「“彼等”によって新たに選ばれた『同乗者』未知との遭遇・続編」ディスクロージャー・デイ ノーキッキングさんの映画レビュー(感想・評価)
“彼等”によって新たに選ばれた『同乗者』未知との遭遇・続編
およそ半世紀を経て、スピルバーグは『未知との遭遇』の続編を撮りあげた。
“未知~”では、彼等が世界中に“五音の旋律”を流し、それに呼応した人間を山頂に集め、母船に招き入れるというストーリーだったと思う。当時の認識は、宇宙人=救世主、母船=方舟で、たいそう感心したものだが、同級生は皆スターウォーズファンなので、ひとり疎外された気分だった。
本作も“彼等”によって峻別された、ふたりの人間が“同乗者”に選ばれる話なのだが、ラストに出てきた“彼”がいただけない! ビジュアルに難ありで、ほとんど“傷んだET”である。周囲の驚いた顔のアップを映すだけで逃げる手もあるが、チョイ格好いいアイディアはないものか。
ただ、プロットはさすがのスピルバーグ。アメリカ人が大好きな国家陰謀論。悪いのは全部他人で自分じゃないという他罰的なのは、何年たっても同じ。あとは、宗教への配慮も忘れない。トランプの任期はあと二年半もあって、その支持者(キリスト教福音派)1億人は、大事なお客様。
配役に修道院見習いを入れて、院長とこう会話する。
『神はヒト意外も認めるか?』
『勿論、壮大な宇宙を創造された神は全てを認める』
として宇宙人を“しもべ”扱いにし、見事に忖度。監督、少し前にユダヤ人擁護発言でイスラエル寄りと非難され、炎上してますからね。ここは慎重デス。
それでもテーマはあくまで、宇宙人への共感、そして親和性。
しかし、話のオチとして完全情報公開は、歓迎されるかな~? 絶対的超越者の“登場”は事物の価値基準を転覆させてしまう。
しゃにむに、オリンピック出場を目指していた若者が、地面を速く駆けてもなんの値うちもなくなる。人よりキレイ、人より金持ち、人より………なんの意味も無い。人びとは虚無の淵に墜ちてしまうだろう。
立場を替えて、自分なら開示を選択するか?しないか?
どちらにせよ、より大きな勇気を必要とする方が正しい道に決まっているのだ。
あとがき
地球外生命体待望界隈で名のあるエーリッヒ・フォン・デニケンが今年の1月に90歳で亡くなった。世界各国の遺跡を訪ねては、これは宇宙人の仕業だとぶち上げ、科学者からフンと鼻で嗤われながらも本を売りまくった人物。なにせ、横領事件で投獄されても、獄中で与太話を書き続け、その印税で罰金を払った、つわものである。日本の遮光器土偶でも、宇宙服を着た宇宙人にしか見えないと言われると、なるほどと思ってしまうので面白い。
本作の情報開示問題だか、自分はもっと穏当な形を想像している。いきなり、衆人環視の中に現れるのではなく、過去、これこれの人物が実は宇宙人だったという、“宇宙人名簿”を何気にネットに流すのはどうだろう? えっ!アインシュタインも!やっぱりな~みたいな感じで。もちろん、スピルバーグの名前も載っているのは言うまでもない。
共感、コメントありがとうございます。
「知る権利」は当然あると思いますが、すべてを知ることがそのまま幸福や正しさにつながるとは確かに限らないんですよね。知らされた側にも、その情報をどう受け止めるかという責任が生まれる、そのあたりを考えさせられました。
こんばんは〜。共感コメントありがとうございます
三浦友和さんかわ年上ですね
びっくり〜
ディスクロージャーデイ、オデュッセイア◎
ラストサバイバー△
メガロポリス✕
です
むりぶしさんへ
コメオフなのでコチラから
宇宙人はいない、全て未来からきた地球人である説を推します。たしかに、害され人間は聞かないし、拉致されても返してくれるし、けっこう忖度されてます。たぶん先祖がえりで助けに来ているのかも。だから怖がることはないんですね。
共感&コメントありがとうございました。
スピルバーグが宇宙人のスポークスマンとしての使命感の様なものを持っているという視点はありませんでした。
なるほど~!
