劇場公開日 2026年6月19日

黒牢城のレビュー・感想・評価

全584件中、121~140件目を表示

0.5戦国密室会話劇

Kさん
2026年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 12件)
K

4.5ミステリー要素も面白いけど、荒木村重の新解釈をきっちり黒沢清風味で描いた点に感嘆させられた一作

2026年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

まずもって本作で主人公、荒木村重を演じた本木雅弘の偉容には驚き。途中まで彼だと気が付かないほどでした。声質からして違う…。

黒沢清監督にとって本格的な時代劇は初めてだと思うんだけど、重厚な映像と美術は本格的、どころか近年の戦国時代作品としては屈指の出来栄えでは。

それでありながら、徐々に日常に侵入してくる狂気や、やっぱり地下室、なところとかの、いかにも黒沢作品的な不気味要素も、きっちり入れ込んでいる…どころかちゃんと物語のテーマと結びつけている巧さ。国内外で受けている高い評価に偽りはありませんでした。

籠城戦中の城内で起きた怪事件の謎を、囚われの軍師・黒田官兵衛と共に解明していく、という筋書きはいかにもミステリー要素満載なのですが、本作はそのトリックの巧みさよりも、なぜこの事件が起きる必要があったのか、という動機の部分に焦点を当てているため、ミステリー作品としての愉悦を求めてしまうと、そこだけちょっと肩すかしに感じるかも。

荒木村重は戦を手段として用いることをためらわない、いわば典型的な戦国武将、ではあるんだけど、一方で覇者・織田信長すら持ちえない、とある価値観を備えていた、という設定が非常に面白いです。

戦国武将らしからぬ彼の側面が明らかになった瞬間、籠城戦や家臣との関係など、物語に前提として与えられていた状況ががらっと変わって見える。この、観客自身が自らの認識の変化に驚く体験こそ、黒沢作品の醍醐味、のような気がする!

コメントする 1件)
共感した! 12件)
yui

4.0本格的時代劇だ‼︎

2026年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

歴史好きのひとりとしては、荒木村重の逃亡劇の解釈は、大河「豊臣兄弟」より合点がいく。
役者がそろって良い仕事。見応えある一本

コメントする (0件)
共感した! 12件)
あきちゃん

3.5戦国時代の信念と忠義と「我」

2026年7月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

ミステリー時代小説原作の映画化、「木挽町のあだ討ち」に続いて観に行かねばと。もっくんと菅田将暉だし。ミーハー気分でした。

荒木村重の謀反、有岡城立て籠もりの中で城内の人々がいかに想いを巡らせたか。城主・人質・重臣・僧侶・妻女・傭兵・領民・etc.それぞれの思惑が渦巻いている逼塞感がありました。けっこう難しい言葉遣いもあって、会話が重々しかった。

謎解きは原作の通り、「それだけで!?」のあっさり感。それよりも絵になるカメラワークとカッコいい役者さんを堪能しました。最後の場面はポスターにしてほしいくらいです。

大河ドラマ「豊臣兄弟!」の有岡城籠城の回と丸かぶりで、史実の捉え方は様々だなぁと。「我」の想いが「我」を動かす原動力だったなと。
派手ではないけれど、俳優がかっこいい。ミーハー気分と戦国時代の残酷さを味わいました。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
オレンジ

2.0長い

2026年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

山なし落ちなし意味なし、さほどに演技のぶつかり合いもなく、役者の無駄遣いだと感じた。黒田官兵衛も書き物を見ただけで、追加の聞き取り依頼も無く、現場も見ずに牢内で解決するのは難しいと考える。
全般、篭った音声であり、スタジオ録音なのか、合戦シーンも広さを感じられず、城内の畳部屋と板張り部屋での違いや屋外とセリフの音声の残響や効果音も無かった。
なので没入できない。
文字が出てくる画面でもナレーションが無い。わざわざ読ませる必要があるのか?
キャストも黒田官兵衛は柄本か青木の方が良かったと考える。町人と処罰される以外の女性キャストは吉高のみであったが、籠城中だとしても、もう少しは女性が居るのでは無いか?
高価なツボも高価そうに見えなかった。
全般、作り込みが甘い。ラストも、これで終わり?パート2でも作るつもりでしょうか?
皆が歴史を知ってるわけでは無いし学びたい訳でも無い。
金を払った客へ何を伝えたいのか不明。

コメントする 1件)
共感した! 13件)
ディスカウントプリーズ

3.5キャストが豪華すぎ!

