劇場公開日 2023年11月23日

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首のレビュー・感想・評価

全720件中、1~20件目を表示

5.0本当に見たかった戦国絵巻

2023年11月30日
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猿田猿太郎

4.0狂気を引き出すコメディの妙。そのバランス感覚がすごい。

2023年11月29日
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鑑賞方法:映画館

◯作品全体
本作のポスターにも書いてある「狂ってやがる」な人物たちとは対照的に、バランス感覚のある作劇だった。織田家の中でも重臣同士で探りあいがあり、あわよくば上手く出し抜いて突き落そうとする関係性は、言ってしまえば北野監督の『アウトレイジ』と同じ文脈だと思う。しかし、そこにコメディチックな演出や同性愛の要素を入れることで人間味を醸し出し、シリアスとコメディの雰囲気、どちらにも偏りすぎずに物語が展開されていく。

これをシリアスな要素だけに傾けるならば、やはり『アウトレイジ』になるし、シリアスとコメディを切り分けると『ソナチネ』になってしまう。さらに言えば過去2作品はどちらも現代を舞台としていて、「日常の中にある狂気」が一番の特色になっていた。本作では戦国時代である以上、時代劇という背景が付いて回る。その時代の日常ももちろんあっただろうが、今とは異なる生活を見せたところで狂気が引き立つとは思えない。

だからこその、コメディなのだと思う。コメディの写し方は徹底して秀吉、秀長、官兵衛をトリオユニットのように写す。3人が映るカットはほとんどがフルショットで、現代に放送されているバラエティ番組のカメラのようだ。しかし話す内容は光秀への策謀であり、曽呂利の使い捨て方だ。コメディチックな雰囲気をまとうのは各シーンのわずかな時間だが、策謀で生み出される因果の生生しい描写によって「人間味ある狂気」という不気味極まる絵面が作られていた。

物語の流れだけ追ってしまうと、本能寺の変を取り巻く策謀を秀吉と光秀を中心に描いた歴史ドラマ、という大河ドラマや正月特番で見たような作品だ。しかし、戦国時代の人物たちの考えや行動によってもたらされた結果がどれだけ惨たらしいものだったか、というのはドラマでは綺麗に撮られすぎているし、教科書では「倒した」で終わってしまう。一方で、グロテスクだけでは凄惨さばかりが先行してしまう。そこを北野武のコメディという、独特な味わいで絶妙に映しているのが、この映画の凄いところだと思う。

コメディと狂気を内包するラストの首実検のシーンは、まさしく集大成だった。数多く転がった首を整えさせ、三人でそれを吟味する。当時は当然のこととはいえ、やっていることはグロテスクそのものだが、茂助を思い出し軽口を叩きながら首を眺める3人は、コメディであり狂気だ。
こういう、いくつかの要素が絶妙に同じ画面でひしめいているのが、とにかく不気味で、面白い。

◯その他
・序盤で茂助が一番狂ってると思ったけど、最後まで見ていると一番の常識人だとわかる。庶民が狂気の世界に踏み出したことでわかりやすく狂ってしまったけど、一番狂ってるのは狂っているのかわからないぐらい狂気の世界に浸かったやつらなんだな、と。最後まで友人の幻影を見ているところで、狂いきれなかった茂助が透けて見えた気がした。

・なんか『真田丸』っぽいキャラが多かった。徳川家康のちょっと抜けた感じとか、般若の佐兵衛がまんま出浦昌相だったりとか。でも北野監督の気持ちはわかる。出浦昌相やってる寺島進かっこよかったもん。本作もやっぱりかっこよかった。

・信長がバリバリの名古屋弁っていうのがツボだった。「やっとかめ」って歌以外で初めて聞いた。

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すっかん

3.5北野監督のドライな死生観が時代背景にマッチする戦国アウトレイジ

2023年11月24日
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ニコ

4.0Origins of the colloquial term

2024年7月23日
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Kubi is the perfect pairing to Shogun, featuring part of the story of the TV series and some of the same characters with their original names. It’s among the most ambitious Japanese historical productions in recent memory, perhaps since Sekigahara. Based on Kitano’s novel, he balances Japan’s feudal history with his own career achievements. A bloody and stylish look at Japan’s fascinating past.

