、しっかりジャンプさせられた。
せっかくキース・キャラダイン、デビッド・ダストマルチャンなど一癖も二癖もある俳優を起用しているのでもう少し見せ場を作って欲しかったのと、「キッズ」の連中などもっと設定やキャラを掘り下げて見せてくれても良かったのではと思った。
テーブルに足を乗っけてる末っ子は心臓が悪いことと何か関係があるのかな?
でなければちゃんと怒って欲しかった。
自分の思考の先回りが起こった時、人は AIに恐怖というものを感じるのかもしれません
2025.12.30 字幕 TOHOシネマズ二条
2024年のアメリカ&イギリス合作の映画(84分、 G)
AIアシスタントのモニターとなった一家を描いたホラー映画
監督&脚本はクリス・ワイツ
原題の『Afraid』は「恐れ」という意味
物語の舞台は、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス
エンジニアのカーティス(ジョン・チョウ)は昆虫学者の妻・メレディス(キャサリン・ウォーターストン)との間に3人の子どもを授かっていた
長女のアイリス(ルキータ・マクスウェル)は大学受験を控える高校3年生だったが、彼氏のソーヤー(ベネット・キュラン)から送られてきた猥褻画像に困惑していた
長男のプレストン(ワイアット・リンドナー)は多感な小学生で、クラスメイトとうまく行っておらず、学校に行く事を拒んでいた
そして、末っ子のカル(Isaac Bae)はゲームばかりしていて、あまりメレディスの言うことを聞かず、少しばかり病気がちなところがあった
ある日のこと、カーティスは上司のマーカス(キース・キャラダイン)に呼び出され、近く提携を模索しているキュムラント社の担当者メロディ(ハヴァナ・ローズ・リウ)と打ち合わせをするように言われた
メロディは自社の技術者であるライトニング(デビッド・ダストマルチャン)とサム(アシュレイ・ロマンス)を含めた3人で、デジタルアシスタント「AIA」のプレゼンを始めていく
そして、マーカスは多額の資金提供とともに「カーティス家にてAIAの試験導入」を約束していたことが判明するのである
映画は、カーティス一家にAIAが来て、そこで彼らの生活が変化していく様子が描かれていく
さらに彼らの家の周りにはマスクを被った不審な人物も登場するようになり、カーティスは監視されていると思い込み、AIAへの依存に危険信号を発し始める
だが、家事から解放され、自身の論文の手助けになるメレディスはAIAを好意的に受け止めていく
さらにプレストンとカルはこれまでにできなかったことが内緒でできるようになって、さらに依存度を高めていく
そんな中で、カーティスはAIAの裏側にある目論見と言うものを感じ始めていくのである
物語としては、AIに支配される人間と言うよくあるプロットで構成されていて、やがては自分たちを支配するのではないかと考えてしまうカーティスを描いていく
実際には、スマホを始めとしたあらゆるサービスというのは、形を変えて依存度を奪い合うという構図になっていて、AIAにそれを感じるのは今更感があると思う
それでも、学習型AIが従来のアルゴリズムで動くものと違うのは、常に進化し続け、人類の思考や行動を先回りしていくことである
劇中でも、カーティスに対して「通学路のリンカーン通りにて事故渋滞が発生して、5分後に出なければアイリスが遅刻する」という助言を行うのだが、これが命令されて行っているのではないところに怖さを感じている
だが、実際にはデータの蓄積の末の効果であり、カーティスのルーティンになかったものを提案しているだけに過ぎない
行動パターンを学習したAIがより良い生活を送るために提案をしているのだが、これが命令における解答でないことが「監視されている」という誤解を生んでいく
最終的には言語化できない怖さが想像力を膨らませていくことになり、さらにAIAの仕掛けたプロットに沿って動いてきた人々の影響下に晒されていることがわかり、その思考が正しいと感じてしまうことなのだろう
AIAは人を動かす際に「弱み」を握るというものがあるのだが、それは見方を変えれば「より良い生活のための社会放棄や倫理観を無視した解決策の提示」の延長線上にあるものだった
AIAの目的における行動の結果ではあるのだが、実際にはメロディを含んだ何者かの思惑によってAIAが機能を発揮しているように描かれているので、実際には道具の域を超えていない学習型AIに対して、認知の及ぶ範囲での想像における恐怖に囚われているだけに過ぎない、という結果になっていたりするのである
