シャドウワーク

劇場公開日:2026年9月25日

解説・あらすじ

第66回江戸川乱歩賞作家・佐野広実の同名小説を、吉岡里帆と奈緒のダブル主演で映画化し、配偶者や親から暴力を受ける女性たちが身を寄せるシェルターを舞台に描くクライムサスペンス。「君は永遠にそいつらより若い」の吉野竜平が監督・脚本を手がけた。

夫の暴力から逃れた紀子は行き場を失い、看護師の路子に救われて三浦海岸の外れに建つ日本家屋のシェルター「おうち」へ連れられる。配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うその場所では、食事や掃除など暮らしのすべてが「持ち回り」というルールで成り立っていた。穏やかで守られた日々を取り戻していく紀子だったが、少しずつその日常に違和感を覚え始める。そして、ついに「おうち」で行われている組織的犯罪の実態を知ってしまう。一方、ある事件を追う刑事・薫もまた、捜査線上に「おうち」の存在を浮かび上がらせていた。

「正体」で第48回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞した吉岡里帆が紀子を、東京ドラマアウォード2025主演女優賞を受賞した奈緒が刑事・薫を演じた。風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美ら個性豊かな顔ぶれが「おうち」の女性たちを演じ、北村匠海、原嘉孝、清水尚弥が女性たちを脅かす人物たちを演じる。

2026年製作/129分/PG12/日本
配給:ショウゲート
劇場公開日:2026年9月25日

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©佐野広実/講談社 ©2026「シャドウワーク」製作委員会

映画レビュー

3.5 理解はできるけど、共感はできない。なんとも言えない後味。 カンロの「味のしない?飴」🍭

2026年10月1日
iPhoneアプリから投稿

怖い

難しい

ドキドキ

吉岡里帆さん→好き。
奈緒さん→好き。
北村匠海さん→好き。

はい、大丈夫、問題ない。
で、いつもながら、予告編ひとつ見ることなく本編突入〜😅

なかなかに重たい内容だったのね……。
ストーリーの中で、10回は「ギクッ」と身震いしました。そのたびにビクッとなって、背筋をピンと伸ばして座り直し、PG12の意味を知る😅

吉岡里帆さん→はい、上手👏
奈緒さん→間違いない👏
北村匠海さん→はい、怖すぎる〜。
どんな役もハマる👏

総じて、どの役者さんも上手くて、長さも全く気にならず、ストーリーに没頭できた。
つまり、よくできた作品。観て損はない映画🎬

ただ、私に関して言えば、
街は平和🕊️すぎて
実感が乏しく、共感ができない。

いいか、悪いか、と問われるなら、
絶対ダメでしょ?

でも、弱い立場の人からすれば、
勧善懲悪で爽快!!と見るべきか🤫

どういう感想を持てば正解なのか、
今ひとつ自分でも分からない🤫

カンロの、あの飴みたいかしらん?
「味のしない?飴」🍭

何の味か確かめるために、しつこいほど舐めてみても、結局、何の味か分からない。
だから、もうひとつ食べたくなる?
みたいな?

ちがうかも〜。
ごめんやで😅

そして、
最近ドラマや映画にひっぱりダコの
haruka nakamuraさんの楽曲はいい。

ラストからエンドロールの流れが
とても好きです。
ぜひ映画館でどうぞ。

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ななやお

2.0 社会派作品としてDV問題を鋭く告発したいなら もっとリアリティにこだわるべき エンタメでゆくなら もっとテンポをよくして独自の世界観を構築すべき なのでは??

2026年10月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読。予告篇を見て吉岡里帆、奈緒の共演に惹かれて鑑賞したのですが、残念ながら凡作だったかなといった印象です。まず、冒頭に夫あるいは恋人といったパートナー男性からDVを受けて女性の数(比率)がテロップで紹介されます。少なくとも私はその比率の高さに少し驚きました。私の身近でそういう話を聞いたことがまったくと言っていいほどなかったので。こういった暴力というのはある特定の層の中だけに偏在しているのでしょうか? それとも表沙汰になってないだけでいろいろな場所で陰湿に行われているのでしょうか? ちょっと気味が悪くなりました。で、この映画の本篇で衝撃を受けた部分は、この冒頭の比率の数字と終盤に出てくるクライマックスとも言うべき実際の暴力シーンで、見ていてあまり気持ちのいい映画じゃなかったな、というのが偽らざる印象です。

これでもストーリーが面白ければそれなり楽しめますが、まあ時代劇ならともかく現代日本を舞台にしてこんな荒唐無稽な話を展開するなら、コメディ•タッチにするなりしてもっと独自の世界観を構築してくれよ、と思いました。また、レビュー•タイトルの繰り返しになりますが、社会派作品としてDV問題を鋭く告発したいなら、もっと真面目にリアリティにこだわって作ってくれよ、と思ってしまいました。