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Dan Knighton

3.0シンプルというべきか短絡的というべきか、

2023年11月30日
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村山章

3.5役者冥利に尽きる戦国顔見世興行

2023年11月30日
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笑える

楽しい

北野武が構想に30年を費やしたという戦国時代劇は、ジャンル映画のルーティンをことごとく駆逐して痛快極まりない。

ネタになる"本能寺の変"をいったいこれまで何回見てきたことだろう。かつて、そこには武士のこだわりと執念と、運命がもたらす悲劇が描き込まれていたはずだが、武版"本能寺の変"では武将たちが男色で繋がり合い、首を取った取らないで一喜一憂している姿が皮肉を込めて描かれる。権力者の野望なんて、所詮そんなものだと言わんばかりに。

明らかに、NHKの大河ドラマで描かれてきた戦国ものに対する反論を感じる。その向こう側には黒澤明が晩年に監督した戦国絵巻があるかも知れない。監督が敬愛する大島渚の『戦場のメリークリスマス』や、特に『御法度』の影響も感じなくはない。

でも、北野監督がベースにして来たお笑いのセンスが本作をユニークなものにしている。嬉々として武将たちを演じる俳優陣の乗りは、見ていて羨ましくなるほど。これは役者冥利に尽きる戦国顔見世興行なのだ。

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清藤秀人

4.0北野作品らしい奇抜さと過激さ

2023年11月28日
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北野武監督が織りなす異色の戦国時代劇は、彼にしか成し得ない奇抜さと過激さに包まれた劇薬だった。首、それは斬ってもそのままでもシュールの極み。戦国版『アウトレイジ』とも呼ぶべきこの危なっかしい智略と暴力のバトルロワイヤルにおいて、信長役の加瀬亮が頭のネジがぶっ飛んだ切れ味の鋭さで非道の限り(饅頭シーンは夢に出そう)を尽くしたかと思えば、秀吉役ビートたけしは信長の前では決して出しゃばらず、己の館に帰ると息のあった部下達とコントのように計略を練っては、笑いと冷酷さのはざまを器用に行き来する。彼ら猛獣達に振り回されっぱなしの西島秀俊が彼にしか務まらない実直な役どころを巧みにこなす一方、木村祐一がしゃべりの得意な”芸人”として飄々とした存在感を発揮するのが面白い。監督自身の職能とも相通じる特殊な役をあえて戦国鍋へ投じて化学反応の行方をじっくり見つめるところに、奇才ならではのユニークさ、斬新さがある。

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牛津厚信

4.5浅草芸人から“世界のキタノ”になったたけしが、百姓あがりの天下人・秀吉を演じる必然

2023年11月26日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

怖い

ある時代の暴力と上下関係を伴う男性社会の群像を、男色の要素を加えて解釈するという点で、大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」(1983)と「御法度」(1999)の影響を感じる。前者では監督デビューする前のビートたけしが国際的合作に初めて抜擢され、大島監督の遺作となった後者では主演。タブーに挑戦し続けた巨匠の遺志を継いだ北野武監督の集大成的作品でもある。

「本能寺の変」を題材にした本作でたけしが演じるのは、百姓から身を起こし織田信長亡きあと天下人へのぼりつめる羽柴(のちの豊臣)秀吉。脚本も手がけた北野は、秀吉の駆け出しの頃を思わせる元百姓の雑兵・茂助(中村獅童)と、落語家の始祖と言われる曽呂利新左衛門(木村祐一)という2人のキャラクターを配して、浅草芸人の見習いから出発し映画人として世界的に名を成した人生をかえりみるようでもある。

