Never After Dark ネバーアフターダーク

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劇場公開日:2026年6月5日

解説・あらすじ

Netflixドラマ「忍びの家 House of Ninjas」で話題を呼んだ俳優・プロデューサーの賀来賢人と監督のデイブ・ボイルが共同設立した映像製作会社「SIGNAL181」の長編映画第1作となるホラー。賀来がプロデュース・出演、ボイルが監督・脚本を手がけ、死者の姉と生者の妹による霊媒師コンビが山奥の洋館に巣食う凶悪な亡霊に立ち向かう姿をオリジナルストーリーで描き出す。

霊媒師一家に生まれた愛里と、ある事件により霊となった姉・美玖は、霊と交信できる力で全国の怪事件を解決してまわっていた。そんな姉妹のもとに、ある屋敷に現れる男の亡霊を祓ってほしいという依頼が舞い込む。亡霊を目撃した張本人の禎子は愛里の仕事に興味津々だが、息子の群治は霊の存在に懐疑的だった。屋敷で怪現象が次々と起こるなか、除霊の儀式を始めた愛里は、おぞましい姿の亡霊に遭遇する。亡霊は部屋の壁に隠された何かを必死に捜していた。やがて、屋敷の秘密と亡霊の正体、姉妹を縛る恐ろしい過去が明らかになっていく。

ドラマ「SHOGUN 将軍」の穂志もえかが愛里役で主演を務め、幽霊となった姉・美玖を「366日」の稲垣来泉、依頼人の禎子とその息子・群治を木村多江と賀来賢人がそれぞれ演じた。第33回SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2026のミッドナイター部門で観客賞を受賞。

2026年製作/105分/PG12/日本
配給:TOHO NEXT
劇場公開日:2026年6月5日

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© 2025 Signal181, Inc. All rights reserved.

映画レビュー

4.0 配信ドラマから国際派へ飛躍する才人たちの意欲作

2026年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

怖い

知的

監督・脚本のデイブ・ボイルが少し変わった経歴の人で、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教会)が運営するユタ州のブリガムヤング大学で日本語を学び、その後オーストラリアの日本人移民が多く暮らす地区の教会に配属されて宣教活動を行った。その頃に知り合った日系人たちとの交流に着想を得て、2006年の「Big Dreams Little Tokyo」で監督デビュー。以降も日本人や日系人、日米のカルチャーギャップなどを題材にした映画をいくつか撮ってきた。そして2024年のNetflixドラマ「忍びの家 House of Ninjas」を監督した際に主演の賀来賢人と意気投合し、2人で映像製作会社「SIGNAL181」を共同設立。その長編映画第1弾が本作「Never After Dark ネバーアフターダーク」だ。

プロデュースも兼ねた賀来が主演をオファーしたのが穂志もえか。穂志も日本の映画・ドラマに数多く出演してきたが(特に印象に残っている映画は「少女邂逅」と「街の上で」)、キャリアの転機はやはり2024年の米制作ドラマ「SHOGUN 将軍」だろう。「SHOGUN」は本国アメリカではディズニー傘下の有料チャンネルで放映されたため厳密には配信ドラマと言えないが、日本をはじめ米国以外の諸外国ではDisney+で配信されており、最初から世界配信を見据えた製作だったのは間違いない。

前置きが長くなったが、「Never After Dark ネバーアフターダーク」は従来の邦画ホラーの枠に収まることをよしとせず、新しい表現を目指したことがうかがえる意欲的な作品だ。米国人の撮影監督パトリック・ウジールを起用し、美しくしっとりと雰囲気のある映像で観客を引き込む。主人公・美玖は霊媒師を生業としつつも、サバサバしていて現代的なのがユーモラスでいい。「街の上で」とTOKYO MXのドラマ「西野家の黒歴史」を観てから、穂志のコメディエンヌとしての資質も大いに認めているが、本作のようにシリアスな作品でもちょっとずれた感じやゆるさでムードを軽くするのに貢献している。賀来はきちんと主役を立てて、自身を少し引いた役どころに配しているのが好ましい。

ストーリーについて詳しく書かないほうがいいタイプの映画ではあるが、叙述の仕掛けについてはスペイン発のサスペンス映画「TIME CRIMES タイム クライムス」を思い出した。どう似ているかを説明すると両作品のネタバレになるので書かないが、「TIME CRIMES」を未見なら「Never After Dark」の後にぜひ(配信はなさそうなので、DVDレンタルとかになるかもだが)。

ともあれ、賀来賢人、穂志もえか、それにデイブ・ボイルも、30~40代くらいの俳優や監督が配信ドラマの成功を機に、国際的で多様性のある作品に積極的に携わっていく感じは今どきで、後に続く人が増えるといいなと単純に思う。

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高森郁哉

5.0 映画を観ることの素晴らしさを描く傑作ホラー

2026年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

今年観たホラー映画で一番怖くておもしろかった。

あまり予備知識なく観た方がおもしろいと思いますので、気が付いたポイントだけにしときます。

映画を観ることは、今の自分から自由になるって行為で、映画を観てる間は過去の行動や記憶を思い起こすこともあるし、いまはいなくなった人と向き合うこともできる。たまにはそうやって、自分の心の中に蝋燭の炎のように小さな灯りをともしましょう、というメッセージが伝わった。

また、自分の心を揺さぶるようなおもしろい映画が観たくなる、そんな素敵な映画でした。

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共感した! 9件)
minavo

3.5 少人数の登場人物とひとつの同じ空間で描く複雑な設定のホラー・スリラー

2026年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

驚く

斬新

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共感した! 1件)
Butchman

3.0 様々な「設定の謎」を残しつつも、本事案についてはきちんと伏線回収されているのは良かった

2026年6月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

驚く

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Dr.Hawk

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