サヨナラの引力のレビュー・感想・評価
全20件を表示
いろんな形の恋愛がある。
心の栄養たる韓国映画。
それも恋愛映画ときたらハッピーエンドが良いと
思いがちなんだけど、韓国恋愛映画ってこの結末の
映画は割とありますよね。
そうゆう意味では王道韓国恋愛映画でした。
途中なぜか「同感」を思い出した。
男性の方が未練たっぷりの素ぶりあるくせに
すでに家庭も持ってて、王道のヘタレ男子(笑)
女性は自分の足で立ってて気持ち良かった。
若い頃の葛藤がリアルで彼らに降り注ぐ様々な
出来事は当時の韓国を知ってる自分としては
しんどかった。
出会ったのも別れたのも必然だったと思う。
cyで相手を見つけるなんてホントリアルだったw
心地よい余韻に浸れる韓国恋愛映画でした。
後半感動した。
最後、なんか感動した。お互い好きなのに余裕がなくなると相手を思いやることができなくなるんだなぁと思った。でも別れたから自分のやるべきことがはっきりしてきたのかなぁ、とも思った。最後に送りたいものがもっと重たいものではなくてよかった。ハッピーエンドではないけれど、いい終わり方だと思う。二十五、二十一っていうドラマもこんな感じだったと思いだした。ゲームの終わり方もなんかよかった。ジョンウォンの潔い別れ方は彼のことを思ってとった行動だと思う。
カップ麺はすぐには食べれません!
☆5つは偏にジョンウォン=ムン・ガヨンの魅力に帰結するもので、映画の内容とは無関係です。特に再会後のモノクロのシーンでのジョンウォンは綺麗で心惹かれます。
特に心に残るシーンは、再会後のホテル(?)の一室、ウノにウノの子どもから電話が入ります。子どもはウノに部屋の外が見たい!と駄々をこねます。それに従うウノはスマホでの撮影を始めます。ジョンウォンは写り込まないよう、部屋の中を右往左往。切ないシーンです。
更にこの映画にもカップ麺が登場します。(「急に具合が悪くなる」に続いてです)部屋を立ち去ったジョンウォンにしばし気付かなかったウノ。すれ違いが始まりました。最終的にウノとの別れを選んだジョンウォンがバスの中で、スマホの登録からウノを削除するシーンはキュンキュンしちゃいました。
最後のウノの父親の手紙ですが、私も余計だと思いました。
よくあるただの恋愛で、よくあるただの別れ話。
なかなかに可愛らしい出会いをして、応援したくなるような恋愛をして、やがてすれ違っていく、切ないラブストーリーではある。
だがしかしだ、エモーショナルな部分は多々あるが小粒であるし、劇的な部分はまったく無い、身近に感じれるラブストーリーを意識しているのだろうが、それにしても弱く面白味のない話だと思う。
劇的な仕掛け無しでリアルな恋愛に徹するのであれば、あとは主演2人の魅力とキャラクターの魅力で魅せていくしかない。
それにしては男ウノはまったく魅力の無い典型的でよくいる駄目男すぎる、悪いやつではないが信念、決断力、恋愛力のどれもが凡庸で、せいぜい脇キャラがお似合いの男だ。
女ジョンウォンは演じるムン・ガヨンが魅力的ではあるが、キャラクターとしては何か掴みどころがなくピンとこない。
またリアルを目指す割にはお話しは雑で、物語の都合上で何となくで設定されたような友人たちの描き方など酷いものだ。
最終的な別れのシーン、カップ麺に湯を注ぐ、出来上がるまでの3分もが辛く別れを決心し家を出る女、ヘッドフォンで聞こえないが気配を察知し雨の中を追いかける男、駅のホームで追いつく男、対峙する列車内の女とホームの男、一瞬の間、閉まる列車のドア。
なかなかいい流れのいいシーンなのだが、この流れのエピソードの始まりが男が扇風機を自分の近くに移動させ風を一人で独占するが始まりだ。
これはリアルでも何でもない、ただのクソ話であり、ラブストーリーの主役の2人のエピソードにする話ではない、作り手にキャラクターへの愛着が無いとしか思えない。
他に何でもきっかけぐらいあるだろう。
そして冒頭からの現在と過去、再会と追想の構成がぜんぜん活きていない、ただ白黒がカラーになるをやりたいだけとしか思えない。
そしてそしてだ、最後は男の父親から女への手紙だ、これは酷くないだろうか、グッとくるし涙を誘うものであるが無しだろう、ラブストーリーの最後に意味ありげに語られるものではない。
友人の別れ話であれば真剣に聞いてあげれる話だが、入場料払ってスクリーンで見せられる話ではないと思う。
