踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!のレビュー・感想・評価
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無性にワクワクしてしまう自分がいた
リアルタイムでTVシリーズに触れ、映画版も1、2作目までは完全にはまっていた自分にとって、本作は劇中の誰かのセリフを借りるなら「ワクワクする」一作だった。これまで警察機構内に立ちはだかる高い高い壁の「こちら側」を描いてきたシリーズにおいて、本作はある種の「新世界」を展望させてくれる一作。そこは以前に比べて幾分風通しが良くなっている。そして誰かの不在に対して皆が想いを捧げ、支え合っている印象すら受ける。すでに事件の真っ只中にあり加速していく冒頭、かつての仲間たちの現在地、そして青島が夢にまで見た捜査一課の日常。新たな仲間との垣根なき化学反応も含めて、29年前の自分がいつか目にしたいと願っていた風景がそこにはあった。どんな組織でも何らかの居場所を見出し、信念にそぐわなければ自分の判断ではみ出そうとする。そんな青島という特別な個体がいまだに疲れを知らず、全力で駆け抜ける姿を見るのは非常に楽しい。
「踊る」らしさについてずいぶんと考えたりした。
「踊る」の劇場版は先の室井慎次二部作以外は観ていて、テレビ版もほぼすべて観ているはず。という前提で話を進めると、これまでの劇場版の中で一番いいんじゃないかとすら思った。少なくとも、一番スルッと観られた劇場版だった。ツッコミどころは山ほどあるし、呆れ果てた部分もある。のだけれど、じゃあこれまでの劇場版で呆れ果てなかったかといえばそんなことはない。むしろ毎度のように呆れるのが踊る劇場版で、その意味では通常運転だと思う。
お話自体はかなり杜撰で、パロディやオマージュに溢れ、ギャグはいささか寒いけれど隙間を見れば放り込んできて、特に回収されないサブプロットが紛れ込んでは放り出され、突然、熱いセリフと音楽で感動的に盛り上がったみたいになる。それが「踊る」の劇場版だったと思っている。
じゃあTV版は違ったかというとそうでもない。ただテレビのサイズでは、あくまでも感動はそこそこのスケールでよかったし、毎度定番を繰り返すのもテレビらしい愛嬌だった。それが劇場版になり、未曾有の大ヒットシリーズとなったことで、感動の部分がエスカレートし、強引になり、むしろそっちの方がメインディッシュだと感じる新たなファンや世代まで現れた、というのが「踊る」の歴史だったのではないか。
しかし私見を述べるなら、「踊る」を「踊る」足らしめていたのは、キャラクターの魅力と遠足のような少し浮ついたノリと、音楽で問答無用に突き進むパッケージングのバランスの良さだった。今回も青島はみごとに青島なのは本当にホッとしたし、ほとんど仲間が誰もいなくなったことで、世界からも孤立しているようなキャラになっているのは感慨深くすらあった。
そして今回は、テレビ時代に戻ったような軽さがあって、これだけ堂々と軽くいてくれると、随所の杜撰な部分もスルーできる。これまでの劇場版はそこのバランスが非常に悪く、映画というスケール感に振り回されていたとさえ思う。思えば劇場版の「踊る」は、シリアスぶるには底が抜けすぎている、それでも形だけは過剰に盛り上げようとするから観ていて冷める、の繰り返しだった。今回のクライマックスの幻想的な回想シーンだって一緒でしょう?と言われたらその通りなのだが、全体としての軽さゆえに、なんだかスルーできてしまった。
とはいえ「観るには観るけども、だから「踊る」はイヤなんだよ!」と言いたくなった部分も挙げておく。AI和久さんはクオリティが低いというだけでなく、いかりや長介に対しても和久さんというキャラに対しても冒涜に感じてしまった。まあこの辺はAIと倫理観の問題なので、人それぞれという段階ではある。あとクライマックスで犯人確保の決断がされるくだりは、結局一般の群衆の中で発砲が起きていた。あれで良かったね事件解決だねみたいになるのは制作陣の正気を疑わざるを得ない。警察として絶対にやっちゃダメでしょう。ヒールみたいな扱いだったけど危ないからダメだ!って言ってたオジサンたちの方が正しいよ。
ただ、それも含めて「ああ「踊る」ってこうだよなあ」ではあるんですよね。そのヒドさと楽しさの狭間で引き裂かれ、歯噛みしながら観てしまうのが「踊る」だと思っている者として、過去の劇場版に比べると一番楽しんで観られました。まあ「踊る」に何を求めるかで千差万別の思いがあるのでしょう。
懐かしい
5歳の子供と観賞
どうしてこうなった
令和にもなって七つの大罪て・・・
ルー大柴みたいな口調のキャラもしんどい。センスが古い
辞表をずっと持ってて最後破るとかも伝統芸として見てかなりギリギリ
若者に「ネットにも真実はある!」って言わせるのも違うよ。
今は50代、60代の人の方がネットの情報を信じてる
イマーシブフォート東京をクライマックスに持ってくるのも感覚がズレてる
あとギャグシーンつまんなすぎない?
