口に関するアンケートのレビュー・感想・評価
全84件中、1~20件目を表示
辻褄が合わない映画
杏はいた。確かにいたはずなのだ。それがいつの間にか、彼女のいた場所には美玲が座っている。彼氏を乗り換えたのも、肝試しの輪の中心にいたのも、記憶をたどると美玲になっている。杏を探すポスターに刷られていたのは顔ではなく、一本の大木だった。そこが一番気味が悪かった。
人が別の人に書き換えられ、書き換えられたことが思い出せない。呪いの木は命を奪うのではなく、世界の辻褄の方を静かに作り替えているのではないか。誰かが口にした呪いが、呪った者と呪われた者を順に木へ吊るしていく——その因果を追っているつもりで、いつの間にか登場人物の顔ぶれそのものがすり替わっている。
整合を求めるほど、深みにはまる。私はいま、こうして感想を辻褄の合う形に畳もうとして、畳みきれずにいる。吊られていたのは何人だったか。証言を残していたのは誰と誰だったか。追えば追うほど、勘定はどこかで一つずれる。だがそのずれは、私の見落としではないのかもしれない。合わないこと自体が、この映画の呪いなのではないか。
怖いのは、無責任な人間の「負の感情」。
ホラー映画としての仕掛けが色々あって、楽しめる作品でした。しかし、怖さの正体が最後までよく分からないので、もやもやは残ります。
怖さは段々慣れていくので、飽きさせないためには意外性が必要です。その点で、驚く仕掛けがいくつもありました。墓地にある呪いの木を見に行った大学生5人が順に証言を語ります。顔のドアップで、どんどん感情的になっていきます。警察の取り調べにしては変だし、これは何なのかという疑問が続きます。最後に全員が木で首つりしている場面になり、この証言の真実が分かります。翔太、竜也、美玲、杏のグループ4人が肝試しに行った後に、杏が行方不明になっているということで話が始まります。ところが終盤になって、杏などはいない、途中から翔太、竜也、美玲の3人の記憶に入り込んだことが分かります。どちらも想定外の事態であり、恐怖を募らせる効果は抜群でした。
しかしながら、この想定外の事態に驚きはするが、そうだったのかという納得感はあまりない。自殺するほど追い込まれるからには、恐怖や絶望から逃れたい、あるいは何かにとりつかれて自分の意志に反して命を絶つという強い原因があるはずである。しかしそれほど強い何かは見当たらない。また、杏はいなかったと分かった時に、恐怖感は感じるが、杏は何者なのかという疑問は残ったままである。最初に首つり自殺した女性であると思い浮かぶが、それだけではない。おそらく木に集まった「負の感情」が死んだ女性の形をとって現れたと見るのがいいかもしれない。セミは長いこと地中で幼虫として暮らし、外に出て成虫になると交尾をしてすぐに死にます。大量のセミの描写で、切羽詰まったセミの生命力みたいなものが木と合体して女の幽霊にとりついたと表現しているのかもしれません。何か見落としているのかもしれませんが、「そうだったのか」という腑に落ちた満足感がなかったのは残念です。
「呪いの木」は、最初はご神木として、癒しやご利益が得られるパワースポットであったと描かれる。それが、女性の自殺をきっかけに人々が悪い感情を持ち寄って「心霊スポット」になってしまった。本来感情などとは無縁の自然物に、人間が欲望と結びついた感情を持ち寄って霊的なパワーみたいなものが生まれてしまったようだ。発した言葉が「言霊(ことだま)」となって力を持つことをテーマにしていると思った。
単純なストーリー展開の中に、色々なたくらみが織り込まれてあって、ホラー映画としてはよくできていると思う。ただ、納得感は薄いので映画全体としてのインパクトは少し弱かった。
見る度にガッカリする最近のJホラーですが
今作も途中でウトウトしてしまいましたが😅💦、コンビニでの元カノ求愛LINEの辺りから俄然目が覚めました!
単なる仲良しの若者グループかと思ってたましたが、腹の中ではお互いにドロドロやん!
そう来たかとニヤニヤが止まりませんでした。
ラストはホラーチックにファンタジーに落とし込まれてましたが、あのままドロドロな関係性で突っ走っても良かったかなぁ~と思いました。
そして、タイトルが伏線やったってオチ、良かったと思いました。
まだまだ文句言いながらホラーを観たいと思います(笑)
たしかに分からない?