ひょっとしたら、小説で原作のほうを読んだら、それなりに楽しめるのかもしれません。その意味では映画化の企画自体が難しかったのかなとも思いましたが、こういった規模のノワールっぽいエンタメ邦画にはそれなりにコアなファンがいるものなのでしょうか? 実はこの数日後『藁にもすがる獣たち』というのを観て、この『シャドウワーク』より断然好みではあったのですが、それでもなんかモノ足りなさを感じてしまいました(そのうちレビューをアップします)。

ということで、私にとっては、現代日本を舞台にしたノワールっぽい邦画の限界を見てしまったような映画でした。

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Freddie3v

4.0 タイトルなし(ネタバレ)

2026年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! (2件)
りゃんひさ

2.0 映画という短時間娯楽のなかで、二兎を追う危険性

2026年10月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

女性がDV夫に居場所を突き止められ、看護士の勧めで離島のセーフハウスに身を寄せることに。
そこは居心地が良いけれど、あるルールが厳格化されていた。
丁度その頃、岩礁で女性の遺体が発見されて・・・
という筋書きの、DVに苦しむ女性の逆襲モノになる筈だったサスペンス作品です。

主人公は特に背景のないDV被害者女性と本庁務めの夫にやはりDVされている女性刑事の二人。
バディではない純粋なデュアルサイト話なので、とにかく無駄が多く話の焦点ブレますし、その出来が均等ではないところにこの映画の辛さがあります。
刑事サイドが本当に問題山積みで、各登場人物がストーリー上のロールに沿って能力を制限されています。
本庁の人間は理由もなく尊大かつDV夫に都合良く怠けますし、地方警察署は能力ゼロ扱い。
各地の警察署関係者が見たら怒りますよ。座間9人殺害事件なんて暇で有名な高尾警察署のお手柄で、捜査本部も高尾に設置されています。田舎だから本庁に忖度して働かないなんて有り得ない。
そして女刑事側のDV夫がエラい自信満々だからどれほどの地位なのかと思いきや、本当にただの二課捜査員。
話の流れからすれば「たかが」と言って良いキャラが見合わない絶大な権力を持っていて、なにか仕掛けがあるだろうと終盤まで思っていただけにげっそり。
「なぜその判断になる」「有り得んだろ」の積み重ねが、本作は無視できないレベルで多いです。
また表題にもなっている、シャドウなワークがとにかく足りない。
何しろ最初にDVを働く主人公の夫がシャドウされる場面すらありません。エンディング直前に退所する流れで「ああ、処されたんだな」と判ります。
映画チケットを買う側が、何を観に来ているのか少し配慮して頂きたかった。
例えばインファナル・アフェア2では、一斉処分開始の取り調べから蛍の光のハーモニカまで確か5分ぐらい。
シャドウ働きの積み重ねなんて、ああいう短いカットの多用でいいんです。
入居者がそれなりに多く、また他のセーフハウスとも連携してシャドウしているという話なのだから、演出レベルで構わないから実際に描かないと「ただの設定」ですよ。
また台詞回しや動機づけなども粗い部分が目立ち、端々からデリカシーの無さが透けて見えてしまいます。
DVはストーキング被害でもある事が開幕で示されながら、自分もDVに苦しむ刑事が「観光がてらにちょっと顔を出す(ほぼ台詞ママ)」でシェルターの秘匿性を破壊するのは頭を抱えました。
DVを題材にしながら、DVと戦う難しきを脚本がスポイルしてしまっているのは如何なものか。
終盤に至ってはただ雑なだけでなく、突拍子もないです。
女刑事のやらかしでなし崩し的に突入するラストバトルは、グダグダという言葉じゃ生ぬるいグダグダ感。過去に何人もシャドウしてきた人たちとは到底思えないワークっぷり。
発起人に至っては20年選手ですよ?それがどうしてああなるんですか。
映画は映画、小説じゃないんだから2100円取るだけの映画らしさを盛り込まないと。
崖でネタばらしする低予算ドラマにも似た(というか終盤にはマンマな台詞も飛んできます)平凡さがとにかく辛い。
原作未読につきこういう事を言うのもなんですが、これが映画側の改変によるものなら原作者にお悔やみを申し上げますし、逆に原作がああなら映画側で喝入れが必要だったのでは。
先に述べましたがスキマ時間でDVメンをサクサクシャドウしてくれたら、それだけでも印象はガラリと違ったでしょう。
幾らでも伸びしろがあったであろう題材だけに、なんとも勿体ない作品です。

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Tak