作戦名を考えるエレベーターのところとか寒すぎて耳塞ぐレベルだった
碇ゲンドウだけ笑ったけどこれも散々やり尽くされてるしなあ・・・
ドラマあんな面白いのにどうしてこうなった?
なんというか、踊るシリーズは確かに馬鹿馬鹿しさや軽快さが売りの一つだと認識しているが、ドラマはもっとそれが垢抜けてる
ファンサービスは個人的にあり派だし、終盤の回想演出はベタだけど感動した
数年前初めてドラマ見た自分でも普通に食らったので昔からのファンは泣くと思う
ただ全体的に新規を置いてく作りではあって、少なくとも新規を意識した配役もしてるんだからファンサービスとのバランスは難しいだろうけど、もうちょっと上手くできなかったものか ファンサービスは一歩間違えたら身内ノリなわけで
適当にAIとかパパ活女子とか今っぽい要素を形だけ放り込んで、全然本編に絡んでこないし。天才少年も何も活躍しない
なんか普通に脚本が終わってる
冒頭の地下鉄乗ったり東京走り回って大騒ぎするところが一番の盛り上がりで、あそこが楽しさのピークだった。
むしろクライマックスであれくらいのスケールになるのを期待してたのに
つーかあんだけ長いことやって訓練でしたはないわ ガチで萎えた
訓練シーンなら5分で終わらせるか、あの尺なら実際にあった事件にすべき
こんなの作劇術とかの本なら序盤に書いてあるようなことだろ
もうだからあの時点ですでに嫌な予感はしてました
案の定テンポ悪いし面白くなりそうな雰囲気だけのまま進んでく感じ
あと寒いギャグシーンがいちいち流れをぶった斬ってくるので眩暈がした
そして若者の描写問題
若者に「大人が嫌い」とか浅い理由で非行に走らせるあれ
基本的に若者と年寄りは分かり合えないみたいな思想が根底にある
暴走気味の青島と冷めた態度の若者の構図も目立ってて「ああ、若者のことが嫌いな年寄りが書いたんだなあ」ってどうしても思ってしまう
たとえば年齢を重ねて落ち着いた青島
何かしらの理由で現場にこだわらなくなっていた
彼は「暴走気味の若者刑事」に対して勝手な行動をとるなと説教する。でも色々あって昔の自分もそういう若者だった事を思い出し、感覚を取り戻す。久々に一緒に大暴れし事件を解決。最後にめっちゃ怒られる。そして若者にバトンタッチする、みたいな方が美しくないですか??
「今の時代でもああいう熱を持った若者はいるんだ」みたいにした方が良くない?
