マイケル・ジャクソンの伝記映画、約20億円の追加撮影を敢行していた
2026年4月8日 20:00

キング・オブ・ポップことマイケル・ジャクソンの伝記映画「Michael マイケル」が、1,000万ドルから1,500万ドル(約16億から24億円)という巨額の費用を投じて再撮影を行っていたことが分かった。米バラエティが報じた。
本作は当初の構成を根本から見直し、エンディングを含む物語の第3幕を全面的に作り直したという。もともとは1990年代以降の裁判といったスキャンダルが中心の内容だったが、マイケルがアーティストとして最も輝いていた時期のパフォーマンスや、彼の慈善精神を象徴するエピソードに焦点を切り替えたという。そのため、昨年6月に22日間にキャストが再集結し、追加撮影が実施された。
脚本のリライトの背景には、制作終盤に判明した法的な制約があったという。マイケル・ジャクソン遺産管理団体側の弁護士が、過去の特定の関係者に関する描写を禁じる条項を把握で、スキャンダルに関連するシーンの削除が余儀なくされた。結果として、映画はスキャンダルを追う実録ものではなく、一人の天才の苦悩と栄光を描く王道の人間ドラマへと舵を切ったようだ。
製作費は最終的に1億7,000万ドル(約260億円)規模に膨らんだが、スタジオ側の期待は極めて高い。主演にはマイケルの実の甥であるジャファー・ジャクソンが起用され、製作には「ボヘミアン・ラプソディ」のグラハム・キングが名を連ねる。全世界興行収入7億ドル以上を目指しており、北米の初動予測では「ボヘミアン・ラプソディ」を超える勢いを見せている。
さらに、今回カットされた膨大な素材を活用し、将来的に「Dangerous」時代などを描く2部作化の構想も浮上しているようだ。
「Michael マイケル」は、6月12日から日本公開。
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