プロデューサー・オダギリジョー×主演・余貴美子、台湾・金門島で紡がれる老女と赤ん坊の物語「妖怪、化物をひろう」12月11日公開決定
2026年9月4日 10:00

オダギリジョーがプロデューサーとしても参加し、余貴美子が主演を務めた映画「妖怪、化物をひろう」が、12月11日より公開されることが決定。あわせてポスタービジュアルと特報映像が披露された。
本作は、台湾映画でも珍しい台湾・金門島での全面ロケを敢行し、孤独な老女タエと異形の赤ん坊ハルとの出会いを描く日台合作映画。中国大陸を対岸に臨む金門島は独自の歴史と信仰が息づく土地であり、その風土が作品世界の重要な基盤として立ち上がっている。
主人公のタエを演じるのは、話題作への出演が続く余。異形の赤ん坊を絶対的に愛し守り抜こうとする老女の姿を、圧倒的な説得力で体現した。共演はプロデューサーも兼任するオダギリジョーのほか、リウ・グァンティン、きたろう、片桐はいり、白石隼也、佐藤菫ら。監督・脚本は「きまじめ楽隊のぼんやり戦争」の池田暁が務める。
かつて嵐で壊滅的なダメージを受けた小さな町。焼き団子を売りながら孤独に暮らす老婦人タエはある日、雑木林で人間とは思えない異形の生き物の赤ん坊を見つける。町の人々がその存在を気味悪がるなか、タエは赤ん坊を“ハル”と名付け大切に守り育てようとする。
1990年代のロシアで「老夫婦がエイリアンのような赤ん坊を育てた」という実際の出来事から池田監督が着想を得て完成させた本作。ポスタービジュアルでは、耳元に三体の造形があしらわれ、赤ん坊のようでありながらどこか人ならざる気配を宿した“何か”の姿が写し出されている。あわせて披露された特報映像には、祖先信仰や風獅爺文化などを持つ金門島の風景を背景に、タエと生真面目な警官・小宮(オダギリジョー)が“何かの子供”について話すシーンが切り取られており、怪奇と生の意義をファンタジックに、時にユーモラスに探った独特の世界観を予感させる。
「妖怪、化物をひろう」は、12月11日から新宿武蔵野館ほか全国公開。
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