確かにそうかもしれません。
きっとずっとそう思っていたのかもですね。
「未知との遭遇」の頃から。
私は「未知との遭遇」も大好きです。
リチャード・ドレイファスも好きなので。
お久しぶりです!ノーキッキングさんと同じ映画が中々観られなくて。
「未知との遭遇」を観ていないのがバレバレでしたか💦。”体験者”とか”同乗者”とかは大体想像出来ましたが、体験者だから心に入れないとかの設定が色々あるんだなーとか思いました。
情報開示が正義なのかは微妙だと思いました。欧米人は知る権利を奪われるのはけしからん!、という思いが強いんでしょうね。日本には、知らぬが仏、という言葉がありますけどね。
宇宙人は、本作みたいかどうかは別として、どこかに居るだろうとは思っています。
修道長の言葉は響きますね。こんな素晴らしい世界は地球一つではない、考えればそうですね。私の少年時代は、UFOを扱った番組がよく放送されていました。異星人をここまで描ける80歳のスピルバーグ監督に脱帽です。
共感とコメント有難うございます。
宇宙人を侵略者と決めつけない思考がE・Tや今作のベースにあるのでしょうね。結果、人類同士が争うことがバカげた行為であることを間接的に訴えているように感じました。
コメントありがとうございます!あの人もこの人も宇宙人。と。1日も早くキャーキャー言いたいもんです。有名人じゃなくて、親近者が言い出したらとりあえず家に引き篭もります(笑
共感ありがとうございました。情報開示されたら人々の信仰が揺らぐ、といった議論はキリスト教圏だと深刻なのかもしれませんが「そうか?」と思ってしまいました。最後のアレは、いっそ本当にE.T.だったら感動したのにと思いました。
おはようございます、こちらこそ共感ありがとうございました。
>彼等に共感するスポークスマンであり、根っからの善人だもの。
彼らとはインヴィジット17さん達の事ですかw?この作品は地球外生命体を周知させるための壮大なプロパガンダだったのか…。
もし収入が良かったのであれば、次はジョーズみたいなこじんまりした作品を期待しますね。
今回のような作品をまた作るなら、今度は脚本を変えてほしいかな。テーマはまぁ良いのですが、物語の見せ方が苦手でした。
へー、スピルバーグ、最後の最後まで映像屋なんですね。この作品は半分遺書代わりというか、伏線なのかもしれません😅。そっちのディスクロージャー、まだまだ先であってほしいです!
手に汗握る追跡劇はさすがだと思ったのですが、
開示される情報や宇宙人の造形が今一と感じました。
宗教は詳しくないので、僕は人の話を聞いてなるほどと
思うことしかできません。
コメントありがとうございます。
やっぱり情報開示の方法ですよね。ちょっと安直に感じてしまいました。人の心が読めるんだから、もっと方法はあるような気がしました。
世界の危機が迫っているので時間がなかったのかな?
イイねコメントありがとうございます😊おっしゃるとおり 深い 深すぎる。
宗教観とか倫理観なんてちっぽけ 超越してますよ。
土偶も当然 宇宙人です。
でも 凡人の私的には まあテキトーに作っておけば大丈夫 って メッセージ
に見えてしまいました。 貴殿のレビュー拝見して認識改めました。
UFOも 宇宙人も 存在します。
例え 太陽系に一番近い惑星が 光の速さで何光年というリアル はどうでも良くなってきました。
お導きありがとうございます😊
もう明日『雑誌 ムー』買いに行きます。
私も小学生のときのある夕刻にオレンジ色に光るUFO🛸を見て以来、信じちゃっています。矢追純一さんのテレビ番組が大好きで毎回ワクワクしながら見ていたのを思い出しました!
ノーキッキングさん、共感&コメント感謝であります。
あとがきに書いてた遮光器土偶の件ですが、マ王は子供の頃に写真で見てから今でも宇宙人と信じて疑わないバカです(笑)
本作は賛否両論出そうな雰囲気プンプンの内容に今からマ王は楽しみでなりません(嬉)
こんにちは。
有名な「連行される宇宙人」は、両手をそれぞれ、山高帽にトレンチコートの男二人に掴まれて上を向いてるCー3POみたいな小柄で痩せ型でしたが、スピルバーグ監督は「未知との遭遇」以降、一貫して脳と目玉が異様に発達した姿にこだわってますよね。
共感、コメントありがとうございます。
私はSFではない前半の追っかけっこに
E.T.やレイダースを感じて気にいったんですよね。
エイリアンは確かにいただけないですね。
スピルバーグ版モキュメンタリーになっちゃった。
コメントありがとうございます。
国家ぐるみで隠蔽工作というとエネミー・オブ・アメリカを思い浮かべました。
今は国もお金が無いので民間の皮を被ってどこかで繋がってるかも知れません🤔
共感ありがとうございます。
無宗教の自分には、神で片付けるのには抵抗ありますね。遺伝子図面を書きビッグバンを企画した創造主的な存在、偉いな〜とは思いますが神とは言いたくないですね。
最後近くの停電はちょっとしつこいと思いました。





















