新解釈・幕末伝

劇場公開日:2025年12月19日

解説・あらすじ

「新解釈・三國志」で中国の「三國志」を独自のユーモアを交えた解釈で描いた福田雄一監督が、これまでもさまざまな映画やドラマ、小説などで描かれた激動の時代・幕末を新たな切り口で描く歴史エンタテインメント。福田監督作品でおなじみのムロツヨシと佐藤二朗が主演を務めた。

1800年代中期、260年続いた江戸時代は終わりを迎えようとしていた。日本の未来を変えるべく立ち上がったのは、のちに「幕末のヒーロー」と呼ばれる坂本龍馬と西郷隆盛だった。大きな時代の波とともに、数々の革命的な出来事が繰り返され、やがて明治という新たな時代が幕を開ける。その裏には、誰もが想像できなかった戦いと友情の物語があった。

革命の志士・坂本龍馬役をムロツヨシ、幕末の英雄・西郷隆盛役を佐藤二朗が演じる。さらに山田孝之、広瀬アリス、渡部篤郎、岩田剛典、矢本悠馬、松山ケンイチ、染谷将太ら豪華キャストが集結し、「幕末」の新解釈を講義する歴史学者役で市村正親が出演する。

2025年製作/118分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2025年12月19日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
福田雄一
脚本
福田雄一
プロデューサー
北島直明
松橋真三
鈴木大造
製作
桑原勇蔵
市川南
柿本幸一
植田泰生
高橋紀行
弓矢政法
松橋真三
芦田拓真
製作統括
江成真二
エグゼクティブプロデューサー
飯沼伸之
撮影監督
工藤哲也
撮影
各務真司
照明
藤田貴路
録音
柿澤潔
美術
髙橋努
装飾
谷田祥紀
衣装デザイン
澤田石和寛
キャラクターデザイン監修
澤田石和寛
ワードローブスーパーバイザー
加藤友美
衣装制作指揮
鎌田美保
衣装相談役
大塚満
ヘアデザイン
中野愛
馬場拓也
床山
荒井孝治
関根佑典
ウィッグ制作
SAKIE
メイキャップディレクター
船引美智子
アクション監督
田渕景也
編集
臼杵恵理
音楽
瀬川英史
主題歌
福山雅治
ミュージックエディター
佐藤啓
スーパーパイジングサウンドエディター
伊東晃
サウンドエフェクツエディター
荒川望
VFXスーパーバイザー
道木伸隆
カラリスト
高山春彦
スクリプター
廣瀬順子
監督補
井手上拓哉
俳優担当
杉山麻衣
制作担当
堤健太
ラインプロデューサー
野口聖太朗
宣伝プロデューサー
林原祥一
板垣茜
全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

3.0 福田雄一監督がバラエティの根底に潜ませた、見事な「組織イノベーション論」

2026年8月31日
iPhoneアプリから投稿

笑える

楽しい

知的

福田雄一監督の作品といえば、見る前から「期待を裏切らない定番の笑い」と「福田組の安定した空気感」が約束されており、誰もが肩の力を抜いて安心して楽しめるのが大きな魅力だ。しかし本作は、単なる悪ふざけのパロディ映画にとどまらない、極めて高度な学術的本質を内包した傑作であった。象徴的なのが、坂本龍馬のキャラクター造形だ。劇中の龍馬は、まるでバブル期の広告代理店にいるような「まぁまぁまぁ」と間を取り持つチャラ男として描かれる。一見、歴史の偉人をおちょくっているようにも思えるが、実はそうではない。これはネットワーク理論における「ハブ」の定義、そして「弱い紐帯(ちゅうたい)の強み」そのものなのだ。ガチガチの思想を持った堅物同士では決裂してしまう交渉も、ノリが軽く敵を作らない「チャラ男」だからこそ、異なるコミュニティの懐に入り込み、巨大なネットワークを結びつける結節点(ハブ)となり得たのである。かつて内山教授は「イノベーションはチャラ男とごますりおやじのタッグで成就する」と語った。本作における西郷隆盛や桂小五郎は、まさに藩内における最高峰の「ごますりおやじ」、すなわち高度な組織の調整役として機能している。どれほど優秀な調整役であっても、自組織のルールに縛られている彼らは、敵対する他藩へ自ら境界線を越えていくリスクは冒せない。そこに、組織のしがらみを無視して「一回会って話そうよ!」と軽々しく飛び込んでくるチャラ男龍馬が現れた。チャラ男(龍馬)が持ってきた突拍子もないアイデアを、ごますりおやじ(西郷・桂)がそれぞれの組織に持ち帰り、泥臭く政治的な利害調整を重ねて決済を通す。これこそが、明治維新という近代日本最大のイノベーションが成功したメカニズムそのものである。福田監督がこれを意識的に行ったのか、あるいは天才的な直感によるものかはわからない。しかし、一見おふざけに見えるバラエティの根底に、組織論やネットワーク理論の見事な構造を潜ませている。これだから福田作品は最高であり、大人が見るに値する深みを持っているのだ。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
レフトアローン

2.5 イメージ通りの坂本龍馬

2026年8月29日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

興奮

知的

こういう時代の生き方は、自由な発想とこだわりのない生き方・考え方、昨日の自分をどう否定して納得させるかを怒涛の勢いで繰り返していくしかないだろう。
登場人物の意思を時々にきちんと描くのは無理だし、そんな作品を見るたびにに幕末って何?誰が主役で悪役な、という描き方が難しい。その混沌の時代をちゃらく生きる人物の描き方は抽象化されたわかりやすい描き方だと賛同したい。
いまやバイプレイヤーから主役を張る役者としての2人が誇らしい。
主演女優賞をアリスちゃんにあげたいです。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
REDMOON

2.5 ふざけすぎ

2026年8月24日
PCから投稿

ここまで突き抜けたら、これはこれでありなんだと思うけど(笑)。
ちょっとふざけすぎなんじゃないですか?
しかし、豪華キャストですね。もったいない気が。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
tochi06

1.5 ?????

2026年8月23日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! (2件)
りか