ひつじ探偵団のレビュー・感想・評価
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かわいい“ひつじ映画”かと思っていたら、意外としっかりミステリー。
ヒュー・ジャックマン主演とあり、なんの前情報もなしに映画館へ。
スクリーンのヒュー様は、ええ感じに歳を重ねていて、それを拝めただけでもまず大満足。
時間の関係から吹き替え版で鑑賞したのですが、これはこれで良かったのかも🤫
ひつじちゃんたち、いきなり喋り出したがな😳 とびっくりする暇もなく、その愛らしさに夢中になりました。
ひつじが探偵団!?なんとも新しい…😳😂
主人(ヒュー・ジャックマン)の死をきっかけに、ひつじたちが力を合わせて真相を追っていく物語なのですが、ゆるく優しい世界観の中に、ちゃんと伏線やサスペンス要素もあって最後まで楽しめました。
ファミリー向けの温かい雰囲気がありつつ、大人が観てもクスッと笑えたり、「人とのつながり」について考えさせられる部分も。
何より、ひつじたち🐑🐏がとにかく可愛い。
それぞれ個性があって、観ているうちにだんだん愛着が湧いてきます。
派手な作品ではないけれど、ゆったり映画を楽しみたい日にぴったりの一本でした。
ひつじたちにひたすらエールを送り続ける作品
もふもふのひつじたちが、大好きなご主人様のために奮闘する姿は、応援せずにはいられない。
思わずクスッと笑ってしまうシーンもあれば、差別や偏見について考えさせられる場面もあり、作品としてとても綺麗にまとまっていた。
王道の推理作品らしく、「誰が犯人なんだろう?」と一緒に考えながら観られるのも楽しく、探偵ものを観るのが久しぶりだったこともあって、どこか懐かしい気持ちにもなった。
全く頼りにならないマヌケな警官が、ひつじたちに助けられながら事件の真相へ近づいていく過程もコミカルで面白い。あんなにマヌケなのに、どうやって警察になれたんだろう……と何度も笑ってしまった。
今回は字幕で鑑賞したけれど、正直、ひつじたちの演技は吹替で、俳優陣の演技は字幕で観たかった。
声だけの演技になると、日本語の方が感情移入しやすいなと思う。
純粋無垢な動物たちが一生懸命頑張る姿には、それだけで心を打たれるものがある。
観終わったあと、少し優しい気持ちになれる作品だった。
そして雲となる
こう申し上げるのは失礼ながら、意外にも非常に立派な映画でした。面白かった。というのも、子羊3段積みのオープニングで「動物が楽しい」だけの映画なのかと思ってしまったので。それはそれでも良いんですが。
いろんなエピソードで七転八倒した挙げ句、解決パートからの怒濤の伏線回収が超楽しい。あれもこれもネタ振りだったのかと驚き、重要人物は最初から出しておくセオリー、ぶちかまし兄弟もちゃんと有意義なぶちかましを果たし、「俺達が正義だ!」の名台詞。亡き父に代わって羊たちに本を読む娘の姿、そして「雲となる」感動のラスト。いやあ、この畳みかけが素晴らしかった。
何を置いても、みんな頼りない探偵振りがとっても楽しい。ホームズとかポアロとか嫌味なくらいに完璧超人じゃないのがとっても良かった。羊が謎を解いても事件の解決は無理だと心配していたら、あの頼りない警官の活躍には驚いた。これから先、羊さん達を抜きにして事件に当たることが出来るでしょうか。あの田舎町なら100年に一度の大事件だったろうけど。
登場人物の羊たちから、娘さんの朗読シーンまで手描きのイラストにしたエンディングもまた素晴らしいカーテンコールにして、素晴らしい締めくくりでした。隣の牧場の羊たちも交えての大団円。良かった良かった。
それにしても羊たちの映像が凄い。ライオンキング・リアル版の技術の転用でしょうか。ライオンと言えば、オープニングロゴのライオンが羊の鳴き声なのはクスッときたけど、まるごと羊に変えても面白かったかも。
羊たちは黙らない
