トム・ハンクス主演のリンカーン映画にウィレム・デフォーらが声優で参加
2026年9月2日 11:00

米作家ジョージ・ソーンダーズのブッカー賞受賞小説を映画化する「Lincoln in the Bardo(原題)」に、ウィレム・デフォー、ジョナサン・ベイリー、ピーター・ディンクレイジが声優として参加することがわかった。米Deadlineが報じた。
本作は、ストップモーションアニメーションと実写を組み合わせたハイブリッド作品。ソーンダーズが自身の小説をもとに脚本を執筆し、「アノマリサ」のデューク・ジョンソンが監督を務める。実写パートでは、2度のアカデミー賞に輝くトム・ハンクスがエイブラハム・リンカーンを演じる。
物語の中心となるのは、リンカーンが最近亡くした11歳の息子と向き合う、人生で最も私的な瞬間のひとつ。歴史と想像力を交錯させ、生者と死者、実在の人物と創作上の人物からなる群像劇を通して、想像を絶する悲しみに直面したときの愛や共感、人間がつながろうとする力を描く。
デフォーが声を担当するのは、死後は天国へ行けると信じていたものの、予想もしなかった現実を知ることになる牧師の幽霊、エバリー・トーマス。ベイリーは、失恋をきっかけに自ら命を絶ち、すぐにその決断を後悔する若い同性愛者の男性の幽霊、ロジャー・ベヴィンズを演じる。
ディンクレイジが演じるハンス・ヴォルマンは、年の離れた妻との再会を夢見続けている幽霊。原作ではベヴィンズとともに物語の中心的な役割を担う人物で、死者たちがとどまる世界からリンカーン親子を見守る。
アカデミー賞に4度ノミネートされているデフォーは、「ファインディング・ニモ」「ファンタスティック Mr.FOX」「君たちはどう生きるか」など、アニメーション作品への出演経験も豊富。「プラトーン」「シャドウ・オブ・ヴァンパイア」「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」「永遠の門 ゴッホの見た未来」などで知られる。
ベイリーは、「ブリジャートン家」「フェロー・トラベラーズ」で注目を集め、「ウィキッド」シリーズや「ジュラシック・ワールド 復活の大地」などに出演。今後は、モンサントを題材にしたジョン・リー・ハンコック監督のタイトル未定作で主演を務める。
エミー賞を4度受賞したディンクレイジは、HBOの大ヒットシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」で世界的な人気を獲得。「シラノ」や「ルーフマン 屋根の下の逃亡者」などに出演している。
製作は、ジョンソン、ポール・ヤング、デボン・ヤング・ラビノウィッツが担当。ハンクスとゲイリー・ゴーツマンもプロデューサーに名を連ねる。そして、スティーブン・シャレシアン、アーロン・ミッチェル、ソーンダーズが製作総指揮を務める。
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