「老人の孤独」TOKYOタクシー 宗像先生さんの映画レビュー(感想・評価)
老人の孤独
クリックして本文を読む
祖母と、二人で住んでいた事がある。
祖母の楽しみは、トランプだった。
時間があると、相手をしてあげると嬉しそうだった。
老人にとって大切なものは、やはり金や権力では無いのだろう。寂しさを満たす何かが大切なのだろう。それだけ、年を取った上での孤独は胸に来るものがある。
老人の孤独をたった一日だけど、満たしてあげたTOKYOタクシー。一夜の夢、だからこそ輝かしい。
ラスト、意外な富を得たキムタクが寂しげな表情をするシーン、山田洋次監督さすがだなと思いました。
寂しくて悲しい、寅さんの背中を思い出しました。この監督の郷愁を思わせるシーンはやはり絶品です。秀作。
コメントする
宗像先生さんのコメント
2026年10月4日
ありがとうございます。山田洋次監督はほんと、人生の喜劇の裏にある悲しさ寂しさを描く天才だと思っています。マドンナ:リリーを思って泣く寅さんの背中とかもう本当泣けてきます。
momokichiさんのコメント
2026年10月4日
宗像先生さんのレビューに、大いに感動しました。
>時間があると、相手をしてあげると嬉しそうだった。
>意外な富を得たキムタクが寂しげな表情をする
>この監督の郷愁を思わせるシーンはやはり絶品
どの文節も膝を打ちました。
素晴らしいレビューをありがとうございました。

