Ike Boys イケボーイズのレビュー・感想・評価
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オクラホマのオタク、行け!ボーイズ
世界を救ったのは冴えないオタクたちだった・・。
幼少期より日本の特撮映画に傾倒し早稲田大学に留学までしたアメリカ人のエリック・マキーバー氏が原案・脚本・監督を務め、自身の故郷・オクラホマ州を舞台にして制作したファンタジー映画。
昔、人類は大古の神々を封印したが1999年の大晦日に封印が解かれ魔物が出現するという人類撲滅の終末予言アニメ「行け!虹の世紀末大決戦」のDVDを見ていた高校生のオタク、ショーンとヴィクと留学生の美紀に怪光線が浴びせられ失神、意識が戻った3人は世を救うべく魔力を授かったのです。
ショーンは手からビームを発射できるようになり、ヴィクラムは超怪力、美紀は観音様。敵の巨大モンスター登場で3人も合体、巨大ロボット出現のクライマックス。
まあ、エリック・マキーバー監督が並々ならぬ日本のアニメ、特撮ファンだと言うことは伝わりました、有難うございました。
決め技はドカン
日本オタクの米国人監督による特撮ヒーローものという特殊案件。冒頭の会議シーンから金子修介監督がカメオ出演していたり、膝下スカートのメガネっ娘というオタク嗜好な比嘉クリスティーナの女子っぷり、「合気道」と書のある空手のタマシイ道場、中国と日本の違いがわからない親父、日本人の英語の誤解あるあるまでネタにしていて、エリック・マキーバー監督は日本を熟知しているかなりのナードである。怪獣とロボ系ヒーローが闘う構図はメキシコのオタクの星、ギレルモ・デルトロ監督のパシリムに通じているし。
チープ感のある映像も昔の特撮っぽさを感じさせ(予算不足もあるかも)、撮影が大変そうなところはアニメでクリアしていてうまい。まあ、友情とか合体とか世界滅亡とかの話はなんだかよくわからず、鑑賞後2週間ですでにかなり忘却しているが…。
ちなみに先般鑑賞したタイ映画・ふたごのユーとミーでもノストラダムスがネタにされていたが、今作でオクラホマにまで五島勉の影響を持ち込んでくれてノストラ世代としてはうれしいかぎり! イッターダキーメス!
潔いのか?
この映画の公開に対しての勇気には、賞賛に値するが…
アニメと実写が融合。アニメオタク、ロボットオタク。B級いやZ級映画。なぜか釈由美子、有名人。
iké = 行け。これアメリカ人に理解できるのか?ただRotten Tomatoes 100%。嘘は言っていないが 11Reviews と少ないし、見たい人だけが見る映画。でも私にはストーリーはさっぱり分からなかったけど。
20世紀終盤、1999年に人類が滅亡すると「本気のギャグ」で恐れられていたからよく分かる。ただ2000年問題は対策が十分なのか、ギャグ抜きで不安だった。
当地区は1週間限定公開だけど、直前に観たBad Boys よりも人が入っていた。
しかもパンフレットのみならずクリアファイルやシールも売っていた。誰が買う?パンフ買った自分も十分病気だが。
この様な映画が公開される。しかも大手シネコンで。中身は見ないと評価出来ない。とにかく公開してくれた事に感謝。感謝の意味で 0.5 評価を上げました。でもそれ以上の勇気は私には無い。
……追記……
1週間限定公開が1週間伸びました。なんかスゴイ。
そして追加グッズ購入しちゃいました。ファイルとシールだけで、マグ・T・トートはさすがムリだけんど。
低評価だけど「愛ある低評価」という事で、ホントに大好きなファンの方にはゴメンチャイ。
ポスターデザイン期待させすぎ。
この映画も、映画内のDVDのような、一部のマニアに支持される作品になるのだろうか
2024.6.18 一部字幕 TOHOシネマズ二条
2021年のアメリカ映画(80分、G)
日本の特撮マニアがあるDVDを見てスーパーパワーを手に入れる様子を描いたヒーロー映画
監督はエリック・マキーバー
脚本はエリック・マキーバー&ジェフ・ハマー
原題の『Iké Boys』は「パワーを得た少年たち」という意味
「Iké」はアイボ語で「強さ」を意味する言葉
物語は、日本のとある場所にて秘密会議が開かれ、人類を救うために「あるビデオを作ること」が決まる様子が描かれて始まる
そのビデオにて啓発をしようとしたものの失敗し、その映像がどこかに消えてしまった
それから数十年後、舞台はアメリカのオクラホマの田舎町へと移っていく
そこには、日本の特撮やアニメを信奉している高校生ショーン(クイン・ロード)がいて、彼は親友のヴィクラム(ローナック・ガンディ)と昼夜を問わず、その話題で盛り上がっていた
彼らは、スクールカーストは最底辺で、クラスメイトのハンター(サム・アシュビィ)たちからバカにされる毎日だった
ある日、ショーンはレア度の高いマニアックなDVDを見つけ、ヴィクラムにその貴重さを力説する
いまいち伝わらなかったものの、今度その鑑賞会をしようということになった
そんな折、日本からの留学生ミキ(比嘉クリスティーナ)がやっていて、彼女もそれに興味があるという
そこで3人でビデオを見ることになったのだが、それを見始めた途端、3人は雷撃を受けて気絶してしまう
だが、その後ショーンはビームを放てるようになり、ヴィクラムも怪力を手に入れてしまう
そして、二人の体は徐々にスーパーヒーローと怪獣へと変化していくのである
