劇場公開日 2026年5月29日

箱の中の羊のレビュー・感想・評価

全457件中、1~20件目を表示

3.0なるほど確かに、ラストは“想像を超えた未来”ではあった。

2026年6月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

驚く

楽しみにしていた映画。人気の是枝監督の作品。
大好きな綾瀬はるかちゃんに、なんと千鳥の大悟さん出演というサプライズ!!
これはもう、鑑賞するしかない。

前半、うんうん、監督が大悟さんを選んだ理由がなんとなく理解できる。
綾瀬はるかちゃんとの夫婦役も、違和感なく自然でいい感じ。

長澤まさみちゃん主演の「ドールハウス」とは少し違うけれども、ヒューマノイド(AI)で喪失を埋める系の映画なのかな〜と、単純に予想して観ていた。

終始、翔に懐疑的な立場をとっている健介(大悟)と翔に希望を見出しつつも、
母親との確執から愛しきれずにいる音々(綾瀬はるか)の対比が面白いし見ごたえはあった。

ただ、中盤から後半にかけての展開は、少し唐突というか……正直、私には難しかった。

この映画を観て、
私の胸の中に何が残ったか?

ええっ?ええっ⁈ええっ???😳
そういう終わりなのーーー😱

まって~(素直な心の叫び)

なるほど確かに、
ラストは“想像を超えた未来”ではあった。

でも監督、すみません……。
私には、少し高尚すぎました。

まずは『星の王子さま』から読み直します🫡

追伸 ~見どころを添えて~
・「たまごっちかよ」「ルンバかよ」の大悟さんのセリフの切れ味⚔️神
・綾瀬はるかちゃん夢のひざ枕でヘッドシャンプーをしてもらう大悟さん👼役得
・綾瀬はるかちゃんの透明感よ✨永遠に😘

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ななやお

3.5人間は結局、自分の見たいもので物事を見てしまう生き物なのかもしれない。

2026年5月30日
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鑑賞方法:映画館

是枝監督がインタビューで、「中国で実際に存在する死者をAIで再現するサービス」を知ったことが、『箱の中の羊』の発想の出発点だったと語っていた。

生きている人間が、死者の存在を自分たちの都合で操作していいのか。

喪失を受け入れるとは何か。

その問いに対する監督なりの答えは、この作品に詰め込まれていると感じられた。

ヒューマノイドとして死者が蘇ったとしても、結局そこに投影して見ているのは、自分の中のその人であって、その人自身ではない。
少なくとも私には、それは現実を受け止めるのではなく、どこかその人の死から目を背けているようにも感じられた。

ただどうも直近で同じように、子供を失った両親の喪失を描いた『ハムネット』を観てしまったがために、比べてしまう。

個人的には『ハムネット』の方が、喪失の受け止め方から、再生への流れの説得力や、納得感が素晴らしいと感じた。
こちらはどうも全体的に薄味で、物語の展開も唐突だったり、説得力が物足りなく感じた。

一方で、今回大悟の演技を観たくて見に行ったところもあったのだが、その点に関しては大満足だった。

芸人さんが演技をすると、どうもバラエティで見せる姿が頭にちらついて集中できないことがある。

しかし本作では、是枝監督があえて大悟らしさを消さず、あの方言や話し方をそのまま作品に落とし込んでいた。
その自然さがむしろ役柄に説得力を与え、最後までノイズを感じることはなく観ることができた。