若い時を思い出す
恋愛をする楽しさと苦しさ、夢の実現への苦闘、選ぶことの出来ない生い立ちやお金の問題、友人との関係の変化など、若い時にある全ての葛藤を切なく描いていた秀作でした。
付き合う前と後、そして分かれ、モノクロの始まりとラスト、上手く散りばめられていました。
若い時を思い出して胸を掻きむしられる程、感情移入してしまい涙が溢れました。
最後、ジョンウォンの前で電話に出るのは?だけど、お父さんの手紙が最後切ない。
映画にハマって4年ぐらいですが、韓国映画はジャンル問わず外れなしです。
秀逸な恋愛映画でした。
もしもあの時。優しい涙が溢れる映画です。
30代以上におすすめしたいです。
出来れば1人で観に行って、かつハンカチをぜひ持参ください。
大事な人が余裕をなくして変わっていく虚しさ、余裕がなくなって大事な人を大切にできないもどかしさ、どちら側を経験した人でも自分を投影できると思う。
父母に愛されて育ったウノは失恋を引きずったとしても、孤独に生きる選択肢は取らないだろうなと思ったし、目標に向かって生きる強さを持つジョンウォンはきっと建築士になるだろうなと思った。10年後の姿も納得できたし、妙にリアルだった。
最後まで彼女の左手を映さなかったのは敢えてなのかな?と。
ウノのお父さんからの手紙が、ジョンウォンに届いて良かった。
ウエル・メイドさが足りない‼️
元恋人同士が偶然再会し、愛し合ってた青春時代の思い出をプレイバックする・・・‼️輝いていた青春時代をカラーで、それぞれ幸福を築いている現代をモノクロで描いてます‼️まるで「ジョニーは戦場へ行った」みたい‼️ホントにストレートな恋人たちの恋路を描いていて、ラストもそれぞれの人生を歩むみたいな終幕で、韓国映画らしいと言えば、らしいんですけど、もうちょっとウエル・メイドさが欲しいですね‼️巧みな物語展開と、優れた話術でハッピーエンドになる‼️ありえない展開かもしれないけど、まんまと騙され、いい気分にさせられてしまう、みたいな‼️たまにはそういう韓流ロマコメも観て観たいですね‼️いいじゃない、映画なんだもん‼️
若い時の恋愛あるある
予告で、別れた2人の過去の恋愛話しと言うのは分かっていた。
飛行機の中で再会した2人が成功者の姿だったので、今はそれぞれ良い人生を歩んでいるんだろうなと思った。
若い時は愛だけでは乗り越えられない事もあるよね。選ばなかった人生を思っても仕方ないけど、別れたあの時、ウノがジョンウォンを手放したから,その後頑張れたんだと思うな。
ウノは今は家庭があるくせに、ジョンウォンに「もしもあの時•••」と聞いたのは嫌だなぁ。
ウノのお父さんの手紙で最後に泣かされました。
泣くほどはないけど、いい映画だと思います。
少し離れたお隣の方は泣いてらしたので、刺さる人には刺さる映画なのでしょうね。
泣くほどではないけれど、甘く切ないラブストーリーでした。
今と過去を、モノクロとカラーで描き分けたのは上手だなぁと思います。
ラストシーンのための演出なのかな。
私的には、ラストシーンとウノのお父さんの手紙で、星が増えた感じです。
ウノのお父さんの手紙には、うるっときました。
情景が綺麗
この映画は、タイトルから別れに重きを置いた作品だと思っていたんだけど、意外と付き合うまでに時間が掛かるんです。
そして、その前半部分は青春恋愛映画みたいで、軽妙な感じもするの。
それでも、軽い映画だと思わないのは、情景が美しいのと、十年後の二人を並行して見せるからなのかな。
そこから、ラブラブな期間を経てすれ違い始めるのだけど、大人な感じのすれ違いではないのね。まあ、若いから仕方ないけど。
そんな感じなので、別れになる同棲している部屋からジョンウォンが出るシーンも、そこまで切なく感じないんです。
地下鉄の駅のシーンは、映像としては切なさを感じたけど。
なので、再会した二人がもしもの話をしても、添い遂げた未来をイメージできないし、グッとくるものがないの。
それでも、その時の二人が立派な大人の雰囲気になっていて、その恋愛を経ての成長も感じさせるから、二人の出会いは間違いでなかったとは思わせてくれるの。
結ばれなかったけど、ハッピーエンドの後味の良さは感じさせてくれます。
全体を通して、情景の良さが魅力になっている作品かな。
ロングウォーク
にしようかと思っていたが、確かに感じる地雷臭。支持はこっちのが多いだろう?