1994年のバイク事故の後遺症がなければ、秀吉の台詞回しの滑舌ももっと良かっただろうか。だが、ビートたけしの今のありのままを映画の中で秀吉に重ねることが、監督・北野武のたどり着いた境地なのだろうとも思う。

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高森郁哉

2.0よく言えば戦国版アウトレイジ

2026年6月17日
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斬新

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ノノリギ

4.0憧れない日本の偉人たち

2026年6月16日
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面白かったです。
死体シーンが綺麗。
首がガンガンはねるのに観てられる。
基本、北野武さんの作品の血のシーンが好きです。

コミカルなのにリアルで
大人が大人をバカにして笑ってる姿がまた
面白くて。日本人ってこうゆう感じだと思いました。

終わり方が人間のやなとこを見せられた気がして、
とどめ刺された感じがしました。
予想を超えて面白かったです。

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_5400

4.0全員悪人・戦国時代編

2026年5月31日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

斬新

面白かった。なんていうかあれですね、戦国時代版『アウトレイジ』みたいなもんですね。『アウトレイジ』、観てないんだけど。てかよくR-15で済んだなあ。首チョンパ連発で、R‐18でもおかしくなかったような。戦国時代史劇で残酷シーンも事実としてあったことだろうから良いと判断されたんだろうか?

1578年の荒木村重謀反から1582年の山崎の合戦までが舞台で、大枠では史実通りの展開。もっと史実なんて蹴っ飛ばせ系の映画かと思ってたが、もちろん細かいところは完全に史実無視の部分もかなり多いものの、それなりには史実に則っていた。たけしは大河ドラマみたいなきれいごとではない全員悪人の裏切りと謀略満載の映画だとして、「戦国武将なんてみんな人殺しの悪い奴らですから」と笑い話的に言ってたらしいが、なるほど確かにこれは大河じゃ描けないような作品である。確かに戦国時代なんて殺伐とした社会で、戦国武将なんて人殺しなんてへっちゃらな日常茶飯事の人たちだったろうから、これはこれで史実に則っていると言えるかもしれない。武将たちの男色もかなり大きく取り上げられていて、これも確かにテレビじゃ描きにくいだろう。

役者たちの顔ぶれもまさに最高の面子と言って良く、全員がさすがの演技派ぶりでみんなほんとに生き生きと楽しそうに演じてた。たけしと大森南朋と浅野忠信のシーンは明らかにたけしがアドリブ飛ばしまくりのところがいっぱいあって面白かった。ちなみに秀吉を演じるたけし本人だけがえらく年寄りで、年齢バランスがおかしいような気がしたが、最初は監督だけやるつもりがスタッフからやっぱ出なきゃまずいだろと言われて出ることになったとのことで、たけし本人も「なんでこんなじじいが秀吉をやるんだと年齢関係が全然なのですが」と笑いを交えて言ってたようだ。信長配下で柴田勝家が出てこないのはちょっと違和感があったんだが、観てるうちにそんなのどうでもよくなった。ちなみにたけしの原作小説では、木村祐一が演じてた曽呂利新左衛門が主人公っぽいらしい。

唯一の不満はこれも予想通りだが、女性がほとんど出てこないこと。たけしの映画は結構観てるんだが、女優はあんまり印象に残ってないんですよね。黒澤明やジョン・ウーなんかといっしょで女性を描くのはあんまり得意じゃないんだろうな。そこが僕の趣味からはちょっと外れてるんだよなあ。