MGMアイコンのレオ様までメェ〜と鳴く本作、とにかくもふもふレベルが高い。VFXを担当したスタジオFramestoreの技術による羊のビジュアルはひたすらリアルで、そんな彼らが当然のように英語をしゃべり出した時はあまりのシュールさにしばらく話の内容が頭に入ってこなかった。
人語を解し、羊どうしの会話では英語を駆使する(というか、羊語の会話を映像表現の都合上英語に置き換えているという体裁なのか?)というアニメ的な設定と、あくまでリアルな見た目とのギャップがとてもいい。
どの羊も個性があって魅力的だが、とりわけ冬生まれの子羊の声に悶絶した(字幕で見ました)。何か動作する時に小さく「ア……ア」とか発してたのは反則級。
最後にケイレブの牧場からわらわらとやってきた羊たちもかわいかった。
(※当初ここでケイレブの羊についてサフォーク種と記載していましたが、ヴァレーブラックノーズシープが正しいです。申し訳ありません)
ヒュー・ジャックマンはインタビューで本作について「『ナイブズ・アウト』と『ベイブ』を合わせたようなクレイジーな話」と言ったそうだが、まさにそんな感じだ。
羊たちは人間と言葉でのコミュニケーションが取れないため、メインキャラでありながら羊自身が関係者の前でコナン君よろしく謎解きを披露することはできない。
おまけに同じ牧場の羊といってもバラバラな個性の曲者揃い。一匹狼の羊(!?)、喧嘩っ早い双子羊、おじいちゃん羊、質問厨羊、冬生まれを理由に爪弾きされる羊。
だが彼らは、自分たちを可愛がってくれた羊飼いジョージへの愛情という点で気持ちを同じくし、ジョージのために牧場を出て、人間の捜査を助けようとする。
正直、ミステリの種明かしにはツッコミどころもあった。金髪のカラーリングの黄色い薬剤が手に付いたというが、そんなに薬剤が髪に残るのも不自然だし……。
途中でどの羊だったか、干されていた緑のシミの付いた布を頭に引っ掛けて爆走していたが、後でネット情報を見てあれがエリオットの泊まった宿屋の枕カバーだったと知った。緑ということは犯行後に付いたということで、振り返れば大きなヒントだった(いやカラー剤そんな付かないでしょ、スーパーミリオンヘアーならともかく……とは思うものの)。
遺言状にあった「2人の殺人者(two murderers)」は結局肉屋とケイレブのことだったようで、つまりジョージ的には「羊殺し」の意味で書いたと思われるが、ケイレブが黄色いセーターを着ていたこともあってまんまと惑わされた。
ポンコツ警官のティムが、羊たちの言葉なきヒントを的確に把握して真実に辿り着くのは若干ご都合感があったが、彼が最初からシゴデキ警官だと羊の存在意義が薄くなるのでまあよしとする。
ざっくりした部分もありながらそれなりに凝った仕掛けのミステリと並行して、羊たちの冒険と成長もしっかり描かれていた。
死という概念を知らず、つらい記憶に耐えられないので3つ数えて忘れてしまうという羊たちの生き方は、一歩引いて見ると人間の弱さにも通じる特性のようにも思えてくる。自分の牧草地から出ることを恐れ、現実逃避をしていては、懸念は何も解決しない。
(3つ数えるとガチで忘れる、というのは羨ましいなと一瞬思ったりもしたが)
ジョージの謎の死というショッキングな出来事によってそういった彼らの価値観は変わってゆくのだが、羊たちがそれぞれに個性を活かした役割を果たすところがいい。リリーは事件の謎に肉薄し、セバスチャンは外の世界に怯えるリリーを勇気づける。モップルは忘れないことの大切さを説き、ロニーとレジーはクライマックスでその突進力を活かす。冬生まれはティムに事件の重要なヒントを伝える。
ジョージの死の真実を明らかにすることで牧場に平和が戻り、冬生まれも集団に受け入れられ、ケイレブの元にいた羊たちも救われる王道の大団円が心地いい。
なんだかんだありつつ見終わる頃にはもふもふほっこりした気分になれる、安心感のある映画。
ひつじのジョージが呼び起こすこと!
