白パンと独裁者

劇場公開日:2026年8月7日

解説・あらすじ

「女は二度決断する」「愛より強く」などで知られるドイツの名匠ファティ・アキンが、第2次世界大戦末期のドイツを舞台に、母の願いをかなえるべく奔走する12歳の少年の姿を通して時代の転換点をみずみずしく描いたドラマ。アキン監督の恩師であるドイツの俳優・映画監督・作家ハーク・ボームが自らの幼少期の体験をつづった自伝的小説を映画化した。

第2次世界大戦末期の1945年。ドイツ北部のアムルム島は、本土へ向かう爆撃機が上空を飛び交いながらも、どこか楽園のような静寂を保っていた。この地に疎開してきた12歳の少年ナニングは、戦地から戻ってこない父に代わり、農作業を手伝い家族を支えている。そんなある日、妊娠中の母ヒレが、心酔するヒトラーの訃報を受けて絶望し、心身ともに崩壊してしまう。生気をなくし食事を拒む母が唯一口にしたいと願ったのは、たっぷりのバターとはちみつが塗られた白パンだった。

「女は二度決断する」で主演を務めたダイアン・クルーガーが農場主のテッサ役で出演するほか、「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」のローラ・トンケ、「システム・クラッシャー」のリーザ・ハークマイスター、「アーミー・オブ・ザ・デッド」のマティアス・シュバイクホファーが出演。

2025年製作/93分/G/ドイツ
原題または英題:Amrum
配給:ビターズ・エンド
劇場公開日:2026年8月7日

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映画レビュー

4.5 ジェットストリームの城達也さんを思い出しました。

2026年8月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

『遠い地平線が消えて…
夜の静寂(しじま)のなんと饒舌なことでしょうか』

この映画、それほど劇的なことは起きないのに、干潟やムツゴロウのようなぴょんぴょん跳ねる生き物たち、母性本能も父性本能もくすぐってくるナニング少年、舞台となっている村、すべてが静かに時間を刻み(兄弟喧嘩や追いかけっこやロープでの救助もあったけれど映画全体のトーンを乱すことがない計算された演出)、そして鑑賞者には饒舌に語りかけてくるのです。夜の静寂もこの映画には勝てません(笑)。

語りかけてくる内容を言葉にするのは難しい。
それでも、うまく表現できないもどかしさよりも、なんだか寛容で優しい人から受ける温もり感みたいなもののほうが圧倒的に勝っていて、このままでいいよね、と納得して満足できる。

心地良い時間を過ごせるいい映画であることは間違いありません。

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グレシャムの法則

4.0 【”ヒトラーを信奉していた一家の世界が変わる時。”今作はヒトラーの死により、側近を夫に持つ母の為につぶらな瞳の少年が様々な出来事を経験し、本当の世間を知る物語である。】

2026年8月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

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共感した! 9件)
NOBU

5.0 美しいアムルム島。醜い戦争。

2026年8月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ドキドキ

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共感した! 5件)
こう。

4.0 ドイツ北部アムルム島を舞台にしたのは珍しい。見事❗️

2026年8月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

単純

ナチスドイツ関連映画は過多だが、ナチスドイツ降伏直前のドイツ、ドイツ北部アムルム島を舞台にした作品は珍しい。12歳の少年ナニングが、お母さんのために白パンを作る材料を自転車で必死になって探す姿は胸に響く。ドイツ降伏直前でもお母さんのために白パンを食べさせたいナニングの姿は身に染みた。色々、考えさせられた。見事❗️

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ナベさん