本木雅弘主演「黒牢城」“クセ者キャスト”として近藤芳正、木原勝利、河内大和、吉岡睦雄、前田旺志郎らが新たに発表
2026年3月4日 08:00
殺人と怪事件が連続する「密室」の城を舞台に、城主と囚われの天才軍師がその謎に挑む本作。織田信長に反旗を翻し籠城する主人公・荒木村重を本木雅弘が演じるほか、ともに事件の解決を目指す軍師・黒田官兵衛を菅田将暉が演じる。
様々なクセ者たちの思惑が飛び交う“戦国心理ミステリー”のキャストとして、新たに発表されたのは近藤のほか、矢柴俊博、木原勝利、河内大和、吉岡睦雄、上川周作、前田旺志郎、坂東新悟の8人。村重と官兵衛の運命を左右する重要人物たちを演じるべく、演劇界、映画界、歌舞伎界など各界を賑わす実力派が勢揃いした。
村重に仕える古参の家臣・中西新八郎役を演じるのは、三谷幸喜作品をはじめ多彩なジャンルで活躍する個性派・近藤。同じく古参の家臣・池田和泉役には、大河ドラマ等に数多く出演する名バイプレイヤー・矢柴俊博。城の警護を担う野村丹後役を、NHK連続テレビ小説「あんぱん」での好演も話題となった木原勝利が務める。演劇界で確かな実績を積んできた彼らが、城内で疑心暗鬼に陥る家臣たちの焦燥を表現する。
また、人一倍強い責任感を持つ家臣・伊丹一郎左衛門役には、ドラマ「VIVANT」や昨年の映画「8番出口」の“歩く男”役で一躍話題をさらった河内大和。村重の側近で強い忠義心を持つ武将・森可兵衛役には、「Chime」や「Cloud クラウド」など監督が全幅の信頼を置く「黒沢組」の常連・吉岡睦雄が扮した。
そのほか、城内で起きた不可解な事件を間近で目撃する寺男役には、現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」でも注目を浴びる上川周作。主君・官兵衛を救うべくひたむきに城外で暗躍する栗山善助役を、Netflix映画「10DANCE」など話題作への出演が続く前田旺志郎が演じる。
さらに歌舞伎界からは、気鋭の女方として古典から新作まで幅広く活躍する坂東新悟が参戦。“黒牢城”を包囲して村重を追い詰める織田信長を演じ、繰り広げられる心理戦に緊迫感をもたらす。併せて公開されたキャラクタービジュアルには、それぞれの思惑を秘めた鋭い眼差しが写し出されている。今回解禁されたキャスト陣からのコメントも到着した。


■近藤芳正 / 中西新八郎役
優しさと怖さ、品の良さ。諦めない強さと迷い。負けない心と他者を認め許す懐の深さ、そして決して偉ぶらない姿勢。監督から感じたそのすべてが、この映画に息づいています。まさに監督そのものが映し出された、人間ドラマです。
ふたたび黒沢組に参加出来ると知り大変光栄に思いました(光栄という言葉がふさわしいと感じます)。
古典的名作に共通するクラシカルさがあり、エンターテイメントとしてのスリリングさもある。
そして黒沢作品ならではの『歪み』もある。
今までにない質感の時代劇になるのではないかと胸が躍りました。
この作品の圧倒的な余韻をきっとお楽しみいただけると思います。
私に演出する黒沢監督は、あえて明確な言葉は使いませんでした。答えに導くのではなく私から出たものを活かしてくださっているのだと気づいた時、これが憧れの黒沢組か!と胸躍りました。
その黒沢監督初の時代劇にしてミステリー。楽しみなところしかありません。
どうぞ劇場でお楽しみください。
黒沢清監督作品には初参加、しかも時代劇!出演のお話をいただいたとき、あまりの嬉しさに時間が止まりました。僕の演じる一郎佐は、本木さん演じる殿の側に常に仕える役。その時間そのものが役作りとなる、俳優としてこの上ない贅沢な経験でした。現場には澄んだ黒い靄のような空気が漂い、不思議な美しさに包まれていました。その気配が、スクリーンを通して皆さまに届くことを願っています。ぜひ劇場で体感してください!
風通しが良く穏やかでありながら、ピアノ線が張り詰められたかのような心地よい緊張感のある現場。
黒沢清監督の作品に再び参加できる喜び。
脚本を読んだだけでは想像もしなかったアイデアが黒沢さんの口から発せられ、阿吽の呼吸のように永田さんが美しい照明を作り出し、佐々木さんのキャメラがそれらを的確に捉えていく。
痺れました。映画『黒牢城』どうぞお楽しみください。
荒木村重という人物の動乱の中で激しく揺れ動く心の機微に、脚本の段階から強く引きこまれました。僕が演じた寺男もまた、村重と真正面から対峙し、言葉を交わす役どころです。一歩間違えれば命を落としかねない極限状態。どうすれば自分の言葉を信じてもらえるのか、撮影現場では僕自身も息が詰まるような緊張感の中にいました。そのヒリヒリとした空気感をぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです。
素晴らしいスタッフと、素晴らしい俳優部が揃ったこの作品に参加できる事、本当に幸せに思います。現場はとても雰囲気が良く、和やかでありながらどこか緊張感があって、僕自身すごくいい精神状態で撮影に臨む事が出来ました。1シーンではありますが、作品にとって大切な1ピースになれたのではと願っております。
私は普段、歌舞伎の女方をしておりますので織田信長役に決まった時はとても驚いたと共に不安な気持ちがありました。
しかし黒沢監督とのお話の中で「性別は関係ないので大丈夫」とのお言葉をいただき、自分でもふっきれて楽しく撮影に臨むことができました。
作品の面白さや世界観に少しでも貢献できていれば幸いです。
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©米澤穂信/KADOKAWA ©2026映画「黒牢城」製作委員会