ジョージという名の悪い人物はいない。ボクが大好きなジョージ・ハリスンを引き合いに出すまでもなく、これは英国人の定説ではないか…。
守護聖人に由来するその名は、6人の国王の名でもある。英国の気品と伝統を重んじる『ラブ・アクチュアリー』の我らがワーキングタイトルの作品であれば尚更だ。ヒュー・ジャックマンとエマ・トンプソン、クオリティを担保するふたりの俳優に、注目株の若手と個性的なボイスキャスト、映画の枠組みを固めた後は、観客が楽しみにしている羊たちの活躍に注力すれば良い。
すべての羊に名前があるべきだと言うジョージは、羊たちの性格と名の由来を教える。実はここにこの作品の根底にあるテーマが隠されているのだが、それは後述する。
物語は至極単純だ。
アイルランドの、のどかな牧草地帯でキャンピングカー生活を送るジョージは、仲間の羊たちとのんびり暮らしている。夕刻になると大好きなミステリー小説を読んで聞かせる。そんなある日、ジョージが何者かに殺されてしまう。地元で唯一の警官が現場に急行するが、ピントがズレまくりの捜査ではらちが明かない。
さぁ、どうする…、ジョージが読み聞かせてくれた小説で捜査の基礎を学び、日々の訪問者がどんな人物だったのかも実は見ていた我らが“ひつじ探偵団”が遂に立ち上がる!
頓馬(とんま)だけど憎めない警官、ジョージへの手紙をこっそり盗む宿屋の支配人、フェスの取材に来たという新米記者、協業を建前に羊たちを狙うガブリエルと肉屋、こっそりお金を受け取っていた神父など、何やら怪しげな人物が続々と登場していく。
羊たちが成り行きを見守る中、遺書を手にした弁護士リディアがジョージの娘レベッカを連れて来る。近親者だけが集められ遺言が発表される。ここで明らかになるのが、羊たちのために特別な薬を開発したジョージは莫大な資産を残していたことだ…。
集団が形成されると、つまはじきにされる者ができる。人間界だけではなく、羊の世界にも出自を気にする愚か者がいるらしい。羊の殆どは春に生を受けるが、季節外れの冬に生まれる者もいる。見世物小屋に売られて闘い続けた後、ジョージに救い出された羊と、冬に生まれの痩せ細った幼子。ふたりは蔑まれた二匹の羊だ。
絶体絶命! 名探偵羊の窮地に現れる“闘い疲れた男”の慈しみが優しく心を包み込む。そして、最後に明かされる、独りぼっちで俯いていた冬生まれの幼い羊の名前。命名したのは名探偵の羊だ。ずっと彼を見守っていた彼女か告げるその名はジョージ。個性的な羊たちを見守り続けていた男の名だ。
その時、この映画は、主人のために奮闘する羊たちの活躍を描く英雄譚ではなく、それぞれの立場から周りにいる仲間たちを見守ることの大切さを教え、愛することを再認識させてくれる作品であることが明らかになる。我らがワーキングタイトルはまだまだ健在だ!