平成?枯れすすきには抗えないのか・・年越しカラオケは楽しそうだったけれど。
イイ所で鳴り出すメロウな曲、こんなモノと言われればそれまでだが、もう大分飽きた。
お父さんと色が着く下りだけ。
地雷は回避出来たのだろうか?確かめる術は無い、シラート・・。
冬の雨は二人を近づける冷気を纏い、春の雨は二人を旅立たせる暖かさを抱いている
2026.7.8 字幕 TOHOシネマズくずはモール
2025年の韓国映画(115分、G)
リメイク元は2008年の台湾映画『后来的我们/Us and Them(邦題:僕らの先にある道)』
別れたカップルが再会し、あの頃を想起する様子を描いたラブロマンス映画
監督はキム・ドヨン
脚本はキム・ハナ&ヨム・ムングン
原題は『만약에 우리』で直訳すると「もし、私たち…」、英題は『Once We Were Us』で直訳すると「かつて私たちは「私たち」だった」という意味
物語は、2024年のベトナム・ホーチミンにて、ソウル行きの機内にて、かつて恋人同士だったイ・ウノ(ク・ギョファン)とハン・ジョンウォン(ムン・カヨン)が再会する様子が描かれて始まる
台風の影響で飛行機は飛ばず、ホテルを探そうとしていた二人は、再び同じホテルで遭遇することになった
最後のひと部屋を借りることができた二人は、相部屋で一泊することになった
10年前の2014年、二人は恋人同士だったのだが、その出会いは2008年にまで遡る
大学生だった二人は、雨のバスターミナルで出会い、偶然コフン行きのバスの隣の席になっていた
だが、土砂崩れの影響で立ち往生し、ウノの父(シン・ジョングン)の車で迎えに来てもらうことになった
父は食堂を経営していて、ジョンウォンはその店に招かれることになった
その後、ウノはバイクに彼女を乗せて、彼女の目的地へと連れていくことになった
だが、ジョンウォンが会いたかった人は休みで不在で、仕方なく帰途につくことになった
ウノはなんとなく彼女のことが気になって引き返し、道ゆく彼女を見つけ出す
そしてジョンウォンは、ウノをテアンに連れて行き、そこで「太陽が沈むまでに100回願い事が言えれば叶う」と言って、何かの願い事を始めるのである
その後二人は友人としての関係をスタートさせ、ウノの友人スンチャン(キム・ソウォン)、ギョンソク(イム・ジェヒョク)、ジョンウォンの友人ユンジン(キム・ソユル)たちと交流を深めていく
ウノは友人たちと一緒にゲームを開発して「100億ウォン稼ぐ」という夢を持っていて、ジョンウォンは建築家になりたいと考えていた
だが、彼女は困窮していて、とても建築学科に入るような資金は捻出できなかったのである
映画は、現代パートがモノクロで、過去パートがカラーという演出になっていて、それがどうしてそうなっているのかは「ウノの作っているゲームの設定と同じ」ということになっていた
ゲームでは、恋人を失った主人公が彼女を探す旅になっていて、彼女を見つけるまではモノクロの世界に居続ける、という設定になっていた
現代パートは二人は恋人関係ではなく、その復縁の兆しも見られないものの、「あの時、どうして僕たちは別れてしまうったんだろう」というものに想いを馳せる、という感じになっている
元々は友人関係だったものの、ウノはジョンウォンに恋をしていたが、彼女は建築家サークルの先輩ミンジェ(イ・サンヨプ)と恋人関係になっていた
だが、ミンジェの浮気が発覚し、行くところがなくなったジョンウォンがウノを頼ることになった
そして、傷心の彼女と大晦日という特殊なシチュエーションが重なって、二人は一線を超えてしまうのである
映画は、経済的な背景(リーマンショック)があり、父が倒れるという家庭環境もあり、そんな中で「夢を追うか、生活を追うか」を悩んでいく二人を描いていく
家賃の更新ができなくなって、半地下のアパートに移り住むことになるのだが、そこには二人が愛用した赤いソファを入れることができず、この引越しの際に「ジョンウォンが作った家の模型」も捨てて引っ越していた
