劇場公開日 2025年5月16日

サブスタンスのレビュー・感想・評価

全681件中、1~20件目を表示

4.5自覚してエンタメ界に身を投じた者がルッキズム、性差別を批判する声に、喝。

2025年5月25日
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オレの娘はダンサーにあこがれ、韓流アイドルを真似てダンスの練習をしている。オレからすると、韓流アイドルなんて、と思うわけだが、本人は(こちらから見る限りは)本気だ。

エンタメ界が存在する(というより、人が「美」に価値を求める、快楽を求める)以上、見た目(舞台や芸能人)の華やかさにあこがれるのは少なくともオレが生きている限りは変わらない。そしてどんなに見た目がよくっても、若いときはもてはやされても、自身で自分の価値を積み上げることが非常に困難な世界であることは、よくわかる。

オレからすると、応援する気持ちはあるものの、やめとけ、の話だが、オレが言う前に彼女の成長過程でエンタメ界の「価値観」が評価を下す。そして評価されたとしても、そこからはまたさらにその価値観の中で生きてくことになる。とオレが言うまでもなく、数えきれないほどの「イケメン男子」「美少女」の無念の上で成り立っている。逆に勝ち取った、とは外野からの勝手な評価でしかない。当たり前だが、勝者なんて、外野が決めることではない。

なんだが、娘語りから入ってしまったが、美しいもの、強いもの、に惹かれ、憧れるという「本能」、人間の「本質」でエンタメ界に限らず、人間社会が成り立っているという、当たり前の根本に対し、「ですよね」と映画オタクがその引き出しを総動員した、

「サブスタンス」




とてもじゃないが、オレの価値観で「衰えている」とは思えないムーアのエアロからわかるように、プロデューサーのクビ宣言も、理不尽なのは、こちらの意見。力あるものの(理由は末端の人間には分からない」一声で人事は変わる。クエイドの食べ方は、「醜い」とかそういうことではなく、そもそもキレイな食べ方って何?という視点もある。ムーアのフランス料理教本からの料理がぐちゃぐちゃなのも、フランス料理のお上品って何?

ムーアのクローズアップの多投も、皺の醜さの強調ではなく、それすら「美しく」も見える。

クアリーのエアロは圧倒的な鍛錬の上に成り立ってあり、その健康的でもあり、セクシーに感じるのは、当たり前で、監督もそれを「皮肉」を包みつつも、やっぱりすごいよね、ですよね、というほど、エアロシーンがたびたび描かれる。(さすがにお尻から変な映像が出たといってスタッフが巨大な画面でクアリーのお尻に注目するのは笑った)

オレらの生活圏においては、ルッキズムが間違ったとらえ方で、学校や職場ではばかることは断固として忌み嫌う。

しかし、ことエンタメ界ではルッキズム批判はおかしな話。

演じたムーアも言っている。「私は決して被害者ではない」と。

本作は、ただそこに生涯をかけてしまった、自身の価値観をそこのみにしか置けなかった主人公の悲劇と、血しぶきの救済。

なかには、親から連れられてきたのか、自身で臨んで参加したのか、少女も洗礼を受ける。

ましてや、性差別なんかは描かれておらず、「薬」を紹介、利用したあの男も本能に忠実。一方、連絡先を水たまりに落としたメモを渡す、元同級生のあいつが一番ダメな奴。

(そんなメモを取っておいた)そんなダメな奴へのデートへの準備で奮闘する主人公の価値観はすでに狂ってしまっているのだが、笑えない人が多いと思うし、このシーンが「若いころ」のオレに刺さる。

終盤、自身の顔の写真を切り取り、鏡を前にする。ブルース・リーの「死亡遊戯」(’78)を思い出し、笑った。

「死亡遊戯」はリー死去のためで苦肉の策だが、本作においては、CGそして整形を茶化している。同じく、ムーアから見た目が別の、今風にアップデートされたクアリーが誕生するのも整形ブームへの茶化しなんだろうな。

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しんざん

4.5若さと美の追求の行き着く先

2025年5月18日
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怖い

興奮

ドキドキ

若い後輩と一緒に写った写真を見た時
「あー歳をとったな…」と思ったり
20代の頃の自分の写真を見た時
「あの頃は肌艶も良くて、今より痩せてたな…」と思ったり
いつからか歳を重ねるのが嬉しくなくなり、若さと美しさを渇望する時間が長くなる。

きっと誰しも一度は美と若さを手に入れたいと思ったことがあるんじゃないかな。
私も絶賛見た目の老いに日々抗い中だ。
こんな私ですらそうなんだから、それが商品価値にもなってしまうエンタメ界では尚更、美と若さ=自分の価値に感じてしまうのもわからなくはない。

この映画は、そんなルッキズムに囚われる現代人に警告を鳴らすかのような劇薬作品だった。
グロテスクなシーンがとても多く、苦手な人にとっては目を瞑りたくなるシーンも多いけれど、命を弄ぶようなスプラッタホラーではない上に、魅せ方がとても上手なので不思議と見れる。