もふもふかわいいだけじゃない
ひつじたちがもふもふでとってもかわいかったけど、かわいいだけじゃなくて、しっかりミステリーでした。そしてひつじの振る舞いや価値観、考え方の変化を通して「群れ」というものを考えさせられました。ラストは綺麗に全部の伏線を回収していく小気味よい展開で、観た後とても幸せな気持ちになりました。もふもふ癒される。
ちょびもれ
吹替版は間に合わず、やむなく字幕で。でも冬生まれちゃんの声がかわいかったのでヨシ。
羊の目から世界を見るっていう貴重な体験。舞台もイギリスだし、もっとエグめの毒気が来るのかと思ったら、意外とほっこり推理ものだった。
しかもちょびっと泣けた。
おのれAmazon。
直前にカレーをかっこんだことによる血糖スパイクのせいで序盤2回くらい気絶したけどたぶんセーフ。。
予告の段階ではヒュー・ジャックマン何しとるんwwとなっていたが、いざ観たらちゃんと必要なキャスティングだった。聖人扱いか。
羊のモフモフ表現はちょっと甘い気がしたけど、目の芝居とかは細やかですごかった。パペットも使ってそうだけど、子羊を抱き上げる時に重さが感じられなかったのは残念。
日本の関東で暮らしてるぶんにはそこまで身近な動物じゃないけど、欧米では欠かせない家畜なんだろう。羊目線なら仕方ないけど屠畜は悪ではない。
キツい体験をあっさり忘れて、しょせん羊だから…となっているさまを現在の日本で見せられると心が痛む。
羊が探偵をする映画だと思ったら、人生について考えさせられた
映画には時々、予告編と本編がまるで別物という作品がある。
『ひつじ探偵団』もその一本だ。
予告編を見る限りでは、羊たちがわちゃわちゃと事件を解決するファミリー向けコメディにしか見えない。羊がしゃべる。羊が推理する。しかも主人公はヒュー・ジャックマン演じる羊飼いのジョージ。どう考えても「羊版コナン」か「実写版ひつじのショーン」である。
そして何より、羊が異常にかわいい。
本作の羊たちはCGで描かれているのだが、その完成度が恐ろしいほど高い。モフモフの毛並みは触りたくなるほどリアルで、目の動きや首の傾げ方だけで感情が伝わる。道路を初めて見て固まる顔、ジョージに甘える顔、仲間を心配する顔。そのどれもが愛おしい。
リーダー気質のリリー、忘れない羊モップル、孤高の黒羊セバスチャン、頭突きしか能がない双子のロニーとレジー、そして群れから疎外された冬生まれの子羊。それぞれが驚くほど個性的で、物語が進む頃には観客もすっかり群れの一員になっている。
ところが、本編が始まると空気は少しずつ変わっていく。
ジョージは毎晩、羊たちに探偵小説を読み聞かせる。本人は羊たちが理解しているとは思っていないが、羊たちは物語に夢中だ。続きが気になって仕方がない。推理までしている。
そんな穏やかな日常は、ジョージの死によって終わる。
ここでまず観客は戸惑う。演じているのはヒュー・ジャックマンだ。あのヒュー・ジャックマンである。手の甲から伸縮自在の爪を出し、20年以上にわたってスクリーンで敵を切り刻み続けてきた男だ。こんな優しい羊飼いを演じていても、そのうち立ち上がって犯人を追い詰めるのではないかと思ってしまう。少なくとも私はそう思った。
しかしジョージは本当に死ぬ。
しかも序盤で。最後まで生き返らない。この瞬間、本作は単なる動物コメディではなくなる。
さらに物語の途中では、孤高の黒羊セバスチャンまでもが命を落とす。
正直、この展開には驚いた。セバスチャンは、いかにも最後まで生き残るタイプのキャラクターだからだ。過去にサーカスで犬と戦わされていた傷を抱えながらも、群れを守るために行動する。こういうキャラクターは普通、生還する。
ところが本作はそうしない。
死を安易な感動装置にしないし、都合よく取り消しもしない。だからこそ、この映画における死は重い。そして物語は、犯人探しよりも「残された者がその死をどう受け止めるか」という方向へ進んでいく。本作を貫くテーマは「忘れること」と「覚えていること」だ。
羊たちは嫌なことがあると「1、2、3」と数えて忘れてしまう。それが彼らの処世術であり、平穏な群れを維持する知恵でもある。しかしジョージの死は忘れてはいけない。セバスチャンの死も忘れてはいけない。
そのことを最も理解しているのが忘れない羊のモップルだ。
