トム・ハンクス、実写とストップモーションの融合作品でリンカーン大統領役に
2026年2月26日 10:00
Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Imagesトム・ハンクスが第16代アメリカ大統領エイブラハム・リンカーンを演じることがわかったと、米デッドラインが独占で報じている。「ハドソン川の奇跡」(2016)のサリー機長や「ウォルト・ディズニーの約束」(2013)のウォルト・ディズニーなど実在の人物を数多く演じてきたハンクスだが、アメリカ大統領を演じるのは今回が初めてとなる。リンカーン役といえば、スティーブン・スピルバーグ監督の「リンカーン」(2012)でダニエル・デイ=ルイスが史上初の3度目のアカデミー賞主演男優賞に輝いた役だけに、ハンクスがどう演じるかに注目が集まりそうだ。
作品はジョージ・ソーンダーズの小説「リンカーンとさまよえる霊魂たち」(原題「Lincoln in the Bardo」)の映画化で、2017年にイギリスの権威ある文学賞ブッカー賞を受賞したベストセラーだ。タイトルの「バルドー」はチベット仏教で死後の中間状態を意味する言葉で、物語はリンカーンが11歳の息子ウィリーを亡くし、その魂が霊たちのさまよう不思議な世界にとどまるなかで、愛と喪失を描く。ソーンダーズ自身が脚色を手がける。
注目すべきは、実写とストップモーションアニメーションを融合させるという手法だ。ハンクスは実写のリンカーンを演じ、霊たちの世界はストップモーションで表現される。監督は、チャーリー・カウフマンとの共同監督作「アノマリサ」(2015)でアカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされたデューク・ジョンソン監督が務める。
ハンクスはパートナーのゲイリー・ゴーツマンとともに、自身の制作会社プレイトーンを通じてプロデューサーも兼任する。撮影はロンドンで行われる予定だ。
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