いやみんな最初から無茶する青島を見にきてるのはわかるんですよ
わかるんですけども
残念です
非常に
冒頭だけはほんまに楽しかった(訓練でさえなければ・・・) あれをクライマックスで見たかったんだけどな〜〜〜〜
かりんちゃんが素晴らしかったです。
全てが終わってる
残念ですが、かなり酷かったです
冒頭の派手な演出で踊る大捜査線らしい躍動感を出して期待感を持たせながらも、これが実は演習でしたというオチにまずハァ。
全般的に過去作に思いを馳せる場面を散りばめ、パーツパーツでは泣かせる要素があって、その場その場では強制的に涙させられるが、とってつけた感が強く、詰め込みすぎで消化不良。
一流の役者を無駄遣いしすぎ。佐藤二朗のあの役はこの映画でそもそも必要だったのか。ストーリー上特に重要な役割も果たしていない。
21歳のアメリカ帰りの若手監理官が真下の息子とか設定に現実味がなさすぎてシラけるし、下手な英語を口癖として喋らせる演出もわざとらしくて不要だったなと。最後に容疑者逮捕に踏み切らせようとする管理官を周りが止めようとする横槍も意味不明。普通そうなるかいと。真下がAI使うシーンもそもそもアクセス権限あるんだし、早く使っとけって突っ込みたくもなる。とにかくメインストーリーが薄っぺらすぎて謎解き要素もなく面白みがまったくなかった。女子高生が大した理由もなく殺人を犯す動機や背景がまったく掘り下げられず、最近の若いのはそういうもんだで片付けられていて雑すぎ。
結局、前作のような室井さんの内面を掘り下げることにフォーカスしたようなフリきりもなく、織田裕二のモノマネ芸人無理矢理差し込んだり、中途半端なコメディ要素をちりばめつつ、突然シリアスになったりと、ここ最近見た映画の中では最も酷かったとしか言いようがないです。なので思わず憤慨して投稿してしまいました。
楽しいような、微妙なような…
8割悪ノリ
まぁ…こういう物なのだろう。
往年のファンには「踊るが帰ってきた!」って事なのだろうか?確かにTVシリーズの本作は面白かった。
だが…コレはなんなんだろう?
どうにも芯がないように思える。
青嶋が老いて、青嶋なりの和久さんポジションを模索してんのかもしれないけれど、彼の背中に何を見いだせというのだろうか?
どうにも色々、見限ってて燃えかすのようにも見える。
構成にしたって、同窓会みたいな感じであって、いつまで引きずるんだと呆れがちだ。
脚本は都合がらいいようにコロコロ裏返るようにも思うし…。
Pのテロップに亀山千広氏の名前があって、いったい幾つなんだと愕然とするし、妙なパワーバランスを想像もしてしまうのは、良い事ではないと思う。
とにかく「実」がない。
至る所に虚があって、場を賑わせて結末に収束していくならば小気味もいいが、ぶっちゃけやりっ放しにしかなってなくて…それらが実との落差や対比を担ってくれてるのかと言えばそうでもない。
「面白くなければTVじゃない」
かつてのフジが掲げていた標語ではあるが、今やそれは悪習ではないのかと思う。
面白いの内容が変わっていってるのは、時代なのか自分が老いたからなのか…。
なんせ本作の空気感は過去のソレと類似してはいるものの、イタいしサムいと感じてしまう。
本音をそういったものでカモフラージュしていても、それでも溢れ出し、こぼれ出してしまうからドラマなんじゃないだろうか?