ほかの羊たちが忘れていくことを、彼だけは忘れない。楽しかったことも、辛かったことも、全部覚えている。「忘れるということは、その存在まで消してしまうこと。」という彼の言葉は、この映画の核心そのものだろう。
そして本作で最も心を打つのは、冬生まれの子羊の存在である。
多くの羊は春に生まれる。彼はただ冬に生まれたという理由だけで群れから疎外されている。何か悪いことをしたわけでもない。ただ皆と違うだけだ。しかし彼は腐らない。誰よりも群れの役に立とうとする。誰よりも仲間になりたがっている。その姿は痛々しいほど健気で、気付けば観客は彼を応援している。そして物語の終盤、群れから排除されていた彼こそが事件解決の重要な手掛かりとなる。
最後に群れの一員として受け入れられた彼へ、最も賢い羊のリリーは新しい名前を与える。
「ジョージ」
この場面で涙腺が崩壊した。
ジョージは死んだ。もう戻ってこない。それでも彼の優しさや愛情は受け継がれていく。さらに空にはセバスチャンの形をした雲が浮かぶ。羊たちは「死んだ羊は雲になって見守る」と信じている。もちろん現実は違う。けれど、その光景を見ていると、そうだったらいいなと思えてしまう。
『ひつじ探偵団』はミステリー映画である。
しかし観終わった後に心に残るのは犯人の名前ではない。ジョージの優しさであり、セバスチャンの勇気であり、モップルの記憶であり、そして冬生まれの子羊の笑顔だ。
それにしても、この映画の羊は反則である。観終わった後、妙に羊に会いたくなった。おそらくマザー牧場を代表に羊と戯れることができる施設には、本作を観た人間が一定数紛れ込んでいるはずだ。もちろん現実の羊はリリーのような名探偵でもなければ、モップルのような哲学者でもない。こちらが感動して見つめていても、おそらく「草うまい」くらいしか考えていない。それでも会いに行きたくなる。それは『ひつじ探偵団』が、観客に羊を好きにさせる映画としても大成功している証拠なのだろう。
羊が探偵をする映画だと思って観に行った。気が付けば、人はなぜ記憶を抱えて生きるのかを考えさせられていた。これはモフモフした見た目に騙されてはいけない。
『ひつじ探偵団』は、羊の皮を被った人生の物語である。
ベジタリアンにおすすめ
及第点には達しているが皆が高く評価するような傑作とはいえない
2026年映画館鑑賞39作品目
6月7日(日)イオンシネマ石巻
6ミタ0円
監督は『ミニオンズ』『怪盗グルーのミニオン大脱走』『ミニオンズ フィーバー』のカイル・バルダ
脚本は『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』『ハングオーバー!!! 最後の反省会』『スノーホワイト 氷の王国』のクレイグ・メイジン
人が顔出しで出ている洋画では珍しく吹替版を鑑賞
『メリー・ポピンズ リターンズ』以来だがあれは酷過ぎて字幕版を見直した
舞台はイギリスの田舎町郊外
羊飼いのジョージは夜に推理小説を羊たちに読み聞かせるのが趣味
羊の方は人間にわかるように伝えることはできなかったが人間の言葉はしっかり理解できていた
真犯人は誰か議論する羊たち
そんなある日にジョージが殺されてしまう
ジョージには息子と娘がいて二人がまだ幼い頃に養子に出している
娘はアメリカで息子は南アフリカ
ジョージはパッとしない羊飼いに見えるが彼は家畜用薬品を開発し特許を法人に売り渡し莫大な利益を得ていた
頼りない一見ポンコツなお巡りさんに羊のリリーたちが羊なりにヒントを送りそこから閃いて真犯人を突き止める形
羊の皮を被った王道ミステリーらしい
しかし王道ゆえにそんなに面白いか?とも感じる
万人受けする漫才は同業者の漫才師にウケが悪いとも聞く
タイムマシーン3号がそれに当たる
あえてそういう漫才をしているだけで実力はあるわけで『しくじり先生』では同業者もバカ受けだった
自分が玄人だとは言わないが
子供向けだからと片付けたらそれまでだが
『アンパンマン』は嫌いじゃないけどアメリカのそれはあまり好きではない
子供受けせず打ち切りになるも再放送で見直され映画化で大傑作になった『機動戦士ガンダム』の方がカッコ良い
悪くいえばつまらない優等生
いかにもいまどきのアメリカ映画である
この映画を持ち上げて『ミステリー・アリーナ』をこき下ろすレビュアーがいたけど僕はどちらかといえば『ミステリー・アリーナ』の方が大好物
あと羊肉を食べるのってそんなに悪いことか?
