ハンサム・デビルのレビュー・感想・評価
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自分の言葉で自分を表す
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「他人の言葉で自分を語るな」という国語教師シェリーの言葉が、何よりも胸に響いた。
製作から10年が経つ作品だが、当時のアイルランドはイギリス以上に同性愛に対して保守的だったのだろうか。
劇中で描かれるゲイへのいじめはあからさまで、執拗で陰湿なことこのうえない。
全寮制という閉鎖的な環境でこれほど追い詰められれば、逃げ場のない苦しみは相当なものだったろう。
やけくそになったネッドがコナーをアウティングしてしまう場面にはヒヤリとしたが、その後の展開が悲惨な結末を辿らなくて本当に安堵した。
ネッドが自らコナーを探し出し、味方として声をかけたことが、コナーの救いとなったのは間違いない。何より、二人が最後までごく自然な「友人」として描かれていた点に好感が持てた。
意外にも話のわかる校長の存在にも救われる思いがした。
ネッドとコナー、二人の未来が自分らしく健やかなものであることを願わずにいられなかった。
また、劇中を彩る音楽のセレクションが自分好みで楽しめた。
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自分の足で立っていく。
若さ故の残酷さってヤツ。
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