ある意味、ジョンウォンは自分の夢を諦めて、ウノを支えようと考えていたが、彼は自分のことしか見えておらず、半地下に移ってからは、会話という会話がなかった
ソファの喪失、太陽の光の遮断があって、ジョンウォンは心を決めるのだが、ウノは彼女を引き止めることができない
そしてその後、二人はそれぞれの夢のために生き、ウノはゲームを完成させてジョンウォンに連絡を取る
だが、彼女は編入試験に集中していて、彼の連絡先を消してしまっていた
ジョンウォンは2014年に無事に編入を果たし、建設会社に就職して実地経験を5年積み、ようやく建築家としての一歩を歩み始めていた
彼女は念願の戸建てを自身の設計で建て、そこに事務所を設立するまでになった
そうした先にあった再会は、彼女にとっては何かを予感させるものだったが、それは現実によって打ち砕かれてしまうのである
二人は「あの時」を思い返しながら、「もしも、こうしていれば」という後悔を口にしていく
だが、ジョンウォンはそれを全て否定し、「列車の件」でも一度は肯定しつつも、最終的には否定することになった
これは、ウノの現在を知ったからであり、二人がまだフリーだったら事態は変わっていたかもしれない
ウノにとっての恋愛は、ゲームが完成したことで終わり、ジョンウォンの恋愛はウノが新しい生活を手に入れたことで終わりを告げている
ラストでは、ゲームの中で続いている二人の恋愛を眺めるジョンウォンが描かれるのだが、あの時にあの電話に出て、彼が完成させたゲームを見たら、何かが変わっていたのかもしれない
それでも、あの時点の彼らは、どちらかが夢を諦めて支えなければならないほどに不安定だったことは間違いなかったのだろう
いずれにせよ、愛し合っていても関係が続くとは限らず、人生とはタイミングによって、大きく転換点を迎えることを示唆している
お互いの大切にしているものが見えなくなっている時点で恋愛は破綻をしていて、それは環境が変わったからとかではなかったのだろう
二人を結びつけた楽曲は、映画『키다리 아저씨(邦題:ふたつの恋と砂時計)』の代表曲『사랑은 봄비처럼...이별은 겨울비처럼(日本語訳:愛は春の雨のように、別れは冬の雨のように、歌唱:イム・ヒョンジョン)』なのだが、この歌の歌詞を知ると「この恋愛がうまくいかない理由」というものが隠されているようにも思える
また映画はジーン・ウェブスターの児童文学『あしながおじさん』を現代の韓国風にアレンジした作品で、この映画が引用されている理由も映画に関連づいている
彼女が「家になってくれてありがとう」というのは最大限の賛辞と感謝を示す言葉であり、それは恋人以上に大切な存在だったことを認識していると言えるのだろう
それゆえに、ジョンウォンはウノの幸せを願うことになり、彼女は彼女自身の言葉でこの恋愛を終わらせている
楽曲に関しても、結ばれない二人を歌っている歌で、それが二人を繋げてしまったというのも奇妙なものなのだが、それゆえに「引き裂く力」が生まれてしまったようにも見える
もし、この時に違う楽曲が二人を結びつけたらと思うものの、そう言った「もしも」というものは存在しない
それを思うと、運命は流れるべくして流れた、と受け取る方が健全なのかもしれません
良い
ラスト泣ける
義父の手紙がさらに畳み掛ける
もっと義父とか家族としてのエピソードが
多くてももっと良かったのではとも思う
彼氏は終止情けないが
追いかけた先の地下鉄で、、、
あの場面でもう一歩来てくれればというが
相手にあの表情をされては、、、
恋人のなるまでがなんだかなぁだし、長い
そもそも
彼氏が自分のこと好きなのわかってるのに
友達関係になってるのおかしい
家族でいたいのはわからんでもないが、、
彼女も彼氏が好きだったかはわからないが
初めから気になっていただろうし
今作のような