原作は知りません
「だぁれかさんとアソぼ?」からの流れで観ました
ラストが少し強引かなぁと
すべてが呪いというのもありなんでしょうが
個人的に理不尽に人が消えることはホラーとはいえダメなので、まぁ堀田さんの退場はかまわないし草壁警部がその内消えるのも当然なんですが、他の人はどうなのって感じはあります
「のぼる小寺さん」以来久しぶりに観る吉川愛さんを楽しみにしていたのですが、あれじゃ誰なのか分からない(笑)
あまり怖くはなかったです
一番怖かったのは夜の喫茶店?の女性店員さん
(余談-セミの羽化)
実は見たことある人はそんなには多くないはず
抜け殻はよく見ますが
このお話の中にあるように「失敗して亡くなった」状態は見ることあります
偶然ですが3日前にも、やはりアリさん🐜😢🙏
黄緑色のまま
怖くはないが、ラストですべてがつながる
原作は未読。「近畿地方のある場所について」の作者による短編小説が原作ということだけ知っていたが、娘が観たいと言うので鑑賞した。
物語は、男女4人のグループが肝試しで「呪われた木」がある心霊スポットを訪れるところから始まる。しかし、その木の正体は単なる心霊現象ではなく、人間が口にした呪いや悪意を現実化してしまう存在だった。
「ひどい目に遭えばいいのに」と口にした相手が怪異に襲われたり、「いなくなればいいのに」という一言が現実を書き換えてしまったりと、言葉そのものが凶器になっていく展開は秀逸。
序盤から散りばめられる謎もよく練られている。特に刑事が聴いていた音声データは、取調室で録音されたものだと思い込んでいたが、終盤になって実は現場で彼ら自身が残した録音だったことが判明する。この事実によって、彼らが録音を残した理由は真相を伝えるためではなく、「次の犠牲者」に呪いを引き継がせるためだったのではないかと考えさせられた。
劇中で繰り返し描かれる首吊りの描写にも意味があった。なぜ首吊りなのか疑問だったが、セミは地中から出ると木にしがみつき、ぶら下がるような姿勢で羽化し、その抜け殻も木に残り続ける。呪いの木は、この「木にぶら下がる」という自然現象を、人間にとって最も不吉な死に方の一つである首吊りとして具現化していたのだろう。このモチーフの結び付け方には感心した。
さらに興味深いのは、本作の怪異が単に人を呪い殺す存在ではなく、「言葉によって因果そのものを書き換える」存在として描かれている点だ。杏が怪異へと変質したことで時間の流れすらねじ曲げられ、「未来で翔太が呪いを発動した結果、過去に怪異となった杏が現れ、それを知った翔太が再び呪いの木へ向かう」という終わりのない因果のループが成立している。このタイムパラドックス的な構造は、観終わってから考えるほどゾッとする。
そして何より恐ろしいのは、登場人物たちが決して無垢な被害者ではないことだ。全員が嘘や嫉妬、自己中心的な感情、悪意を口にし、その言葉がそのまま自分たちへ返ってくる。「口は禍の元」というテーマをここまで徹底して描き切った点は、本作最大の見どころだと思う。
最後まで観ると、あの不気味なアンケートの質問に対して、観客である自分も無意識に答えを考えたり、内容を認識してしまっていることに気付く。その瞬間、スクリーンの向こうで起きていた呪いは登場人物だけのものではなく、観客自身も怪異の「認知の網」に取り込まれていたことを示唆している。
「登場人物たちの自業自得を安全圏から眺めていた」と思っていたはずが、最後には「本当に最後にハメられたのは観客だった」と視点が反転する。この後味の悪さと巧妙な構成こそ、本作が単なるホラーでは終わらない理由だと感じた。
原作から良い意味でアレンジが入っている
原作がシンプルな短編なので、それだけでは2時間持たなかったのだと思われますが原作で疑問に思った点は丁寧に(時々強引に)拾っている良い改変だと思いました。
特に「杏」の設定は大幅に改変されていました。原作の「美玲」のいらない子感を上手く昇華していて面白かったです。
「川瀬」と「堀田」も原作では二人いる必要性を感じませんでしたが、間柄を変えることで二人である意味を出す良改変だと思いました。
(オタクくんと不良が二人で仲良く肝試ししてる絵面に面白さとツッコミどころが発生してしまう改変ではあるので功罪ありますし強引だとは思いますが)
ジャンプスケア的要素は多めです。そういうのが怖いのでここ最近でトップクラスに怖い映画でした。
かなり好き
※私は原作を読んでいません。映画を見ただけの感想です。
ストーリーがおもしろいーー!!!
