劇場公開日 2025年9月19日

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ザ・ザ・コルダのフェニキア計画のレビュー・感想・評価

全191件中、1~20件目を表示

4.0滑稽な利権争いを風刺する寓話に、2020年代の世界が寄せてくる“笑えなさ”

2026年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

ウェス・アンダーソン監督作品にしては珍しくグローバルに展開するストーリーで、1950年代に時代が設定されているのだけれど、中東の雰囲気を持つ架空の国フェニキアの利権に列強の思惑がからむあたりは、歴史的にもう少し古い「アラビアのロレンス」で描かれた頃を思わせもする。

スタジオ内に細部まで作り込んでジオラマのように構築した世界を、遠近法を強調したシンメトリックな構図でフレームに収めるこだわり。あるいは、愛すべき変人たち、わくわくさせる冒険といったウェス映画らしい要素は健在だが、現実の世界を思うと単純には笑えないもどかしさも覚える。

先に触れた「アラビアのロレンス」で描かれる1910年代、イギリスはいわゆる二枚舌外交(三枚舌外交とも)でユダヤ(イスラエル)・パレスチナ問題の原因を作ったし、他の欧米列強も発展途上国の資源や利権を獲得すべく裏工作したり武力行使したりしていた(もちろん明治以降の日本も遅れて真似をした)。他国の資源や利権をめぐる大国の身勝手な行動は、21世紀に入って収まるどころか、2020年代にむしろ再燃している。ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナの戦争、アメリカによるベネズエラとイランへの攻撃。

脚本も兼ねたアンダーソン監督は本作で半世紀以上前に時代を設定したように、はるか昔の利権争いを物語の要素に加えて風刺するつもりだったはず。だが、そんな寓話に近年の現実世界が寄せてきているのでは、という感覚が鑑賞中つねに引っかかり、無邪気に笑えないのがもどかしく、やるせない。

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高森郁哉

4.5タイトルだけだとよくわからんが、近作では飛び抜けてとっつきやすいのでは?

2025年9月30日
PCから投稿

もはやコマ撮りアニメであろうが実写映画であろうが、外に出てロケ撮影するのではなく撮影スタジオにセットを建てて一分の隙もなく映像をコントロールするようになったウェス・アンダーソン。箱庭的な美意識は揺らぐことはなく、観ていて息が詰まるような感覚に陥ることもあったが、本作はいささかネジの外れた親子の絆と冒険のお話という一本筋が通っているせいか、よりリラックスして楽しめた。妙な寄り道ばかりしているように見えるのも、人によっては退屈かも知れないが、そういうディテールにこそ神が、いやアンダーソンが宿っていたりするし、Netflixの短編以降、そういうムダなディティールに遊び心が戻ってきたように感じていて、本作の寄り道もいちいち愉快。まあこの辺の印象は観る側がアンダーソンに何を求めているかで大きく変わるとは思いますが。でもベニシオ・デル・トロ演じるザ・ザ・コルダが無茶苦茶だけど飛び抜けて魅力的なキャラであることは誰もが賛成してくれるのはないか。娘リーズル役のミア・スレアプレトンももともとウェス・アンダーソンの大ファンというだけあってどんなテンションの演技が必要なのか完璧にコントロールしていてみごと。

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村山章

3.5アンダーソン流の不意を衝くアクションに驚かされる

2025年9月30日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

アンダーソン一座の巡業の季節がやってきた。近年は豪華キャストが横一列に人間模様を織りなすタイプが多かったが、本作では家族、そして傍若無人さと愛嬌を併せ持つ家長が旋風を吹かせる懐かしいスタイルへと回帰。だが、見せ方や取り扱う題材は従来とやや異なる。私が驚いたのは、その鮮烈かつ独特なアクションだった。とりわけ冒頭の飛行機爆破に至っては、いわゆる大作系のカタルシス的アクションとは次元の異なる、突然何が起こったか分からなくなるほどの瞬間的演出によって機能美と衝撃、双方の効果を提示してみせる。その後も幼子が放つ無数の矢といい、突如はじまるバスケの試合といい、アンダーソン作品に単なる精緻な構図の絵巻物とは別の、動的衝動がもたらされているのを感じる。時折、展開が速すぎたり、情報量が多すぎたりして咀嚼する時間が足りなくなるが、父娘が織りなす人生を変える旅路は味わい深く、ドタバタの先に待つ風景に心奪われる。

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牛津厚信

3.0コルダ

2026年6月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

映像はいいのに
コメディが分かりにくい

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katana

3.5観る人を選ぶと思います

2026年5月31日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

ドキドキ

ウェス・アンダーソン監督らしい作風が存分に発揮された作品でした。物語は間延びをしたようなくらい淡々と進行しますが、その中に散りばめられたシュールなユーモアや皮肉の効いた描写が独特の味わいを生み出し、作品にしっかりとした印象を与えています。

また、豪華なキャスト陣も見どころのひとつです。守銭奴として描かれるコルダが実在の人物をモデルにしていると知り、その点にも驚かされました。

全体としては静かで落ち着いた作品ですが、どのような期待を持って鑑賞するかによって評価が分かれるタイプの映画だと思います。
他にも低評価レビューがあるように人を選ぶとは思います。
ウェス・アンダーソン作品が好きな人でなければ、VODや DVDで視聴すると、かなり観づらいと思います。

