中島歩&窪塚愛流、発掘・育成プロジェクト「OPALIS」に強く共感「自分の時もこういう機会があれば…」
2026年4月16日 17:30
芸能事務所テンカラットとミュージックレインの2社が合同で実施する発掘・育成プロジェクト「OPALIS(オパリス)」発表記者会見が4月16日、SHIBUYA SCRAMBLE Sで行われ、テンカラットの丸谷和貴取締役、ミュージックレインの屋代陽平代表取締役、テンカラット所属の中島歩と窪塚愛流、ミュージックレイン所属声優の戸松遥、雨宮天が参加した。
「OPALIS(オパリス)」は、田中麗奈、香里奈、井浦新、高良健吾らが所属するテンカラットと、戸松遥、豊崎愛生、雨宮天ら女性声優を輩出するミュージックレインの2社がタッグを組んで発足する発掘・育成プロジェクト。ワークショップやオーディションなどで新しい才能を「発掘」し、ボイストレーニングやSNS活用講座、定期公演などを通じて「育成」しキャスティング、プロモーション、アーティスト活動サポートなどの才能の「開花」までを一気通貫するプロジェクトとなる。


テンカラットの丸谷氏は、2009年にミュージックレインと初めて仕事をして以来、17年にわたる両社の交流を振り返りつつ、「最近は俳優が声優としてアニメに息を吹き込んだり、声優が俳優として舞台で活躍したりと、俳優と声優の壁が溶け始めているのに、その2つを同時に目指せる環境が見当たらない」という話になったと言及。両社が培ってきた人脈や人材育成のノウハウを発揮して「次世代のハイブリッドな表現者を育成」するという本プロジェクトへの思いを熱く語る。


屋代氏も、本プロジェクトのポイントとして「ハイブリッド」「一気通貫」「選択肢」という3つのメリットを提示。「最近ではアニメや実写といった映像のビジネスに関しても、グローバルで競争力を持つ作品を生み出されている。そうした映像作品に欠かせない役者のグローバルスターを生み出すことが、日本から世界に向けてエンターテインメントを発信していくことに必要不可欠な取り組み」と次世代スターの必要性をしっかりと語った。
同プロジェクトについて中島は「今までこういう機会がなかったのか、というくらいに自然なこと。現場には声優さんや芸人さん、スポーツ選手の方もいる異種格闘技のような状況なので、自分の時もこういう機会があればよかった」と率直な思いを告白。窪塚も「僕が事務所に入った時って、お芝居のことが全然分からなくて。自分だけ置いていかれている感じがしていたし、自信がなかった。そういう時にワークショップやボイトレで一つ一つ学んでいけるのは、自分自身を知る第一歩になるので、すごくうらやましいですし、OPALISで活躍される方と一緒にお芝居がしたい」と目を輝かせた。
本プロジェクトの第1弾発掘企画として、5月から6月にかけて東京、大阪、名古屋、札幌、仙台、福岡、沖縄の各都市で「ワークショップ」が行われる予定となっている。戸松も「わたしがレッスンを受けたのは事務所に入ってからなので、オーディションの前の段階でレッスンを受けられるのは、結果がどうであれ必ずいい経験になる。私も受けたいくらい」と絶賛。雨宮も「オーディションで『お芝居してください』と言われても何をしたらいいか分からないと思う。ワークショップで指針が見えるだけでも大きく違うはず」とその意見に深くうなづいた。


さらに、オーディションや現場で心掛けていることについて質問された中島は「全然仕事がなかった時は、とにかく映画や舞台を観に行ってました。それでどんどんその世界が好きになっていった。映画も観ているとどんどん深く観れるようになったし、どんどん面白さが増していった」と述懐。さらに「ワークショップの申し子」と言われていたという時代を振り返り、「テンカラットで映画監督を呼んでワークショップをよくやっていたんですけど、それに僕はよく参加をしていて。そこから実際に集まったみんなで映画を作り、公開までして、ということがすごく大きな経験でしたし、それきっかけで仕事につながったこともありました。例えばワークショップで出会った濱口竜介さんと一緒に映画を作って、それがベルリン国際映画祭のコンペにまで行った。そういう夢のあることもあった」と思いを馳せる。「あとはやっぱり仲間に出会えること。同じ俳優を志してる仲間もそうですし、あとは敵ともたくさん出会う。本当に僕にとっては必要不可欠な環境だったなと思います」としみじみ語った。
また窪塚は「自分をバカにしないこと」と力強く語る。「自分の中だけで大口をたたきまくるんですが、ダメだった時のために逃げ道を作って他人に合わせてしまうと、自分の色がなくなってしまう。自分にしかできない色があるはずだから、それを曲げない。自分の夢をバカにせず追い続けることが大事」と熱い思いをぶつけた。
さらに芸能界に入るきっかけについて、「ご存じの方もいらっしゃると思いますが、叔父や父など、家族の影響は大きいですね」と明かす窪塚。「もともとこの世界に強いあこがれを持っていて、ずっとまぶしい存在だったんですけど、自分の中にもちょっとしたプライドみたいなのがあったので、自分がやるという第一歩がなかなか踏み出せなかった。でも自分にしかできないものって何だろうと探していく中で、友達が頑張ってる姿を見て。俺、この子に負けたくないと思って、この世界に進んだという形です」と友人の影響の大きさを明かすひと幕もあった。
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