私自身ストーリーで考察できたり、最後に伏線が大回収されるような物語が好きでこの物語はすごく私好みでした。
音で怖がらせてくれて、それも大好き。
前回の近畿地方のほうがあんまり好みではなくて今回はどうかなーと思いながら見に行きましたが大変大変面白かったです。怖いの好きな方は見た方がいい!
最後映画館を出る時、周りの人達が「今年の夏、せみみれない、、」と呟いていて可愛かったです笑
レストランの店員さんの首が伸びた時、映画館のなかで小さな悲鳴が上がりました。
ミステリー的な面白さ。オチは難解
「口は災いの元」の言葉通り、口から生まれた災いのお話。
ミスリードと伏線のオンパレードで、推理小説的な面白さがありました。
特に、遺言を取り調べ記録と思わせる流れは見事でした。
異常な顔面ドアップも、「口にフォーカスしつつ、不気味な印象を与えるための演出かな?」と勝手に納得していたので、見事に製作陣の手のひらの上でした笑
ただ、顔面ドアップの映像は生理的にキツかったですね...
美男美女なので最後まで耐えられましたが。
この演出がしたくて美男美女を揃えたのか、キャスティングが決まってからこの演出を思いついたのか、どっちなんでしょう?
最初の肝試し、オチが分かってから見ると面白い(アンが明かりを持たずに進んでいくシーンとか)ですが、初見は冗長で退屈でした。
改めて考えると、「次にここに来る人を殺して」と言われて、「じゃあ3人同時に呼べば全員食べれるやん!」というアグレッシブな解釈をする怪異、ちょっと面白い。
図書室の首吊り、カフェの首長店員など、日常が怪異に侵食されるシーンはめっちゃ怖かったです。
今回食われた人の共通点は、木を見たか、噂を聞いたか、過去の被害者(?)の声を聞いたこと。
口から生まれた怪異だから、声を聞く方がウェイトが高いのかな?
首吊り前のアンケート記録は、次の誰かを誘いこむための餌。
アンケートをするタイミングは、食べる準備が完了した最後の段階。
よって、映画の最後にアンケートを受けたあなたも同じ運命を辿る、という事ですかね。
この映画そのものが怪異の呪いであって、木の姿を見せ、呪いの声を聴かせることが作品の目的だったんですご愁傷さま、という、いわゆる自己責任系の作品なのかもしれません。
...という事に2日くらい経って気付きました笑
映画を見ている時は意味が分からず、怖さより困惑を感じていました(声の怪異なのになんで声のインタビューじゃなくて文字のアンケートなんだ!?とか)。
私のような察しが悪い人向けに、もっと分かりやすい情報開示が欲しかったところですが、やり過ぎると恐さが減るし、塩梅が難しかったのですかね
清水監督のこなし仕事の1本?首長ウェイトレスは最高!中村獅童と柄本時生で何とか持っていた映画。 中村獅童のラストのセリフが核心なのに、流されて終わってしまう。
最近連作している清水監督の1作。
原作のアンケートの体裁+いくつかのネタを足したら映画1本分なるからOK、と言いながら、1本1本にはこだわりがなく連発しているように感じる。
(もう「だぁれかさんとアソぼ?」は観なくてもいいかなぁ…という感じ。もう十分付き合ったし。)
原作は未読ですが、本当に原作の良さが生かされているのでしょうか。
そんな中、一番、驚いて怖かったのが「首長ウェイトレス」!!