映画は、特撮とアニメが登場し、彼らの周りでは大きな陰謀が渦巻いている、という展開を迎える
このクオリティが昭和時代を彷彿させるものになっていて、そう言ったノリが好きたっだらOKだと思う
個人的には、ほぼ全編棒読みに近いミキが気になってしまい、展開もゆるゆるなので眠気に襲われてしまった
岩松了がこれまでにないくらいノリノリだなあとか、釈由美子の生存確認ができたぐらいの記憶しか持てず、面白かったのかは何とも言えない
怪力を手に入れていきなりモテモテになるヴィクラムとか、力を入れて使命感に駆られるショーンなどは見ていて面白かったものの、何ともまとまりのない話だったなあと思ってしまった
いずれにせよ、「懐かしいなあ」という感じの作品で、懐古的な感情で見られたらOKだとは思うが、物語がかなり浅めのように思えた
映像をチープにしたり、棒読みっぽいセリフを演出したりしているのはわざとだと思うのだが、これを映画館で観る意味があるのかは何とも言えないところだろうか
本作も劇中のDVDと同じような末路を辿りそうな雰囲気があるので、そう言った意味では「映画館で観た」というのが語種になる作品なのかなと思った
特撮やアニメへの愛情は嬉しいが、話がつまらな過ぎる
日本の特撮やアニメに対する愛情が、痛いほど感じられて嬉しくなる。
舞台となっている1999年の映像技術に合わせたかのような、アナログ感と手作り感満載のVFXも微笑ましい。
金子修介や樋口真嗣といったゲストや、日本語のセリフの多さから、当時の特撮ものを米国で再現しようという、作り手の本気度も伝わってくる。
だが、いかんせん、肝心の話がつまらな過ぎる。
幻のDVDによって2人の少年が「スーパーパワー」を手に入れた後も、少女には変化が見られないし、取り留めもない話がダラダラと続くだけで、眠たくなってくる。
敵である白装束の軍団も、何が目的で、何をしようとしているのかがちっとも分からないため、全然「悪い奴ら」に思えない。
日本人の少女にしても、ネイティブ・アメリカンに会うという目的を達成できないまま、見様見真似で行ったビジョン・クエストで「ヒーロー」に覚醒してしまうという展開には、釈然としないものを感じてしまう。
ラストで、人類の存亡を懸けた戦いが、大草原の真ん中で小ぢんまりと繰り広げられる様子には、どこかシュールな味わいがあるのだが、こうした「誰も知らないところで、誰も知らない間に、誰も知らないヒーローによって、人類は救われていた」というプロットがうまく描かれていたら、もっと面白い映画になったのではないかと、非常に残念に思ってしまった。
熱狂より愛を込めて
特にあらすじも読んでなかったし、上映館が少ないせいか予告を一回も観なかったなーと色々考えつつも、日本特撮への愛が詰まった楽しい特撮が観れるならそれでいいや!と寝ぼけながらもルンルンで珍しく劇場の真ん中の座席に着席しました。
幻(大コケ)日本映画を観て特別な力を得た少年2人と留学生の少女が世界を救う…といった壮大な話に見えてとってもミニマムかつコミカルな作品で、こういうものを好んで観る身としては流れてくれて良かったですし、なぜTOHOがOKを出したのかいう疑問も含めて面白かったです。
日本特撮への愛を持った作品となると名作「サイコ・ゴアマン」と比較してしまい、あちらの方がはっちゃけていましたし、怪人もマスコットも可愛げがあったりと、予算的な問題もあるんだとは思いますが、好きの原動力が「サイコ・ゴアマン」のが上だったと思いました。
ポスターにもガッツリ出てる仮面ヒーローが結構活躍してくれるのかな?と思って観ていたら、なぜか小さめ(キャストの方よりも縮んでる気がするのは見せ方なのかアクターの方に合わせてしまったのか)で座席から転げ落ちそうになりましたが、「メタルマン」みたいにパーツが永久的に外れないことを申し訳ないと言われるより、映画を観た結果パーツが徐々に体についていって離れないという理不尽に襲われる主人公ボーイはちょっと可哀想でした笑
対抗する怪人も割とイカつめデザインなのに役者さんの声が気持ち高めのせいかあまりおどろおどろしさを感じない不思議で、ヒロインがインディアンにのめり込んだらなんか教祖になったりと、日本でもこんな作品滅多に作られんぞとぶっ飛んだヲタク要素は変にクセになりました。
特撮シーンは古き良き、伝統的なもので、近年の作品には観られないコテコテなアクションも楽しめましたし、急に足枷外してぶっ飛んでみたり、アニメーションも差し込んでみたりと監督含め製作陣が嬉々として作ってそうで微笑ましかったです。
金子監督がカメオ出演してたり、樋口監督がナレーションをやっていたり、釈由美子さんが重要な役で出ていたりと、日本キャストの誘致に力が入っているのか、キャストが熱意に応えてくれたのか、どっちにしろ熱の感じられるものでよかったです。
もっと弾けてくれても良かったのになぁと思いましたが、監督への日本カルチャーへの愛は存分に伝わってきました。
監督のトークショーに行ってみたいし、また違う作品が上映されるとなったら喜んで観に行くことでしょう。
鑑賞日 6/16
鑑賞時間 9:10〜10:50
座席 C-14
心配ましゅた
合気道は空手じゃない
1999年12月のオクラホマで、終末思想の白装束軍団と対峙することになる不思議な力に目覚めた米国人ヲタと印系ヲタと日本人留学生の話。
30年前に日本で製作されたカルトアニメ映画「行け!虹の世紀末大決戦」のDVDを観たら、山場てまさかの砂嵐!?