恋人の出会いから別れまでの話は
恋人同士どちらにも非があるといいながら
男の挫折による八つ当たりが大きな原因
見に積まされるところはあるが
なんだかという気もする
あのひ見た夕日を。
2024年現在のホーチミン、ソウル行きの機内で偶然再会する元恋人同士のウノとジョンウォンの話。
台風の影響で飛行機は欠航、航空会社から用意されたホテルで2008年の出会いから付き合い、そして別れた頃を振り返り、当時ゲームクリエイターを目指していたウノ、建築家を目指していたジョンウォンの現在は…。
冒頭の入りから、そこに流れる優しいBGMのマッチで序盤は最高、偶然を装っては会いに行き友達からの恋人。あるあるだけど、付き合うまでは頑張って付き合い始めたら相手を思いやる気持ちが薄れからのギクシャク、やりたい事が上手くいかずからの八つ当りで「失って気づく大切な人」。
ウノには全く共感出来ず、ジョンウォンに共感出来たかな。最後まで愛があったのはジョンウォンですよね、上手くいかなくて冷たく当たられてもウノを応援しようとする気持ちに好きって気持ち。
その制服でいるとバカにされるとか、飲みの席で暴れたり、彼女の行動を制限して窮屈にさせたりとダメ言動。
こんな展開で評価の☆は減るけど、ウノ父からの手紙に涙、ウノの連絡先を削除し少し未練が残りながらもキッパリ別れる彼女の姿を見てると涙で、1本の作品としては面白いけれど、未練たらしい彼に彼のタラレバは全然カッコよくないとただただ思った。
ジョンウォン役の彼女が可愛い♡
退屈はしませんでした。
.
ただ、経済的な背景は日本とは異なるのかもしれませんが、恋人でも何でもない男と女が結構簡単に同棲を始めるのは、韓国では普通のことなのでしょうか。
なんとなく付き合い始めたり、ちょっとしたことで喧嘩したり別れたりする若い頃を久しぶりに想い出しました。
【”失って気付く本当に大切なモノと時。そして君のいない世界には色彩はない・・。”今作は或る男女の自由だった恋愛青春時代をカラーで、大人になってからの時をモノクロームで描いた哀切な恋愛映画である。】
■台風が接近するベトナム。ソウル行きの機内で、ウノ(ク・ギョファン)は、大学時代に付き合っていたジョンウォン(ムン・ガヨン)と再会する。
大人になった二人の身なりは身綺麗で、社会的に成功している事を物語っているのである。
結局、飛行機は欠航し、台風が過ぎ去るまで二人は、航空会社が用意した部屋で、酒を呑みながら青春時代の思い出を辿り始めるのである。
◆感想
・田舎からソウルに出て来た二人は、初めて都会の厳しさを味わう。
丁度、韓国金融危機だった2008年だった事も有り、ゲームメーカーを目指すウノも、建築家を目指すジョンウォンも、仕事にありつけない。
だが、若い二人は半地下の部屋で一緒に暮らし始め、青春を謳歌するのである。
・二人は経済的には苦しいが、暗さはない。ウノの父が経営する”ウノ食堂”で食事をしたり、一緒に夕陽を見て、未来を祈ってお祈りをしたりするのである。
・だが、ウノはブラックなゲーム会社に入社し、ジョンウォンも彼女の事が好きなボンボンからアプローチされ、二人の間には徐々に不協和音が生じてくるのである。
・そして、ウノはジョンウォンも彼女の事が好きなボンボンからのメールを盗み読みしてしまい、決定的な勘違いをするのである。
慌てて、雨の中、地下鉄まで追いかけるウノ。だが、ジョンウォンはウノを見つけても、駆け寄る事はなく、二人の前で地下鉄のドアは閉まるのである。
■そして、現代。
ホテルの部屋でウノの下に子供から電話が入る。父親らしい態度で応えるウノ。その姿を寂しげに見るジョンウォン。
そして、ウノは彼女に言うのである。”もしもあの時、地下鉄の扉が閉じる前に・・。”と。
翌朝の別れ際。ウノはジョンウォンに送りたいモノがると言い、彼女から名刺を貰うのである。そこには彼女が建築家になった事が示されているのである。