これは良かった。
大音量やアクションとかではなく、ビジュアルが怖くて本作のベストカットでした。
近くの席の中年男性が声を上げてた。
他に、人探しのビラの写真も良かった。ぞっとした。
俳優陣としては、中村獅童と柄本時生で何とか持っていた映画。
終盤、木の前で思わず「死ね!」と言ってしまう刑事。
ここに本作での、呪いの核心があったと思うが、カルック流されて終わってしまい、生かされていなかったのがとっても残念。
杏のアンケート?木に口で杏!?ギャー←そうでもない
2026年映画館鑑賞55作品目
7月28日(火)イオンシネマ石巻
ハッピーナイト1300円
原作は『近畿地方のある場所について』は背筋
監督は『犬鳴村』『樹海村』『牛首村』『忌怪島 きかいじま』『あのコはだぁれ?』の清水崇
脚本は『サイレント・トーキョー』『ブレイブ 群青戦記』『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』『爆弾』の山浦雅大
ロケ地
栃木県那須塩原市
千本松牧場
小太郎茶屋
千葉県流山市
江戸川大学
静岡県富士河口湖町
ヤマザキYシャップ 精進湖店
富士すばるランド
ハーブ庭園 旅日記 富士河口湖庭園
東京都小金井市
レストランホーマー
東京都葛飾区
常盤仙食堂
東京都板橋区
カラオケトマト高島平店
粗筋
夜中に肝試しのため愛知県都市郊外の墓場・霞ヶ原霊園のそばにある心霊スポット「呪いの木」に向かう大学生4人
車の運転手の翔太に親友の竜也と竜也の恋人の杏に杏の友達の美玲
一人ずつ呪いの木に向かうことになったが3番目の杏が悲鳴をあげる
3人は行ってみると杏は異形の姿になって呪いの木によじ登っていた
3人で木からおろして帰したが杏は行方不明に
その一方で堀田と川瀬も深夜に肝試しのため呪いの木に訪れ首の長い奇怪な女に出会す
川瀬は翔太のバイト先の先輩で翔太は先輩の話を聞きその存在を知り3人を呪いの木に誘ったのであった
あの出来事をきっかけに5人は奇妙で不可解な体験をするようになり苦しめられる
舞台は愛知県なのだが愛知らしさは微塵もない
原作の舞台は愛知なんだろうか
それによせた感じなのだがよせるならしっかりよせないと
「だがや」は誰一人として言わない
大都市部となれば東京に限らず地元民以外も多くなってくるのは必然だからまあ良いか
杏に関する聞き取り調査?
スクリーンに1人ドアップ×5
それぞれが一人ずつ語り出す
倉本聡脚本でとんねるずが出演した『火の用心』を彷彿させる
低視聴率だったらしいから思い出せる人は稀だろうけど
因みにあっちは口のドアップはない
なんかフェチ的ないやらしいDVDみたい
あれが特に上手かったのは森愁斗
墓場での川瀬役西山智樹とのやりとりは全てアドリブだったらしい
嘘だー
本当のようだが嘘だ
嘘のようだが本当だ
森愁斗の熱演だけで星の数がグッと増える
杏は実際に最初からいなかった
翔太の元カノは美玲であり美玲の今の彼氏は竜也だった
杏は木の精霊なのか
ラストの方で明かされるが5人は呪いの木で首を吊り集団自殺をしてしまう
その捜査を草壁は一人でやっている
親しい編集者には小馬鹿にされながら
自殺と断定したら早々に組織捜査打ち切り
大学の職員役にフジテレビのアナウンサー
大学時代は体育会系で演劇なんてやったことがないらしい
そのわりに良かった
なぜかYouTuber数名が映画にチョイ役で出演している
ホラー映画ファンに諭されたことあるがホラーは怖い思いや気持ち悪い思いをすればいいのであって脚本が不可解で理不尽だとしてもそれがかえって良いのだと
このジャンルで脚本を何よりも重要視するのはホラー映画をよく理解できていない頭が硬い人ってことらしい
あるいはそうかもしれない
なぜ3人が3人ともいないはずの杏の存在を感じているのか
よくわからない
わからないからこそ怖いんだろう
プロのカメラマンに心霊写真の謎を次々と暴かれたら怖くないもんな
しまいには興醒めしてしまう