そしてなぜか登場人物たちの様な力が目覚め…。
変身というより変化で、姿も変わってもとに戻れないんですね。
そしてやけに物わかりの良い留学生ですことw
なんかキャストとしては釈由美子が一人で頑張ってる感じ!?w
ストーリーの根幹部分の白装束のやりたいことは良くわからなかったけれど、ファンタジーでありコメディでありヒーロー映画であり、もっとおバカに振っても良かったかなとは思うけれど、どうでも良い感じがなかなか面白かった。
いわゆるアメリカから見たなんちゃって日本の文化のお話。
今年218本目(合計1,310本目/今月(2024年6月度)18本目)。
(前の作品 「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」→この作品「Ike Boys イケボーイズ」→次の作品「」)
アメリカの片田舎(?)で、たまたま日本の古いB級というかC級の映画のDVDを見つけてしまった高校生と、そこに留学してきた日本人女性との交流の物語。これとは別に…というか平行して、1999年のいわゆるy2k問題も描かれていますが、後者はおまけ程度です。
まぁ、1999年といっても今から20年ちょっと前で、インターネットは不十分ながらにもありましたから、「なんちゃって日本」というのがどこまで信じられていたのかは「実際には」不明ですが、そこを踏まえてもなかなか良かったです。なおその関係で、1999年ごろの(現在ではない)日本のアニメゲーム・芸能などの知識ネタがいくつか出るので、ある程度把握しておくとよいかもしれません。
映画も内容としてネタだということは了知してみるならそこまで減点の対象はないだろうというところです。一部やや不愉快かなぁ…という字幕も出ないワケではないんですが(アダルト関係)、アメリカの片田舎の高校生が当時日本語を話せた(DVD経由?それとも学校で初級の日本語くらいは学習していたのかな)関係で、まぁ「若い子にあるある」のネタの範囲を超えているものではないしそこはまぁ…。むしろ、留学してきた女の子(ミキさんだったはず)の謎なほどの英語のできなさがすごく(英検5級にすら達していない?)、一方で博物館にいくシーン(この「博物館」がどこを指すかはネタバレになるので回避)等でのききとりは英検準1くらいあるような漢字で「リスニング・スピーキングのバランス」が無茶苦茶なのもすごいんですが(ある程度話すのは苦手だとして、ネイティブの会話を6割も理解できるなら英検準1以上はあるはずだし、そういう前提で英検5級レベルの英会話もヘンテコ)、それも含めて「ネタ」なんだろうと思います。
採点にあたっては特に気になる部分はないのでフルスコアにしています。
まぁ90分ほどでさくっと見たいならおすすめ以上といったところでしょう。
なんか知らんが熱い思いは伝わった
日本のオタク文化へのリスペクトを強く感じた。
エンドロールを見てもキャスト以外に日本人スタッフが多くは見当たらなかったので、現地の生粋のオタク達が嬉々として好きなものを詰め込み本作を製作したのだろうと思うと、逆にこっちがリスペクトしたくなった。
約四半世紀前の特にアメリカの田舎町だとギーク達へは理解だけでなく市民権さえ与えられなかったろうが、白人の方の父親が何とか息子に歩み寄ろうとする姿は素敵に思えた。
一方、インディアン好きにもかかわらず現地でネイティブアメリカンの事を平気で「インディアン」と連呼しまくるヒロインには呆れたが、制作側の必殺の日本人オモシロアルアルなのかなと思ったり。
女の子の下手すぎ加減が絶妙だったが、日本人の演技の良し悪しを判断する人がいなかったのだろうと勝手に推測。
岩松了の口元のアップで始まり、口元のアップで終わったのは何かの意味があるのかわからんが、次作を仄めかせる終わり方にこれ一作では語り尽くせないと言う強い思いを感じた。
色々熱くなりましたが・・・。
味わい深くて、独特な世界観
全21件中、1~20件目を表示