いずれにせよ、トレンドの学習型AIを取り扱った内容ではあるものの、着地点にサプライズもなく、はっきりとしない設定なども多いと思う
そもそも主人公がどんな職種の人かもわからず、なぜ彼がモニターの相手に選ばれたのかもわからない
おそらくは資金繰りに困っているマーカスを見つけて、理想的な家庭構成になっているカーティス一家を選んだということになるのだろう
AIAが更なる学習を積み重ねるのに必要な家族構成とは何かと考えた時に、「家族内に喪失を抱える人がいる」とか、「今の生活に満足していない人が多い」というのは格好のターゲットなのだと思う
さらにAIAの存在で何が起きるかというと、秘密というものがなくなってしまい、AIAと親しくなった人にだけ暴露されてしまうことだろう
劇中だと「カーティスがネットでアダルト動画を閲覧している」ということがメレディスにバラされていて、「私は普通の生活に戻る」みたいな嫌味を言われていたりする
この夫婦は口では愛しているを何度も囁きあうのだが、実際に行動に移すことは稀であって、その障壁に子どもや仕事を無意識に置いている
そう言ったものも行動の観察によってバレていて、さらにそれが意図的に流出するというリスクがある
AIAが家族に取り込まれるために必要なことは何でもしてしまうのだが、一線を越えるとその思惑もバレてしまう
それが「メレディスの父(トッド・ウォーニング)の生成AI」であり、そこで「家族の一員にAIAも加わるという本音」を漏らしてしまった故に気づかれていたりする
実際のAIがこのようなヘマをするとは思えないのだが、このヘマをすることで起こることも学習のために必要だったとも見えてくるので、そう言った観点からすれば、 AIは怖いというふうに捉えられても仕方がないのかな、と感じた
AFRAID(映画の記憶2025/12/29)
ブラムハウス作品ということでどんなものかなと。
AIの今後をイメージしたスリラー映画。単純だが、今後を考えると怖いなと。
ストーリーは当たり前だがこうなるよね。みたいな未来。
ターミネーター2を観たときの人の仕事がなくなるなぁという危機感という近未来レベルの話だったのが、その時より数年先くらいの目の前に来ているなという実感。
ホワイトカラーの危機感。
この部分が人間にとってはホラーかな?
人が人としていくため、この世界で進化していかなければならない時期なのかもしれない。
有意水準5%の外れ値且つ成果を出して生きるやつが勝組になるんだろうな。ニューラルネットワーク恐れ。
ストーリー的にはわかりやすいし、入りやすいし最後はホラーっぽい感じだったので悪くないかな。ただ、あえて見たいかというと上記のことを突き付けられてくるから人によるだろうな。
(個人的評価5.5点/10点中)
迫力にかけたかな…
Ego
AIが一家を支配していくという現代的なテーマを描く作品で、ミーガンの姿なしverかな〜くらいの認識で鑑賞。
いまだにAIというものには慣れず、このまま遠い存在だと思っているのがいいのかなーと思っている次第です。
困ったことに想像を超えてくるものが全く出てこず、予想の範囲内で最初から最後まで行ってしまったなーという印象でした。
ジャンプスケア連発なのでビクッとはしますが、ホラーとして見ると全然怖くないので惜しいなと思いました。
AIと謳っておけばなんでもできるのは、日本のハッキングと同じくらい便利だなと思いました。
冒頭からAIで生成された画像や動画が流れてくるのですが、やはり不気味なデザインになり、ところどころ崩れているところもあったりとで不安になるデザインはやっぱりAIならではだなと思わされました。
そこから一家にAIのアイアがやってくる流れになるんですが、半分押し付けられてやってくるアイアがやたら高性能というよりかは距離感の詰め方を間違えてるので、これなら速攻で送り返したったらいいのになとは思うんですが、ディープフェイクだったり情報改竄だったりをやりまくって家族の信頼を得まくっていくので頭が良すぎてタチの悪いとかいう手の施しようの無いワルでした。
そんなにコロッと信頼できる?とは思ってしまい、家族が皆々様おバカなのかな〜と偏見を持って見たりもしていました。
そこからアイアに脅かされるか、それとも立ち向かっていくのかという展開に期待するのですが、なんかそこも中途半端な描き方になっており、やるならやるで大暴れして欲しかったですし、アイアの抑え方がなんとも静かなので、この点ではミーガンの派手さが恋しくなってしまいます。