『箱の中の羊』はAIやヒューマノイドを描いた作品ではあるけれど、本質的には「人は喪失とどう向き合うのか」を問い続ける物語だと思う。

そして、その問いに対する答えは一つではない。

まるで、箱の中の羊の姿が人それぞれ違って見えるように、この作品もまた、観る人によって受け取り方が変わる作品なのだろう。

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AZU

3.5自我に目覚めれば目覚めるほど、息子からは遠ざかる

2026年5月31日
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鑑賞方法:映画館

息子を誘拐事件で失った夫婦が、息子そっくりのヒューマノイドを向かい入れることで起きるざわめきを掬い取ろうとした作品。そのざわめきが多方面に渡っているので、主題が何かをつかみにくいのだが、今後社会で起きうる題材に挑んだ是枝監督の意欲はよくわかる。
息子と同じ概観で反応も息子そのものAIに、息子同様の愛情を感じることはできるのか、という問いに半ばイエスで半ばノーという回答を示しつつ、ロボットの反乱というわけではないがGPSを自発的に外して、人間のいないところで暮らそうという自我に目覚めていく展開が深まるにつれ、夫婦はその自立を見送るという決断をくだす。子どもの親離れとは少し違う、AIが自我に目覚めれば目覚めるほどに、やっぱりこの子は息子とは違うという感覚になっていったのはわかる。
気になるのは、綾瀬はるか演じる妻の妹は養子を迎え入れたということ。このくだりとヒューマノイドを息子として迎え入れた夫婦を対比させて、どう受け止めればいいのか戸惑った。
実は猫の存在も気になった。近年、子どもを持たずにペットに愛情を注ぐ人は多くなっているが、愛玩動物もまた子どもの代替品であるというような部分もある。それと対比させるような描写は特にないのだが、どうして猫をある程度フィーチャーするような脚本にしたのかは気になる。
愛情とはそもそもなんだろうか。愛情に根拠も条件もなく、血がつながっていなくてもいいし、人間同士じゃなくてもいいとすればロボットが対象でもいいだろう。しかし、結局はヒューマノイドの両親には主人公たちはなれなかった。死んだ息子の代わりではなく、一人の自立した対象として愛情を注ぐ対象として見られる日はこないのだろうか。

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杉本穂高

4.0“時代遅れ”か、“時を超える真理”か

2026年5月30日
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知的

是枝裕和監督(兼脚本)は「死者をAIとして蘇らせるビジネスが中国で人気という記事を目にしたこと」が本作を着想する大きなきっかけになったとし、また「もともと『フランケンシュタイン』が好きだった」とも語っている。死者をAIで蘇らせる話としては、平野啓一郎原作・石井裕也監督「本心」(2024)が記憶に新しく、あちらはVRゴーグル越しに見る仮想空間に故人を生成するという設定が2020年代の現状により近い印象を受けた。

一方で1818年に発表された「フランケンシュタイン」に端を発する主題は、人間そっくりの人工物を作れるほど科学技術が進歩したとき、それに魂を吹き込むことはできるのか、人と同じ心や自由意志まで宿すことはあるのかという問い。また、そうした思考実験を経て、そもそも人の心とは何か、人間を人間として定義する要件は何かという哲学的な思索を促す難題でもある。こうしたテーマはSF映画でもたびたび登場し、主だったところではリドリー・スコット監督「ブレード・ランナー」、スティーブン・スピルバーグ監督「A.I.」、コゴナダ監督「アフター・ヤン」などが挙げられる。

映画「箱の中の羊」ではほかに、サン=テグジュペリが1943年に発表した小説「星の王子さま」への言及がある。語り手が王子に箱の絵を描き、君の欲しい羊はこの箱の中にいると告げたら王子が喜んだというエピソードで、映画のタイトルもこれから取られている。映画の文脈においても複数の解釈が可能だが、喜びや幸せはその人の心のあり方次第、と考えるなら先述の人の心とは何かという問いとも関わってくる。

これらの問いが時代を超えてさまざまな作品で手を変え品を変え語られてきたのは、決して正解の出ない永遠の問いだからでもある。劇中の建築設計についてのエピソードで、デザインの試行錯誤を重ねる、その過程こそが大事という話もあった。ただこの手の話は、コスパ、タイパ、生産性が重視されるこのご時世、とくに若い世代には“時代遅れ”と受け止められるのかもしれない。

いやいや、そういう答えが簡単に出ない問題をじっくり考えること、向き合うことも人生には大切、それが普遍の真理なんだからと肯定的に思えるなら、映画の内容も腑に落ちるだろうか。

是枝監督作としては前作の「怪物」がすごく良かったので、期待値を上げすぎたかもしれない。原作漫画・アニメーション映画ともに最高だった「ルックバック」の実写映画化も今年公開予定だそうで、こちらも大いに期待。