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バラージ

3.0ん〜

2026年5月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

監督作品好きなんだけれど、これはん~

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不夜

3.5「死は平等。…ならこいつらみたいに生きてみたい?アンタ?」

2026年5月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、VOD

怖い

難しい

斬新

正直、ちゃんと評価できるか、見るべきポイントを押さえているか分からない。

渡辺謙が光秀役を断ったという噂があるが、もしそのキャストが実現してたらと想像してしまった。

光秀がとてつもなく「男くさく」なったと思う。
雄々しい男が最終的に遠藤憲一の村重を裏切る。
「雄々しい男」の「臭み」がすごかったろう。監督はそこを描きたかったのでは、とさえ思う。「雄々しい男」のその「卑怯者っぷり」を。
西島「光秀」は、線の細さ、儚さが漂って、最終的にその弱さや狡さで村重を裏切り天下取りに走るのが共感はできなくても理解できてしまう。言い換えればそこまでの意外性は感じない。
ところが渡辺「光秀」だったら、武将である男性性を色濃く漂わせた上に信長も村重も裏切っていくとなると、その「雄々しさ」ゆえにかなり醜悪な存在となるだろう。
しかし本来の武将とはこんなものであり、監督はこここそ描きたかったのでは?と思う。
ただし相当のインパクトを、海外の映画祭などを通じて国際レベルで残すだろう。
役者としては素晴らしいが、俳優の持つイメージとしてはかなり悪い。
渡辺謙はそこを嫌がったのかなとも思う。
むしろ「国宝」のような役柄を選ぶのは理解できる。

とはいえ、実現しなかったキャストや作品をとやかく言ってもしょうがないね。

加瀬亮の信長のインパクトがやはり圧倒的だ。
能を見ている時にもらす言葉には納得する。
そんなテンションでそんな世界に生きてれば、そうなるよね。

首がスパスパ飛ぶ。
そのうち観客も感覚がマヒして、あまり驚かなくなる。
死がゴロゴロとそこら辺に転がっていた時代なんだと実感する。

むしろ農民など武将以外の人物に感情移入していた。
明智軍に皆殺しにされる隠れ里の人々、その結末にむしろ安堵さえした。

そりゃこんな時代に長生きなんかしたくないよ。

死は平等。

じゃあ、どんなふうに生きたい?って聞かれてるみたいだった。

「武将のこいつらみたいに生きたい?」

農民でいいよ、と感じてしまった。

本当に自分は小市民だなぁ。

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行方不明のタイガー

2.5たけしが秀吉をやらなくても…

2026年5月4日
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鑑賞方法:映画館

興奮

驚く

斬新

北野武は、日本が世界に誇る監督である。任侠映画で独自の地位を築き、時代劇に挑戦したことにも大いに拍手を送りたくなる。予告編の段階では期待も大きかった。
しかし劇場で本編を観ると、冒頭のドクロから蛇が現れる場面からしてかなりグロテスクで、作品全体も容赦なく首が落ちる描写が続く。タイトル通りではあるが、次第にその描写にも慣れてしまう一方で、後味の良さはあまり感じられなかった。
特に気になったのは物語そのものだ。北野武が秀吉を演じる必然性がやや弱く、むしろ曽呂利新左衛門のような立ち位置の方がしっくり来たのではないか、とも思ってしまう。
また、家老とのやり取りが漫才のように見える場面もあり、笑いとしても硬派な緊張感としても中途半端に感じられた。本作には「アウトレイジ」的な、よりストイックな時代劇を期待していただけに、その方向性とのズレが惜しい。
加瀬亮の信長役は、チンピラすぎるきらいはあるものの、それが逆に面白さとして機能していた点は印象に残る。