2026年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

原作未読。

織田信長に謀反を起こし、有岡城に立てこもった荒木村重。
本能寺の変以前、孤立した城内で怪事件や殺人が続発するなか、
牢に囚われた天才軍師・黒田官兵衛とともに事件の真相に挑む...
まさに「戦国心理ミステリー」でした。

時代劇とミステリーが見事に融合していて、時代劇好きで、
なおかつミステリー好きの私には大満足の作品でした。

まぁ、最初の事件の段階で主犯はバレバレだったのですが、
そこはそれほど重要ではなくて(笑)。
黒田官兵衛との本心の見えない駆け引きのなかで、
どう真相を解き明かしていくのかを楽しめました。

ラスト、藪の道を進んでいく殿の姿がとても印象的でした。

人を生かすことに重きを置き、その思いを理解してくれるのは、人質である官兵衛だけ。
けれど官兵衛も、あくまで味方ではなく、自らの生き残りのために助言をしているに過ぎない。

殿はどれほどの孤独のなかで戦ってきたのだろう。
そして、これからその孤独から自由になれるのだろうか――。

そんなことを思うと、思わず涙がこぼれてしまいました。

それにしても、キャストが豪華すぎる!
そして、オダギリ・ジョーさんと菅田将暉さんの、力の入りすぎていない自然な発声がとても心地良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 14件)
hkr21

5.0映画館でみてほしい

2026年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

驚く

黒沢清監督は初めてだったけど、独特のカメラワークや長回しは意外と時代劇に合ってる気がした。まるで自分も現場に出くわし戦国時代にいるかのように感じられ、2時間半があっという間だった。基本静かで暗い映画なんだけどその暗さと臨場感を映画館で体験してほしい。キャスト陣もみんな良かった。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
抹茶

3.0春夏秋冬の籠城している中でのミステリーと群像劇が面白かった。ただ、...

2026年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

春夏秋冬の籠城している中でのミステリーと群像劇が面白かった。ただ、黒田官兵衛と村重のやり取りはもう少しあったら良かったなぁ。
本木雅弘の膝を打つとかお茶を点てている仕草が好きでした。序盤は妙に足音が気になるけど、お城の中で場面転換が沢山あって楽しかった。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
erieri

4.0時代劇として、、

2026年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

時代劇ミステリーとして評価を書かれている方もいるが、ミステリーとして深い部分の謎解きはあまり主眼ではない。木挽き町の仇討ちと同様に新感覚の時代劇というところでミステリー、時代劇の各ファンから不足を指摘されるかもしれないが、個人的には興味深くみることができた。

出演陣もなかなか豪華でよい演技をしていると感じました。ただ殺陣にはあまり力を入れていない感じでスルーしていたことと、ひとつだけどうしても最後まで違和感があったのが、吉高由里子さんで、バラエティやCMでみかけるテイストそのままの声調で「武家の妻」感が全くなく、いつ「ハイボールでウェーイ」と言い出すかハラハラしていました。(古い)

これが物語終盤の説得力に直結してしまったので、もう少し凛とした声の女優さんにした方がよかったといのが一番心に残った感想です。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
かみしん

1.0原作の軸となる部分を拾えていない

2026年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

映画をそんなに見ているわけではないのですが、原作ファンとしてはこれは書かずにいられないです。
この映画は村重の行動理由と背景状況がとにかく説明不足です。時間が足りないのではと危惧していましたが、これほどとは。

そもそも舞台設定が特殊なミステリーでは、「なぜ主人公は謎を解かねばならないのか」の動機の描写が重要です。探偵ものや刑事ものであればそれは自明のことなので説明不要ですが、本作の設定ではそうはいきません。織田方を裏切って籠城中の城主が謎解きを取巻きに任せず自ら行う行動は通常の感覚では不自然で、納得感を与える説明や描写が必要なはずです。
探偵役が謎を解かねばならない動機にこそ、特殊設定ミステリーの醍醐味があります。背景状況に噛み合った謎解き動機は物語を強烈にドライブして、読者・視聴者を惹き込みます。
原作では村重の行動一つ一つの理由が背景状況を含めて丁寧に描かれています。だからこそ、全ての真相が明かされた時に村重の滑稽さとみじめさが際立つのです。

この映画には村重がなぜ謎を解くのかがほとんど描かれていません。ただ事件が起きて種明かしがされるだけの繰り返しに終わってしまいます。各事件の謎解きそのものに大ネタがある原作ではないので、単に謎解きをなぞっては退屈になるのは仕方ありません。

ただ、これは企画した時点で負け戦だったとも思うのです。どう考えても時間が足りない。やるとしたら、冒頭の雪密室の事件は端折ってもよかったんじゃないかなと思います。

原作小説は、ミステリーランキングを総ナメした上で直木賞も受賞。ミステリーとしてもエンタメ小説としても、文学界からも大衆からも、最大級の評価を受けた作品であり、私も本当に大好きな小説です。
映画を見て、腑に落ちない部分や不完全燃焼に終わった気持ちがある方は、是非原作小説を手に取って欲しいです。

コメントする 4件)
共感した! 18件)
torami

3.0半兵衛やら官兵衛やら

2026年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 15件)
共感した! 49件)
ゆき

5.0この映画はミステリ映画

2026年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

驚く

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 9件)
ちえべ

3.5創作ってすごいな

2026年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

原作が凄いからかもしれないが、人間の想像力って計り知れない。今やっている大河ドラマ豊臣兄弟とは全く違う荒木村重。
真剣に戦術を練る武将、信長への反逆、毛利への期待、多方面から集まった家臣との関係、摂津と播磨に跨った地域の難しさ、裏切った人間でありまた裏切られる心配、信頼できる人間を求めながらも信用しきれない人間性。いつの世にもある人間の心の葛藤が、随所に現れている。当然、家康、秀吉、信長ほどのドラマもかっこよさもない。どの時代にもいる中小企業や中間管理職のリーダーが、苦しみながらも道を探る物語。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
nyaowan