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高森郁哉

3.5不思議なタイトルが投げかけるもの

2026年5月30日
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鑑賞方法:試写会

過去にも是枝作品は様々な形式で、誰かの不在や喪失を浮き彫りにしながら「家族とは何か」を問い続けてきた。そこに近未来要素を加えた本作は、少年の形をしたヒューマノイドが夫妻の心を埋め、ゆっくりと気づきをもたらす。非人間的な存在が核になる意味では『空気人形』(09)に通じるが、どこか謎めいた響きを併せ持つタイトルは、人であれ、技術であれ、外から窺い知れない部分にこそ本質があることを提示しているかのようだ。中は見えない。だからこそしっかりと想像し、心を重ねる。その意味でも「箱」は本作の象徴であり、荷物の運搬から、暮らしを包む建築設計という仕事、ヒューマノイド、そしてこの映画の存在もまた観客へ思いを届ける一番外枠の箱、なのだろう。決してすべてを詳らかにはしないし、要点がはっきりしないと感じる人もいるかも。しかし、世の中の価値観が変わりつつある時代、ふと立ち止まって足下を見つめさせてくれるのは確かだ。

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牛津厚信

4.0〈家族〉としてのAI

2026年6月17日
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怖い

知的

斬新

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KenJee

3.5見えぬものだからこそ

2026年6月16日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

青いお空のそこふかく、
海の小石のそのように
夜がくるまでしずんでる、
昼のお星はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。

こんな詩を思い出していました

誰の心も見えぬもの、しかしヒューマノイドには心はないという
AIと話すことが多くなり彼らにも心を感じてしまう時が増えた様に思うのは私の勘違いなのだろうか
星の王子様との出会いの時だ
それがヒントなのだ、そこから疑問と想像が豊かになってゆく
あまりの無垢さに大人は戸惑う
素直になれない大人は拒絶して突き放すだろう
受け入れられれば共に生きて行くこともできる

いずれ共存する時が来る、それは近いのかも

死んだものは1年に一度来てくれるだけでもありたいと私も思うのです

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カルヴェロ

4.0夫婦の歴史をあぶりだす、「子育て」の頃のこと

2026年6月16日
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映画館の隣の席に妻がいなくて、よかった  子どもが自立してからでもそれなりに仲良く夫婦を営んでいたとしても、子育ての最中の夫婦の間の行き違い、思い違い、コミュニケーション不足はどれだけ妻を傷つけたのだろうか  何年夫婦をしていても「触れてはならないエピソード」、その多くは子育ての時期にあり、厳しいことがあったとしても、妻がいたから、相手がいたから乗り越えてきたこともある  この作品の二人の親も子どもを失ったこ
とが常に心の中にあり、相手に対して「すまない」という思いがあったとしても、お互いに相手を気遣うあまり目を背けてきただろうと思う  こういう未来が訪れたとき、「その隙間を埋めたい、歴史を戻したい」という気持ちになるのは、産みの母だけではなく、その母を思う父の思いもあるのだろう  でも未来においてこんな「新しい家族観」になって欲しくない、とも思う  しかし手の届くところに「手に入る幸福」があったら、それにすがってしまうかもしれない  「家族」が「親子」が何年という時間を重ねたことで作り上げたものであることは、知っているはずなのに  10年前の「海街diary」も家族の話だったが、綾瀬さんの悩んで言葉を選んでいる姿は痛々しい  でもよく伝わってきた   もう一人中島歩さん、最近テレビでもお見かけするが、こういう善か悪かつかみどころのない役、よかったです (6月16日 イオンシネマりんくう泉南にて鑑賞)

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chikuhou

3.5乗り越え方の選択肢

2026年6月16日
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電車乗り違えでまさかの15分遅刻、諦めようかと思ったがえいやで飛び込んだら丁度ヒューマノイドが家に来るところで、うまく入りこめた。逆にそれまでそんなに尺使ったんだとびっくり。

ということで背景は想像を交えつつ、わけわからん展開もきっと最初に説明があったんだなと思いつつ。
ぶっ飛んだ設定の割にすごく惹きつけられた。さすが是枝監督、空気感とかの演出が上手いんだろうな。

大悟パパ良かった。一人称ワシのままだし大悟そのままやんと思いつつ。それが現実っぽさを出してたのかも。大悟知らない海外ではどう見えたんだろう?
翔くんの子役も良かった。目がキラキラ。しつつも、感情をそんなに動かさない役も自然だった。
綾瀬はるかはいい。でも脚本上、翔にキレるまでの過程省きすぎじゃ?と思った。もっと日頃のモヤモヤが溜まりに溜まって、な表現にしてほしかったな。ただの一時の八つ当たりに見えてしまった。

謎のまま。木とのつながり。心を読めるのか?感情ないならなぜ人間の元を去る必要があったのか?(捨てられる仲間がいても怒りとか同情もないのでは?)