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さにゃん

3.5北野作品の中では起承転結になってる作品

2026年4月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

笑える

興奮

久しぶりの北野作品観賞でした。この作品の意外なところは北野作品にしては起承転結がしっかりとあるというところかと思います。『えッ!ここで終わり!?』って事が無く、見終わって面白かったなぁ~と言える作品でした。いつもの如く話の繋がりに?のところはありましたがw それなりに見入ることが出来る作品でした。合戦の場面などではコスト的なところなのか撮り方なのか、ショボってシーンもありました。明智光秀(あけち みつひで)
演- 西島秀俊さんと荒木村重(あらき むらしげ) - 遠藤憲さんの絡みのシーンがクサいなと。あそこは素振りだけで良かったなと。北野監督が撮ると、どうしても役者さんの演技のカットが芝居じみて撮れちゃうんだと思います。今作では、羽柴秀吉(はしば ひでよし) - ビートたけし、羽柴秀長(はしば ひでなが)- 大森南朋と黒田官兵衛(くろだ かんべえ)- 浅野忠信の三人だけでの会話のシーンが素晴らしく嵌ってた感じがしました。すごく自然な演技でスゥ~ッと入ってくる感じが良かった。
作品全体にコミカルとシリアスが入り乱れるきたの作品らしい面白さもあり、見応えは十分な作品です。

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東彦

3.0スプラッター時代劇

2026年3月27日
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鑑賞方法:VOD

単純

生前のおすぎが北野武を、ハリウッドで撮った『Brother』辺りから盛んにケナしていたが、あれは一理あったんじゃないかね。たけしの世界的評価が上がるにつれて、初期の「撮りたいから撮る」ビュアな動機が弱まり、代わって観客サービス、というより迎合姿勢が露骨になった。

この映画なんか、人間の首をバンバン切り落とし、信長には血まみれのキスをさせ、西島秀俊と遠藤憲一におっさんずラブごっこをさせ、観客の末梢神経を狙う刹那的ショックのつるべ打ちだけで終わっている。観客の関心をつなぎ止める小細工で精一杯の感じ。芯が見えない。

なんか、人気落ち目の芸人が世間から忘れられまいとジタバタ悪あがきする姿を連想させるね。

大体、信長に加瀬亮を充てた理由が分からない。ひょろっと細くて弱そうで暴君には全然見えないし、そもそも秀吉や光秀よりはるかに若く見えるのではドラマが成り立つまい。加瀬自身、自分の持ち味と役柄とのギャップを自覚しているようで、必死の熱演が痛々しい。

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クロガネーゼ

2.0解釈古めかなぁ

2026年3月15日
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鑑賞方法:VOD

単純

歴史モノとしては、信長を頭のイカれたカリスマ経営者みたいな扱いにしてるのがちょっと古臭い感じがした。
10年くらい前頃から結局のところ超優秀で意外と優しいというのが流行りの解釈のように思う。

他が自然な演技だったので、木村さんが実力的にどうにも浮いてて、その割に彼は観測者視点で置かれてるから出番が多い。特に序盤がとてもイマイチだった。

ヤクザ映画にしてはコント寄りだし、コントと思って観るにはシリアスだし。
秀吉の必然性の無さも含めて、ビートたけしのファンディスクって感じだったかな。

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urushi51

2.5秀吉がおじいちゃんすぎる

2026年2月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

終始賑やかで面白い。
戦の臨場感もすごかった。
ただ、私には少しうるさすぎた。
笑いもいちいち入れてほしくなかったなぁ。
本来なら秀吉の方が光秀より若いはずなのに、あまりにもおじいちゃんすぎて、その点も残念。
滑舌も悪くて、何言ってるかよくわからなかったし。
これからは監督に徹してほしいかなぁ。
あと、私の信長像と加瀬さんの信長が違いすぎて、ついていけなかった。

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nayuta

4.0笑笑でした

2026年2月2日
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鑑賞方法:DVD/BD

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あちこ

3.0ちょいちょいコメディタッチが邪魔

2025年12月14日
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鑑賞方法:VOD

特に新説という程でもないこすられた本能寺の変の説を描いた作品。淡々としたカットと間はいかにも北野映画らしいが、何故か時代劇だとイマイチ演技にハマってないように感じる。せっかくの豪華俳優陣が演技下手に見えた。あと、監督は出なくて良かったんじゃない?さすがにじじいすぎるわ。

ストーリーは月並みなのだが、首というタイトル通り斬首系のグロ描写が多めで少しピリつく緊張感はある。

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マルボロマン