そして、ウノから届いたモノ。それは、ジョンウォンのことを、娘の様に大切にしていたウノの父からの手紙だったのである。
その手紙を立派な海に面した邸宅で読むジョンウォンの表情。彼女の家には、家族の匂いはしないのである。
<今作は或る男女の自由だった恋愛青春時代をカラーで、大人になってからの時をモノクロームで描いた哀切な恋愛映画なのである。>
人は心が貧しくなると簡単に愛する人でさえ傷つける
ク・ギョファンが好きなので
ストーリーもよく知らないままの鑑賞
前半、ウノ(ク・ギョファン)の不器用な恋を
応援したくなり、やっとふたりが
付き合うことになってからは
やることなすこと可愛らしさ爆発のふたりが
微笑ましく母親目線で見守っていくと
段々と様相に変化が…。
夢をあきらめないでと簡単に言うけれど
取り残される恐怖や、周りの成功や、嫉妬
上手くいかない時には、これでもかと問題は発生し
心が荒み、愛する人を傷つけてしまう。
あぁ、心の底から愛しているのに…
窓から射し込む光を与えてくれたウノが
カーテンを閉ざすの?!😭
現在がモノクロである事の意味がわかった時
これまた泣けてくるし
制服を着てくるな。と言われた時も悲しくなったし
追いかけてきてくれるウノが好きだけど
地下鉄では見つめ合うことしか出来なかった。
あの時、捕まえてくれたなら…
タラレバ恋愛あるある映画を、この歳になって観ても
まだまだ泣ける。
なんて切なく苦い物語。
切ないラブストーリー
タラレバが多いが
まあそう考えてしまうこともある笑笑
別れる未来があるなら付き合いたくないって言葉が印象的😀
でもうまくいかないものだ。
特に自分がうまく行ってない時は😭
最近、アクション映画ばかりみてるからか涙腺崩壊笑笑
サヨナラはいつも付きまとうけども切ないね😭
個人的には好きな映画でした😎
すべてを手に入れたが、「私たち」だけがいない。緻密な脚色と父親の存在が光る、珠玉の恋愛ドラマ。
6月24日、トークイベント付きの試写会にて鑑賞。
エンドロールでレネ・リウ(劉若英)の名前を見て腑に落ちた。本作は、2018年に中華圏で大ヒットした映画『僕らの先にある道(原題:後來的我們)』の韓国リメイクである。
オリジナル版の骨格を50%ほど残しつつも、単なる焼き直しには終わっていない。韓国の現代社会が抱える若者の閉塞感を見事に落とし込み、光や雨の演出、そして前半の何気ない会話を後半で回収していく伏線の妙など、映像作品としてのロジックと美しさが極めて高いレベルで融合している。結果を知っている物語であるにもかかわらず、心が砕かれるような美しい追憶に引き込まれてしまった。
特筆すべきは役者陣の説得力だ。
ウノ役のク・ギョファンと、ジョンウォン役のムン・ガヨンのキャスティングが素晴らしい。ムン・ガヨンは息を呑むほど美しく、彼女が第62回百想芸術大賞の最優秀主演女優賞にノミネートされたのも大いに納得できる。二人の演技が非常に生々しく立体的であるため、古典的な純愛小説のように劇的な別れであっても、そこに確かなリアリティと痛みが生み出されていた。
「結局、私たちはすべてを手に入れたが、『私たち』だけがなくなってしまった」という残酷な喪失感が、痛いほど胸に突き刺さる。
そして、本作をありふれた悲恋映画の枠から完全に逸脱させているのが、「家族の線」である。
ウノの父親とジョンウォンとの間に築かれた、血の繋がりを超えた温かい絆。ラスト、何年もの歳月を経てジョンウォンの手に渡る「父親からの手紙」のシーンは、完全に涙腺が崩壊した。
「縁というものは、相手に背かないだけで精一杯だ。自分の人生すべてに背かないなんて、本当に難しいことだから」
父親が手紙に綴ったこの一文に、人間の愛情と人生の真理がすべて詰まっている。お涙頂戴の綺麗事ではなく、人生のままならなさを真っ向から描き切った、非常に見応えのある傑作だ。
全20件を表示