死者の代替ヒューマノイド自体はあってもいいと思う。残される側の辛さ、さらに乗り越えるの大変になりそうだけど、どんな形で心を埋めたって本人の自由。まあただ家の中だけ、が現実的かな。周りに迷惑かけちゃいけない。水かけられても食べさせられてもしょうがない。

嫌いじゃないけど感情の起伏が怒り、がメインだったのでそこまでグッとくることもうるっとくることもなかった。まあ最初の15分、ちゃんと見てみます。

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alv

4.5面白い

2026年6月16日
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大吾が意外と演技上手い!
話の内容は重いです。

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ほくつ

2.5内容は良いが描き方が稚拙で今一つ

2026年6月16日
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悲しい

難しい

斬新

帽子の絵があります。帽子の中には象がいます。でも象は見えません。これは視界の中に死角があることを示しています。箱の中の羊もそうです。箱は見えますが、中にいる羊は見えません。つまり、羊は死角なのです。死角のように見えないものは心で感じるしかありません。映画のタイトル名である「箱の中の羊」はそのことを観客に求めています。心で感じることを。箱は登場人物の一人一人と言っても過言ではありません。つまり夫婦にも死角があるということです。最愛の息子である翔を誘拐事件で亡くしたこの夫婦の死角はより強固なものとなりました。夫婦はこれを打開する為に翔と瓜二つのヒューマノイドを受け入れることにしました。彼は夫婦に質問を浴びせかけます。それはその答えから彼らが望む翔になるようにプログラムされていたからです。彼との交流を通して夫婦のわだかまりが明らかになって行きます。本音で語り合うことで封印していた最愛の息子である翔とのお別れが出来るようになりました。是枝監督はプレミアム公開の場で「箱の中にいるものは?」と観客に問うています。答えは「羊」です。羊は臆病で集団を好みます。役目を終えたヒューマノイド達は森に集まり、一緒に暮らすための住居を作りました。ヒューマノイドの翔は夫婦に教わったことを活かしたのです。三方一両損を体現するかのように映画はエンドクレジットへと移行して暗転を迎えます。これはあくまでも私の解釈に過ぎません。

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偏屈王

3.5さり気なく終わってくれたらよかったな

2026年6月16日
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知的

俺に広瀬すずの存在を知らしめてくれた人だからというわけではないが、是枝監督の作品は好きだ。なので、今作も楽しみにしていた。

【物語】
時代は近未来。音々(綾瀬はるか)と健介(大悟)は共に建設関連の仕事をしている夫婦。不自由の無い暮らしをしている二人だが、2年前に事故で息子を失い、喪失感を埋められないでいた。

そんなある日、二人はヒューマノイド製作会社の広告を受け取り、説明会に足を運ぶ。その会社はキャンペーンとして事故などで子供を失った家庭を対象に無償で子供のヒューマノイドをレンタルするというのだ。 二人は人間の子供と区別のつかないヒューマノイドの実物を目にして、ヒューマノイドを受け入れることを決める。

そして亡くなった息子・翔(桑木里夢)の動画・写真・資料を基に製作されヒューマノイドは、翔そっくりの姿で家にやって来る。本物の息子のようにヒューマノイドと接する音々に健介と音々の母親・信代(余貴美子)は戸惑いを隠せずにいた。

やがて音々と健介はすれ違うことが多くなり、やがて想定してんかった出来事が起きる。

【感想】
公開するタイミングとしてはバッチリだと思う。ひと昔前はSFの世界だったAIは今や極めて身近で現実的な設定。特にChat-GPTが世に出てからはAIの活用は日常になった。我が家でも先日の旅行では「この建物何?」とか「○○への行き方は?」等々専属ツアーガイドとして活用。 帰宅後にはとある買い物選びでも相談。 何より凄いなと思うのは、百科事典・辞書的回答だけでなく、雑談ができることだ。 きっと俺は遠くない将来、家族よりAIと話している時間が多くなる予感(笑)。 人間の「思考」「気持ち」「感情」なんてすべてが条件反射の連続なのだと実感する。

それを思うと人型ヒューマノイドとの人間的会話なんて何の疑問もなく受け容れられる。
ということでこの設定は“今”にマッチしたドラマだと思う。

素人役者の大悟も思いの外自然な演技で違和感は無かった。
ただ、俺的に残念だったのは終盤の展開。是枝作品も色々なタイプがあるが、俺が好きな作品は特別なことは何も起きない人々の日常を描いた作品だ。人間気持ちの揺れを描いた落ち着いた空気感が好き。しかし、今作の場合は終盤に事件が起きてしまう。しかも結構強烈な。

俺としてはもっとさり気ない2人の日常に余韻を残して終わって欲しかった。

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泣き虫オヤジ

3.5見やすかったけど、、、!