カメラワーク、音の使い方、色彩、サブスタンスのパッケージから説明書のフォントまで、細部まで監督のセンスが光っていて、世界観の統一が気持ち良い。

後半まではほぼセリフらしいセリフもなく、ひたすら主人公のエリザベスやスーの表情で物語が進むが、セリフがなくても痛いほど感情が伝わってくるのが秀逸。エリザベスの化粧のシーンなんて、気持ちが分かりすぎて後ろから抱きしめたくなった。

最初から最後まで全く飽きさせることなく、次の展開はどうなるんだとノンストップの140分で大満足。始まりのハリウッド ウォーク オブ フェイムからすでに「あ、好き」と思ったけれど、ラストがこれまた最高だった。

私が「サブスタンス」を手に入れたらどうするだろう…。
これからどんどん老いていく自分が、若さと美だけが価値にならないように、自分を愛せる部分をたくさんつくっていきたいなと思った。

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AZU

4.0お仕着せの価値観と行き過ぎた執着がもたらす地獄

2025年5月17日
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ニコ

4.0デミ・ムーアの執念が視覚効果を凌駕している

2025年5月18日
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清藤秀人

4.5“本質(substance)=内なるモンスター”を解き放ったファルジャ監督

2025年5月17日
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怖い

興奮

外国映画の原題がシンプルな1ワードのみの場合、往々にしてダブルミーニングとなっている(米元副大統領チェイニーを題材にした「Vice」に「副」と「悪徳」の意味が重ねられていたように)。本作「サブスタンス」(The Substance)において、第一義は新たな自分を生み出す「物質」を指すが、substanceには「本質」の意味もある。フランス人女性監督のコラリー・ファルジャはあるインタビューで、「女性は若く美しくあるべき」という旧来の考え方に基づき隠すよう教え込まれてきた「老いつつある不完全な自分の一部」が自身に内在する“モンスター”であり、解き放たれたモンスターが女性の肉体を破壊し戯れることで、女性たちを抑圧し束縛してきたものを吹き飛ばしたかった、といった趣旨を語っていた。破壊されるべき醜い怪物とは、他者に美しさを求める身勝手な欲望=人間の本質そのものだ、とも読み取れる。

ファルジャ監督は2017年に「REVENGE リベンジ」で長編デビューした後のインタビューで、自作にオマージュや引用が少ないのは観客の没入を妨げるからだ、とも語っていた。だがこの第2作「サブスタンス」では考えを改めたのか、わかりやすい引用や参照に満ちている。特殊な手段で永遠の若さを手に入れようとする筋は、オスカー・ワイルド原作「ドリアン・グレイの肖像」(映画化・ドラマ化ともに複数回)やロバート・ゼメキス監督作「永遠に美しく…」。ボディホラーの要素はジョン・カーペンター監督作「遊星からの物体X」、デヴィッド・クローネンバーグ監督作「ザ・フライ」、ブライアン・ユズナ監督作「ソサエティー」など。スタンリー・キューブリック監督作からは、「2001年宇宙の旅」の光の回廊に似た視覚効果と交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」のBGM、「シャイニング」のシンメトリー構図やインテリアの配色。大量の血しぶきは「シャイニング」に加え、ブライアン・デ・パルマ監督作「キャリー」も想起させる(ちなみにこの2作はスティーヴン・キング原作という共通点も)。

20世紀の巨匠たちが手がけた傑作群への言及を散りばめつつ、表層的なマッシュアップで終わらせず、自身の実体験に根差したオリジナルなストーリーに消化/昇華させた点がファルジャ監督の偉業であり、「サブスタンス」が私たちの心を揺さぶる理由でもある。自身のキャリアに重なるような落ち目の元大スター役を引き受けたデミ・ムーアと、完璧な肉体を表現するため人工の乳房を装着したマーガレット・クアリー、2人の熱演に依る部分ももちろん大きい。過激な表現とブラックユーモアをまといながらも、女性の真の解放とは何かを問いかける力作であり、ルッキズム的傾向を無自覚に持つ多くの観客は冷や水(と血しぶき)を浴びせられたように感じるはずだ。

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高森郁哉

4.5ある種の中毒性を持った最高の劇薬

2025年5月17日
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これはもう破壊力満点。かなり重いパンチを腹に決められた気分だ。ファルジャ監督の『リベンジ』もぶっ飛んだバイオレンス・アクションだったが、今回はさらに壁をぶち破り未曾有のゾーンに突入した超怪作と言っていい。「substance」は「薬物」や「実体」などの意味を持つが、なるほど、本作は若さを求めて薬品に手を伸ばす欲望の暴走劇でありながら、真っ二つに引き裂かれていく壮絶なアイデンティティのドラマでもあるわけだ。ある意味、悪魔の契約。大人のファンタジー。大量の血糊と特殊メイクを伴う作品ゆえ、この手のジャンルが苦手な人はくれぐれも注意願いたいが、しかしある程度の描写なら許容可能な人ならば、過激さが振り切れ、もはや歓喜にまで昇華する瞬間を何度も感じるはず。特に幾つかの名作映画すら思い起こさせる終盤は「やりやがったな!」と笑いが止まらなかった。全身全霊、体当たりで演じたムーア&クアリーを心から称えたい。

