向井理主演、製薬業界の光と影を描く医療小説を実写ドラマ化「MR」WOWOWで今秋放送・配信
2026年6月11日 12:00
本作は、医師や薬剤師などの医療従事者を訪問し、医療用医薬品の情報を提供、収集して適正使用を推進する製薬会社のいわば営業職・MR(=Medical Representative)を主人公に、医療現場と製薬業界の裏側、そして命に向き合う人々の葛藤を描く医療ビジネスサスペンス。MRは患者の命を救うためか、それとも製薬会社の利益を最大化するために存在しているのか。医療の本質や製薬業界の現実に鋭く切り込んでいく。
原作は、公開中の映画「廃用身」でも大きな話題を集める作家で医師としても活躍する医療ミステリーの名手、久坂部羊による小説「MR」。久坂部作品のWOWOWでの映像化は、「第三のミス〜まず石を投げよ〜」、「神の手」に続き3作目。現役医師としてのリアリティと人間の生死に向き合う重厚なテーマ性が高く評価され、多くの読者の支持を集めている。脚本は「エンジェルフライト」の香坂隆史、映画「殺人の門」の公開も控える実力派・金井紘がWOWOWドラマ初監督を務める。

準大手製薬会社「天保薬品」の東京支店第三営業所所長であり、MRである紀尾中正樹は、自社の画期的な二型糖尿病の新薬「パンセル」が「診療ガイドライン」の第一選択(A判定)に決定されることを目標に奔走していた。しかし、外資のライバル社「タウロス」のMR・鮫島淳からの苛烈な妨害工作によって、評価の高かった「パンセル」は一転、セミナーでのコンプライアンス違反に問われてしまう。さらに紀尾中自身が患者に薦めた天保薬品のがん治療薬「ノベルマ」が副作用で死者を出していることが分かり、天保薬品は薬害訴訟の危機を迎え、社内の分断も生まれていく。
知性と繊細さを併せ持つ演技により、数々の映画・ドラマ・舞台などで高い評価を受ける向井が今回演じたのは、患者、医師、製薬会社の狭間で揺れ動きながら、“患者ファースト”という自らの信念を貫こうとするMR・紀尾中。彼は自身の過去とも向き合いながら、巨大な医療ビジネスの渦に巻き込まれていく。
連続ドラマW「MR -医薬情報担当者-」(全5話)は、WOWOWにて今秋放送・配信スタート。向井、原作者の久坂部氏、金井監督からのコメントは以下のとおり。
ただ、やはり薬害問題などセンシティブなことが多いので、演じる上でも細心の注意が必要と思いました。
現場は、シリアスな作品とは裏腹に、笑いの絶えない現場でした。監督も久し振りに仕事をする方でしたし、撮影初期からコミュニケーションが取れる現場でした。
原作を拝読した際、医療現場の水面下で奮闘、葛藤するその姿に強い尊敬の念を抱きました。
「MR」の仕事が多くの人に伝わり、そしてまた純粋にエンタメとして楽しんで頂ける作品にできたらなと思います。
「薬」という私たちの身近にあるものの先で、何が起きているのか。
地上波では触れられない医療業界の闇にも切り込む、WOWOWらしい硬派なサスペンスドラマとなっています。
楽しんで頂けたら嬉しいです。
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