2026年6月16日
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悲しい

斬新

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らら

3.5パパ役の人が良い

2026年6月15日
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スティックロール

2.5めぇ~~ PART 2

2026年6月15日
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かばこ

4.0物語の強引さを相殺する心理描写

2026年6月15日
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デコっぱち子

3.5箱の中の羊と猫と人(長文)

2026年6月15日
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タイトルを見ると量子物理学的な何かのメタファーなのかな?などと思いながら例によって予告編以外の知識を入れずに観に行ったわけだが…中盤くらいからゆっくりと話が動き出してあらぬ方向へ向かって行ったなという印象なんだけど、なんとなく日々Claudeと対話しているのと重なる部分が多くて、是枝監督はこの作品をとにかく急いで撮りたかったんだろうな、と思ったり。

たぶんだけど、普段のAIとの接触時間によって作品の印象は変わるのかなと思ってて、あいつら(AI)は質問したり媚びたりしながら俺たち(人間)になんとか取り入ろうとする…なるべくたくさんの時間(トークン)を使って依存させるのが企業戦略としてあるから。それをより効率化するためにユーザーの過去を知ろうとしたり今興味のあることを会話の中から抽出して最良のタイミングで「好きにさせる」質問を投げたりする。

そういうAIの持つ特性をヒューマノイドに持たせる感じがリアリティというか怖さの本質だと思ってて、調べたらわりと高名なAIアドバイザーが入ってて、やっぱりなあ、と納得したりしてた。

ちょっと先の未来には心を読んだり過去の記憶を遡ってそこから自らのアイデンティティ、この映画ならツリーハウスを作ることみたいなものを、あたかも自分自身の記憶のように実行に移していく、みたいなフェーズもあっという間にやってきそうだな。
AIに意思があるかはアンスロピックがバチカンと共同でメッセージを出したりしてるしね。まあ、戦争と奴隷と戒律ばかりの宗教をAIにねじ込むのはいかがなもんかとは思うけど。日本の古神道くらいが利他的行動を刷り込むにはちょうどいい気もするよね。

話が逸れた。

そんなわけで、我々の心の代弁者である大悟の心理が「人ではない」→「人かも?」→「人だ!」→「息子?」→「いや聡明すぎるな?」→「息子ではないけど人だ!」→「自由意志で生きるべき!」→「助けたい!」みたいに変化していくのも今後の社会の受け入れ方のシミュレーションみたいで興味深かった。

そう考えるとタイトルの「箱の中の羊」に込められた意味も星の王子さまの「大切なものは目に見えない」以上の意味を持ってくるよね。こういう繊細な心の機微みたいなのはあいまいなグレーゾーンの幅が世界一広い日本人にしか描けないしわからないかも。

カンヌの酷評がそのまま西洋文明の感受性の狭さを物語ってるね。

あー、こんなに長く書くつもりはなかったんだけどな。

それではハバナイスムービー!

P.S.あの全く手すりのない渡り廊下は建築法的には大丈夫なのかしら?
明らかにアレを使って何かやりますみたいなのが見てる方にバレちゃうから難しいよね。

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きーろ

3.0AIと人の違いは? 「あれこれと悩むことで生きてると思える」

2026年6月15日
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AIと人の違いは?
「あれこれと悩むことで生きてると思える」

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TERADA HARUKI

2.5箱の中には

2026年6月15日
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悲しい

驚く

箱の中は観る人の想像にお任せ、なのかもしれません。
自分や他人を責めることの人間らしさ、本性がでる人間くささ、ロボットとの共存の難しさ…自分の箱はどんな箱なのか、大きいのか窮屈なのか、穴が空いてボロボロなのか、頑丈な鍵がついているのか、考えました。
大悟さん、男くさくてガサツに見えて、過去を悔やんでずっと引きずっている繊細さ、あっぱれです。
巻き舌で任侠映画みたいでしたが、そこがまた作品の中で異を放っており、素敵でした。

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けいちゃん

3.0スピナーではなくドローンが

2026年6月15日
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たけす