本作にはそれが欠如してるようにも思う。
ツッコミを楽しむ映画だと気付きました。
ギャグパート引っ張り過ぎ
通り過ぎて行ったたくさんの人が生き続けてた(泣、感動)
仕事が忙しくて、やっと今日映画見れました。幸せな時間だった。感動して、泣く、感無量、もう一回映画館で隅々まで見なければと思った。
あんな人いた、こんな人いた、この世界はいろいろな人たちでできていて、みんな生きているんだなあと思った。なんかうれしくて幸せになった。
坂下始さんの感じが変わってなくて、一瞬であの時に戻してくれた。すごくよかった。
芝田さんの鉛筆の芯削って指紋を浮き上がらせるのは、中西さんから教わったって言ってた、なんかうれしかった。
雪乃さんのあいさつの時の緒方さんの感じと緒方さんと青島さんのハイタッチ、もうなんか自然すぎてよかった。あの時のままでよかった。
そうなんだよね、ニセ青島くんは世の中にたくさんいるんです、すごくよかった。
ムロイズム、タカとリク、続いていく、生き続けている。室井さんの映画は本当に好きで、沁みます。
北丘さんの青島さんに向けての"おまえ変わらないな、わかったから"の声のトーンがすごいよかった。
田中さんの"刑事続けてるんですね → がんばってください"に胸が熱くなった。
年をとるって幸せなことなんだな。
私は踊る大捜査線のファンだから、全部よかった、感無量としか言えない。素敵な時間だった。
まさに「踊る大捜査線」しかし…
「踊る大捜査線 メトロポリスを駆け抜けろ」レイトショーで見てきました。
不発に終わった前作室井さんのお話から今回は青島くんのお話の「踊る」ですね。
冒頭から誘拐事件の身代金を運ばされてる大和田伸也。大捜査を想像させる本部。現場では周りに捜査員が至る所でインカム付けて配備。それを全部見ている薄暗い警視庁本部と警視総監達。現代ならではのスマホ片手に追いかける群衆。何故か運び役が青島くんに移ってまさにメトロポリスを駆け抜ける。これぞまさに「踊る大捜査線」これよ!これを見たかったんだよ!
冒頭から始まるのはまさに「踊る大捜査線」でした
そして本編が始まると、、、そこに待ってたのは歴代踊るの同窓会です。
「踊る大捜査線」として見るならまさにそれ!これなんだよ!
しかし「刑事ドラマ」として見るならなんじゃこりゃって感じ。
まずキャストをとにかく出さなきゃで肝心の事件の印象がまるで薄い。刑事よりも優秀なSNSのインフルエンサー達。
「事件は会議室で起きてるんじゃない、SNSで解決できるんだ」と言わんがばかりの内容。
それでもそれなりに面白く作ってるのは「踊るシリーズ」が世に受けていたからと、なんともあぐらをかいた内容だったな。
いかりや長介の声にはびっくりしたが、キャストロールでもいかりや長介と出たのは驚きと感慨深さがあったなぁ
#踊る大捜査線
#メトロポリスを駆け抜けろ
制作側が教えてくれたもの
当初の踊る大捜査線がなぜあれだけブームになったのかと、改めて思い返してしまった。
それは、警察組織という極めて縦割りかつ軍隊的な組織を舞台にして、その滑稽さと、そういった組織が世の中にマッチしなくなるという、どこの組織にもありがちな状況をドラマでうまく表現できたからではないか。
警察官が銃を撃つと、組織として責任問題になるという描写は、その当時の刑事ドラマとしては斬新で、中学生だった私もこれがリアルなんだという感覚になったもんだ。
そんな緊張感のなかで、ある程度の笑いという緩和があって、良いバランスが保たれていた。
では、本作品はどうか。組織としての動きも致命的なほどリアリティがなく、全体として緊張感がないなかで「ここが笑いどころですよ」という笑いなので、笑えない。本筋の事件も薄すぎる。
レインボーブリッジで、組織化しない湧き出てくるような、今のトクリュウのような存在を予期できていた。そうであるならば、トクリュウvs室井モデルを戦わせた方がまだ良かったのではないか。
現代の流れについていけなくなった組織はどういうアウトプットを生むのか。それは制作者が体現してくれたのもしれない。
「踊る大捜査線」としては薄すぎる
「室井慎次」のときから期待していなかったですが、
こんなにも薄い「踊る大捜査線」はがっかりでした。
・AIはCMで期待するほどに出てこない、ってかやることが行き先の推測だけ
・情報はクラウド共有でって言ってるのにずっと対面で会議し続ける
・新キャラも魅力が無い、真下勇気のキャラ付けはホントに酷い
・こんな酷いベースに加えて典型的な無気力の若者犯人にしたため、犯人とのやり取りも薄い
初代の犯人である坂下始が出てきた最初が一番興奮しました、
それ以降は蛇足です、長い140分でした。
室井さん!と青島さんが言うたびに涙が
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