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KTT

1.0凡人には理解できず・・・

2026年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

ベニチオ・デル・トロが出てるし評価も高いしで鑑賞

私のような凡人には理解が出来ずに途中であきらめました。

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ref

5.0俳優陣がすごい、一人で、一本の映画がつくれるほど、

2026年5月9日
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笑える

楽しい

興奮

ブラックユーモア映画、なかなか面白いで、とても映像美もあるし。人形劇を見ているような。俳優陣が、すごい、一人で、主役ができるレベル、英語と、日本語で、2回みたい。

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ウルヴァリン

2.5ウェス・アンダーソンの世界観

2026年5月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

斬新

ウェス・アンダーソン作品を今まで観てきましたが
やはり最近のウェス・アンダーソンの作品は私の好みではありません。
これだけ評価されているのだから間違いないだろうけど
私の趣味嗜好には合わないみたいです。
今作はまだ最後まで観られました。
そういった意味では3点つけてもいいかもしれませんが
ごめんなさい2.5点にしちゃいました。
独特な彼の世界観。
色どりといいセリフ回しといい
本当に独特ですよね。
ン~~ハマってみたいけどハマらないな~

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tom

4.0デル・トロ×コメディ

2026年5月2日
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笑える

ウェス・アンダーソン作品では本作は当たりの部類。色彩、モノクロとのバランス、どこか抜けたコメディ感、バランス良く観ていて心地良かったです。
ラストは染み染みしてしまいました。

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吠えない狼

2.5独特な世界観で好き嫌いが分かれる

2026年5月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

斬新

独特な世界観で好き嫌いが分かれる

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いのしし

4.0とにかく映像が美しい!

2026年5月1日
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笑える

楽しい

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れみ

5.0全てのシーンが絵になる

2026年4月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

難しい

面白い。死生に頓着が無い感じや、敵味方の境界が特徴的な作品だった。しかし1番良かったのは、どのシーンも綺麗な構図だった。ルネ・マグリットの『人の子』を思い出した。
しかしストーリーはかなり複雑でややこしいかもしれない。

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盲田里亭

3.5観客のカタルシスや共感を拒んでるような気がするのは、気のせい?

2026年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

驚く

斬新

カワイイ

ウェス・アンダーソン作品らしいと言えばらしい。

●ドールハウスのように緻密な美術
●キャンディーカラー(鮮やかでソフトな色調)
●シンメトリーで平面的(決して立体的ではない)
●俳優たちはほぼ無表情(淡々としたオフビートな演技を行わせる)
●大人になりきれない子供じみた人間描写。

《ストーリー》
大富豪ザ・ザ・コルダ(ベニチオ・デル・トロ)が、
6度の暗殺未遂にめげず、自分の一大国家プロジェクト
「フェニキア計画」を進めながら、疎遠になってる娘との
絆を取り戻し人間性に目覚める再生の物語。

■主役のデル・トロの含み笑いみたいなポーカーフェイスが
まず楽しい。
母親をコルダ(父親)殺されたと疑う修道女の娘。
白いマトリューシュカ人形みたいな娘は、意外や有能で
酒豪で、コルダナが後継者に指名するのも成る程の人物。
殺しても殺しても死なない不死身のコルダと、それを見ても
動揺しない娘と元スパイの家庭教師。
まるでSPY×FAMILYみたいな側面もあり面白い。

コルダは富や財産の不毛さに気づき、娘との真の絆を築くことが
出来るのか?

★★いつもながらの精密で水緻密な箱庭的世界観。
泣いたり笑ったりしない人々の、心の声はなかなか届かないが、
だからこそ独特でブラックで面白いのかもしれません。

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琥珀糖

2.5余韻がない

2026年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

よくわかんないけどついラストまで
見終わった後は何も残らない かな..

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miharyi

4.0大好物の最近のウェスアンダーソン作品

2026年4月28日
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鑑賞方法:VOD

たまたま、なんの情報もみず何気なく見始めた場面だけでウェスアンダーソンとわかるぐらい極まってきたな

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KoN

3.0豪華キャスト

2026年4月25日
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鑑賞方法:VOD

絵画を見ているような感覚 すげえセンスよくて色使いがかわいいんだけどストーリーについていけない 自分には合わなかった

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ゆうき

3.0不死身かい?

2026年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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odeonza

3.5軽くて楽しい

2026年4月23日
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鑑賞方法:VOD

いつものテイストが嬉しい
漫画見てるみたいに
どこを切っても画角が美しくて
いつまでも眺めていたい…

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mamagamasako2

3.5比較的見やすいウェス・アンダーソン映画

2026年4月16日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

あいかわらず美しいウェス・アンダーソン映画。今回の映画は大分コメディよりで分かりやすくて楽しめました。美しい画角、色合い、変な作品ではあるけど映画でこの栄養をくれるのはこの監督しかいない。バスルームで主人公が新聞読みながら朝食食べてるところを上から撮影してるシーンとか、やっぱり画面が素敵すぎて保存したくなっちゃう。
あと脇役が豪華です。最後ちらっと出てくるカンバーバッチはもちろんエンドロールでトム・ハンクスの名前見て、えぇ?どこに?って探してしまった。

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さらら

4.0沁みる。

2026年4月14日
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鑑賞方法:VOD
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宗像先生