大学生が揃いも揃って中学生のノリで肝試しとか幼稚すぎるというご意見はごもっとも
まあでも今から20年前くらい前に東京に住んでいたがあるが世田谷の職場の寮から自転車で246を通り渋谷の方に向かっていたら駒澤大学の学生たちが大学職員数名にしっかり管理されて最寄りの田園都市線の駅まで集団下校をしている異様な光景を見たことがある
どうやら学生数名が駒沢の近隣住民とトラブルを起こしたらしい
他人の家の塀の上に飲みかけの缶ジュースを置きっぱなしにしたり大声で騒ぎながら住宅地の通りを通るので地元住民の皆さんが大学側に猛抗議したのであった
大学生なのに揃いも揃ってみっともないと感じたものだ
っていうかあの集団が一気に移動したらかえって邪魔
今はどうなっているか知らない
配役
竜也と杏と美玲の3人を連れて自ら車を運転し心霊スポットに出かけた大学生の村井翔太に板垣李光人
翔太の親友かつ杏の彼氏で大学生の伊藤竜也に綱啓永
翔太の元カノかつ竜也の彼氏で大学生の杏に吉川愛
霊感が鋭い大学生の原美玲にMOMONA
半ば強制的に川瀬を連れて呪いの木をを探しに行くガラの悪い青年の堀田颯斗に森愁斗
堀田に巻き込まれる友人かつ翔太のバイト先の先輩で気の弱い眼鏡の川瀬健に西山智樹
草壁刑事と親交が深いオカルト系雑誌「週刊スポット」の編集者の西に柄本時生
単独で音声データの真相を追う刑事の草壁に中村獅童
喫茶店の店員に中井千聖
大学職員の原田に上垣晧太朗
刑事に木ノ本峰浩
美玲の友人にダナヲ
美玲の友人にまゆり
美玲の友人にこと
刑事にたっくー
刑事?にけんご@小説紹介
大学関係者にあとむ
大学生にただの大学生
大学生に今里まゆ奈
大学生に南山莉來
大学生に瀬戸みちる
猫に寧々
ストーリーはいいが怖さはそこそこ
夏休みのせいか、小学生の集団が観ていた。大丈夫か!?と思ったが、内容を見ればまあ大丈夫そう。終わったあと彼らの会話が聞こえたが「セミキモかった!」と叫びあっていた。まあそうだよな。
ストーリーは背筋さん作品だけあって仕掛けが上手い。杏が存在しない、と防犯カメラで気付くシーンがかなりゾッとした。
男女4人組でそこカップルだとしたらこっちの女はどういうポジションやねん、という違和感も巧みに回収される。いや、3人だとしても元彼と彼氏と出かけるって(しかも略奪)どういうつもりだよ、とは思うけど。
恐怖シーンについては小学生もいける強度ではあった。墓地の二組ある肝試しも、一人称で緊張感高まる!みたいなのはあんまりなかったり、公園で杏の霊が出てくるシーンも明るいしはっきり見せすぎだしであんまり怖くなかった。「だぁれかさん」然り、清水監督は怖い顔見せれば怖いと思っている節がある?
超短い話を90分にしてるので尺あまり感、テンポの悪さは否めない。ルックバックみたいに1時間の映画にしても良かったなどと勝手に思う。
首吊りの一人称視点は怖かった。本当に自分が死ぬかのような恐怖。足をばたつかせて足場を探す必死さのような。
最後のアンケートは原作ほど有機的に絡んでる感じはしない。設問か選択肢を変えて、もっと怖くできたような気もする。難しい。
感想メモ
PGついてないんか?子供のグループがいて変なタイミングで笑ったり、首吊りシーンで「小顔やん」とか言っててちょい不快
各自喋っているシーン、取り調べ室かと思わせの、あれ風吹いてる、外?杏がここに呼んだ?とか違和感に気づいて行く感じ良かった
ウェイトレスお姉さんの首が伸びるシーンは完全不意打ちで良かった
図書館のシーンも怖くて良い感じ、水筒そのままでいいの?!
首吊りひとりひとりのアップは怖いけど、引きで見るとちょいしょぼく見えるのは何故!?木がもっとでかい方が怖いと思うんだけどなぁ
墓にパワースポットの木?
口は災いの元だと思いますか?ってまんま過ぎて冷めるわ
好きになる?チェック入れる︎⬜︎を口と読ませてたりする?
鑑賞後、本屋にて原作購入、手のひらサイズでびっくり!
原作だと杏に呪いがかかってその呪い返し?杏が死ぬ前に真実と制裁を求めた結果集団首吊り?