自分はあの臭みが嫌いなので食べないけど
ラム肉は嫌いだけどヴィーガンはもっと嫌い
配役
殺される羊飼いのジョージ・ハーディにヒュー・ジャックマン(吹替:山路和弘)
地元の巡査のティム・デリーにニコラス・ブラウン(吹替:布施川一寛)
都会から取材で訪れた新聞記者のエリオット・マシューズにニコラス・ガリツィン(吹替:石川界人)
アメリカからやって来たジョージの娘のレベッカ・ハムステッドにモリー・ゴードン(吹替:あんどうさくら)
宿屋の主人のベス・ペノックにらホン・チャウ(吹替:水瀬郁)
ジョージの弁護士のリディア・ハーボトルにエマ・トンプソン(吹替:幸田直子)
牧師のヒルコートにコブナ・ホルドブルック=スミス(吹替:山岸治雄)
羊飼いのケイレブ・メロウにトシン・コール
肉屋のハム・ギルヤードにコンリース・ヒル
声の配役
推理力が優れた利口な雌羊のリリーに井上喜久子
カーニバル出身の群れない孤独な黒毛のセバスチャンに千葉繁
忍耐強く忘れないメリノ種のモップルにチョー
女王気質のチェリオット種のクラウドに瀬名ゆりえ
威厳のあるデンマークのランドレース種のリッチフィールドに麦人
好奇心旺盛なゾラに松岡美里
毛が長くて前が見えないロングウール種のウールアイに越後屋コースケ
荒っぽいノーフォークホーン種の双子のロニー&レジーに津田篤宏
冬の⼦⽺に橘杏咲
やんちゃなの⼦⽺のオリバーに上林未菜美
やんちゃなの⼦⽺のピックルに柴尾瑞希
やんちゃなの⼦⽺のデイジーに坂井亜由美
牧歌的ミステリ
気になっていたけどようやく観られた。
終始のんびりした雰囲気の中で、羊たちが活躍するのはまあまあ楽しめた。
謎解きそのものはあまりピンとこず。。
探偵役が微妙だったのもあるかな。
ただもふもふしてるだけじゃない!
とにかく主人公ジョージがクズ
とにかく主人公がクズ。羊視点だと良いあるじなのだろうが人間としてはクズすぎる。
金もないのに子供2人産ませて、金が無いから養子に出して、子供の情報ほしさに金で教会を脅す。これは普通に子供に殺されても文句は言えない。
おまけに真面目な肉屋と牧場主を、自分と主義が違うからと殺し屋扱い。本当にクズ野郎。
羊にはよい飼い主なんだろうが、全部自分を誤魔化しているだけだ。羊映画としては面白いが人間映画としてみたら、本当にクズ野郎。犯人の長男がかわいそうね。そりゃ殺すわ。
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