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シャーリーズ・セロン、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」撮影の思い出を語る

2026年8月24日 16:00

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画像1Photo by Amy Sussman/Getty Images

今秋のアカデミー博物館ガラで表彰されるシャーリーズ・セロンが、米ロサンゼルスの同博物館で開催された「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の上映イベントに登壇し、撮影現場での思い出や、インペラトル・フュリオサの役作りについて語った。米ハリウッド・レポーターが報じた。

ジョージ・ミラー監督による「マッドマックス 怒りのデス・ロード」は、終末後の荒野を舞台に、暴君イモータン・ジョーの支配から女性たちを逃がそうとするフュリオサ(セロン)が、元捕虜マックス(トム・ハーディ)とともに戦う姿を描いたアクション大作。2015年に公開され、アカデミー賞では10部門にノミネート、編集賞や美術賞など6部門を受賞した。

撮影中にはセロンとハーディの衝突があったことでも知られるが、セロンが「お気に入りの思い出」を尋ねられて少し間を置くと、会場から笑いが起こった。セロンは「実はあるのよ」と応じ、当時生後6週間だった長女にまつわるエピソードを披露した。

撮影前にベビーシッターを手配していなかったため、ナミビアで過ごした約6カ月間、女性キャストたちと共演者のニコラス・ホルトが「基本的に娘を育ててくれた」という。「娘は私たちの車両に一緒にいました。撮影中は運転手やアシスタントと過ごし、テイクの合間には私が車両の中で授乳しました。女の子たちが抱っこしてくれて、そのまま眠ったり、ニックに吐いたりしていました」と明かした。

セロンは、「それが私にとって最高の思い出のひとつです。娘はあの映画の現場で歩けるようになったので、私たちはこの作品と深いつながりがあります」と回想。そして、別のエピソードを期待していた観客に向けて「違う話をすると思っていた人たち、恥を知りなさい」と冗談を飛ばした。

一方、当初はフュリオサという人物をどう捉えるべきか、葛藤があったという。「私は善人に、何でも正しく、正しい理由で行うような英雄的な人たちにアレルギーがあるんです」と説明し、女性たちを救うフュリオサをはじめのうちは「どう演じればいいのかわからなかった」と振り返った。

ナミビアで撮影を重ねるなか、フュリオサの目的は純粋な善意だけではなく、イモータン・ジョーを傷つけることにあると理解したという。「人間の利己心のようなものが、結果的に彼女の人生で良いものへ変わっていく。そこが好きなんです」とコメント。ミラー監督は当初、フュリオサが冷たく見えすぎることを懸念したというが、最終的にはその複雑さを表現する方向へ進んだと振り返った。

公開から10年以上を経て、フュリオサは映画史に残るキャラクターとなった。セロンは、フュリオサのタトゥーを見せに来るファンや、同じ名前を付けられた子どもたちに何人も会ったという。「ベビーカーに乗った赤ちゃんを見て『フュリオサ!』と呼ぶのは、本当に奇妙な感じです」と笑いつつ、「でも彼女は、多くの人にそれほどの影響を与えたのでしょう。それがアートの力であり、物語の力です。私とは関係ありません」と語った。

最後にセロンは、「この物語は、ジョージ・ミラーの骨の奥深くから生まれたもの。彼はこの映画にすべてを捧げました」と監督を称賛。「俳優としてそれを経験できるのは、とても珍しく、特別なことです。そのなかで小さな役割を担えたことに感謝しています」と作品への思いを語った。

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