映画だと男の子の呪いが宙ぶらりんになっちゃってるのが気になる、次来たやつを殺せ、なら美玲は告白首吊りじゃない方法で死んでたほうが納得がいくけど、うーんムズイ
タベラレル…♡
口ほどにもない怖さの作品
原作未読。爆暑だからといって清水祟監督作品が連続で公開されるとはビックリですね。まずは1作目です。
ドキュメンタリー風の演出は、リアリティー感じさせましたが、怖さはあまり感じませんでした。
残されたテープの証言を基に、それぞれの視点で出来事を追っていく構成は、途中で混同してしまった鑑賞者の私がいました😭。
刑事役の中村獅童さん、今作はパッとしてなかったと思います。
ラストにはビックリでしたが、ラストに続くアンケートは、??と感じました。
原作を改悪しないでほしい。
背筋さんの作品が好きで、こちらの作品も発売してすぐ購入して読みました。
短いのに面白くてすぐ2周読んで大満足な作品だったんです。
この映画の納得できないポイントは沢山あるのですが、1番納得できないのはやっぱり「杏→首の長い女」ではなく「首の長い女→杏」という原作に無い展開を持って来たことです。
その設定が物語りを面白くするどころか意味の分からない混乱しか招いていないからです。
後ろで見ていた中学生の集団は、終わった後に「結局どういうこと…?」と混乱していました。
二つ目に納得できない点は、オカ研の2人をいじめっこといじめられっこにしたことです。
ホラーのドキドキよりも、いじめというより犯罪に近い暴力描写にイライラしてしまいました。
何よりも私が今作の中で1番好きだった台詞「怪談は好きだけど、本当に見ちゃったらグレーゾーンを楽しめないじゃないですか…」「妙な音を聞いたぐらいで楽しめれば良かった」という、心霊スポット巡りやホラー鑑賞をしたことがある者なら気持ちが分かる名台詞が削られているのもショックでした。
原作は自然な台詞回しなのに、映画は舞台がかった不自然な台詞回しなこと、順番に供述していくことで徐々に明らかになる伏線が面白いのに一斉に供述していくから伏線の回収が中途半端なこと、杏役の女優さんが健康的且つ顔が美人さん過ぎて霊になっても全然怖くないこと、引きで見た首吊りのマネキン感が凄すぎるなど、他にも細かい不満は数え切れないほどあります…。
小説を読んだ時、これ映像で観たいなぁと思ってとても楽しみにしてたので、こんな出来で本当にショックでした。
ジャンプ+で連載中のコミカライズは原作準拠で、私が頭の中で描いていた通りのイメージが表現されていてとても面白かったです。
素直に原作のまま実写化してくれれば、著名なホラー映画に並ぶポテンシャルを持っていただけに、余計なアレンジを加えて全く別な映画に仕上げられたことが本当に残念でたまりません。
納得できないところばかり書いたので、良かった点も…。
主役の男の子といじめられっこの男の子の演技が上手かったです。
杏役の女優さんも、上記に恐くなかったと書きましたが、顔は本当に好みで、これからどんどん活躍される方なんだろうなぁと思いました。
この3人以外の俳優さんたちも、取り立てて変な演技をする方はいませんでした。
だからこそ、原作で描かれていた「コンビニでの喧嘩をバレないように振る舞う杏と彼氏」「あまりにも唐突に霊を見たものだから、普通に声をかけてしまったオカ研」などの演技も見たかったと思いました。
清水監督の映画は色々見てきましたが、好きな原作だからこそ、今回は厳しく⭐︎1にします。
願いと呪いは紙一重?
三連休の最終日ということもあってか、ほぼ満席と言えるほどの大入りでした。若い女性のグループかカップルが殆どという状態で、その中に自分を含めてオヤジがチラホラ。
両隣が女性というのも珍しかったですね。特に女子高生のグループと思われる娘たちは、ゾゾッとする場面になる度に驚いているのが伝わってきて可愛かった。
さて、本編ですが、登場人物たちの独白をメインに展開していきます。 録音されたそれぞれの話を中村獅童さん演じる刑事が聞いているという形でストーリーが進みます。
雑誌社にネタを売るために、信憑性を調査していくんですが・・・
【ネタバレ】
いや〜、面白かったですね。特にラストの意外な展開にオォォ〜って、なっちゃいました。
長い瞬きに陥ったこともあり、若干、解釈が異なるところもあるかもしれませんが、ワクワクしたところを、乱筆していこうと思います。
まず、驚いたのが、独白の場面が捜査上の証言だとばっかり思っていたら、実は遺書のかわりに録音されたもの?
集団自殺者が残したものだった。
呪われた木と呼ばれるものを見に、肝試しに出かけた若者(板垣李光人)の話から始まる。
男女4人で出かけたのだが、その中の女性(吉川愛)が可怪しくなって失踪するというものだった。
そして、引き続き、男二人組が同じ場所を訪れた時の話に繋がる。
呪われた木の根元で首が伸びる可怪しい女(吉川愛?)を見かけたというものだった。
何故、この2人の話が突然?って最初は思ったけど、なるほどそういう繋がりだったかと、ミスリードされてしまった。
実は、この二人組の男の一人から話を聞いて、板垣李光人達は肝試しに出かけていたのだったが、って事は、可怪しい女と失踪した女が同一人物ではない?