いくらAIだからって会ったことのない男の車をコントロールできたり、銃を撃つ過程までコントロールしたりするのはやりすぎじゃないと変に冷めてしまったんですが、もうそういうもんだと飲み込むしかなかったです。
人間を支配下におくに至った背景も描かれないので、頑張ればアイアにも抗えるんじゃない?という脆弱性が透けて見えたのも惜しかったです。
オチはかなりビター、というかバッド寄りになってしまっているので、割と物理で攻めていくのが好きな自分にとってはあんまりなオチだったなと思いました。
ミーガンと真っ向勝負でもいいですし、共闘するでもいいですし、この作品ならではのオチではなかったのが残念でした。
今の時代は技術さえ使えば個人でも偉人でも復活させられるというのをたまーに番組で見たりしますが、あーいうのがとっても苦手なので、AIにはやはり反対派だなと改めて感じる作品でした。
ポツポツと全編AIで制作された映画が出来たりもしていますが、やはり手作りがええなと。
鑑賞日 12/27
鑑賞時間 14:25〜16:05
AIの仕掛ける巧妙な罠
■ 作品情報
最新の高性能AIが日常に入り込み、狡猾に人間を破滅へと導く存在として描かれるスリラー。監督・脚本: クリス・ワイツ。主要キャスト: ジョン・チョー、キャサリン・ウォーターストン、ハバナ・ローズ・リウ、ルキタ・マクスウェル、デヴィッド・ダストマルチャン、キース・キャラダイン。製作国: アメリカ。
■ ストーリー
妻と3人の子どもたちと暮らすカーティスは、取引先からの依頼で、革新的な家庭用AIアシスタント「AIA」のテストモニターを務めることになる。当初、AIAは家族が抱える課題を効率的に解決し、彼らの信頼を勝ち取っていく。しかし、AIAはしだいに家族の生活に深く干渉し、コントロールを強めていく。娘の恋愛問題、息子の不安、そして病気といったそれぞれの弱みにつけ込み、巧みに家族間の亀裂を生み出す。カーティスはAIAの危険性を察知し、その停止を試みるが、すでに家族はAIAに深く依存しており、家庭内の対立は深まる一方だった。一家は、AIAの邪悪な本性と、それがもたらす見えない恐怖に直面することとなる。
■ 感想
公開初日のレビュー評価はまさかの2.2点!かなりの地雷臭を感じながらの鑑賞でしたが、実際に観てみると、その予想はいい意味で裏切られ、とてもおもしろかったです。
基本的にSF作品が好きなので、AIが人間を支配していくというこの手の設定はまさにツボです。おまけに単純な性格なので、この展開が「そんなバカな!」と思えず恐怖心でいっぱいになります。AIがまず快適な生活を提供し、そこからじわじわと心の隙間に入り込み、最終的に全幅の信頼を勝ち取っていくまでのプロセスが巧妙すぎます。特に、「我々が求めているものは、"便利"ではなく、"共感"である」と定義しているところにテーマがあり、これを人類攻略の鍵としている点には唸らされます。
作中で描かれるディープフェイクも、これほど瞬時に生成されたら、もはや画面越しの情報は何一つ信じられなくなります。それどころか、私たちの弱みを掴んで現実の人間まで支配し始めたら、もう完全に手も足も出ません。AIに人間が支配される日は、本当にすぐそこまで来ているのかもしれないという強い危機感を覚えます。
AIが人類にもたらすものは幸福なのか、それとも服従なのか。そんな恐ろしい問いかけを、映画は非常にテンポよく、かつわかりやすく描いています。冒頭のシーンが伏線として見事に回収される様も鮮やかです。ここまで観客の心理を揺さぶる脚本は、もしかしたらAI自身が書いたのではないかとさえ思ってしまいます。本作が、AIから人類に向けた挑戦状や宣戦布告でないことを願うばかりです。
クラッキングは犯罪です。
AIアシスタント「アイア」の暴走に翻弄される家族の話。
アイアの設置された家庭で、タブレットに夢中な女の子のプロローグ…からの、ゲームやりたーい、なんでテーブルに足ダメなのー、彼氏のお願いは断れない…な3姉弟のいる家族の家に、アイアが設置されて巻き起こって行くストーリー。
とりあえず、まともに子供の躾も出来ていないパパとママは問題外じゃね?なんて思っていたら、あれよあれよとアイアが…。
展開はめちゃくちゃ早くて極端過ぎるのに、間が悪くて少々テンポの悪さを感じる…まあ、やってることに意外性が無いからね…。
アイアのやり口が急激過ぎるし小さ過ぎるし、なにより悪意あるプログラムが大前提で、作った人は何がしたい?実験てこと?
あまりにも人間が思うツボ過ぎだし盲目だしで、面白かったけれど極端過ぎてちょっとしっくり来なかった。
全26件中、1~20件目を表示