3.5興味津々

2026年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

戦国モノと言うよりミステリー!?久能君も出てる事だしw 千代保はちょっとイメージが違うんだけど…戦国時代のミステリーだらけの荒木村重なのでこんな感じだったのかもとか思いながらちょっと本木君カッコよすぎ!! 織田信長はちょっと若い!軽すぎる!今の40代ならこんな感じたけど昔はもっと老けてるはずだし まあワンシーンしかでてないから仕方ないか…はじめに出てくる犯人見て「またお前かよ!口裂け男じゃん!」とか思った方も多いかもw 物語はさすが直木賞と思うぐらい面白かったよ

コメントする (0件)
共感した! 8件)
カワムツ

3.5原作の大ファンからすると…

2026年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

原作の持つ戦意高揚とはいかない鬱屈とした空気感や追い詰められた登場人物らの心理描写が非常に好きで期待していましたが…

切迫感や鬼気迫るような心理戦の攻防、置かれている状況に対しての畏怖も伝わってこず…没入出来ないまま終わってしまいました。

地下牢が想像とだいぶ違いました!
原作の"幽閉"されている感じのイメージでは無かったのも二人の対峙が軽やかに見えちゃった要因でもあるかな。

つまらないとか上手い下手ではなく、演技と声色が登場人物らとあまり合っていなかった気がしました。

コメントする (0件)
共感した! 11件)
niro

4.0緻密に練られたストーリーに魅了されて…騙される

2026年7月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

驚く

城主荒木VS天才軍師黒田のせめぎ合い!
織田軍が迫るなか城に籠もった荒木は着々と手持ちの部隊を使い織田からの刺客を退けていた。
しかし城中で殺人事件が起き、織田からの使者で来た黒田を捕らえ城の中牢屋に鎖で手錠をして幽閉する。
城内にいる犯人を捕らえるため、幽閉した黒田に謎解きを依頼する。黒田を信頼し…犯人をみつけるが…次から次に事件がおこり…荒木は手を焼き…黒田の謎解きを信じるようになるが…。(オダギリジョー演じる荒木をささえる家臣か素晴らしかった)
最後の展開は…劇場にて御覧下さい。

コメントする (0件)
共感した! 8件)
流浪の旅人ぱぱや

5.0NHK大河ドラマとタイアップしたかのような絶妙な公開タイミング でもこっちは大河どこ吹く風の新解釈 ドロップアウトした戦国武将シン荒木村重を描く黒沢清渾身のシン時代劇

2026年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 51件)
Freddie3v

3.0〜 有岡城の戦いをサスペンスに 〜

2026年7月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

様々な大河ドラマにて描かれてきた有岡城の戦いの時代。日本史の中でも、ちょうど戦国時代で多くの人が物語に入りやすい時代の出来事なのかも。キャストこそ豪華だし、特に「豊臣兄弟!」で竹中半兵衛を演じた菅田将暉がこの作品では黒田官兵衛を演じて話題になった。
有岡城の戦いの中での人間模様に少しサスペンス要素を加えた物語。村木正重と黒田官兵衛とのやりとりでお互いの心の内を少しずつ理解していく様はしみじみとするが、全体としては正直、抑揚に欠ける展開であまり面白くなかった。
村木正重がなぜ突如、織田信長に反旗を翻したのかは謎に包まれているが、その理由の一端を演出で取り入れているのはある種、妙かも。

コメントする 2件)
共感した! 6件)
田舎の破壊者QuarterBoiled

2.0米澤穂信への不信感を払拭するために原作読もう

2026年7月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

最初面白かったんだよね。
「すげえ、時代劇なのにミステリになってる」って感じで。
でもすぐ飽きちゃったな。
事件が起きました、村重が聴き取りして推理して分かりません、勘兵衛に聞くとヒントもらえて解決って繰り返されるからね。

そしたらどうも黒幕がいるっぽい。
「ということは、アイツか」と考えるまでもなくアイツだね。

ここで動機が語られるんだけど、かなりどうでも良かったな。
登場人物の行動原理が語られるときに、人間を深く描くタイプの作家だと「人間って、そうかもな」って思わせる内容でくるんだけど、本作はじめとする特にミステリは「こういう事情があったので、こう動きました」ってやるんだよね。
そこが滅茶苦茶やすっぽく感じちゃう。
いま流行ってるミステリ、大体そうだよね。トリック関連のところは面白いんだけど、動機を語る段になったときに「なんだかな。まあミステリ作家に純文学っぽい部分を求めちゃダメだよな」と思うの。
ましてや米澤穂信だしね。

でも原作について調べたら、「人間描けてる」って評価なんだよね。
特に荒木村重が描かれてんのかな。
映画ではそこまで感じなかったから、原作読んでみよ。

コメントする 1件)
共感した! 12件)
Scott

4.5裸の王様だったのか?

2026年7月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 10件)
ささうろね