「黒田官兵衛のイメージが覆った知略ミステリー」黒牢城 kazu50さんの映画レビュー(感想・評価)
黒田官兵衛のイメージが覆った知略ミステリー
私の中の黒田官兵衛といえば、2014年の大河ドラマで演じた岡田准一氏の印象が強い。
特に、有岡城の牢で過酷な日々を送る姿(ムカデが顔を這う場面まで鮮明に覚えている)が強烈で、長らく暗いイメージが残っていた。
今年の大河ドラマで倉悠貴氏が演じた官兵衛は比較的さらりとした描かれ方だったが、本作では菅田将暉氏が演じ、さらに荒木村重(本木雅弘)とともに密室で起こる謎に挑むミステリーという設定に惹かれて鑑賞した。
本作は戦国時代を舞台にしながらも、知略を駆使して事件を解き明かしていく頭脳戦のエンターテインメント。
重厚な歴史劇というよりも、テンポよく楽しめるミステリーとして最後まで引き込まれた。そして何より、私の中にあった黒田官兵衛のイメージが少し変わったのが一番の収穫だった。「黒田官兵衛=悲惨な牢獄生活」という印象がようやく上書きされた一本だった。
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