劇場公開日 2026年6月12日

「フラッシュが眩しかったこと以外はとても良かった」Michael マイケル らあきるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0 フラッシュが眩しかったこと以外はとても良かった

2026年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

字幕版鑑賞。全体的にノリもテンポも大変よく、楽しむことができました。……が、要所要所に挟まるフラッシュの演出が眩しい。これはしょうがないですね、現実のスターもこんな風にフラッシュを浴びているのでしょうし。

マイケル・ジャクソンについては「スリラー」をちょっと知っているかなという程度だったのですが、映画の構成が上手で楽しむことができました。途中でスリラーの話もしっかりと出てきて、にわかの私でも楽しく見ることができました。

ただ、マイケルが死ぬところまでやるのかな? と思ったところ、お父さんとの話にある程度の決着がついたところで終わり。終わり方を見るに、続編を作る気なのか、マイケルの悲劇的な側面は描かないで、マイケルの栄華だけに焦点を当てる気なのかどちらでしょう。個人的には、このまま父親以外の暗い側面は描かないほうがいいのかなとも思っていますが、見たい気持ちも。史実とは結構かけ離れたシーンがあるようで、賛否両論のようですが、完成度的には高い方ではないでしょうか。

マイケルを演じているのはマイケルの実の甥だそうで、ダンスのスキルや演技がどことなく「マイケル・ジャクソンっぽさ」を持っていました。それから私が好きなのはマイケルパパですかね。むかつく演技がすごくお見事でした。ああいう演技ができる人、尊敬します。どこかにいい人が滲んでいるとかでもなく、嫌なクズ親をしっかり表現していました。

字幕版で見て正解だったのではないでしょうか。吹き替え版だとどうしても違和感が出る作品だと思いました。

らあきる