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牛津厚信

2.0エログロ。後半はホラースプラッター。

2026年1月23日
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怖い

あらすじを見て、面白そうだと視聴したが大誤算。
現代のルッキズムとアンチエイジングを風刺した映画なのか?
ラストシーンを冒頭シーンに帰着させて、巧くまとめているのかもしれないが、皮肉が効いているのかも分からないくらいグロい。不快レベルの気持ち悪さ。

2人で1つとか言いながら、本体と分身で全く別人格。分身が活躍する記憶は、本体に宿らない。入れ替わって分身に栄養を与える度に、本体は大ダメージ。分身がルールを逸脱すると、本体は異常な速さで老けていく。分身をコントロール出来ないのに、本体が身を削って続けるメリットがあるとは思えなかった。

サブスタンスに誘った若い医者の本体が、カフェの老人だと判明するが、医者が若返ったところで??あと注射痕デカすぎ。

マーガレット・クアリーの美しい肢体は必見だが、何か食べながら見るのはやめた方が良い。

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hk

5.0笑ゥせぇるすまん×バイオハザード的な何か

2026年1月20日
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怖い

興奮

ドキドキ

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ヌノノノノ

3.0着想は良いのだけれど

2026年1月18日
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終盤にかけてどこに着地させるのかと不安な気持ちが押し寄せたが。そうか…そこまでいくのか。個人的にエンディングは相当残念だった…
あの場面でエンドロールにしておけば、万人受けしたのか?
いや、万人受けを目指したのではないだろう、自分に理解出来なかっただけだ。
しかしデミ・ムーアよくこの脚本を受けたな。こちらの心を掻き乱す。と言うか、ここまで心を乱す作品であり、語りたくなると言う事は評価に値するのかもしれないな。

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Iwarenkon

5.0アリストテレスx遊星からの物体X・・傑作に性別は無関係だが女性監督による快挙。

2026年1月16日
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怖い

驚く

斬新

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井筒考庵

4.0ご利用は計画的に。怖かった

2026年1月13日
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怖い

知的

デミ・ムーアがスゴかった
特撮?特殊メイク?もリアル
老いを受け入れること
若さを保つこと
若さという価値観
ルッキズム
男目線の女性の露出

スッキリはしないことが多すぎるけど
まあおもしろかった
デミ・ムーアは見る価値あり

好みがあるとは思うけど暇つぶしにはオススメ映画
2回は観ないかな

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きなこ

2.5エロと血がぶっ飛ぶ怪作?

2026年1月12日
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怖い

斬新

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にち

4.0こんな感じか!

2026年1月12日
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ゴッチン

4.5恐ろしいわ!!!!!!!!!!!!

2026年1月11日
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話の展開もめちゃくちゃおもしろいし。かなり常識破りでした。
予備知識とか無しで観てほしい。

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akir crazy!

3.0グロいシーンの印象が強い

2026年1月11日
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怖い

難しい

驚く

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トダー・オートマタ

3.0結末が予想外だった

2026年1月11日
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映画館で見れなかったのが、アマゾンプライムで見れるようになってた。

最初はまあまあ、なるほどなといった展開。
徐々に、ん?あれ?B級ホラー?コメディ寄りなのかな?という感じ。終盤は少しだらだらといった流れ。

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Olivia

4.0ストーリーに絡みつく特殊メイクは目を見張る

2026年1月10日
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興奮

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多田納人

3.5スーの崩壊、トラウマ

2026年1月9日
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怖い

ドキドキ

前半、美人女優のヌードは拝めるし、サイコ・スリラーっぽくて面白いんだが、終盤の展開が、、、、醜いシーンがながすぎ。
ザ フライと遊星からの物体xとブレインデッドのミックスで暴走みたいな。
惜しい、もっと内面を丁寧に描けば、グロシーンをもっと控えて、想像力に委ねるとかすれば、、、、、
女優さん達の頑張りに免じて、3.5かな、、、

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さとさと

5.0おもろ!きもい!こわい!後半、声出してわろた

2026年1月8日
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おもろ!きもい!こわい!後半、声出してわろた

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thida

4.0面白かったけど嫌悪感も否めない

2026年1月7日
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泣ける

笑える

驚く

 オシャレなスタート。
 綺麗な映像。
 衝撃の連続で不思議な話。
 メッセージを込めてギャグで締めくくってるホラーテイストなファンタジー作品。

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Don-chan
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