話の食い違いから、実際に現地調査をする刑事(中村獅童)だったが、失踪したはずの女性自体が、そもそも存在していなかった事実に行き着く。
呪われた木を前にして、雑誌社の人(柄本時生)から記事にならないと告げられた刑事は「死ねや」と、呟いてしまうラスト。新たな呪いが始まる・・・
結局、肝試しに出かけた3人と男二人組の5人が、呪われた木で首つりによる集団自殺を行ったという話だった。死の直前に録音されたと思われる遺書代わりの独白を聞かされていた。
可怪しい女(吉川愛)は、呪いの象徴?木の前で死に関する言葉(殺す等も含む)を発すると呪いが発動し、吉川愛の存在が記憶に塗り込められる?
「口に関するアンケート」って、タイトルの意味がよく分からない・・・(一応、最後にアンケートがあるけど)
怖いって言うよりゾゾゾッて感じかな。エンドロールもタイアップがついた主題歌じゃなくて良かった。インストゥルメンタルがより怪しさを際立たせます。エンドロールで出てくる名前の口が赤くなってるのも印象的でした。
余談ですが、板垣李光人の独白が途中、藤原竜也に見えたのは自分だけでしょうか?
なんか違う
思ってたんと違う!!!!杏が途中から清水監督特有の実体になってるし、原作では杏→首の長い女だったものを首の長い女→杏になったし。なんか違う。
杏はいなくて実際は美玲、美玲の霊感の設定どこいった????そこ楽しみにしてたのに…
そしてオカ研どこいった!!!なんで堀田と健があんな関係になってるのーーー!!!全然ちゃいますやん。話しかけたのは健なのに堀田になってるし、オリジナル要素が多すぎる本当に。
杏という人間はそもそもいなくて集団幻覚のようなもので木に呼ばれてあの霊園に行った。みたいな…なにこれ。
フジテレビと清水監督こんにちはしすぎね…
最後も原作では翔太が全部悪かったって全てを悟って消えていくけど、映画は杏って誰だ、俺が好きなのは美玲で、でも好きなのは杏で…って
オマージュした映画として評価するなら星4くらいですが、映画化ならば1~2ですね。
話のコンセプトが曖昧…
解釈を視聴者に委ね過ぎて、話のコンセプトがややぼやけてしまった印象を受けました。
「なぜ杏が犠牲になったのか?」という点に焦点を当てて、もう少し深掘りして欲しかったですね。
三角関係のもつれから翔太が竜也を陥れようとした結果、その流れ弾で杏が犠牲になったという設定にはなるほど!と思わされたのですが…
終盤にその真相を明かす展開にしていれば、竜也が木の前に行かなかったことを聞いた時の翔太の取り乱した様子の伏線を綺麗に回収できて、より締まった作品になったと思います。
最後に杏の存在そのものを疑う展開は、正直少し蛇足に感じました。
セミがトラウマになった。
これを見てある程度自分で考えてから考察を調べてみてください。ものすごく面白いです。時系列がトリックになっているところも個人的に好きです。音響がすごくて、セミの鳴き声が何度も何度も鳴り響いていて不気味でした。
上に登るものの末路
視覚、聴覚に恐怖を植え付けてきました。
人の正面顔が大きなスクリーンに打ち出され、悲しみに暮れていたかと思えばスっと表情が抜け落ち、かと思えば無邪気に笑いだし……人間の表情の変化はあんなに怖いものだったんだなと意識させられる演出がよかったです。
首吊りという、下に落ちることで訪れる死と、人を陥れたり弄んだりしながら高みを望みすぎた若者たちの行く末がシンクロしているなと。そして、抜け殻を残して天高くはばたこうとする蝉のよう。
口は災いの元、というより、嘘をつくことへの責任を持てないことが災いの元なのではないのでしょうか。
時系列のトリックと、どんでん返しと、人間の根底にある恐ろしさをいい塩梅にミックスしてくれた映画だったと思います。
アンケートの幾つかの意味を上手く汲み取れなかったので星をマイナス0.5しましたが、(よし!ちょっくらホラー見に行くか!)くらいのテンションで行くとけっこう油断させられる映画かもしれません。私がそうでした……👻
全84件中、1~20件目を表示









